まちがいだらけの修学旅行。   作:さわらのーふ

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4話目です。
混迷してますね(苦笑)
今回登場する日田の田舎のほうに作者の実家があります。
土日はバスも来ない田舎です。
ちなみに駅前の食堂は「寶屋」と言って70年の歴史を誇る老舗です。
名物は「日田ちゃんぽん」だそうで。
2年前くらいに食べたけど,自分の小さいときにはそんなメニューなかったような気がしたけどなあ(笑)
日田は焼きそばでも有名ですね。想夫恋という店が日田焼きそばの元祖ですよ。ちょっとお高いのが玉に瑕ですが。
クンチョウ酒造の酒蔵資料館やサッポロビール工場,そしていいちこの日田蒸留所と平塚先生にはぜひまた新婚旅行でお越しいただきたいです。
温泉好きならぜひ日田と湯布院の間にある天ケ瀬温泉にもお立ち寄りいただきたいです。
観光地化されてないひなびたいい温泉街ですよ。
河原の温泉も有名です。


まちがいだらけの修学旅行4~豊後旅情編

「八幡,夕べ帰ってこなかったけどどうしたの?」

 

 朝食会場でおきゅうとを食べていたら,戸塚が夕べのことを本気で心配してくれていた。ちなみにおきゅうととは福岡の朝によく食べられる,海藻を煮溶かして固めたものだ。ほとんど水分で栄養はあまりないが独特の食感がなかなかだぞ。

 そして,この天使の顔を曇らせたヤツ,万死に値する!

 俺だった……やっぱり俺はゾンビになる運命なのか……

「ああ,ジュースを買いに行ったら平塚先生に会って長々と話をしていたら消灯時間になってな,違う部屋に戻ってしまったんだが持ち前のステルスヒッキー・アドバンスが発揮されて誰にも気づかれずに一晩過ごしちまったんだよ」

「フフ,何それ」

 良かった。天使に笑顔が戻ってきたよ。

「でも,僕,本気で心配したんだからね。もうこういうのはだめだよ!」

 プンプンって擬音が本当に聞こえそうな感じで頬を膨らませて怒る戸塚もかわいい。とつかわいい。戸塚にこんな顔をさせてしまった以上,もう俺が責任とって戸塚をもらうしかないよね?もう戸塚エンドでいいよね?

「この男はなに気持ち悪い顔をしているのかしら?」

 なぜかJ組のはずの雪ノ下が俺たちの席の前に座った。

「おいどうした?お前クラスが違うだろ?それともアレか。俺と戸塚の仲に嫉妬して邪魔しに来たのか?」

「もう八幡ったら」

 照れる戸塚もかわいい。やっぱりとつかわいい。

「まったくこの男は……」

 雪ノ下が頭を抱えて嘆きの言葉を発する。

 クラスの方でもう食べてきたのかと思ったが,雪ノ下もどうやら一緒に食べるらしい。

「グループのメンバーから追い出されたのよ」

「なに?いじめか?お前,グループでハブられたりしてるの?」

「そんなわけないじゃない。あなたとは違うのよ」

 福岡でも安定の罵倒っぷりですね。そこにしびれる憧れるぅ。

「グループの皆が,あなたのところでご飯を食べて来いっていうの……」

「やっぱり罰ゲーム的なやつか。俺と飯を食うのが罰ゲームなんですね……すまないな,雪ノ下」

「そうじゃないわ。ただ……皆が……その……どちらかというと応援というか……」

 目を伏せてもじもじとする雪ノ下の声が次第に小さくなっていく。

「え?何だって?」

 俺は某難聴系友達が少ないその実ハーレム主人公ではないので当然聞こえているというか某難聴系友達が少ないその実爆ぜろ爆発してしまえハーレム主人公も本当は聞こえているのだが,と同じく聞こえないふりをした。

