妖を扱う狐憑き   作:あめ林檎.s

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今回はちょっと短めです。
因みに最終選別終わるまでは急展開極めますので宜しくお願いします()


弐の話 期待が重くて潰れそう

こんにちは、いつも元気な凩白兎です。天真爛漫、元気いっぱい。今日も一日、がぁんばぁるぞいっ!

 

ここでふと思ったことを一つ。

もしここが鬼滅の世界線だったとして、私の境遇は伊之助くんの同じになるのか?

 

………考えないことにしよう。

 

 

私、白兎ちゃんには最近思うことがあるのです。

母さん(※尻尾ふさふさの白狐)は良くご飯を"買ってくる"と言って出掛けることがあります。そして帰ってきたときはご飯は持ってくるのですが、私の着物とか羽織とか袴とか髪飾りを買ってくる事があるのね。着物とかは洗ってくることもあるのね。

 

え、何、母さん何処で買ってるのどうやって買ってるの。白狐専用人間の物御用達店みたいな店あるの?怖いけど見てみたい。

普通に盗んでるとかじゃなくて買ってきてるのね。やっぱ狐だから葉っぱ頭に乗せてドロンとかやってんのかな。白兎ちゃん超気になる。

 

「母さぁん」

「どうしたの?」

「私死んじゃう」

「え?」

 

いやね、ほら。ここは鬼滅の世界だって確定しちゃった訳でしてね。

どう言うことだ?だって滅って書かれた隊服と青い刀身の刀だよ!?鬼滅以外ありまして!?あるかも知らんけど私は知らないっ!

どうせなら乙女ゲーの超美少女のヒロインでちやほやされて平和に暮らしたかったよ。

 

「僕は疲れたよパトラッシュ……」

「ぱ、ぱとら……??」

 

何が悲しくてこんな怖い鬼の出る様な危ない世界に……まぁ鬼あったこと無いけど……。

あ、でもなんか色々やれば煉獄さん生存ルート出来たり出来なかったり?いや私の力じゃ無理。炭治郎くん任せた。伊之助くんや善逸くんと共に頑張っておくれ。禰豆子ちゃんは是非私の嫁に。

でもなんか折角鬼滅に生まれたなら原作(主に推しとか推しとかかまぼこ隊とか)に会ってみたい気がしなくもないのよ。てことは鬼殺隊入らないと駄目……?

 

いーや!!助けてもらうだけだって……ここ山奥。伊之助くんには会えたとしてもほわほわ見れない。

 

私、積んだ?

 

「鬼なんて 滅ぼしてくれ 鬼殺隊」

「あら?鬼殺隊のこと知ってるの」

「え」

「なんで知ってるのかしらぁ。貴女には鬼殺隊に入って貰いたいのよねぇ」

「え」

 

えちょっと待ってどう言うこと母さん。ねぇお母さん?お母様!!?何故顔を反らすのです!!?『あ、言っちゃった』みたいな顔して!!やめてぇぇぇえ!!現実味が増すからぁぁぁ!

 

「でも母さん!私刀持ってないし!呼吸使えないし!!」

「大丈夫よ大丈夫。呼吸のことまで知ってるのね」

「だぁぁぁあ!!」

 

大丈夫じゃなぁぁぁい!!

急展開は嫌われるよぉぉお!!?

 

 

 

 

△▽△▽△▽△▽

 

 

 

 

二度も記憶のうちで死ぬのなんてごめんだった。

だから本当はなにもしないでただこのまま。母さんと幸せに生きたかった。けどそれは叶わぬ願いだと知った。

だって。

 

「母さん!この日輪刀どうしたの!?」

「落ちてたのを拾ってきたの。持ち主は何処に行ったのかしら」

「持ち主多分死んだよね!?死んじゃってるよね!?鬼!食べられたの!きっと!!」

「あらぁ、そんなことが分かるのねぇ。白兎ちゃんは天才だわ」

「普っ通に考えてっ!!」

 

母さんが鬼殺隊に入らせようとして来る。

そりゃあさ!!こんなところにいればいつか死んじゃうだろうよ!喰われてね!でも鬼殺隊入ったらそれが早まる訳でぇぇえ……!!

今善逸くんの気持ちが分かった!!怖い!死ぬの怖い!!

 

「大丈夫、白兎」

「何が!?」

「貴女は才能があるわ!」

「なんの!?剣の!?いらなぁい!」

 

泣きたい。

母さん教えるの上手いから上達早いんだよ嬉しくない。

やだぁ!鬼殺隊入っても絶対最終選別で死ぬもぉん!手鬼!手鬼!!手鬼怖いよ!いやそりゃ合わなきゃいいんだけど……っは!引きこもれってか!流石フルコンボオタク!考えることがちげぇぜ!!

 

あんなとこで引きこもれたら凄いわ。

 

「白兎ちゃんなら大丈夫よ。一年くらいで覚えられるわ!」

「無理です!」

「何の呼吸が良いかしらねぇ」

 

こんっの狐話聞かないなぁ!!母さん!?お母様!!?本気なの!?やめて!?こんなところで死にたくない!私別に鬼に恨みなんて無いわ!親が殺された訳でもあるまいに!!

 

「やだぁ!最終選別おっきい鬼いるもぉん!手鬼いるもぉん!怖いよぉ!!」

「あらあらぁ」

 

元気ねぇ、じゃないよ!母さん!私!死ぬと思う!!

助けて!!

 

「無難なのは水かしらねぇ。雷と炎も捨てがたいわねぇ。あぁ、或いは妖とかぁ」

「母さんはなんでそんなに詳しいの!?あと妖!?そんなのあったっけ!!?」

 

転生チート特典なしの私が生き残れるとでも!?

期待が重いぜくそぃ!!!




・白狐専用人間の御用達店
実際はそんなものありません。白兎の妄想です。
近くの村に行ってちゃんと買ってきています。狐だからドロン出来るんだね!!(実際はかなり年老いたおばあさんの家に行って変わりに買ってきてもらってます。長年の付き合い)
2次元だからなんでもありだね?うるせぇやい


・呼吸に詳しいお母様
白兎ちゃんが身を守れるようにってたぁっくさん勉強したのよぉ?教えてくれたのは村のおばあ様だけど。妖の呼吸はもしかしたら誰か使えるかもって作ったのよぉ。白兎ちゃんは使えそうねぇ。


・落ちてた日輪刀
森に居た鬼を狩ろうとしたら寧ろ逆に狩られてしまった名も知らぬモブ。刃の色が水色だから水の呼吸だったのかもね。



お母さまは主人公と出会った直後から鬼殺隊に入れたかったそうな。


ここで大正コソコソ噂話(?)!
主人公は転生チート特典が無いか色々試したみたい。魔法使えるかな~、と恥ずかしい呪文を口にしたり、恥ずかしいポーズを取ったり。結局何も出来なかった上にその様子を動物たちに見られて暫く動物たちが真似してたみたい!主人公ちゃんはそれを知り恥ずかしすぎて泣いたそうな。
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