ゲート 戦略自衛隊&NERV 彼の地にて、斯く戦えり 作:F-35B
「…は?」
伊丹は思わず無線機を持ったままアホな声が出た
しかし、そんなことはどうでもよかった
…再び使徒が現れたのだ
つまり、下手をすると人類滅亡の可能性がある
「そ、それで、使徒は!使徒はどうなったんですか!?」
伊丹は周りの目も気にせず無線機に対して叫んだ
特地の人から見ると気が触れた人にしか見えないだろう
だが、伊丹にとっては大事なことであった
『落ち着け、使徒は…』
伊丹はゴクリと息を飲んだ
『殲滅されたよ』
「…!」
伊丹はグッと手を握った
良かった…!良かった…!
伊丹は静かに喜んだ
「…?ちょっと待って下さい?まさか、殲滅後に連絡を入れたのですか?」
伊丹は不意にそんなことを聞いた
『…勘が良いな、そうだ…連絡出来なかったんだ、傍聴されてる可能性があったからな』
「そうですか…」
やはり向こうでもゴタゴタがあったらしい
『だが、問題も発生した』
向こうは改まった様子でそう言った
『…初号機パイロットは行方不明いや、家出した』
伊丹は一瞬意味が分からないという顔をした
「それはどういう…?」
『命令違反だそうだ、近くにいたクラスメイトを助ける為に、まぁ時期に追跡班に捕まるだろ』
「…そうですか」
何かを悟ったような雰囲気でそう言った
『いやに素直だな』
「あの子は優しいから納得したんです」
伊丹は知っていた
碇シンジが人の為に動きそして誰よりも「優しい」と
『…そうか、では引き続き難民避難を頼む』
「分かりました」
伊丹は無線機を切った
そして
「…使徒は全て殺す」
怨念がましくそう呟いた
………
異世界の軍勢を殲滅すべく赴いた30万をも超える軍が一瞬にして消えた
現代で敗北すればまず人は残らない
なぜなら銃では加減が出来ないからだ
気づいたら敵が壊滅している
よくある事だ
そしてPTSDなどで心が挫け捕虜となる
だから強姦、略奪などといった、蛮行には及ぶことは少ない
そんな事が起きるのは銃が発明されるよりも前、つまり中世前期、古代レベルの文明時の話だ
特地は?
もちろん、銃は影も形も無い
つまり、上記の蛮行はごく当たり前のように行われる
それどころか、盗賊に堕ちる者も少なくはない
そして、30万の軍勢から敗走してきたこの男らもまた蛮行に及ぶ愚か者であった
「ヌッ!」
「おい、どうだ絞まりはいいか?」
「えぇ頭、最高です」
「そうか、では後で頂くとしよう」
こんな現代で言えば即通報案件の会話をするのはアルヌス奪還作戦で敗走してきた元兵士、現盗賊だ
「へへっ頭、面白いことを聞きましやしたねぇ」
「あぁ、炎龍が現れて難民が溢れかえってるとさ、こりゃあ格好のカモだn」
頭と呼ばれた男は突如、静かになった
なぜなら
プシュー
「あ、あぁ…」
首から上が
「クスクス」
上から声が聞こえた
「だ、誰だ!」
声の主はまだ幼さも残る(ギリギリ)少女であった
「わたしぃ?私はロゥリィ・マーキュリー、エムロイの使徒よぉ」
いやに間延びした声で続けた
「それよりぃおじ様たちを主神があなた達を気に入ったらしいわよぉ」
男達はこの少女を即座にこの少女を「死神」と認識した
この収まらない寒気とつい先程、首と胴が泣き別れした頭の存在
勝てるわけない
そう判断した男の1人が逃げ出した
「う、うわぁ!」
という声を皮切りに男らは散り散りに逃げた
しかし
「…主神は言っていたわぁ、死から逃げられないって」
そう言うとハルバートで1人の男の顔を切り落とした
1人、また1人と
着実に動く者は少なくなっていった
「…死ぬのが嫌なら物乞いにでもなればいいのに」
そう残して再び闇に消えていった
………
今、伊丹らは昨日降った雨で出来たらしい(炎龍の火を消した雨)泥に車輪がハマった馬車を押していた
「よーし、んじゃ栗林やっちゃってくれ」
「なんで私だけ…」
「
そう言いながらなんでも無いようにグングン馬車を持ち上げていく
ものの数秒で馬車は栗林に持ち上げられ宙に上がった
「…チート乙」
「チートじゃないです、科学です」
伊丹は相変わらずめちゃくちゃな性能のレックスを見て「これ本当にお蔵入りになったやつか?」と思った
まぁ、実際には改修したものだが
「それにしても、こっちの軍隊が行軍って勘違いするからって、たった3両で何百も馬車を移動させるなんて、骨がおれるなぁ」
「仕方ないですよ、我々は「戦略」の前に「自衛隊」です、だから
黒川は自分の戦略自衛隊に対する考えを述べた
伊丹は斜め上の回答に「え?うん…」ぐらいしか返せなかった
「いや、でもねトラックの増援ぐらいは…「に、二尉なんか前方にゴスロリ少女が…」( *'ω')ファッ!?」
倉田からの思いがけない報告を聞いた伊丹はいつものだらけた動きからは考えられない速度で双眼鏡を覗いた
「…マジじゃねぇか、ていうか周りのカラスはなんだ?」
「さぁ?つつかれてるじゃないですか?」
「うーん、まぁなんにせよ、もしかしたら
伊丹は「えっ?自分がですか?」という顔している隊員にそう指示した
「…言葉通じてるんですかね」
「さぁ?」
しばらくして、少女はこちらに向かってきて男の子に話かけた
そして
『ちょっとぉ、そこの君ぃ?』
『えっ?僕?』
『この真っ黒な人達は誰?』
『わかんないけど、悪い人達じゃないよ、炎龍におわれてる僕らを助けてくれるんだ』
『…そぉ、この動く箱はどんな原理で動いてるのぉ?』
『僕も聞きたいよ、でも乗り心地はいいよ!』
『乗り心地、ね』
伊丹らは特地語で話す彼らについていけず電子端末機で調べていると上から重みを感じた
「何してんの?」
伊丹は通じないとわかっていながらそんなことを言った
なんと、少女は伊丹の膝の上にいたのだ!
くっそ、うらやま…じゃなくて
しばらく伊丹と少女の攻防は続き最終的に隣に座る形で落ち着いた
………
ゴオォォォ
羽ばたく轟音、唸る鳴き声、絶対的な死を予感する目を持つ片方に矢の刺さったドラゴンは空を悠々と飛んでいた
そして
伊丹らはまだ、この後この天災が現れるとは知る由もなかった
何故伊丹がミサトに劣るも勝らずここまで使徒を恨むのかは後の話で
それより、作者の文書力向上が急がれますねぇ
炎龍の処刑どうする?(なお、炎龍は強化済み)
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原作通り伊丹が爆薬でドカン
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戦略自衛隊が通常兵器の総攻撃
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N2か宇宙兵器でさようなら
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エヴァか使徒で怪獣戦争
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作者が決めたらいいんじゃない?(回答以外のその他を含む)