捏造日本召喚   作:あまの

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外交官が保護される仕組みが居るよね
グラ・パスカルはその辺を知らなかったと


外交官

少し時間は遡る

 

西暦 2019年2月5日

中央歴1639年2月5日

 

 

外務省 新世界局 定期部長会議

「ロデニウス大陸部は欠席か」

「大騒ぎの真最中ですし」

「議事録だけ回しておこう」

「それでは、今後の外交方針について議論を行います。企画課より

ロデニウス大陸については伊豆諸島転移の調査で既に接触してましたので先行しましたが他国の接触方法について議論を行いたいと思います、ある程度 重要な国に関してはこちらから接触を行い、その他については手が回らないので、向こうからの接触を待つ方向で行きたいと思います」

「重要な国とは?」

「まずは資源の調達先になる国・・・

次に交易の相手になりそうな国・・・

最後は近隣諸国です」

「近隣諸国の方が先ではないか」

「近隣諸国の中にパーパルディア皇国というのがあるのですが、侵略戦争を繰り返し領土を広げているようなのです。この世界で資源が安定的に入手できるようになってから接触したいので、後回しにしています」

「ではどこから?」

「中央世界 『第1文明圏 神聖ミリシアル帝国』『第2文明圏のムー』 でしょうか」

「揚陸艦で訪ねるのかね」

「どちらも港は数万トンクラスの船が入れるよう整備されているようです」

「護衛隊に補給艦つけて派遣を防衛省に要請するのか」

 「そうなります。海上保安庁の船で行くのは治安的に不安が残ります」

「最近名前を聞く、クラ・バルカス帝国とかはどうするんだ」

「第2文明圏すべてに戦線布告したそうです。戦争を仕掛ける国とはパーパルディアと一緒で後にしたいですね」

「組織もこちらの国々の分類に併せて変更が要りそうです」

「組織をいじるとは」

「文明圏という概念が有り、その下に列強・文明国・非文明国となっているのでそれに合わせる必要があるかと」

「これから検討を始めるとしても 早くても再来年の定期人事になるな」

「まぁ、そうですね。素案は企画課で作成しますので部長会議でもんでいただければと」

「人事部とは話をしたのかい」

「局長。今回が初めてです。まずは必要性の説明からと」

「局そのものの変更にもなるかもしれんな。局長会議にかけたいので資料を用意するように」

 

 

 

 

「局長、神聖ミリシアル帝国とムーと接触しましたが、多数の国が存在するため神聖ミリシアル帝国に申請することによって外交官として地位の保全をする慣習法があるようです」

「どんな内容だい」

「神聖ミリシアル帝国の外交部に保証金を納めどの国の外交官にあてるか申請すると審査の後保証書が発行されるようです。これを持っている者は外交官として命の保全をうけるそうです。受け入れられない場合は追放が最大の措置だそうで」

「ウィーン条約と似てるな」

「まぁ、やりたいことは一緒ですから似てくるのかと。神聖ミリシアル帝国が保証する点だけが違うのかなと思いますね」

「それでは申請する人選を」

「あ、保証書の発行は各相手国あたり2名までだそうです」

「どっちにしても大臣決裁だ。準備するように」

 




2020/02/06 改行句読点誤字修正
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