よかったですよ。
何とか完結しましたよ。
しかし本編4話しかないのに,番外編が3話って……。
駄作者がほんっとすみません。
帰りは京葉線じゃなくて総武快速線で千葉まで。
せんぱいのお家は快速が止まらない幕張本郷が最寄ですが,暗くなったから家まで送ってくれるそうです。
本当に大好きです。
今度は初めから寝たふりじゃなくてせんぱいにもたれかかって寝てしまいました。
ちょっと遊びすぎて疲れちゃいましたかねー。
気づいたらもう千葉駅で,なんか損した気分です。
でも,目が覚めたらせんぱいもわたしにもたれかかって寝ていて,少しだけ寝顔が見られたのでやっぱりよかったのかな?
目が覚めたら横に寝ている人がいるって,ちょっとアレですよねー///
千葉で千葉都市モノレールに乗り換えてわたしの家を目指します。
ここは地元ですから,いつ誰にみられるか分かったもんじゃないんですけど,もう感覚がマヒしてるのか,モノレールの中でも手をつないだままでした。
そんな楽しい時間もあっという間に過ぎて,わたしの家の前まで来てしまいました。
「せんぱい,上がっていきますか? お茶くらいならだしますよ?」
「いや,ご家族もいるだろうし,家に小町が待ってるからな」
「分かりました。今日はいろいろありがとうございました♪」
「まあ……お前には,いろいろと酷いことしちゃったからな。こんなことで罪滅ぼしになるとも思わんが」
せんぱい……今日の一日ってずっと罪滅ぼしの気持ちだけで付き合ってくれたんですか?
それは,わたしがいつも責任取ってくださいって言うからせんぱいはそれに応えたに過ぎなかった……。
本当は,ずっと苦痛だったんですか?
せんぱいは,わたしのこと……どう思ってるんですか?
「そうですねー。いろはちゃんのおっぱいがこんなものだと思われたら困っちゃいますねー」
違う。
「せんぱいにはまだまだ責任取ってもらわないとー」
そうじゃない。
「生徒会の仕事もまだまだ手伝ってもらいますからねー」
そんなこと言いたいんじゃない。
「そう……だよな。今日は俺も随分楽しい思いをしちまったから,全く罪滅ぼしにならねえよな」
もう,このせんぱいは不意打ちが過ぎます……。
そうか,せんぱいも楽しんでくれたんですね。よかった……。
でも,まだ聞けてない。あと一言……。
「じゃあ帰るわ。また来週」
「はい,また来週……」
だめ……まだ、いかないで……。
わたしは,いつのまにかせんぱいに抱きついてその胸に顔をうずめていました。
「せんぱい,せんぱい……」
「いっ,一色,どうした?」
「せんぱい……わたし,せんぱいが好きです!」
「……」
「せんぱいは……わたしのこと……」
私の言葉に一瞬だけ考え込むような素振りをし,ゆっくりと口を開く。
「ああ……俺も一色のことは好きだ。だが……」
「言わないで! 」
せんぱいを抱きしめる力を強めて,次の言葉を押しとどめる。
「言わないで……ください……その次の言葉,分かってますから……」
せんぱいはそこで言葉を止める。わたしは,せんぱいを抱く腕を緩め,せいいっぱいの笑顔を作り先輩の顔を見る。
「今は……せんぱいの好きということばが聞けただけで満足です。でも見ていてくださいね。まだ終わっていません。いろはちゃんの戦いはこれからですから」
「そうか,ありがとな。こんな俺を好きになってくれて」
せんぱいがわしゃわしゃとわたしの髪をかきまわします。
むぅ,今日のデートのためにセットした髪型が台無しです。まあ,もうこのデートも終わりですし,せんぱい以外の人に見られることもないからいいんですけど。
「今日は疲れたろ? 風呂入って早く寝るんだぞ?」
「せんぱいが一緒にお風呂入ってくれて,一緒に寝てくれたらぐっすりと眠れる気がしますけどー」
「アホか。そんなの俺が寝られる気がしねえ」
「なんですか一緒にお風呂はいってそのあと一緒に寝るの意味を今夜はお前を寝かさねえよっていうふうにとらえましたかとっくに覚悟はできてますけど今日は泣き顔とか見られて目が腫れたりぶさいくになってるかもしれないのでごめんなさい」
「久しぶりに出たな,高速お断り芸」
「でも,もしこんなぶさいくでもいいって言ってくれるなら……いつでもいいですよ♪」
「バカ言ってんじゃねえよ!」
「いたっ!」
また,チョップされました。でも少しうれしいです。
「お前はぶさいくなんかじゃねーだろ。言わせんなよ,恥ずかしい」
もう! せんぱいこそあざとすぎます!!
