※少しグダグダしています。それでも宜しければ↓
原因の鬼を退治しなきゃ周りの霧で出来た鬼も消えないことが分かったまでは良かった。
までは良かった!(大事な事なので二回言いました)
いや近付こうにも近付けませんがな!?どうしろっちゅーねん我ぇ!!
てか思うんだけどさ?私これ任務付いてまだ四日目だよね?確か。
初任務から過酷すぎんか?この四日でどっと疲れたよ私。一週間分の労働を一気にこなしたみたいな疲労感を味わってるよ私。
違うんだって本当はこう言うこと言いたい訳じゃないんだけどもどうしても現実逃避しないとやっていけないって言うか!だって推しが格好良く横で戦ってんのに見れないって……、どんな精神攻撃だよ!?濃霧よりも此方のが深刻だわ!下手したら死活問題!!
て言うか霧マジで濃いな!
「くうぅ…、辛い……!」
辛いって口から出るくらいにはまだ頑張れるけどさぁ~。なんか……、辛いよねぇ。呼吸するのも段々キツくなってきた。五十メートル走五回連続で走ったみたいな……わかんね。
斬っても斬っても霧の鬼だから減らないって言ったけど寧ろ増えるんだよ!分裂してんの!それで斬る度に霧が濃くなってる気がする、なんかもう見えん。駄目だ目が可笑しくなってきた、目の前で善逸くんが私を庇いながら戦ってるような幻が。
「……いや、これは現実!?」
「一旦落ち着いて!俺に一つ提案があるんだ」
「はいはいなんですか!なんかあるなら全部試しますよ!」
「まずは霧を晴らそう!そうすれば視界が良好になるはずなんだ!」
「まじで!?霧晴らせるんだ!どうしたら良い!?」
「強い風を発生させるか、この辺の空気を暖かくする!君の技で何かあるか!?」
ちょっと待ってね!?
急にそんなこと言われても……。強く風を巻き起こすか空気を暖める事が出来るやつ……風か炎みたいな!?多分確実に霧が晴れるのは風でこうビャーッと払うことでしょ?風は……ないっすね!
炎……に至らなくとも火ならあるけども!
「あるけどもっ!失敗するかも知れない!て言うか八割方失敗する!!」
「構わない!二割でも可能性があるなら、それにかけたい!試してみてくれ!」
え、なに善逸くんかっこよくね?やばくね?(語彙力の決壊)
いやそんなことより試してみろって言われたんだから今は集中しなくちゃ。
集中力途中で切れると下手したら森焼き払うからね、うん。最終選別後に家の近くの森で使ってみたら危うく其処ら一帯焼け野原になるところだったよね、他の型で水関連あって助かった。お陰で良い鍛練場が出来たよ(真顔)。
………離れてもらった方が良いのでは。
自分が離れた方が良いのか?いやでも私方向音痴だからこう……、ね。変なとこにやったら嫌じゃん。今この場だと別に確認しなくても……。
そんなことより早くしなん!そろそろやべぇ!
「善逸くん!どうぞ私から一・五
分かった、と善逸くんは私から二
よしよしよーし、この距離なら失敗しても大丈夫だな、多分!……いや、意地でも失敗させないけどね、一応だよ一応!念のため!うん!!
原作にいる善逸くんを傷付けるわけにはいかんのだよ。頑張ります!
母さんの教えを思い出す。一年くらい前、知識として蓄えた教えを。腰を出来るだけ低くして、頭の中で舞いの形が勝手に構成されるからそれに従う。呼吸を整えて。深呼吸。
よしっ!
──全集中 妖の呼吸──
弐ノ型
ボッと濃い紫色をした火が狂ったように激しく燃えながら刀を纏う様に発生する。
普段なら霧晴舞、じゃなくて鬼がいっぱいいるとき、頸を連続してはねる為に使うから流舞なんだけど……私の記憶が正しければ"必要に応じて変換して"って言われた!気がする!霧を晴らすのが目的だから霧晴舞……あれ、私のネーミングセンスって……中々良いのでは?(勘違い)
て言うか、そもそも血鬼術なのに晴れるのか疑問だけど……まぁ信じよう。
頭の中で構成されていた舞いの形に沿って刀を動かす。右から左の横一文字、下から上に縦一文字、刀を逆手に持ち変えて後ろに突き刺すように振る。それから刀を投げて左手で柄の部分を逆手キャッチして、錙鉄路さんから貰った鎌を右手で取り出してバッテンの形に交差させる様に"霧"を斬る。
これが腕、刀の動き。
それに合わせて足や身体も動かす。右足を出して左足を引く、半回転して左足を出して右足を引く、刀を後ろに振った後にまた半回転。最後に善逸くんに被害の及ばない私の近くにいる霧の鬼を……霧を斬る。
って言うことをやってたと思う。私これとても恥ずかしいのでもう二度と使わないと思うですほんと。身体とか勝手に動いてたもん怖くね?いや勝手に動くことは今までも沢山ありましたけども。あー恥ずかしい!記憶から抹消記憶から抹消!
