中央歴1641年2月18日
防衛装備庁
「小山課長、回覧で回ってきたミリシアでの先進11カ国会議の資料読みました?
「この世界、まだ武力恫喝外交が全盛みたいだね。11カ国会議には護衛がいっぱいついてくるって」
「まだ大艦巨砲の時代ですね」
「大和と武蔵は長期保存処理してしまってありますけど結構手を入れないと駄目だなぁ、色々寿命が近い」
「転移騒ぎがなかったら廃艦だったはずですもんね」
「ソマリアではやり過ぎた。政府に恫喝外交には効果的だけど使うなら手を入れないと駄目ですと出しておく」
後日
「使うかどうか費用対効果で考える。まぁ当たり前の返事だな。補正予算で調査費上げられるかやってみるんで、久住見積もりとって」
「はーい」
「2億の調査費下りるなんて、結構使う気かな?」
「どうでしょう?いじりだしたら金食い虫ですよ。第2次大改装も装備共用化がメインで根幹はいじってないですからね」
「レイフォリア滅ぼしたグレード・アトラクターは大和そっくりですけど」
「恐怖の代名詞になってるようだな」
「でも、あれ30ノットは出てたらしいですよ。富士宮の乾ドックにある大和と武蔵引っ張りだしても逃げられちゃいますよ。あれ27ノットですし、もう機関寿命が見えてますしね」
「あっちこっちがた来てるからな- 70年だし」
「アイオワ級は機関交換してまで使う価値はないと記念艦としてはらいさげられたが」
「護衛艦の砲じゃ豆鉄砲となめられてるらしいですし、この後使うとなると大規模な補修要りますよ。機関の入れ替えからの」
「まー最近じゃゲリラ掃討の艦砲射撃位しか用事がなかったからだましだましでいけたしな」
「砲もそろそろ外筒も命数ですし」
「かといって戦艦新造するのはちょっと 30年使う 20年使う 10年使う 位で調査見積もりするか」
機関は取り替えないと長期運用は無理 第一蒸気タービンの機関員なんて希少種
艦体ばらさないと機関交換はできない
リベット工が絶滅してるので逆に溶接
は基本だな
しかし内筒作成のために大口径砲の制作ノウハウ残っててよかった。
大体引っ張り出されると内筒命数いっぱいまで艦砲射撃だもんなぁ。
○30年案
・砲身交換 軽量化した49口径46cm砲に
・射撃完成盤はコンピューター化
・イージス化
・副砲廃止
・MK12連装砲10基をMK45Mod4 12基にイージスとは別にイルミネーター設置 第1副砲の位置のMK45のみイージスと連携
・航空甲板廃止してVLSセル8×8セル×5ユニット設置
・機関デーゼルガスタービンエレクトロック式
・リベットから溶接への変更
・1900億工期5年
・将来的にはすべての砲をイージスの配下に入れるべくソフト開発を行う。
○20年案
・砲身交換 軽量化した45口径46cm砲に
・現在の射撃管制盤が使えない場合はコンピューター化
・MK12連装砲10基をMK45Mod4 10基にイルミネーターは個別設置
・機関デーゼルガスタービンエレクトロック式
・リベットから溶接への変更
・700億工期4年
○10年案
・機関デーゼルガスタービンエレクトロック式
・リベットから溶接への変更
・500億工期3年
中央歴1641年5月18日
どうせやるならと30年案で行くこととなった
こうして試製49口径46センチ砲1門が作られ鳥取試射場に設置され
基礎データー集めが始まった
武蔵はおまけで生き残っただけなんだよね
ロンメルの反撃から逆算してたら生きのこちゃった
交互に改装も考えたけどいっぺんにやった方が安くつくと
2020/02/06 改行句読点誤字修正
2020/02/07 グラ・バルカス表記ミス修正
2020/02/08 表現ダブってたの整理 完成->管制 日付挿入
2020/02/10 人物に名字入れてみた
2020/02/13 少し加筆
2020/04/07 価格改定 まやの価格が1800憶だったため