 ぼっちは人の悪意や悪い噂にも敏感なので,雪ノ下のクラスの人間が何を言っているのかは当然知っているが,雪ノ下にしてみれば単に部活が一緒というだけで悪い噂を立てられて迷惑な話だろうし,俺がそのことについて何か言おうものならすかさず自意識過剰谷くんとか罵倒が飛んできそうなので知らないふりをするのが花である。

 


 

「はろはろ~。おっ雪ノ下さんこんなところでご飯食べてるんだね。隣いいかな?」

 昨日,あんなことがあったにも関わらず,いつもと変わらぬ様子で海老名さんがやってきた。いや,俺のところに来る時点で「いつも」とは違うが。

「おはよう,海老名さん。あなたは三浦さんや由比ヶ浜さんのグループで一緒ではないの?」

「うん……なんかあっち,いつもと雰囲気が違う感じがして……結衣とかとべっちとか……」

 グループの中で,由比ヶ浜は戸部と海老名さんをできるだけくっつけようとし,戸部は海老名さんのポイントを稼ごうと必死に話しかけたりして,それに大和と大岡が「だな」「それな」と相槌を打っている様子に,いつもと違う何かを感じ取った海老名さんが困惑しているというところだろうか。大和と大岡はいつも通りのような気もするな。

 俺は昨日直接本人から話しを聞いているのではっきり分かるのだが,海老名さんの少し憂いを含んだ表情に,雪ノ下も何か感じ取っているのかもしれない。

「でね」

 その時,海老名さんのメガネのレンズがキラリと光った。

「やっぱり雪ノ下さんに腐教活動した方が有意義だと思ってこっち来たの!愚腐腐腐」

 いつもの海老名さんだ……

「布教?海老名さんは何かの宗教に入られているの?」

「雪ノ下,それ以上はやめとけ。感染するぞ」

「海老名さんは何かの病気なの?」

 隣に座った海老名さんに身構える雪ノ下。

「ひどいなあ,ヒキタニくんは。私は至ってノーマルだよ。ホモの好きな普通の女子」

「それ普通じゃねえから」

「え?ホモの嫌いな女子なんていないんだよ?」

「比企谷くん,頭が痛くなってきたのだけれど」

「え?雪ノ下さん,それはいけないなあ~。後で頭痛に効くBL本を貸してあげる!」

 頭痛に効くBL本ってなんだよ。ていうか,修学旅行にまでBL本持ってきてるの?

「それより早く飯食おうぜ。集合時間に遅れるぞ」

 それからも朝飯を食べ終わるまで海老名さんの腐教活動は続き,ようやく解放されて荷物をまとめるためそれぞれの部屋に向かう途中,一緒に歩いていた雪ノ下が声をかけてきた。

 


 

「比企谷くん」

「なんだ?雪ノ下。あんまり時間ねえぞ」

「さっきの海老名さんのことなのだけれど……」

「ホモの話しか?」

「そっちではないわ。グループのこと」

 俺はその場に足を止め,横を歩いていた雪ノ下の顔を見た。

「今回の依頼,海老名さんには迷惑だったのかしら」

「だろうな」

 正直に即答した俺に雪ノ下は訝しげな顔で問いかけた。

「あなたは,何か知ってるの?」

 もちろん昨日の岩屋城址でのできごとを言うことはできない。

「ばっか,お前,さっきやってきた時の海老名さんの表情を見れば,な。グループの雰囲気が変わってしまうのを嫌がってるんじゃないか?お前だってあれで思ったんじゃねえの?ま,俺はグループにいたことがないから知らんけど」

「戸部くんの依頼は奉仕部として受けてしまった以上,今さら断るわけにもいかないし,何より由比ヶ浜さんが乗り気で……それなのに海老名さんはそれを望んでない……私は……どうしたら……」

 いつもは自信満々な雪ノ下が今日ははかなり弱々しく見える。

「そんなに真剣に悩む必要はないだろ?どんなに頑張ったってダメなときはダメだし,グループだっていつまでも同じままじゃない。壊れるときは壊れるんだ。自分の思い通りに変わると思うのが傲慢なら,そのまま変わらない夢を見続けるのも傲慢。俺たちにできることは,それぞれが変わりゆく過程を見守るとしかないのさ」