あ、因みに結果として言うと霧の鬼一匹しか被害被ってない筈なのに全員燃えたよね、うん。霧も燃えたね全部見事に。霧って燃えるもんだっけ。てか私空気暖めるんじゃなくて燃やしちゃってるぞ?まぁいっか。雨降ってて冷えた身体が温まるよ。ぬくぬく。
心配事は水蒸気爆発が起こらないかだったけどまぁ杞憂だったかな、そもそも水じゃなくて水滴だったから起こるものも起こらないか。
それはさておき。
「………で、善逸くん。どうする?」
視界良好、霧の鬼ももう居ない。
どうするって、原因の鬼を除けば良いじゃんって……思うじゃん?
霧の中に鬼が居なかったんだよ。
何度だって言おう。
その鬼が居ないんだよ
そ の 鬼 が 居 な い ん だ よ !
非常事態に私は焦ってるところなの!……いやそこまででもないか。もし居なくなったんなら何処にいるかくらい検討つくし知らんうちに善逸くんが倒したならそれで良いし。
「鬼を斬った覚えはないし……取り敢えず一度乃菊さんや乃亜さんの所へ戻った方が良いのかもしれない」
「だよね。今から急いで戻ればなんとか間に合うかな」
アイツがいつ居なくなったとか全然分かんないし、場所もあってるか分かんない。
急いで戻ったとしても間に合う確率は五分五分、乃菊さんと乃亜さんが無事な保証は全く無い。
………それに、留守番してる伊織だって。
「急ごう」
善逸くんが声を漏らす。
間に合うか間に合わないかじゃなくて意地でも間に合わせるんだって、呟くようにそう言った。
………なんだよそれ。
そんな格好いい言葉はさ、私じゃなくて本編で言うべきだよ。きっと皆見直すよ。私なんかが一人だけ聞いて良い言葉じゃない気がする。
でもそうだね、そうだよね。ここで落ち込んでたら助かるもんも助からないわな!少しでも確率があればそれにかける!善逸くんが私にかけてくれたみたいに!!
「行こう善逸くん!どうか間に合うように!!」
善逸くんに声をかけた後に東藤邸に向かおうとしてふと思った。
「………どっち行けば良いかな?」
そう言えば、この時代だと私はとてつもない方向音痴だったな、と。
「……………こっち」
「方向音痴でごめん」
散々溜めた後右の方を指差して呆れたようにため息を吐かれた。
寝ててもため息って吐けるんだ、可愛いね鼻ちょうちん割ったろか。
△▽△▽△▽△▽
「…白兎……」
外を見ながら思わず呟いた。
何かあってはいけないからと屋敷に残された一匹の子狐、伊織は屋根の上から辺りを見守る。何かあっても屋敷を守れるように。
ふと山の方を見ると霧がじわじわとおりてきている。何かを探すように徐々に。
それを見て伊織は鼻をスンッと動かす。
「(……火?と、鬼?なんで鬼が近付いてきてるの?もしかして……)」
頭に浮かんだ失敗、そして死の文字。
それを打ち消すように首についた鈴の音を響かせながら首を横に振る。
──大丈夫、白兎なら絶対。
自分自身に言い聞かせて屋根から飛び降りる。ここは自分が守るんだ、と白兎の身を案じながら。
「鬼が来ないとも限らない。少し厄介みたいだねぇ」
ふさふさとした白い尻尾を振りながら霧のおりてくる様子を見据えながら呟いた。
鬼の匂いはあの霧に混じっている気がする。もしアレが鬼なら、日輪刀が無いからなんとも出来ないが、せめて。
──彼らが到着するまで時間稼ぎをしようじゃないか。
「ちゃんと時間は稼ぐから早く来てよねぇ……」
辺りの空気がモヤッと揺らいだ。
・弐ノ型「狂炎怪火・霧晴舞」
元の名前は「狂炎怪火・流舞」で作った人がその時の用途によって流舞の所を文字って使う、と言う方法を試したところ成功したためそのまま残した模様。尚、霧晴舞は主人公の完全自作、霧を晴らす為に作ったら存外上手く行って霧で作られた鬼も燃やした。
狂炎→狂ったように燃え盛る、消えなさそうな高温の炎をイメージ
怪火→1.原因がわからない火事。不審火
2.化け物や怪物が発すると言う不思議な火。鬼火、人魂の類。怪し火。
この場合、2の方を主としたため、普通の水では消えない意を表した(つもり)。修行中の時にこの火を消したのも妖関連なので普通ではない。水蒸気爆発が心配だったが、水ではなく水滴だから大丈夫だと作者は判断。実際は分からないため要注意!!
大変長らく(?)御待たせしました(待ってないかもしれませんが)。
多分二週間ほど間が空いていたのでは無いでしょうか……。本当は書き終わってたんですが見直しとかやって少しでも良くしようと頑張った結果!
何も変わらず今回のちょっとグダグダしているものが出来上がりました……(何しろ戦闘シーンが苦手なもので…)。
今回、さらっと終わらせるのが勿体ない気がした為、あと一話ほど……。多分次で終わります多分!長引かせるのも書くことなくなりますし、何よりかまぼこ隊と浬來くんの方を出したいので!