ペルソナ5 The wild edge 作:ザ・ファントム
20XX年、5月3日、水曜日。
放課後。
現在地、メメントス。
メメントスの使い方がやっとわかったナイトたちは、そこら辺の人たちを改心させていた。
勿論、全会一致の条件付きでだが。
「『ネコショウグン』! 《サイオ》ッ!!」
「フザケルナァァア!! フザケルナァァァァァアアッ!!!!」
「睨み潰せ、『メドューサ』ッ!!」
と、順調な様子であった。
倒され、改心した人は、オタカラを残しその場から消えていく。
それを回収すると、ナイトはみんなの方を向く。
そして言った。
「さて、怪盗団チャンネルに書かれた人は改心させたが…どうする?」
「奥の方、行ってみようぜ」
「ンだな。確かに気になるからな」
「行こう!」
先へと進み走り出す。
実にすごく長い。
足代わりがないのが、なんとも悔やまれる。
休憩をしながら、先へ進んでいく。
シャドウは大量に発生する。
ペルソナ、武器を振りながら倒して行く。
仮面を剥ぎ取り、シャドウを光で飲み込み、倒して行く。
「『バイコーン』ッ!!」
馬形のペルソナが現れる。
突撃し、蹴散らして行く。
奥へ奥へと進む。
ずっと下り坂だったのが、突然平面になった。
線路から、道路。
トンネルに。
「道路になった…?」
「ここ、渋谷駅だろ?」
「そのはずだが…こんなことになってんのかよ…」
「びっくりだね。なんか広いし」
四人は先へ進んでいく。
出口は近いのか、風が吹いている。
そこを目指して、進んでいく。
すると、トンネルの出口が見えてきた。
だが、そこに誰かが立っていた。
本来はありえない、誰かがだ。
「…まさか、前の…」
「前の…?」
「ンだよ。前のって」
「あー…いや、ちょっとな。でも見間違いみたいだ」
明らかに格好が違った。
黒いコートに赤い手袋。
後ろを向いているから顔は見えない。
でも、ここであんな格好しているのだ。
ペルソナを使うことができるのは、簡単に予想できた。
「…誰、なんだ?」
ナイトは、三人を少し待たせると、先へ進む。
と、そいつは振り返る。
男は振り返って、少し近づいてくる。
ナイトは警戒していると、男は仮面に手をかける。
そして言い放つ。
「この先へ通ると言うのか。『スルト』、《大炎上》」
「ッ…!?」
突然出てきたペルソナは、炎を出す。
ノブナガが出す炎とは格段に上の炎を。
その炎は、ナイトと黒コートの男を取り囲んだ。
「ナイト!」
「おいっ! 大丈夫か!?」
「聞こえてんのか!?」
「こっちは大丈夫…だがッ…!」
カースたちは呼びかける。
ナイトは反応したが、なんとも緊張している様子であった。
ナイトは黒コートと相対する。
剣を抜き、目の前の男に立ち向かおうとしていた。
黒コートはナイフを取り出す。
すると、もう一度仮面に手をかけて、叫んだ。
「すまないが、ここを通すわけにはいかない。『ヨシツネ』」
「ッ…ゔぁ、『ヴァルキリー』ッ!!」
相手のペルソナとナイトのペルソナがぶつかり合う。
が、当然と言うように、ナイトのペルソナは一撃で打つ砕かれる。
「ぐ、がぁッ…!? 負けるわけに、はぁ…『サティ』ッ!! 《アギラオ》ォッ!!」
「『コウリュウ』、《サイコキネシス》」
更に追撃を加えようとしたが、押し負ける。
相手は、あまりにも強過ぎた。
強さは、計り知れない。
『刈り取るもの』、と同等だろうか。
いや、明らかにそれ以上であった。
ナイトは走り、攻撃を避けつつ動く。
そして土煙の中、ペルソナで気を引き、背後から剣を振るう。
だが、簡単にナイフで受け止められる。
そして隙を狙ってはペルソナで攻撃をしようとする。
「『セタンタ』ァァァアアッ!!!」
「無駄だ。『ベルゼブブ』…《メギドラオン》」
膨大な威力で一撃が放たれる。
それをまともに受けたナイトは、ギリギリまで吹き飛ばされていく。
「く、ソぉぉぉおッ…!」
「『ラウール』」
そう言うと背後にペルソナを召喚する。
そのペルソナから、高笑いが発せられる。
それを聞いているうちに、だんだんと意識が微睡んで行き…。
気づけば、奏たちはメメントスから出ていた。
ノアも、慎太郎も、亜里沙も。
「…何が、起きた?」
「いや…高笑いが聞こえたと思ったら…」
「うーん…? メメントスにいたはずですよね…」
「なんとも言えねぇな…」
なんとも漠然としないまま、その日は解散したのだった。
怪盗団の中で好きな人は誰ですか?
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Knight
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Curse
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Lord
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Hunter