短編にしては文字数が少ないのは小説を書くのが久しぶりすぎるからです
ごめんね
超短編なので悪しからず
──これは人類史を修復した英雄の「最期」の物語。
20XX年01月01日 東京某所
「じゃあ立華ちゃん、お疲れ様」
「お疲れ様でしたー!」
私はカルデアという「人間の歴史を存続させる機関」で世界を救うことをやってのけたみんなは凄いというけれど私一人じゃどうしようもなかった。いろんな人が死んだ、助けられなかった人もいた私の判断でいくつもの尊い命が死んだ。そして何千億人と私の手で殺した。直接は殺してないけれど、いずれ滅びる歴史だったけれど私が消した、そう私のエゴのために。最期にはそれだけが手に残っていた。後悔はしてない、未練は、、、ないこともない。だけど私が後悔したって未練を感じたって、その人たちが戻ってくるわけじゃないだから前を向いて歩いてる。歩かないといけない。それが逃げた私ができることだからそうじゃないと冥界に行ったとき、正々堂々と顔向けができるように。その人理を修復し世界を救って、他の世界を壊しこの人類史を救ってから3年たった。
私は普通のフリーターとしてバイトして、金を稼いで細々と幸せに生きている、英雄として担ぎあげられる訳でもなく「君に何の対価も!報酬もないじゃないか!!」っていう
「、、、今日もいい天気だなぁ」
小さなことに幸せを見つけて、ビルに囲まれた空を見上げる。この世界には小さな幸せがいっぱいある、道路に咲く強い花、空を飛び交う小鳥たちそんな世界が平和になった証拠を見つけるたびに、少し憂鬱な心が軽くなる。私が正義だったんだって、考える。
それはどうしようもない誘惑で、言い訳で、
私の心を蝕んでいく。
「殺人鬼だ!」
「警察を呼ぶんだ!早く!」
「たすけて!」
声が聞こえた、そのときわたしはもう動いてた。お腹から熱を感じる、これは肉を切り裂かれたときの痛みだ。いろんな世界でこの痛みをつけられた。あの時は誰かが助けてくれた、でも今は私一人だ、だからせめてこの男だけは絶対に、倒す。そう決めて刺した相手に向かって頭突きをして、警官に取り押さえられるまで強く相手のナイフを握りしめた。これは世界からの私への罰かな、走馬灯のように今までの旅が思い出される。いろんな世界が歴史があった、その歴史のみんなが懸命に生きていた。だから私は泣いた、消したくないと願った、でも私は消した。だからきっとこれは私への罰で、でも私はあんまり後悔は、ないかな。ああ、でも・・・・・・・
ごめんね。マシュ、わたしどこに行っても結局
そう思うと同時に意識は暗転した。
20XX年01月03日東京某所葬式場
「顔がやつれている、どれだけつらくてもご飯は食べなきゃならないよ。マシュ」
「先輩は、なんで死んだのでしょうか」
そこにはまるで一人でいるこのようにして立つ少女がいた、「殺人者から一般市民を救った英雄」の亡骸を前にして、痩せ、やつれ、泣き跡がひどい少女が立っている彼女は「英雄」から命を救われ、付き従った相棒でもあり後輩でもあった。
「先輩は、りつか先輩は凄い人です、あの絶望的な炎の海から救ってくださいました」
彼女は語る、先輩の素晴らしい心を
「どの異変の場でも、それがあなたの、先輩の心のあり方でした」
彼女は語る、泣きながらも目の前に横たわる亡骸にむけて
「私もその心に、勇気に救われた一人です」
彼女は語る、枯れたと思っていた目からあふれる涙を流しながら。
「でも、でも先輩、りつか先輩・・・・・」
膝をついて、物言わぬ屍となり冷たくなったいつかの暖かさを失った手握り・・・・・
「残される側の人間の気持ちを考えたことはありますか・・・?」
悲鳴のような、叫びのような、そんな儚く苦しい声で彼女は動かなくなった彼女に向かって、問いかける。
情報が少ない?シッタコッチャナイネ