反逆者のヒーローアカデミア   作:レクレア

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特に書くことないんだよなぁ……
正邪が覚醒しました。


霊力の活用方法

現在、私は慌てふためく生徒の波に飲まれる…なんてことは無く、避難するのも面倒なので机の下に隠れていた。

 

雄英生徒、特に普通科の人間らはパニックに陥っている為か非常口なんかある所は押し合い圧し合い状態になっているためここから出る事は諦め、早いところ沈静化するのを待っていた。

しかしどうやらこの机の下に潜っていたのは私だけではいなかった様だ。

 

「おや、正邪。また会うなんて奇遇だね」

 

机の下…の私の横に針妙丸が体育座りをしていた。確かに、その図体ではあのぎゅうぎゅう詰めの空間では踏まれ潰されてぺちゃんこ…いや、グロテスクに言うなら全身複雑骨折に加えて内臓破裂、いやそんなものは生温いだろう。肉片が散らばりに散らばって死んだ事すらも気づかれない状態になるに決まっている。

 

その事を理解した上で針妙丸は冷静に机の下へ潜り、人がいなくなるのを待っていたのだった。

 

「私もあんな人混みに紛れる、簡単にパニックを起こす無能どもとは違うのさ。まあそのうち収まるだろうからそれなら人が来るはずがないここに身体を潜めてればってね」

 

ヘラヘラとしながら、軽口を叩く。出会って数時間のはずなのに、いつも以上にリラックスしながら彼女と話せる。疑問として浮かびはするが…悪くない気持ちだ。

 

「どうする、アンタはこのままずっと机の下にいるか?それとも、私の個性を使って楽して教室に帰るか?」

 

ふと、針妙丸から霊力の使い方を教えて貰っていない事を思い出した。どうせならこの状況で教えてもらい、ついでに個性を使ってさっさと食堂から出ようと考え付く。

 

「なによそれ、個性を使って…?なるほど、ひっくり返して私たちだけ『天井を地面にして』ここからでるってわけ…ナイスアイデアね!」

 

針妙丸は私の作戦のようなものに食いついた。

とりあえず彼女から簡単に霊力の使い方を教わる。

 

曰く、霊力というものは元々誰の体内にも存在するだけのもので、妖怪型の個性が発現した途端、体内でこの霊力が循環し出し、身体増強なんかが起こるという仕組みらしい。

 

そして肝心な霊力を消費しての個性の使用は、単純に霊力を消費すると考えるだけで簡単に使える様であった。

 

「大体分かったが…本当に意識して何とかなるものなのかねぇ…」

 

一先ず針妙丸の制服をつまみ上げて私の肩へと乗せる。そして机から身体を出す。

 

 

 

循環している霊力を意識…これを消費して個性を発動させる。

 

範囲は私の周りのみ。効果は重力のベクトルをひっくり返す…

瞬間身体から何かが抜ける様な感覚が走る。そして能力通りに私たちは天井へと落下して行った。

 

「おお、こりゃ便利だな」

 

華麗に着地を見せ、身体が無傷でしかも体力の消耗もしていない事に感化していると針妙丸が話し始めた。

 

「この霊力って便利なのよね。霊力を使えば空だって飛べるし、でも使いすぎ注意ね?度が過ぎると霊力使い果たしちゃって身体能力が人間並みになっちゃうわよ?それに妖怪型特有の再生力の高さも無くなっちゃうから」

 

「ちょ、ちょちょ…それは早く言え!こんなくだらない事で霊力を消費してたらスグ無くなっちまうじゃないか!」

 

サラッと言われた重要な事にツッコミを入れる。だが流石に霊力の回復手段はあるようで、単純に寝れば一定量回復するとの事だった。

 

生徒が押し合いになってる中、楽々と天井を歩く。その姿を見てた生徒の一部が指をさしたり何か言ってきた気がするがよく聞こえない。

 

 

 

 

どうやらセキュリティを突破したのはマスコミの奴ららしく、ヴィランの襲撃などでは無かった。

とりあえず人気のない所へさっさと行き、個性を解除する。思えばこいつ、霊力を使って飛べば何ら問題なく移動できたよな…

 

「え?あんな人混みの中?上?飛ぶの嫌だったんだもん」

 

ちょっとだけ針妙丸の評価が私の中で下がった。

 

 

 

 

──────────

 

 

昼休みが終わり、教室に戻る。席に着こうとしていると相澤先生に声をかけられた。

 

「どうだ、何かお前にとって便利に働くサポートアイテムはあったか?」

 

「いいえ、ありませんでしたよ。ですが、もう個性で傷付くなんてことはありませんよ」

 

ヘラヘラしながら相澤先生と話す。先生は不思議そうな顔をしているが気にせずに席に着く。

 

午後の授業はというと、緑谷が飯田へ学級委員の座を明け渡し、今後の係を決める事となった。

 

 

 

 

因みに私は毎日の学級日誌を書く係となった。




くっそ文字数すくねえ
でもキリがいいのでここで終わらせなければ行けない

次話から5000文字とか10000文字の本気だすから許して……
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