「そんな……何もしないで見守るだけなんて……」

「何もしないなんて俺は言っちゃいねえぞ?どちらが正しくてどちらが間違っているなんて考えないで,見守るために何ができるかを考えるんだ。それでも,もしどうにもならくなったら俺がどうにかしてやるさ。大丈夫。全責任は俺が取る。こう見えて俺は運がいいらしいぞ」

「あなたに運がいい要素なんてどこを探しても見つからないのだけれど……」

 まあそうですよね。俺も転生して女神を連れた冒険者にでもなれば変わるのかもしれないがな。

「でも,ありがとう。少し気が楽になったわ。頼りにしてるわよ」

 そして,雪ノ下は去り際に俺の耳元で小さく囁いた。

「あなたが最初の相手でよかった」

 真っ赤になって脱兎のごとく走り去る雪ノ下を,俺は身動きすることもできず見送った。

 

 結局,集合時間に遅れました。

 


 

 二日目はバスに乗って佐賀県の吉野ケ里遺跡を見学し,長崎道,大分道を通って大分県は日田市に来た。

 日田は江戸時代には幕府直轄支配地である天領となり,西国郡代所が置かれて九州の他の直轄地を治める郡代支配の拠点となった地である。また大名に対して金貸しを行っていた大商人を中心に町人文化が栄え,九州の小京都とも呼ばれている。

 ここでは全体を2つのグループに分け,先に半分のクラスが駅前の老舗の食堂で昼食を摂り,残りのクラスは幕末の漢学者・広瀬淡窓が開いた私塾・咸宜園の跡や淡窓の生家の跡に建つ豪商・広瀬家の廣瀬資料館,それらを含む豆田町の古い町並みを見て歩くということになっていた。

 この町にある草野本家という元の大商家では,雛祭りの時期に古くて立派な雛人形を一般公開しているらしい。

 ウチの学校の『ひな』は腐っていて一般公開不可能だが。

 

 雪ノ下のJ組はF組と反対のグループになったため,この町で一緒になることはない。

 平塚先生は,市内にビール工場があると聞き行きたがっていたが,市の中心部からは離れているため行けないことを残念がっていた。しかし,豆田町の中に古い酒蔵を見つけて,俺をそこへ強制連行し一緒に資料館を見学した後,併設の蔵元ショップでこっそりと日本酒と焼酎を試飲の上買っていた。おいあんた昨夜のこと反省してないだろ!

 

 昼食と町並み散策が終わると時間差でバスに乗り,慈恩の滝を経由し,今日の宿泊地でもある湯布院へと向かった。

 慈恩の滝は,滝の裏側に回って見られるということで由比ヶ浜が戸部と海老名さんの二人でそこへ向かわせようとしたのだが,俺が海老名さんに袖を引っ張られ,えびとべカップルに同行する形になった。

 由比ヶ浜からは,ヒッキーお邪魔虫じゃん!と言われたが,本当の意味ではお邪魔虫は戸部なんだよなあ,とぼーっと考えていた。

 その時,指ぬきグローブを着けたデブが片手を高く上げ,「ジーク・ジオン!」と大声で叫ぶのが聞こえたが,知らない人なので無視することにした。

 

 ……やらなくてよかった。

 


 

 湯布院へ入ると,やはりオシャレなイメージがあるのか総じて女性陣のテンションが上がっていたようだ。

 

 由比ヶ浜はここで白馬の馬車を見つけ,この中で告白なんかされたら素敵かなあと目をキラキラさせながら俺の方をチラチラみていたが,貸切ではなくて乗合で告白どころではないため最後は残念そうな顔をしていた。その時も俺の方を見ていたのだが,残念そうというところで俺の方を見るのはやめてもらいたい。まるで俺が残念な人みたいだろ!

 残念そうに見るなら材木座にしろ!

