中央歴1640年1月29日朝
筑紫基地をE767が護衛のF15をつれて出て行く
次にF2部隊 陸上からなのでASM2を4発に大型フェリータンクという満載構成だ
A10Eがあがり
最後に制空部隊のF15だ
フェン国西海上 パーパルディア軍 竜母艦隊
上空にあげていた警戒隊から急に列を乱すのが出た
避けたのは竜騎士がバラバラとなり逃げ出した。それ以外は爆散した。
「敵襲!」
「前方から何かが」
非常に見えにくいが、青く塗られた2本の大きな矢が、超高速で旗艦ミールに向かっていく。
「は、速い」
海上スレスレを飛んで来た『それ』は艦の前方で1度大きく上昇し、斜め上方から旗艦ミールに突入し爆発した。
「旗艦ミール消滅」
「次々 超高速の物が接近中」
各竜母艦隊は隊列を崩し、各々が勝手に動き始める。
閃光、そして轟音。
「フィシャヌス消滅」
「竜母ガナム消滅 竜母マサーラ消滅」
悲劇が報告され続ける。
連続して飛来する謎の物体はただの1発も外す事無く命中した竜母を消滅させる。
今までの戦闘の知識、経験では考えられない現実が眼前にあった。
「馬鹿な 何が起こっているんだ?」
「この艦に向かって来るぞ!」
「うわぁぁぁぁぁ!」
乗組員が絶叫する。
艦隊副司令アルモスの考察は途中で強制的に切断された。
日本国航空自衛隊によるF2戦闘機を使用した対艦ミサイルの飽和攻撃はパーパルディア皇国海上竜母艦隊とその護衛の砲艦、計20隻を全艦撃沈した。
パーパルディア皇国艦隊旗艦
シウスは西を見たまま動けずにいた。
その体は震えている。
西の方角で猛烈な爆発が連続してあった。
その後、皇国竜母艦隊、計20隻と全く連絡が取れなくなっている。
すべての艦が魔通信に応答せず、そして信じられない事に、全ての艦の魔力反応が消えている。
非常に短期間で20隻もの艦隊が通信を発する暇も無く沈む原因は、将軍シウスには想像できなかった。
艦隊はすでに戦闘態勢に入っており、確認のために砲艦4隻が現場海域に向かい始めている。
フェン王国首都 アマノキ 東海岸
強襲揚陸艦あまぎとつるぎが即応第1師団から抽出された兵力を荷揚げしている
第5護衛総隊が周辺でピケットラインを引いている
ホバークラフト艇を使っての荷揚げだ
・兵員約1600名
・装甲車80輛
・トラック20台
・FH70 12門
・90式戦車4両
・支援車両10輛
引き上げる観光客は舟艇をアマノギの港に出して行っている
近距離なので車両スペースに毛布を敷いて1回で運んでしまうことにした
「指令 揚陸終わりました」
「わかった 計画に従い行動開始」
フェン王国 コウテ平野 パーパルディア軍
布陣を終え 近くには支援の砲艦20隻も来ている
ドルボはいやらしい笑みを浮かべる。
「フ……これでいかなる戦力が来ようとも、負けるはずがない」
一呼吸おいて、彼は命令を下す。
「よし、進軍するぞ」
上空にワイバーンロードが12騎舞い上がり、進軍進路上の偵察を開始する。
横1列に並んだ地竜の先頭に、隊は進む。
ワイバーンが突然乱れたと思ったら次々爆散していく
「何が起きた」
「ゴー」という音ともに4機の鉄竜が空から接近してくる
地竜隊に頭を向けて
騒音とともに地竜がミンチになっていく
「敵襲!」
鉄竜が通り過ぎた後に生きている地竜は居なかった
パーパルディア支援艦隊
「何が起きている」
「通信が混乱しています」
「敵艦発見 大きいです でも2隻」
ときつかぜCIC
ムーの技術士官マイラスと戦術士官ラッサンは支援艦隊攻撃に向けられたときつかぜのCICにいた、
乗船直後各部尾案内されたが砲が1門 というのは頼りなく感じていた。