「じゃあな」
笑顔で小さく手を振りながら帰ろうとするせんぱい。
そのせんぱいに再び駆け寄り,両手をせんぱいの頬に添えて,一気にせんぱいの唇を奪う。
すぐに突き飛ばされるかと思ったけど,せんぱいはわたしの背中に手を回し,わたしの口づけに応えてくれました。
永遠とも思えるわずかな時間が過ぎ,どちらからともなく唇が離れていきます……。
「キス……しちゃいましたね……」
せんぱいは,少し困ったような,少し悲しそうな顔をしていました。
「じゃあ,今度こそさよならです。せんぱい,本当にありがとうございました」
「ああ,またな……」
わたしはせんぱいが去っていく背中を見たくなくて,すぐに振り向き,家の玄関に駆け込みました。
そのまま自分の部屋に入り,大きな音で音楽をかけ,そして,声をあげて泣きました。
「わぁぁぁ,うっ,うっ,ごめんなさい……ごめんなさい……お米ちゃん,海老名先輩……わたし,約束,守れませんでした……」
せんぱいを傷つけてしまいました。せんぱいを悲しませてしまいました。
そして,せんぱいは何も言いませんでした……。
本当にせんぱいは,いつもいつも優しくてお人好しで……残酷です……。
せんぱいとペアで付けようと思ってたケープペンギンのストラップ……渡せませんでしたね……。
「会長,どうしたんですか?」
「なんですか,書記ちゃん,藪からスティックに」
「会長,海浜の会長じゃないんですからやめてください」
それは地味に傷つきますねー。二度と言わないようにしましょう。
「いや今日の会長,お身体の調子でも悪いのかな,と」
「そうですか? 別にそんなことはありませんけど」
「だって会長が生徒会室にいるんですよ?」
「書記ちゃんはわたしを何だと思ってるんですか。わたしは生徒会長なんですから生徒会室にいてあたりまえじゃないですか」
「いえ,いつもなら奉仕部に行ってるか,生徒会室にいるときには比企谷先輩と一緒じゃないですか」
「いつまでもせんぱいを頼ってばかりいられませんから。そういえば,お二人は?」
「お二人は今日もいらしてません。でも……」
「いつもの……ですか」
書記ちゃんと二人でため息をつく。
あのクリスマスイベントの準備の日以来,かっぽれ副会長と金毘羅ふねふね会計は生徒会に顔を出しやがりません。
でも,わたしたちが生徒会室に来ると,お二人の担当の書類が処理されてちゃんとデスクの上に置いてあるのです。
これではまるで小人の靴屋です。
しかし,最低限の仕事はしくれているので文句を言うわけにもいきません。
「じゃあ,今日は書記ちゃんと二人で頑張りますか」
「そうですね,比企谷先輩がいないのは寂しいですけど」
せんぱいは,もう生徒会の仕事なんか手伝ってくれないでしょうね……そもそもせんぱいに哀しい思いをさせたわたしに,手伝ってくれなんて言う資格はありません。
後悔はして……います。
それでも,わたしにとって忘れられない思い出です。
わたしはそっと自分の唇に指を這わせ,せんぱいの唇の感触を思い出していました……。
「邪魔するぞ」
「邪魔するんやったら帰ってー」
「あいよー」
と,踵を返す平塚先生。相変わらずノックがありません。
「なんでやねん! 用があるから来とるんじゃい!!」
むむむ,まるで黄色いジャケットを着たチンピラみたいな物言いです。
平塚先生に乳首ドリルがしたくて仕方ありません。
でも,今,ここでそんなことしたら,平塚先生が悶えてるところへせんぱいがやって来て,先生となんらかのフラグが立ちそうなのでやめておいた方がいいですよね?
