蛇王龍INヒロアカ世界(ほのぼの)   作:揚げ物・鉄火

6 / 7
どうもこんにちは。
今回は、久しぶりに日記形式に挑戦しました。

過去が明かされていないのを良い事に色々と捏造しまくりました。
では、どうぞ。ごゆっくり!


蛇王龍、建てるついでに破壊する

%&月¥’日

久しぶりに日記帳を買ったので早速書いていこうと思う。

 

家を建てるための土地やら何やらを全て買い終わってから数日経ちホテルからチェックアウトを済ませたある日。

ミラさんに「ホテルに滞在するだけじゃお金が減る一方だから何かお金を稼ぐ方法でも探してみれば?」と言われたので仕事を探そうと思ったが先にホテルを本社ごと丸々買収してから仕事探しに向かった。

ホテルを買収するのに貯金の12%程度(120億円)を持って行かれたが個人的にあまりダメージは無いのでそのまま仕事を探しに向かった。

 

何度か面接してみたが何処も雇ってくれなかった。

やはり小娘みたいな体なのがいけないのだろうか?

 

帰り道にミラさんに話掛けられたので話を聞いてみると知り合いが仕事を紹介してくれるとの事。

勤務内容は(私が買収した)ホテルの夜間警備らしい。

最近個性持ちの悪人が増えてきたので警備の依頼が殺到してるとの事。

少し迷ったが「今なら給料が通常の5倍だよ?」と言われたのでバイトとして雇われる事にした。

 

 

%&月=~日

面接を受けたら「ちょっと実力を計らせてくれるかな?」と言われたので了承すると訓練場(?)に連れて行かれた。

そこでは数十人の屈強な男達が武術の訓練をしていて「誰でも良いから一人選んで組んでみて」と言われたので一番強そうな奴を選んで組んでみたが思ったよりもあっさりと倒せた。

相手は柔道の元世界チャンピオンらしいが普通に一発殴ったら勝手に気絶した。

おかしい…背中が鬼の顔みたいな赤髪の男は私の比較的本気に近いパンチを食らっても「ほう…やるじゃねえか。久しぶりに食いごたえのありそうな奴だ」とか言えるほどの余裕があったのにこの男は「普通のパンチ」で気絶してしまった。

「普通のパンチ」と言えば黄色い服に赤い手袋、そして白いマントのハゲた人と戦った時に「連続普通のパンチ」を食らってボコボコにされた思い出がある。

最終的に謝られたがあれは軽くトラウマに成りかけた。

 

そのような事を考えていると雇い主に「合格!今夜から頼めるかな?」と言われたのですぐに了承した。

夜、書く時間は無いので今日はここまでにする。

 

 

%&月#’日

昨晩ホテルを巡回中に何か物音がしたので同じ警備員の中村さんと一緒に見に行くと変な仮面を被った男と魔法少女らしき女の子達が戦っていた。

中村さんが「お前達何をやってるんだ!」と叫んだ瞬間、仮面の男が「邪魔だ!」と言いながら謎の攻撃を仕掛けて来たのですぐに中村さんを転ばせ攻撃を避けさせた。

 

それを見た仮面の男が驚愕している隙に『縮地』で近付き『八卦掌』を使って連続で攻撃を食らわせてから『打震』を食らわせかなり強めに『菩薩の拳』と『マッハ突き』の合わせ技で上半身の殆どの骨を確実に破壊してから念のため『感謝の正拳突き』に『攻めの消力(シャオリー)』を加える矛盾を成功させ10秒で150発の拳を全身に叩き込みトドメに『旋風流水轟気空裂拳』で確実に仕留めた。

 

これだけ食らわせてもまだ息をしていた仮面の男(他作品のボスキャラ)に如何トドメを指すべきか考えていると先ほどの女の子達と仮面の男が淡い光に包まれながら消えてしまったのでそのまま巡回を続けた。

巡回中、中村さんに「さっきの技は何?」と聞かれたので「ただの防衛術です」と答えたら微妙な顔をされた。

 

その後は特に何も無く朝が来たので仕事を始める前にミラさんに渡された紙に書かれた住所に向かった。

今は、そこで日記を書いている。

 

ミラさんは、昔のコネを使って警備が万全なこの高層マンションを格安で購入したらしい。

どのように買ったか聞いてみたら「うん?ふふふ…世の中には知らない方が良い事もあるよ?」と答えたのでそれ以上何かを聞く事は止めておいた。

 

そう言えば600年前に擬人化が成功してから度々消えてはホクホク顔で帰って来ることが多いがそれと関係あるのだろうか?

最近は無くなったが正直、別世界の各国首脳会談に乗り込んで各国の闇を生放送のカメラの前で証拠事ばら撒くのは、やめて欲しい。

世界情勢が滅茶苦茶になるしミラさんだけならまだしも私まで指名手配になるしで本当に苦労した。

 

最近で言えば帝国(帝都)と革命軍(ナイトレイド)の両方に喧嘩を売って無理矢理戦わされた。

楽しかったから良かったが次からは、やめて欲しい。

特にあの氷使いの女将軍との戦いは、我が蛇生の中でもトップクラスに楽しかった。

時間停止を脳筋理論で無理矢理突破した時の顔は見ものだったが途中で邪魔が入ってトドメを刺せなかった。

 