第5護衛総隊からときつかぜ あかつきが分離して陸上部隊支援が任務と思われる砲艦20隻に向かっていく。7kmで転舵反航し砲撃を開始する
砲撃1書いてCICで一つ点が消える。それごとに何百人と死んでいるのに現実感が無い。
5分後すべての砲艦が爆散していた
マイラスとラッサンは生存者救助を行うときつかぜ あかつきを見て現実だと理解し恐怖すると共に、科学文明も極めればこうなるのかと力が入るのであった。
陸上自衛隊砲兵陣地
「前線観測班、位置につきました」
「試射開始」
『オンターゲット』
「効力射開始」
コウテ平野パーパルディア軍
ドルボは混乱していた 地竜が爆散したかとおもうと支援の砲艦も爆散したのだ
そして自軍でも巨大な爆発が起き兵が次々倒れている
光ったと感じた後、至近弾を浴びたドルボはバラバラになった
陸上自衛隊砲兵陣地
『目標消失』
「効力射終了」
第1護衛総隊、第5護衛総隊、第6護衛隊 旗艦たかお
「敵 284隻 先頭の船まで13km」
「10kmになったら射撃開始、以降7kmを切らないように転舵すること」
パーパルディア皇国 皇軍艦隊旗艦
超F級戦列艦パールの艦上で、なぜまだ戦いが続いていると将軍シウスは悩んでいた。
当初の予測ではあっさりとフェン王国を支配できていたはずだった。
現にニシノミヤコはすぐに落ちた。
第1外務局の皇族レミールの命令により、日本人観光客を処刑してから何かが変わり始めた。
先ほど竜母艦隊のあった所に偵察に行った砲艦4隻から竜母艦隊壊滅の報が来た。
壊滅的被害ではなく、壊滅である。
そろそろ魔信不感地帯から出るはずの陸戦隊とも、支援攻撃のための戦列艦とも連絡が取れない。
「まさか……全滅か?」
いや、そんなハズは無いと否定したいのだが、現に竜母は壊滅している
「南西方に未確認艦20」
見張り員から報告があがる。
「来たか」
将軍シウスは皇軍に戦闘を指示する。
列強たる皇国の技術とプライドの結晶たる100門級戦列艦隊が接近する艦隊側に出る。
旗艦は艦隊中央部に位置し、指揮をとる。
「ダルダ君、君は勝てると思うか?」
隣に立つ艦長ダルダに尋ねる。
「これほどの大艦隊と、最新の戦列艦をもってすれば、神聖ミリシアル帝国の有名な第零魔道艦隊を相手にしても負けますまい。
もし仮に、日本軍の艦の性能が我が方を凌駕していたとしても、砲も少数、そしてたったの20隻ではどうにもなりますまい」
艦長ダルダは絶対の自信を見せる。
敵艦の砲塔から光と煙が上がる
「まだ10kmはあるぞ」
轟音が響く
「戦列艦ロプーレ轟沈」
連続して光る
そのたびに味方の艦隊で轟音が響く
「戦列艦ミシュラ、レシーン、クション、パーズ轟沈」
沈み行く船が多すぎて、報告が間に合わない。
敵船は未だ我が方の射程距離のはるか先にいる。
「敵艦、進路を変えます。同航戦」
砲を放ち続ける敵は後続の艦も攻撃に加わり、射撃密度が増加する。
全弾命中し、砲の発光の数だけ沈み行く味方の船。
「全弾当たるとは、どんな魔法だ」
「こんな……こんな現実があってたまるかぁ」
将軍シウスは閃光と共に、船から放り出された。
信じられないほどの短時間で、第3文明圏最強の国、列強パーパルディア皇国の大艦隊は1隻も残らず、海の藻屑と消えた。
パーパルディア皇国皇軍284隻は日本国海上自衛隊の護衛艦20隻と交戦、284隻全てを失い全滅した。
2020/02/08 日付挿入
2020/02/27 マイラスとラッサンの観戦武官を飛ばしていたんで追記。
2020/03/16 ときつかぜがつきつかぜになってたところを見つけたので修正
2020/03/17 かが->つるぎへ艦名変更