……いえ,せんぱいがここに来るなんでありえないことでした。
なぜか頭の中に浮かぶのはせんぱいのことばかり。
ほら,せんぱいのこと考えすぎて,目の前にせんぱいの幻影まで見えてきました。
はっ! そう言えば平塚先生は自宅謹慎のはず。
まさか,この平塚先生も幻?
やはり,昨日落ちこんだ気分を上げようと,吉本新喜劇のすっちーと吉田裕と松浦真也のやり取りを見すぎたせいでしょうか。
ひょっとして,目の前に立っているのは借金の取り立てに来たヤクザで,うしろにいるせんぱいに見える人は子分? その証拠に,よく見れば片手に借金のカタにぶんどってきたギターを持っています。
やはり,わたしは乳首ドリルをしなければならないのでしょうか。
「よ,よう,一色」
「せん……ぱい……?」
恥ずかしそうにギターを持たない方の手を軽く上げて応えるせんぱい。
このしぐさ,まさしくせんぱいです!
「あの……平塚先生はご自宅にいらっしゃると伺ったのですが……」
書記ちゃんが平塚先生に聞いてます。正直,そんなことはどーだっていいのですが。
「いや……ちょっと職場に置いてあったものを取りに,な。今,比企谷が持っているギターもそうだ。生徒会室の前を通ったらこいつが入りにくそうにしていたので,ギターを持たせて代わりに入ってきたというわけだ」
せんぱいがきまりの悪そうな顔でポリポリと頭をかいてます。
平塚先生GJ!謹慎中に 池袋でお見かけしたことを副校長先生に訴えるメールは,書きかけのまま削除してあげましょう。
なんで職場にギターを置いていたのかは謎ですが。
「どうして……ですか?」
「ん,いや,この前……お前,辛そうにしてたからな」
「心配してくれてます?」
「まあ,そんなとこだ」
もう駄目です。涙腺崩壊です。
「うううっ,しぇ……しぇんぱい……」
「お,おい,どうした!?」
せんぱいがうろたえてます。
でも止められないんです。せんぱいの顔を見たときからかなりヤバかったのに,もう我慢できません。
せんぱいがわたしだけを選んでくれないとしても,妹としてしか思ってくれないとしても,やっぱりせんぱいのそばがいいです!
「会長,比企谷先輩と何かあったんですか!?」
「ふふふ,ナイショ,です」
「ちょっと,会長ずるいです!」
「まあまあ。書記ちゃん落ち着いて。しぇんぱい,お茶飲んでいってください。今日は仕事はありませんから,仕方ないから書記ちゃんも入れてお話ししましょう」
「そうだな。お菓子も持ってきたぞ」
「しぇんぱいが素直だと,なんかありそうで怖いですね,えへへ」
「お前,泣きながら笑うなよ……」
「あ,比企谷先輩! それ,ペンギンのもちもちたまごですね! サンシャイン水族館に行かれたんですか?」
「ま,まあな」
せんぱい,ちょっと焦ってます。
「わたしもしぇんぱいにあげるものがありました。これ,ペンギンのストラップです。鞄とか財布とかに付けてもらえたらうれしいです」
「むむむ,会長もペンギンですか。なにか怪しいです」
「書記ちゃん,偶然ですよ,ぐ・う・ぜ・ん」
疑う書記ちゃんを軽くいなし,せんぱいの後ろに回ってせんぱいの背中を押します。
「さあ,中に入ってください。書記ちゃんがお茶を淹れますから」
「お前が淹れるんじゃないのかよ……」
「ふふっ,いろはちゃんの淹れたお茶が飲みたかったですか? でも,書記ちゃんが淹れるお茶,おいしいんですよ? 雪ノ下先輩にも負けてないかもしれません」
「もう……会長,おだてたってお茶しか出ませんよ?」
「いや,それでいいですから! お願いしますね」
「藤沢,悪いな」
「いえいえ,比企谷先輩,美味しく淹れますので楽しみにしててください♪」
「わたしはおやつを用意してありますから,そちらも食べていってください」
そしてせんぱいだけに聞こえる声でそっと囁きます。
「わたしが持ってきたのは,キスチョコ,です」
「ぶふっ」
