ガンダム00世界で留美やネーナやコーラサワーとイチャイチャしながら生きる   作:トン川キン児

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展望と理念

「何だよ、折り入って話って」

「……あのさ……」

 

 ……わざわざ呼びつけたからには語らねばならないだろう。

 どうせ避けては通れぬ道だから、とためらいを振り切って、ユリウスは横並びに壁に腰かけるイアンに問いの口を切る。

 

…………結婚……結婚って、どんな感じだ? ここの」

「ぶッ!!」

 

 ……噴き出しやがったな、とユリウスは心の中で悪態をつく。

 

お、お前さん……やったか!? まさか! 相手は!?

「……()()・スメラギ」

やっぱな~~~~!! そうかそうか!! いいじゃねえか!!」

 

 ばしんばしん、と遠慮なしにイアンが背中を叩いてくるものだからユリウスは思わずむせそうになる。

 どうしてこう、歳を食った人間というのは他人の結婚話をこれほどまでにありがたがるのか。ヴェーダに聞けば何らかの答えが得られるのではないかとさえ思った。

 ――クリスとリヒティを見るユリウスも彼女らから同じような眼で見られることになる、のはまだ先の話であった。

 

「まァまァ、いいことだろ。最近ワシらは暗い話題ばっかだ、良いニュースになってくれよ」

「簡単に言うよな……だから、どうだったんだよ。言ったろ、職場結婚3回目だって」

「言ったっけか?」

「言ったよ」

 

 物覚えにまで()てるのか、と思いかけたが流石にラインを超えそうなのでユリウスも口にはしなかった。多忙な役回りなのでそういうときもあるのだろう。

 

「悪いもんじゃないさ。望めば地球で式まで挙げた奴もいる」

「へぇ……?」

「……フェルトの両親だよ。忙しいもんで3人で水入らずでって断ったが行ってやりゃよかった」

 

 ……初耳の情報であった。

 そして記憶が確かなら、フェルトの両親は亡くなっている。

 先の葬儀で言っていたことといい、イアンは恐らくフェルトの両親が辿った経緯と末路についてほぼ完全に知っているのではないだろうか、と思った。

 思うだけで、前の反応を思えばユリウスも尋ねはしなかったが。

 

「今の状況じゃ地球で式はな……」

「ま、そりゃそうだな」

 

 降りるにしても上がるにしても、動くにしてもソレスタルビーイングにとっては大変な場となった地球でそんな呑気なことはやっていられないだろう、とは考えるし、イアンもそれに同調する。

 

「ウチも本格的に始まって長い。家族ごと入ってくるなんて奴もいれば、組織で産まれて組織で育つ、なんてのはザラにある」

「ミレイナにフェルトに。まあ、まだいるわけだろ」

「そういうわけだ。養育施設はきっちりあるし、教育だって受けられる。そりゃ制限はあるが、進路だってな。子育ての子の字も知らん機械バカだもんで、ワシも世話になった……」

「ミレイナが今年で10で……じゃあまだ教育課程なのか?」

「機械工学と戦況予測が良くってなあ、飛び級になりそうなんだと」

「親に似て天才ってか」

「そういうことよ~」

 

 このような場所だと流石に表でも通用するような学位などは与えられないだろうが、一応そういう制度もあるのだなと思うユリウス。そうでなければ流石に4年後に駆り出されるようなことにもならないか……と納得した。

 苦労の記憶をしみじみと語ったり、娘を自慢げに語ったり、あっさりとおだてに乗ったり。コロコロと変わるイアンの表情を面白がりつつ覗いていると。

 

「アレだろ? お前さんそう言うってことは」

「……なんだよ」

「いい加減子供の一人でもって思って……」

「そ、そりゃあ……!!」

 

 …………否定しきれない部分は確かにあって、だからこそ動揺する。

 いい加減に家庭があって子供があってがおかしくない、というよりもうそれなりに遅いという歳に差し掛かる。しかし。

 

「……妹がああいうことやってりゃ、ちょっと、いいなとは思うけど。早すぎるだろ」

「早いってこたなくないか? 別に今からだって」

流石25歳下の18に一発で当てた男の言うことァ違うなあ? 他人事だからってよ……

…………はい……まあ、そりゃ義兄さん仰る通りなんすがね……」

 

 この辺りの話になると相変わらずウチの義兄さんは瞬間湯沸かし器だ、と思いつつも、イアンは続ける。

 

「ミス・スメラギとあんたとくりゃ、もう大人同士だろ。別に構わんだろ、形なんか」

「む……」

「責任取れんだろ? 問題はそこだけだ」

「そりゃあ取れる。でなきゃこんな話……」

「じゃ、いいだろ。体が悪いってこともないさ。ワシらはみんな祝福するぞ」

 

