捏造日本召喚   作:あまの

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無茶振りに応える人たち

前話書き足してます


ラ・サカミ プロジェクト室にて

時間は溯る

 

中央歴1642年7月24日

 

J社ラ・サカミ プロジェクト室

「5ヶ月弱で仕上げろって無茶言うなぁ」

「いくら技術管理が甘くなったって時間が要る物は要るんだが」

「愚痴言っても始まらない できるところから手をつけよう」

「東課長 30.5cmの高初速化は間に合いませんね。試作砲ができるのがそれくらいになりそう」

「あれ、もうちょっと早くなかった?」

「政府の無茶振りの影響ですよ。大和・武蔵の長期延命化工事を大幅前倒ししろってので室蘭製鋼所がパニックになっています」

「そりゃ無理だな」

「まぁ当初予定でも本番用の作成は5ヶ月ではできませんね。既存の砲を改修して乗っけるしかないですね」

「既存だと陸自の155mm砲が最大だな」

「FH70なら機材管理師団から譲ってもらえるんじゃ無いかな?後で新品返すと言うことで。」

「射程30km39口径か。弾が軽くなって射程も短いんじゃ許してもらえないだろう」

「これ以上だと自走榴弾砲しかないですよ。99式 52口径射程が30km ロケット弾使って40km 即応師団の借りるわけ行かないし。借りられますかね? 室蘭が落ち着いたら返すで」

「借りられるか交渉だな。政府の無茶振りが原因だしいけるかも」

 

 

「現場は渋ったが、防衛省から貸すように指示が出て貸してくれた。3輛」

「スタビライザーは10式のをベースに作成できるか聞いてみる」

「後部砲塔用には海自がMK45を1門くれるそうだ」

「巡洋艦以下には負けないと思うけど戦艦相手にはまだきつい」

「魚雷位しか無いな。ミサイルは禁止だし。無誘導のロケット弾は良いと言っていたな」

「また東課長、陸自を脅すんですか」

「仕方あるまい。今の舷側砲塔は役に立たないからな。舷側にこそMK45持ってきたいんだが」

「即納品が無い状態ですね 5ヶ月縛りがなければ色々やれるんですが 」

「そういうのは2次改装で盛り込もう。後なんかあるか」

「対空砲ですね ボフォース40mm 4連2機かな?」

「それしか乗っけないのかい」

「場所がおそらくないかと」

「エンジンどうしましょう?」

「艦体ばらしてる余裕は無いから今のエンジンの改造で行くしか無いな」

「三笠と違って自然吸気のディーゼルだからスーパーチャージャーとターボで5割増し位か」

「艦首の造波抵抗低減図って低抵抗になる塗料塗って22-23ノットかね」

「ガスタービン使って良いとは言っていたけど 機関室に入れる方法がないな」

「中で組み立てるのはちょっと勘辨です。入れるだけなら主砲パーヘッドから入れて弾薬庫の壁ぶち抜けばいけますが今のディーゼルを解体して運びだすだけで期限来てしまいます」

「これで詳細設計に入ろう」

 

 

中央歴1643年2月8日

 

「オタハイト沖海戦で10対1で辛勝したそうだ でも大破」

「巡洋艦以下は砲撃で 戦艦はロケット弾で上部構造物破壊した後、魚雷で残二隻まで 残りはマイカル襲撃艦隊をかだつけた第4護衛総隊の航空隊がASM2の飽和攻撃が沈めたそうな」

「まぁがんばったんじゃない」

「頑張ったんだ」

「応急修理が終わったらまた来るだろう。現在の進捗確認」

「主砲の30,5cm砲は、55口径高初速砲がこの前納品になって、鳥取試射場に設置しました 45km位はいきそうです」

「マスト高くしてレーダー設置しないといけないな」

「人間が居る必要は無いので簡単なので良いと思います」

「射撃管制盤どうする?」

「コンピューターが使え無いの痛いです。真空官式アナログコンピューターかなぁ? この辺は電気の人と話さないと。」

「他は?」

「室蘭の混乱が収まったんでMK45作ってもらえそうです。舷側に1機づつロケット砲は効果があったみたいなので残して 魚雷も残す」

「エンジンはどうする?」

「使って良いならガスタービンですね。今のエンジン出す方が大変ですよ」

「そういや、電源の多重化の要望は来そうだぞ。残り二隻で全電源喪失で反撃できなかったらしいからな」

「どこに置けるか検討します」

「ま、生き残ってくれて良かった」

「そうですね」

「まったくです」

 

 

 


     

電気の人たちの愚痴

 

「砲戦用アナログコンピューター設計する羽目になるとは。しかも真空管で。歴史ではやりましたし、オペアンプでの信号処理は学校で習いましたけどね。処理する情報的にはパソコンでスクリプト書く位で規模はいけるんだが新世界技術管理法に引っかかるからな」

「真空管の新規製造からですしねぇ。ギターアンプメーカーが『音がちがーう』と、とち狂って生産してくれてるのが救いですね」

「信号処理系はそれで頑張るとして、レーダーと連動させる部分や値を伝える部分にはパワーを扱える球つくらないとなぁ」

「地味に痛いのはダイオードですよ。普段気楽に使っていますけど、これ使えないと処理が面倒ですよねぇ」

「あーー 整流管とかギャップ管もか」

「近接信管用のメタル管も。国会図書館に追加資料の請求をしないといけないですねぇ」

「せめてセレン整流素子は許可して欲しいなぁ」




課長と兵装担当と機関担当のつもりだが書き分けられてる気がしない。
原作ではガスタービン入れてるのでアンチかなー。
ギターアンプの話は実話です。
2020/02/12 ちょっと挿入 さらに追加 書きため分から電気屋さんの愚痴を追加
2020/02/13 マイカルに空母機動部隊いたの思い出して首都航空隊から空母機動部隊の艦載機に変更
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