散々愚痴を書いたがミラさんには感謝しか無い。

私が暇にならないように色んな世界に連れて行ってくれるし最初の方はお世話になりっぱなしだった。

今じゃ私が世話をする側だがそれでも住処を与えてくれるなんて本当に優しい()だ。

 

取り敢えずご飯を作って食べ終わったら寝ようと思う。

今夜もバイトがあるので今日は、ここまでにしようと思う。

 

 

$月*/日

あれから色々あってかなりの期間が開いてしまった。

具体的には、3年程の期間が開いてしまった。

この間何をやっていたかと言うと簡単に言えば学校を作っていた。

 

最近、個性を悪用するヴィランが増えているがそれに比例して個性を使って人々を守る者も現れているので国家として彼らをヒーローと称して存在を公認しようと考えたらしい。

それを首脳会談で提案したが却下されたがそこに『謎の美女X』と色取り取りの仮面を被った『古龍隊』と名乗る男女数人の『耳元で囁く攻撃』により手の平を返したように満場一致で了承した。

 

『謎の美女X』は、私の恩人であるミラさんに良く似た格好をしていて『古龍隊』の人々は、私が昔ミラさんの頼みで『擬人化』させた古龍と呼ばれる最強クラスのドラゴン達にそっくりだったがきっと気のせいだろう。

だって彼らは、別の世界に置いて来たし私の旅について来たのは、古龍扱いされてるらしい巨大な蟹だけだし途中で別れたからどうなったかは分からない。

 

まあそれは置いておくとしてヒーローが公認の存在と成りそれと同時にヒーローを育成するための機関が必要なのでヒーロー学校を建てる事になったらしい。

だが思ったよりも資金が集まらずこのままでは、学校を建てるのは数十年先の話に成ってしまうので早急に大金が必要とのこと。

施設やら設備やらを完備するために必要な額は約500億円程必要らしい。

 

「誰か500億をポンと出してくれる優しいヒーローみたいな人いないかな~?人じゃなくて蛇でも良いんだけどな~?」とチラチラとこちらを見ながら会議の席で話すミラさんの圧力に負け貯金の約半分、つまり私の総資産の約1割を持って行かれた。

その代わり私の資産に関する税金は、全て国が負担してくれた。

 

それから色々と忙しくなり教師役や土地探し、『個性』の使い方を教えられる人間を教育出来る圧倒的強者が始まった。

人を探すのは比較的簡単だった。

それもミラさんが裏で色々手を回してくれたり別世界へのゲートを開いたりしたからだろう。

 

教師達は一瞬で集まり選定役や教師の教育役は、私が今まで擬人化させてきた古龍達が担当した。

そこからは色々と酷かった。

特に教師を強くすると言う名目でやった組手では、大半の教師がボロボロになってしまい授業を決める所ではなかった。

 

このような騒ぎ以外にも生徒を募集しようという案が出たが生徒を募集するためには「学校のトップが超有名人の必要があります!」と誰かが提案しとんとん拍子に話が進みいつの間にか私が校長にされていた。

そのまま生徒を募集したらいきなり100人ほど集まったが流石に全員教えきれないのでグループ分けにした。

 

戦闘や救助活動に使える個性を持っているヒーローになれる素質を持つ者達をヒーロー科。

ヒーローの装備品を作ったり援護のための道具を作りたい者達をサポート科。

これからのヒーロー達が経済にどのような影響を与えたりヒーローをどのように売り込むかを考える経営科。

 

大きくこの3つに分けて貰ってそれぞれ教える事になったが正直苦労しまくった。右も左も分からない状態で教えていたので怪我人が続出した。

そんな中で大活躍してくれた生徒が居た。

その生徒の名は、伏せて置くが個性は『治癒』だった。

相手の患部に口づけする事で人体の治癒力を極限まで高め傷を治療する。

その代わり体力を大きく消耗させるデメリットがあったが些細な事に過ぎない。

 

こんな感じで建てたこの高校の名は、英雄(ヒーロー)をの二文字を逆にして雄英となった。

つまりこの高校の名は、『雄英高校』。

私がお金を出したから私立にするか聞かれたが丁重に断らせて貰った。

 

今日はここまで。

 

 

$月><日。

普通に外を散歩していたらオール・フォー・ワンと名乗るスーツの男が絡んで来たので顔面に右ストレートを食らわせようとしたが簡単に受け止められた。

滅茶苦茶嫌な予感がしたので人間態で出せる限界ギリギリのパワーで天高く蹴り飛ばしてから蛇王龍の姿に戻って大陸を真っ二つに割り山を幾つも消し飛ばす全力全開ブレスを食らわせDNAの一片も残さず完全にこの世から消滅させた。

 

帰ったらミラさんに「勝手にブレスなんか撃っちゃだめだろう?」の言葉から説教が始まり結局3時間近く怒られた。

事情を説明しようとしたが「言い訳しない!」と言われ黙らされた。

 

解せぬ。

 

 

$月/\日

今日は、動画投稿サイトに擬人化して美男美女だらけの『古龍隊』のみんなで踊ってみた動画を投稿したりした。

 

結構楽しかった。

 

あと、校長の座を捨てて千剣山に帰った。




と言うわけで…今回は、雄英高校を創設しました。ついでに全ての元凶を消し飛ばしました。
原作?そんなの…ウチにはないネ。
あとで原作破壊か何かそれらしいタグを入れて置きます。

出来れば次回か次々回で最終回にしたいと思います。

では、また次回!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。