せんぱいが噴き出しました。
思う壺です。
せんぱい,大好きです。
「わ,私の分のお茶はないのかなあ……」
「平塚先生は,わたしがこの副校長先生へのメールのリターンキーを押す前におとなしくお家に帰って謹慎しててください」
「はい……」
「早くせんぱい起きて来ないかなあ……」
緊張の中,ふと漏らしたつぶやき。
なぜ緊張しているかというと,今,わたしが座っている場所が,せんぱいのお家のリビングのソファーだからです。
先週に引き続いてお義父さまには「いつでもうちの娘になっていいんだよ」と優しく歓迎していただきました。
お義母さまは相変わらず厳しい顔をしていらっしゃいました。そうやってお家の中で男の人を甘やかさず厳しく律していらっしゃるのですね。そうしないとせんぱいはいくらでも怠けそうですからねー。見習わなくてはいけません。
さて,ご両親も仕事に出て行かれて,わたしの方も準備万端。あとはせんぱいが起きてくるのを待つだけです。
あ,階段を下りてくる音。この足音はせんぱいですね。
「せんぱい,おはようございます!」
「ふわぁ,一色来てるのかよ。今日はちゃんと下にジャージを……ぶっ!!」
せんぱいが驚いてます。
「いいいいいいいいい,いっ,いっしきさん…おぱおぱおぱおぱ……」
せんぱい噛みまくりです。せんぱいの視線を感じます。
「なんでおっぱい丸出しでおぱんつも履いてないんだよ!!!」
そう,わたしの格好はいわゆる,ぜ・ん・ら。
生まれたままの姿です。
一応,片手で胸を,もう一方の手で大事な部分を隠してますけど……やっぱり……ちょっと恥ずかしいですね。てへ♡
「わたしって,せんぱいにとって妹みたいなものじゃないですかー。で,千葉の妹は全裸って先週お米ちゃんに教えてもらったのでわたしもそうしてみました」
「ばっ,バカ野郎! お前は妹なんかじゃないから,頼むから服を着ろ!!」
妹じゃない!? 嬉しいこと言ってくれますねー。やっぱりせんぱいの方があざといですよね?
「じゃあ,せんぱいの着ているTシャツを着せてください」
「は? いや,お前の服がそこにあんじゃねえの!?」
「今,服を取ろうとしたら手が外れてせんぱいに全部を見られてしまいます。それでいいなら……」
「だー! 俺が後ろ向くから,その間に服を……」
「いやでーす。早くせんぱいがTシャツ着せてくれないと,お米ちゃんが起きてきて,この様子を見られちゃいますよ」
「分かった分かった!Tシャツ着せてやるから!!」
初めからそう言ってくれればいいのに……。
せんぱいが自分の着ているTシャツを脱いで,わたしの頭からすっぽりとかぶせました。
今,わたしはせんぱいの匂いに包まれています……。
「これでいいだろ? 早く服を着ろ」
「仕方ありませんねー」
せんぱいのTシャツの上からセーターを着て,パンツとスカートも履き,コートを羽織ります。
「おい,その……ブラ……とかしないのかよ」
「あ,今日はノーブラです。ほら」
せんぱいの手を掴んでわたしの胸に押し付けます。
「いっ,一色さーん!」
「せんぱい,生で触った方がよかったですか?」
「そうじゃないっての!」
「わたし,これからもっと大きくなりますから,今の大きさを確かめておいてください」
「なんでだよ! それじゃあ,お前のが大きくなるたびに俺が確かめなきゃいけないみたいだろが!」
「じゃあわたし,今日はこれで帰ります。お米ちゃんから,せんぱい,今日はバイトって聞いてますから」
「お前ら内通してるのかよ……」
「今日はキスはお預けですけど,わたしの感触,忘れないでくださいね♡」
はっきり言って,わたしもメチャクチャ恥ずかしかったので,すぐさまリビングを出ていきます。
「お,おい! 俺のTシャツ……」
「おにいちゃん,朝からうるさい」
「小町,いやな,今,一色が……おーい! お前も全裸かよ!!」
「お前……も?」
「あ」