 ……こうやって噛み砕いてみると、これから()()()に自分がそうしたいと思う事にはほとんど障壁がないようにも思える。

 あとは自分の心持ち次第。動き出すだけ。

 

「……()()のアドバイスは活かすよ」

「おう! そうしな」

 

 憎らしいところはあるが、イアン・ヴァスティは自分にとってもまた人生の先達であることに変わりはない。

 年の功というのはどれほど人類が進歩しようと重宝され続けるのだろう、と思ったところで。

 

「それと……新型、どうなってるんだ。色々と」

「基本の方針は決まっとるさ」

 

 ユリウスはそろそろ、イアン好みの話題をしようと切り替えた。

 

「トレミーをハナから戦闘艦として作るんならどうするかってのは、前々からとっくに腹案があんだ。そいつを使う、プトレマイオスのバージョン2ってことでな」

「さすが」

「ガンダムの方はカネも時間も限られとるから、まず次世代機と言えるツインドライヴシステムを備えたガンダムを優先して作って、残りは新システムであるトランザムに対応した現行機を流用して改良版と言える奴らを作る……といきたいとこだったんだが」

「だが?」

「お前さんがやらかすからなぁ……」

 

 ……自分から振っておいてなんだが、またあの話になるかとユリウスは困った様子で頭を掻く。

 誰彼となくもう何べんも怒られたことではあるから、いい加減に勘弁してほしいと。

 

「あいつには必要なことだよ」

「エクシアごと行かすことなかったんじゃないのかぁ。手元にあるデータん中で一番固有量子波の周期が近いのは、エクシアと0ガンダムの太陽炉だったんだ。実機のテストが……」

「0ガンダムの太陽炉はどこにいるかも知れんフェレシュテが持ってる。どの道同じことだ」

「そりゃあそうだがな……」

 

 ユリウスも、そろそろこの義弟とは付き合いが長い。"こんなこともあろうかと"が大好きな根っからの機械オタク。

 口だけ恨み節をぶつけてきているようでも、何かそわそわした様子で()()()()()()()()()のはどことなくわかる。

 

「……実機でもシステムテストの目途は付いてんだろ?」

「……へへ、バレたな。お前さんの拾い物が大当たりだ」

『ヌケメネーナ! ヌケメネーナ!』

 

 いつの間にかイアンの足元に転がってきていた紫のハロ、HAROの空間投影型端末を起動し、ある二つの太陽炉のデータを映し出す。

 ガンダムスローネアインと、スローネドライのGNドライヴ[T]の固有量子波周期である。グラフ化されたそれを見れば、その辺りの理論には全く疎いユリウスも、ふたつがほぼ同じ線を描いていることがわかった。

 

「ワシらにとっちゃこの上ない幸運だ。恐らくこいつらは、同時期・同条件下で3台同時に製造されたんだ。輸送艦の奴は別口だろうがな」

「どのくらいの同調率になるんだ」

「試算でも90は行く。安定稼働ができそうなこいつらで、オリジナルの太陽炉でやる前にツインドライヴのテスト機を作って実践データを集めてやるわけよ。擬似太陽炉でのトランザムの実装も……」

 

 自分の知っている、これから産まれるツインドライヴを持つガンダム・ダブルオーは完全な姿となれば圧倒的な性能を誇り、なぎ倒していったと例えてもいいほどに敵はいなかった。

 擬似太陽炉でのツインドライヴを実現した、リボーンズガンダムもそれに比肩したマシンスペックを持つ機体。それらに並び立てるような機体がもう1機できるとなれば、戦力の増加は著しいだろう。

 自分の起こした行動の裏にも何があったもんだかわからない。本当に、イアンの言う通り思いがけないモノを拾ったものだと思わされる。

 ……それと、頼んでいたことも恐らくできたようだった。

 

「そいつもヴェーダとのリンク切れたのか」

「らしいな。筒抜けじゃ使い物にならんし、かなり古いタイプで面白い物もいろいろ見つかってる」

『チョウセイズミ! チョウセイズミ!』

 

 ネーナの持っていた紫のハロ"HARO"を、現在稼働している同型と同じようにヴェーダから切り離す措置。

 自分の知る歴史では最後にネーナへ引導を渡す一助になっていたこいつも、手を加えておくに越したことはないと思いラグランジュ3へ到達する前に頼んであったことだ。

 

「機体も新造なのか?」

「いんや。その辺も、HAROん中のデータにいいのを見つけてなぁ……」

 

 嬉しそうに言いながら、イアンがHAROを操作して別のデータを映す。モビルスーツの、三面図である。

 型式番号は、"GN-001/hs-T01"。

 

「スローネアイン……トゥルブレンツ?」

「支援ユニットと合体したスローネの強化型のようだが、こいつ、ダブルドライヴを粒子効率込みで完成させてやがる。ワシらより先にだ……まあ、そこは悔しいが」

 