 

 今夜の宿に入り,今日こそ戸塚との混浴が実現するかと思った矢先,由比ヶ浜と俺は雪ノ下に呼び出されてしまった。

「由比ヶ浜さん外一名,呼び出してごめんなさいね」

 ほか一名って何だよ!全然ごめんなさいなんて気持ちを持ってないだろ!

 戸塚との入浴のチャンスをまた失ってしまった俺は少々心がささくれ立っていた。

「ゆきのんどうしたの?」

「あの……由比ヶ浜さん,怒らずに聞いてほしいのだけれど……」

 まさか,雪ノ下,今朝の平塚先生の部屋であったことを由比ヶ浜に言おうとしているのだろうか?フェアであることを求めるこいつの考え方から言えば,その可能性も大いにありうる。

「お,おい,雪ノ下……」

「比企谷くんは黙っててもらえるかしら?これは私が言わなければならないのだから」

 雪ノ下の顔を見ると決意に満ちた眼をしていた。これでは俺が口を挟むことなんてできやしない。

 一方俺はどうだ?

 海老名さんから告白された。

 雪ノ下からも偶然とはいえ唇が触れたことを良かったと言われている。

 由比ヶ浜だって花火大会の夜のことを思い出せば俺の勘違いとは思えない。

 そんな彼女らを前にしてなんらかの決意を語ることができるだろうか?

 

 そんな俺の思いをよそに雪ノ下が口を開く。

「私、今度の戸部くんの依頼、やめようと思うの」

「え!」

「へ!?」

 由比ヶ浜は驚きを口にし、俺はマヌケな声を発してしまった。

「何で?どうして?」

 俺は自らの勘違いに黒歴史を増やしてしまい、一人悶々としていたが、雪ノ下が依頼を投げ出してくれるのは大いに助かるので、この流れに乗ることにした。

「俺も雪ノ下に賛成だ。この依頼は元々受けるべきじゃなかったんだ」

「そんなあ。とべっちが可哀想じゃん。ねぇーゆきのん、やめるなんて言わないでやろうよー」

 由比ヶ浜が雪ノ下の腕を取って揺さぶっている。由比ヶ浜の胸も揺れているが、雪ノ下の心も大いに揺れているはずだ。このままだと雪ノ下の決意が揺らぐのも時間の問題か?

「由比ヶ浜さん。今日まで基本的にクラス単位でのグループ行動だったから……一緒にいられなかったじゃない?それに由比ヶ浜さんも戸部くんの依頼で一生懸命だったって聞いてるし、でも明日の自由行動は依頼のこととか考えないで、あなたと……結衣と一緒にこの旅行を楽しみたいの……ダメ……かしら」

 由比ヶ浜が何が起きたのか分からないといった顔で固まっている。かく言う俺も何が何だか分からない面持ちで立ち尽くした。

 そして次の瞬間、

「ゆきのーーーーん!!!」

 由比ヶ浜が凄い勢いで雪ノ下にそのまま文字通り飛びついた。

「ゆきのん!いま、結衣って……」

 由比ヶ浜が涙を流しながら、笑いながら、ギュッと雪ノ下に抱きついている。

 もういつものゆるゆりじゃなくてガチユリであるありがとうございました。

「ゆきのんがそんなこと考えてくれてたなんて……あたし……あたし……」

「もちろん、戸部くんが使えそうなデートスポットや景色のいい場所とかは何箇所かピックアップして用意してあるわ。でも、サポートはおしまいにして明日は奉仕部で思い出を作りましょう」

 

 欺瞞を嫌う雪ノ下のことだ。これは海老名さんに脈がないのを見て便宜的に言い出したことじゃなくて本当に心からそう思ってのことだろう。ただ、今までの雪ノ下なら一度受けた依頼なら個人の感情を打ち捨ててでも完遂しようとしたに違いない。

 だが、彼女は依頼よりももっと大事なものを見つけ、手に入れようとしているのだ。やはり彼女は変わった。

「分かった、ゆきのん。とべっちにはあたしから話をしておくよ」

「いえ、奉仕部の部長は私よ。私がきちんと話をしなければいけないわ」

「そんなことないよ!あたしだって奉仕部の一員だし、何よりもあたしのグループの中の話だから」

「やっぱり部長の私が」

「グループのあたしが」

 これはアレですよね?