なんか後ろの方で修羅場めいた声が聞こえますけど,わたしにはよく分かりません。
それより早く家に帰らないと。
……いろいろ捗りそうですし。
せんぱい,やっぱり大好きです♡
「平塚せんせい,謹慎処分になったのですねー。わたしもちょっと責任を感じてしまいますぅ。おじさん,一文字のぐるぐるですぅ」
「あいよ」
「まあ,別に月詠先生のせいではありませんから……おっちゃん,冷や」
「あいよ」
「でも,こんな屋台で飲んでていいじゃんよ? 外から丸見えじゃん」
「黄泉川先生,学園都市なら同僚や生徒たちもいないでしょうから……この前,都内はちょっと危ないと思うことがありまして……」
「それにしても,今日は立花先生も愛菜先生もこられなくて残念ですぅ。おじさん,辛子蓮根ですぅ」
「あいよ」
「皇桜女学院は定期考査中みたいだから仕方ないじゃん。それより鉄装はどうしたじゃんよ?」
「そうですねー。鉄装せんせいちょっと遅いですねー」
「くぅぅぅー,効くなー。おっちゃん,冷や,もう一杯」
「おっ,平塚先生,いい飲みっぷりじゃん! おっちゃん,こっちにも冷じゃん!」
「あいよ」
「教え子がね,私の目の前でイチャコライチャコラしやがるんですよ。当てつけかってえの!」
「平塚せんせい,それって比企谷ちゃんのことですかぁ?」
「そーです,あの比企谷です! チクショー,私の気持ちも知らないでアンニャロー!!」
「平塚せんせいは,比企谷ちゃん狙いなのですねー,比企谷ちゃんなかなかいい子でしたけど,生徒と先生の禁断の恋,刺激的ですぅー。おじさん,馬刺しですぅ」
「あいよ」
「こらっ,平塚っ! 子供に武器を使うとか,けしからんじゃん!」
「私は武器なんか使ってません。比企谷には拳一本で……」
「なにを!? こんな立派な女の武器を使って教え子を誑かそうとしてるじゃん!」
「黄泉川先生!? 平塚先生の胸を後ろから揉みしだいて何されているんですかっ?」
「おう,鉄装! 遅かったじゃん!! 今,教え子を惑わすこの女の武器を……鉄装……」
「な,なんですか? 黄泉川先生」
「お前もなかなかけしからんものを持ってるじゃんよ」
「ちょ,ちょっと,黄泉川先生,迫って来ないでください! だいたい黄泉川先生は,とあるシリーズ屈指のバストサイズを,きゃー!!」
「……おじさん,豊胸に効果のある大豆イソフラボンと寄せてあげるブラですぅ」
「あいよぉ(涙)」
「上条ちゃんは……小さくても平気ですよね? ぐすっ」
(あとがきという名の言い訳,的な何か)
なんでいろは短編がこんなに長くなっちゃいましたかねー。
ワタクシ的には,そこまで思い入れがあるキャラじゃなかったんですけどねー。
池袋で時間を取りすぎましたかね?
もしお時間がございましたら池袋へも足をお運びください。
ちなみに,新しくなった展望台もサンシャイン水族館も行ったことがないので,行かれた後で違うじゃないか!!と仰られても,責任は負いかねますのであしからずご承知おきのほどよろしくお願いいたします。
番外編名物の女屋台茶番劇,前回が長くなったのでコンパクトにまとめてみました……っていうか,ネタ切れですね。
平塚先生オチかと思いきやまさかの小萌先生オチという。
小萌先生ごめんなさい。
ぶっちゃけ今回いらないかなーと思ったんですけど,前中編に比べて後篇が短かったので字数稼ぎです。てへっ。
この屋台の茶番,次回は無いかもしれません。
どうせ読みたい人もいないだろうしね……(やさぐれ感)
次こそプロムです。
このペースだとたぶんゴールデンウィークあたりに……。
それまでは,水の街アルカンレティアで湯治をしながら次回作の構想を練ってます。
『悪魔殺すべし』
『魔王しばくべし』
それではまた,お会いしましょう。
「サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ!」