 これも、自分の知らないスローネ。そのスペックは通常装備のスローネと比べても明らかに高く、個々の戦闘力を飛躍的に高める……はずに見えたが、表舞台には現れなかった。

 

「こいつは大したもんだ、アストレアⅡのように新型機の原型に申し分ねえ。ネーナの嬢ちゃんのスローネドライを貰って、こいつに……」

「…………」

「……どうした?」

 

 ……なぜ、このプランは実装されなかったのか。それがユリウスにはすぐに解ってしまった。

 図面を見つめて表情を険しくするユリウスに、イアンは訝しむ。

 

「……こいつが造られなかった理由がわかってさ」

「なんだ、それ」

「さっさと死んで欲しかったからだろ」

 

 生贄には、強すぎる力を持たせる理由も、籠の中から逃れる羽も必要ないから。

 

「………………改めてひでえ話だな」

「ああ……」

「機械屋は乗り手のためにベストを尽くすもんだ。全く……」

 

 吐き捨てるように、イアンがそう言った。

 機械屋としての己のプライド、理念、在り方。ユリウスが示唆したそれは、イアンにとって受け入れがたいものであったから。

 

「……で、お前さんが乗るんだろ。こいつは」

「いや……」

「言うと思ったぜ。スローネは嬢ちゃんの持ち物だってんだろ」

「よくわかるな?」

 

 どうしたものか、現実と理想のすり合わせで言うことを躊躇ったその思いに対して、イアンは既に知っていたとばかりに言い当ててくるのでユリウスは少し驚く。

 

()()()()の頑固っぷりもわかってきたよ」

 

 理解が深まっているのは、こちらだけというわけではないようだった。

 

「悪いが、お前さんの新型機は一番後回しだ。優先度は一番低い」

「ハハ。マジかよ」

「我慢しな。こういう時は後発の方が完成度は高くなるもんだ」

 

 ドリンクボトルを握って飲みながら、ユリウスは苦笑いする。

 新型の予定があるのはありがたいが、しばらくはあのドライヴの緊急避難専用とも言える機体のネフィリムでの戦い。

 元よりこの間に派手な動きをする予定も毛頭ないので、さしたる問題とも思わなかった。

 

「わかった。サンキューな」

「話はいいのか?」

「次に行きたいとこもあるし」

 

 ……ここに来てから一度も顔を合わせていない人間がいる。

 身勝手に命を救っておいて、それでは不義理である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「き、教授……」

「顔見せが遅いな。このような場所に閉じ込めておいて」

「……も、申し訳ありません。色々立て込んでまして」

 

 開口一番に、背中越しから辛口のコメントをぶつけられるまではハッキリ言って想定内だったが、それよりも圧倒される凄まじさを感じたのは、エイフマン教授に与えられた部屋の惨状であった。

 壁一面は吸着式のホワイトボードか黒板と貼り付けられたメモ書きにまみれ、どこにでも数式がびっしりと書かれている。もちろんユリウスにはどれが何を指すものなのかがわかるわけもない。

 

「……これか? あれ以来どうも式を電子媒体に書く気にならんのでな」

「頼んだらくれるんですか?」

「アナログ派がおらん組織のようだからな。すぐに儂に回ってくる」

 

 ……ある意味これもソレスタルビーイングが作り出してしまった歪みのひとつということだった。

 そんな風に受け止めるユリウスをよそに、エイフマンはチェアをこちらに向けて正対し、ひとつの言伝を預けた。

 

「……クジョウ君には後で顔を見せろと言っておけ。2、3は言いたいことがあるのでな」

「わかりました」

 

 ……素っ気なく返事をしてから気づく。教授には珍しいちょっとした怒りを孕んだ声だった。

 推測されるのは自分の教え子(ビリー)への扱いの話だろうか。いずれにせよ、その辺りは自分で受け止めてもらうしかないだろう、とユリウスは後でそれとなくスメラギに覚悟を促すことを決めた。

 そして次には、すぐさま問いを投げかける。

 

「やはり、世界に敗けたか」

「はい」

 

 ユリウスは、その問いに是と返す。

 元々ソレスタルビーイングがどのような末路を辿るかさえ示唆していた人間。組織が崩壊することを予見していたとしてもなんら不思議はないだろう。

 

「それで、一応君にも聞いておくか」

「何でしょうか」

「君は……ソレスタルビーイングの計画の最終目的を知っておるのかね?」

 

 ……知っている。実のところ。

 だがそれは、この世界において今のユリウス・レイヴォネンには()()()()()()()()()()()()()()()()

 であるからして、ユリウスは嘘をついた。取り繕いつつ。

 

「戦争の根絶でしょうね」

「……それも合っているのだろうがな。やはり、君たちにさえ計画の全貌は知らせずか」

 

 それが悟られることはなく、エイフマンはその答えにため息をついた。

 

