数字入れてみたら怖い結果になってしまった
中央歴1639年1月10日
強襲揚陸艦「あまぎ」
「艦長、マイ・バーク港沖合1kmです」
「さてと こっちは人が入れ替わってるがむこうはどうだろう」
「ボートが出ましたね」
「4年ぶりとは言え そうそう手順は変わらんだろう」
「山本さんではないのですか」
「山本はべつの船に今乗ってますね。高橋と言います」
「巡査長のサンです。」
「とりあえず艦長にご案内します」
「佐々木さんですか」
「いえ、異動でいまは菊池というものが務めてます」
「菊池艦長。初めまして。巡査長のサンです」
「起こらなければよかったんですが、日本全土転移してしまいましたので」
「転移がおきたら説明するとぼかされた部分についてもご説明いただけますかな」
「国と国とのおつきあいをしないといけないようなので、権限のある外務省の人間を連れてきています」
「ほう、お隣の方々ですか」
「はじめまして 外務省新世界局大洋州部ロデニウス大陸課クワ・トイネ国担当の田中です。こっちが補佐の苗田」
「田中さん苗田さんこんにちは」
「それではぼかしていた部分について説明します」
「港湾長戻りました」
「どうだったかい」
「とにかく大量の食糧が欲しいので外務部の方と話がしたいそうです」
「大量とは」
「年3500万トンそうです」
「いくらわが国でもそれだけの余剰はないぞ」
「ええ、新規農地の開拓とかいろいろ支援するので、外務部と話がしたいそうで」
「とりあえず報告だ」
マイ・ハーク港湾長より 外交部へ至急電
・日本国の船が再び現れた
・外務省の人間を連れてきている
・日本国の人口は1億5千万人 南北4000kmの島国とのこと
・ほぼすべての島が転移してきた
・食糧が不足しているので年3500万トンは欲しい
・わが国でもそんな余剰はないと伝えると 判っている 農地の拡大などいろいろ支援する
・外交官らを鉄竜で公都に送り届けたい
外交部より港湾長へ
・飛竜隊で護衛して使者を誘導するように
交渉結果
・日本国は年3500万トンを上限としてクワ・トイネ公国の余剰生産品を買い取る
・生産高向上のための技術支援、農地開拓を日本側が行う
・輸出に必要なマイ・ハーク港の港湾改修は食料の代金として日本側が負担する
・運送網の整備は食料の代金で行う
・為替レートを早急に決定する
・各種条約の締結に向けて作業チームを設け交渉を行う
「あまぎ」は外交官たちを送り届けると駐在チームと連絡を取る。通信衛星が壊れていたため後回しになった感じだ。もしかしたらこのまま連絡が取れないのではと心配していた駐在チームの喜びようはすごかった。
情報を聞き取ると結構物騒な状況になりつつあるようだ。
ロウリアが大軍拡を行っていると。攻め込むとしたらクワ・トイネだろう。これについては転移問題庁と外務省 防衛省間で情報共有をすることし、クワ・トイネが言い出すまで知らぬ顔をすることとした。
その後「あまぎ」はクイラ国へ向かい
交渉結果
・日本国はクイラ国の資源を買い取る
・採掘に必要なのための技術支援を日本側が行う
・輸出に必要なクイラ港の港湾改修は資源の代金として日本側が負担する
・運送網の整備は資源の代金で行う
・為替レートを早急に決定する
・各種条約の締結に向けて作業チームを設け交渉を行う
その後ロウリアに向かうも追い返された
2020/02/06 改行句読点誤字修正
2020/02/08 クワトイネ->クワ・トイネ 月を入れるように
2020/02/13 日本の距離に千島が入ってなかったので訂正
2020/02/28 マイハーク->マイ・ハーク