ゲート 戦略自衛隊&NERV 彼の地にて、斯く戦えり   作:F-35B

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今回は長々とした上層部のやりとりです
飛ばしてもらっても構いません

○2/8サブタイトル変更しました


動き続ける闇

漆黒の空間に一人の男が座りその横にもう一人の男が立っていた

ゲンドウと冬月だ

「今日の集会は不安のタネしかないな」

冬月はゲンドウに不安を告げた

「あぁ、だが参加しないわけにはいかない」

「それは分かってはいるがな」

その時

突如黒い長方体がいくつも現れた

「…それでは集会を開こう」

そして

秘密結社の極秘機密が飛び交う集会が始まった

 

………

 

「ふぅ…相変わらず神経が削られる思いだ」

集会が終わり廊下を歩く冬月とゲンドウ

「しかし、老人共の注意を門から使徒に向けることが出来た」

歩きながらゲンドウは答える

「門の原因を使徒したことだな、だがいいのか?」

「なんのことだ」

「分かっているだろう、赤木君のあの報告書、まだ仮説の段階なのだろう?」

ゲンドウは知らないフリをしたが付き合いの長い冬月にはバレていた

「…私は間違ってはいないと思っている、第4使徒の自爆エネルギーによる空間崩壊、事実自爆の際はそこまで威力は高くはなかった、永久機関であるS2機関を持つ使徒なら不可能ではないだろう」

ゲンドウは自論を淡々と述べた

「仮に間違っていたらどうなる?まだ爆心地が地上なのにジオフロント内部に出来たことやまるで予想していたかのように出現した門については説明ができていないのだろう?」

「…その時は私が責任を取って辞任する」

「碇…!それではユイ君とは…!」

冬月は不安を口にした

「分かっている、だが、今はこれでいい」

ゲンドウはそう答えた

「…まぁいい、それにしても彼とすれ違ったのだが虚な目をしていたが何かあったのか?」

冬月が「彼」と呼ぶ人物をすぐさま「碇シンジ」だと判断してゲンドウは答えた

(冬月がシンジのことをなんと呼んでいたか分かりませんでした)

「葛城二佐がシンジをシュミレーターに連れて行くと言っていた、それが原因だろう」

「あぁ、たしかにあれはキツイな」

そんな会話をしながら廊下を足早に歩いて行った

今日もNERVの闇は蠢く

 

………

特地

皇城

………

 

「陛下、連合軍は予想通り敗走し散り散りに帰路に着いているようです」

古代ローマ風の巨大な宮殿の内部、皇帝と臣下であるマルクス内務相は話していた

「ふむ、予想通りだな、海外諸国の被害は30万、しばらく我が国に反旗翻すこともできないだろう」

皇帝は30万という損失を何ということも無いように言った

実はアルヌスに展開している戦略自衛隊への攻撃は()()()()()()()()()()()()()()()()のだ

これは帝国の戦力を温存する狙いで行った

海外諸国の怒りや対立を招く可能性は高いが帝国への攻撃を行えないように戦略自衛隊へ攻撃させ、帝国有利の状況を作ったのだ

「はい、しかし異世界の軍勢の動きが気になります」

マルクスは心配を口にした

帝国は軍隊を派遣こそしていないが偵察軍は派遣していた

そのため時たま来る報告のおかしさに気づいていた

それは異世界の軍勢がほとんどアルヌスから出てこないのだ

それこそ、偵察隊の一つも(この時既に伊丹達は出発していたのだがタイムラグのためまだ届いていない)

「昔からそなたは心配性だな」

皇帝は「フー」とため息を吐きそう言った

「は…生まれながらのもので…」

マルクスは皇帝の機嫌を損ねたと思い言った

「なに責めている訳ではない、そうじゃな…よかろう信頼のある股肱の臣に教えてやろう」

(股肱…信頼のある人)

「アルヌスから帝国までの村々を焼き井戸に毒を入れるのだ、焦土作戦だ」

皇帝は異世界の軍勢を立ち往生させるために焦土作戦という手段を取った

「焦土作戦ですか…、しばし税収が落ちそうですな…」

マルクスは内務相は職業柄そんなことを呟いた

「仕方あるまい、国遊会をいくつか取りやめ離宮の建設を延期すればよかろう、国家存亡と比べれば些細なことだ」

呟きは皇帝には聞こえていた、それなりの歳はいってはいるがまだまだ元気なようであった

「は、カーゼル卿らが騒ぎそうですが根回しは済ませておきます」

「ふむ、そうしてくれ、元老院には好きにさせておけ」

「は、では…」

「待て」

各所へこれを通達しようと出て行こうとしていたマルクスを皇帝は呼び止めた

そして

「枢機卿には「よきにはからえ」とな」

そう言うとマルクスは頭を下げ出て行こうとした

その時

 

「陛下!」

 

大きな声で皇帝を呼ぶ女性の声がした

周りの臣下も一斉に声のする方向を向いた

こんな大声で陛下を呼べば機嫌を損ね最悪、首が泣き別れするかもしれないからだ

「どうした?ピニャ・コ・ラーダ」

「もちろん、アルヌスの件でございます!陛下はこの状況で何をしているのですか!耄碌なされたか!?」

こんなことを言えば誰でもイラッと来るだろう

しかし

「殿下!何を!?」

そうこの女性は殿下つまり皇帝の娘だ

「マルクス、そなたは真実を述べたのか!?」

殿下…ピニャはマルクスに言いよる

「はい、諸王国軍の攻撃で丘に留めています!」

「この佞臣が!それではまだアルヌスを取り戻せていないということではないか!」

ピニャはさらに追撃した

「…よい、ピニャそれではそなたの騎士団で偵察すれば良い…ごっこでなければ、な」

そう言われピニャは歯ぎしりした

「了解致しました…では行って参ります…」

「期待してあるぞ…敵は大規模な攻撃、おそらく魔法攻撃を得意とする連中だろう…くれぐれも気をつけてな…」

「はっ」

ピニャはそのまま難しい顔をしながら皇宮を後にした

 

 

…作者なりのフォローという程でもないがゲンドウの方が厳しいぞ

今回は自分の父を耄碌とか言っちゃったし…

シンジなんか何もしてないのに呼び出されて「帰れ」と言われちゃうからな

可哀想に




S2機関のエネルギーについては劇中の使徒の自爆がN2爆弾にすら劣るはずはない上、レリエルの虚数空間であるディラックの海の件があるので思いつきました

炎龍の処刑どうする?(なお、炎龍は強化済み)

  • 原作通り伊丹が爆薬でドカン
  • 戦略自衛隊が通常兵器の総攻撃
  • N2か宇宙兵器でさようなら
  • エヴァか使徒で怪獣戦争
  • 作者が決めたらいいんじゃない?(回答以外のその他を含む)
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