「まあ構わんよ。いずれにせよ未だ出ていけば殺される身だ、ここが最も安全だろう」

「わかるんですか?」

「この様子では、儂の命を狙った存在はまだ国連かどこかに健在だと思うがね」

 

 気だるげにそう推測を語るエイフマン。それは、ほとんど当たっている。

 彼の命を狙ったのは、パスレルらイノベイターの勢力。世界に再び解き放てばすぐさま彼はまた刺客を送り込まれるだろう、とユリウスも同様に思う。

 

「それにしても君たちはアレだな。虜囚の扱いは0点だが来賓の扱いは及第点を付けさせてもらおう」

「は……?」

「まさかほとんど覗き放題とは思わなかったのでな。知識欲が満たされる」

 

 ……そこもまた驚くべき点である。レイフ・エイフマンは、このラグランジュ3の基地でほぼ拘束を受けているような素振りがない。

 事前に聞いた話によれば、彼は兵器の類に接近することが禁じられている他はほとんど自由行動を許されている。そんなバカな、とはユリウスも思ったが、これを見るにどうやら事実らしい。

 ……思えばソレスタルビーイングというのは、捕虜絡みの扱いに関してかなり緩い、というか決まった扱いすらないのではと思わされる点がちらほらと見受けられていた、と思い直した。

 後の話になるが、保護された民間人がハロ経由で機密となる情報を閲覧することができたり、戦闘中に捉えた捕虜がなぜか大した拘束も受けずになぜか尋問場所が食堂だったり……確かにそんな記憶がある。

 この基地でも例に漏れないということだろう。元々捕虜を取ることや民間人の保護など考えなかった組織運用をしていたからだろうが、この辺りに関してはよく考えるとかなりアマチュア寄りだと言わざるを得ない。

 

「お陰でいい土産になる理論もできつつある。基礎理論をここで固めて、帰ることができれば母国のために役立てさせてもらおう」

「……ドライヴ内の高濃度圧縮粒子の全面開放とか、2基のドライヴの同調とかですか?」

「…………なんだ、既知の理論か…………イオリアめ

 

 トランザムはおろか、ツインドライヴにまで辿り着いていることを示唆するエイフマンの言葉でユリウスに戦慄が走る。

 命を狙われて当然である。この老人は、あまりにも閃きに愛されすぎる。

 

「……まあ、ここに居るばかりでは持ち腐れよな。だが見ての通り私は暇をしていない。一々この老いぼれに構わんでもよいぞ」

「ここから出たいとは思わないんですか?」

「老い先短いとてさっくり死ぬつもりもないのでな。教え子はみな自立しておるし、心配もない」

 

 そして、物分かりも良すぎる。エイフマン教授は、ここでの扱い自体は損得を計算して完全に受け入れてしまっているようだとユリウスは思った。

 ……だがそれは、同時にある前提が教授の中にあるからではないだろうか、とも。

 

「教授は、今の世界がそのまま纏まっていくと思われますか?」

「思うな。君たちはもはやこの流れを壊そうとは考えるまい、放っておいても人類はこれで地球国家統一への道を歩み始める」

「ユニオンの人間として、それは構わないんですか」

「構わんよ。これから産まれる統一国家が世界最大の警察組織として紛争を取り締まり、人類の模範となるべき国勢を示せるというのなら……」

 

 エイフマンは、力強くそれを断言する。

 

「それはユニオンの理念の延長にすぎん」

 

 ……情報通りなのだな、とユリウスは確信する。

 ソレスタルビーイングには、比較的浅い階層のデータに人員のスカウトに関しての情報もある。その中にもレイフ・エイフマンの名前は確かにあり、こう書かれていた。

 "自国への帰属意識は非常に高く、組織の方針に難色を示す事が想像に難くない。採用は見送る"と。

 彼の原動力はひとえに、ユニオンの理念への共感とその実現。

 "世界の警察"として正義を以て人類を導く強い国家が現れるのならば、それはユニオンの理念をそのまま体現する存在。だから、それで構わない。

 

 

 

 ……しかし、その理念が歪められていると知った時、彼はどうするのか。

 

 

 

「……俺は、しばらく地球にいると思います。一応組織は残っていて、であればこれからの世界を観測しなくては」

「君たちの存在意義はもうないとは思うがね」

「未来のことはわかりませんので。だから……」

 

 ユリウスは、次の言葉だけを残して。

 

「俺たちの見る世界を、貴方もよく見ておいてほしいです。きっと、そこからでも見れますから」

 

 失礼しました、と続け、部屋を後にした。

 これからの地球圏には、暴力が吹き荒れる。それを目の当たりにした時、彼がどうするのか。ユリウスはそれが知りたかった。

 "敵の敵は味方"などというのは希望的な観測かもしれないが、一人でも味方が増えるに越したことはないから。




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