捏造日本召喚   作:あまの

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あ、日本戦略爆撃くらってないんだった


戦略爆撃機

中央歴1643年11月 ムー国技術室

 

「マイラス君からの要請でこの打ち合わせを開いたわけだがどういう内容だい?」

「グラ・バルカスは本国より5000km離れているため効果的な攻撃手段がありません。が、先日私宛に日本国内で使用されている記憶メディアが届きました。」

「ほう」

「内容は、ドイツを灰燼にさせた戦略爆撃機B29/B32に関する設計資料です 5000kmの航続距離9tの爆弾を運べます」

「それでも距離は足りないではないか」

「ええ付いていた計画書だと 空中給油装置というものを使って燃料だけ運ぶ機体から途中で給油 帰りにも途中で給油することで距離の問題を解決するというものです」

「エンジンはどうするんだい そんな巨大機のエンジンなんて無いぞ」

「そこがこの計画書の狙ってるところでA1スカイレーダー用に製造しているR3350エンジンが採用されています。この資料の出所は多分日本国政府内部で、反対に遭って潰された物を横流ししたのではと考えています」

「そんな物を作って大丈夫かい」

「試作位まではばれないでしょう。艦隊の再建は進めているとは言え、グラ・バルカス帝国に効果的な攻撃手段というにはちょっと不安が残るのでこの計画を進めてみるのは良いと思います」

「日本国は反対しないかね」

「ええこの計画書にはその辺も書いてあります。まずは機械水雷による海上封鎖で植民地と切り離します。いきなり都市攻撃でない限り日本は反対しないでしょう。今も機動部隊を貼り付けて海上封鎖を行っていますから、負担が減ることをむしろ本音では喜ぶのではないかと思います」

「まずは作れるか検討してみよう そのために設計図と生産に必要な設計書を作るところまではやってみよう」

 


中央歴1644年5月

 

「あれだけ資料があると意外にできるものだね マイラス君」

「こんなに順調に設計ができるとは思いませんでした」

「B32と 燃料輸送機のB32-Lを試作して空中給油ができるかやって見よう」

 


 

中央歴1644年9月

 

「破壊試験用の0号機は期待通りの強度をしめした。試作1号機も地上試験では問題は出ていない。今日は実際に飛ぶかの試験だな」

「全長:25.32m 全幅:41.15m 全高:10.06m 自重:27t などというムー始まって以来の巨大機ですしね 部長」

「お、滑走が始まったぞ マイラス君」

「どきどきしますね」

「大きいのに軽々飛び上がるもんだなぁ」

「今は燃料と乗員だけですし」

「1周して戻ってきたぞ」

「ええ、今日はそれだけの予定です」

 


 

中央歴1644年11月

 

「問題は出尽くした感じかな」

「エンジンの大整備の間隔が結構短いのは気になりますが 元の資料でも短いですし 」

「空中給油は盲点だったな 単発機では難しいが双発や四発機だったら問題ない。

「ええ、まったくです」

「それと、日本国の内部に内々で当たったら 『作っちゃったんですか』と言われたぞ やはり日本国政府内部で検討して没にした案らしい。理由は『高くなりすぎる』だそうだ」

「あれ そういう理由だったんですか 部長」

「らしいな『艦隊再建で多額の出費をしてるムーにこれ以上は負担かけられない』だそうだ」「じゃぁ生産に対して反対は?」

「とくにしないそうだ 技術支援もしないそうだが」

「反対がないならやりましょう」

 


 

中央歴1645年1月

 

量産開始 4日で1機ペースでスタート

量産で問題が出なくなるのを見ながら 第2~第4工場を建設

量産による慣れも有 2機/日となった。

 


 

中央歴1645年3月

 

機雷投下による航路封鎖始まる

 

 




2020/02/23 生産機数がへんだなーと思ったら EXCELの式が間違ってたので変更
2020/02/25 日本を灰燼->ドイツを灰燼 日本早期講和したから戦略爆撃はくらってないわ
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