 伝統芸能的なアレ?

「ここは同じ男として俺が」

『ドウゾドウゾ!』

 二人揃ってのドウゾドウゾいただきました。分かってはいたが無視してはいけないような気がしてつい手を上げちまった。というか,雪ノ下が知っていたことに驚きだ。

「ふふふ。冗談よ。皆んなで戸部くんに謝りに行きましょう」

 


 

 その後は3人で戸部のところへ行き依頼の打ち切りを謝ったが、雪ノ下の作った資料を見て、

「これだけあれば楽勝っしょ!あとはベストスポットを探せばいい的な?そうと決まったらこれから隼人くんと明日の作戦会議いっちゃうべ。って事で、雪ノ下さん、結衣、ヒキタニくん,サンキュー!」

 

 戸部の元気が痛い。元々の依頼は振られない告白というものだったが、最終的には振られない告白のサポートをするということで引き受けたのだから、依頼としてはこれで完遂したと言ってもいい。

 それをどう使うかは戸部次第だ。ただ、今回に限って言えば、当の海老名さんに全くその気がないのだから、耳川の戦い以来の大敗北は必至なのだが。

 

 問題はそのあとだ。

 このままだと海老名さんはグループを壊して本当に俺を彼女の居場所にするという保険を発動しかねない。

 自分のことを腐っていると言っていたが、俺の手を自分の胸に引き寄せた時の手の震えは彼女の本気を表していた。

 だが、俺にはまだ覚悟がない。決めることができない。ヘタレと言われようがもう少し考える時間が欲しい。たとえそれが欺瞞だとしても,今,彼女の居場所を壊してしまうわけにはいかないのだ。

「ヒッキーってば!」

「おおう!?」

「さっきから呼んでるのに全然反応ないじゃん!」

「すまん、考え事をしていてな」

「もう!明日の自由行動、ヒッキーが行きたいところはない?って聞いてたのに!」

「ああ,それなんだが,一か所行きたいところがあるんだ。ただ,ちょっと遠くて朝早く出ないといけないし,別に面白いところでもないから俺一人で行って後で合流という形にしないか?お前たちだって行きたいところがあるだろ?」

「そんな気にしなくていいよ!ヒッキーが行きたいところだったらあたしたちだって行きたいし。ねっ,ゆきのん?」

「そうね。いかがわしいところでなければ,一緒に行動するのがいいのではないかしら」

 俺が行きたいと思っているのは,宇佐神宮という神社だ。場所は宇佐市というところにあり,旧国名でいうと今いる豊後国ではなく豊前国に属する。この由布院からだと,最後,駅からタクシーを使ったとしてもおよそ2時間はかかる。

 なんでそんな場所に行きたいかというと,日本三大八幡宮の一つで,全国に44,000社はあると言われる八幡宮の総本社なのだ。これはもう八幡である俺のルーツといって良いよね?やはりここ大分県まで来て宇佐神宮を訪れないというわけにはいかないだろ?ちなみに日本三大八幡宮のうちのもう一つ筥崎宮は福岡市にあって昨日参拝したよ。

「なんか理由がちょっとちゅうにっぽいけどヒッキーが行きたいならあたしも行きたいな」

「奈良時代からある古い神社ということらしいし,私も興味あるわね。皆で行きましょう」

 

 朝7時過ぎの汽車(電車じゃないよ)に乗って宇佐に向かうことを決めて解散となった。

 

 結局,また戸塚とお風呂に入れなかった(泣)

 

 ただ,日本で2番目の湧出量を誇る由布院の温泉はとてもよいお湯だったことだけを記しておく。

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