ペルソナ5 The wild edge 作:ザ・ファントム
20XX年、4月13日、木曜日。
昼。
「き、君は突然何言ってるんだね!?」
校長は珍しく、狼狽していた。
原因は勿論。
彼女だ。
「今全て、言った通りです。今後一切、貴方とは関わりを持ちません」
そう、亜里沙は言い放った。
全てに決着をつけるために。
認知を、潰すために。
彼女は決意を決めた。
妹たちを危険に晒すかもしれない。
それでも、その妹たちの未来を守るために。
彼女は戦うことを選択した。
「ふ、ふ…き、君。妹たちのことがあるんだろう? それは…」
「もう、いいんです。これは決めたことなんで。何言われようとも、変える気はありません」
決着を決めるときは来た。
校長は狼狽し、とにかく焦っていた。
それもそうだろう。
ちょうどいい手駒がいなくなるのだからだ。
「ふ、ふざけるなッ!!」
その日、校長は初めて声を荒げた。
混乱。怒り、焦り、様々なものが入り混じった結果だ。
少女は表情を変えず、ただ達観する。
これが、こいつの正体か、と。
内心は笑っているのだろう。
それについては、誰も気づかないが。
「それでは失礼します」
「ほ、本当にいいんだね!? き、き、きき君の妹はぁッ!!」
「これ以上、私に語らなせないでください。これ以上、それ以下もないんですよ」
そう言って少女は、その部屋から出て行った。
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学校の屋上。
そこで3人集まっていた。
「よっしゃ。んじゃ今回の作戦を話す」
経緯を全て聞き届けた3人は、これからについて話し合っていた。
認知を解除した、それは行ってみないとわからない。
でも、あの怒り用は、多分できている。
と、伝えられた。
だから今回の作戦は、認知が解けている上での話だ。
「まぁ…作戦と言うほど、やることもないだろ?」
「そりゃそうですが…とにかく話合っておきましょう」
「いつもしてないんですけど…」
「細かいことは気にすんな!」
とにかく話し合って行く。
今回は、簡単だ。
熊を殴る。
オタカラを見つける。
以上。
「話し合う必要、ねぇよな」
「亜里沙。これ以上何も言うんじゃない」
と言うことで、イセカイナビを起動してパレスへと入って行こうとした時。
亜里沙が一旦止める。
「テメェら、これ持っとけ」
そう言って渡されたのは、モデルガンだった。
かなり精巧に作られていて、本物と見間違えてもしょうがないくらいには。
「何だこれ?」
「見りゃわかるだろ。モデルガンだ」
「なぜこんなものを?」
「認知の世界だからな」
「そう…ですね! 相手が本物と思えば!」
「そう言うこった」
いまいち俺には理解できない。
だが、向こうに行って戦いになればとにかく銃が出るらしい。
うむ、わけがわけからない。
とにかく、っとイセカイナビを起動してパレスに潜入したのだった。
「…二度目だが、やっぱヤベェな、ここ…って何だこれッ!?」
自分の格好を見て、なんとも混乱していた。
その格好は、ミリタリージャケットと言えばわかるだろう。
そっち系の服だ。
動きやすそうでは合ったが。
「ふーん…ふんふーん…?」
なんか気に入ってる様子であった。
それは良かった。
ちなみにコードネームは『ハンター』だ。
格好から連想した結果そうなった。
と、奥へ進む。
大体割愛するが、戦力が一人増えたことで、そこまで苦戦しなかった。
ペルソナを出すまでもなく、自らの武器で進んでいく。
前回まで進んだところで、やはり出てきた。
あのクマ野郎。
だが今回は…あの男はいなかった。
「『ペンドラゴン』ッ!! 《エイハ》ッ!!」
呪怨が奴を包む。
奴はそれを受け…少し後ろへ下がった。
体に傷が付いている。
「効いている…効いてるぞ!」
「『メドューサ』! 《ガルーラ》ッ!」
奴を中心に突風が巻き起こる。
それを受け、奴はついに、膝をつく。
そこに追撃を加えように、俺たちは叫ぶ。
「『ノブナガ』ッ!! 《アギラオ》ッ!!」
「『クウコ』! 《コウハ》!!」
更に追撃を受け、奴は倒れる。
俺はそれを見て、駆け出す。
そして仮面に手をかけ、叫ぶ。
「『スザク』ッ!!! 《フレイラ》ァッ!!」
核熱、それによるダメージが加わる。
奴はもう、ボロボロであった。
「行けぇぇぇええッ!! ナイトッ!!」
「ぶちかませぇッ!!」
「やれぇぇええッ!!!」
「『ペンドラゴン』貫けぇぇぇええッ!!!」
ペンドラゴンが俺の背後に出る。
剣を構えると、ペンドラゴンは熊に一突。
体の中心にぶっ刺した。
それで奴の体は、綺麗さっぱり消えて無くなった。
俺たちは、勝ったのだった。
校長が償うべき罪の名は?
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傲慢
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強欲
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色欲
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暴食
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怠惰