反逆者のヒーローアカデミア   作:レクレア

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入試試験前のお話が出来ましたのでそちらを先に上げます


本当にこの数時間で書き直すことになるとは……
申し訳ない…


鬼人正邪という女

私は、ヒーローになりたかった

 

子供の頃の夢だ。他人に優しくすれば感謝をされる。それがたまらなく嬉しかった。

ありがとう、笑顔でその一言を言ってもらうだけで幸せになれる。だから、みんなに感謝される為にヒーローになりたかった。

両親も、幼稚園の友だち、先生も応援してくれた。私みたいな優しい子ならヒーローになれると言ってくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

個性が発現するまでは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

個性、天邪鬼

異形型で個性黎明期に見られた、妖怪型(異形型の中でも天狗や河童等といった妖怪のような事が出来る。又はその妖怪にある特徴が身体的に現れる能力)に属するもので、身体も鬼の角が生えて来た。しかしそれ以外は大して人間と変わらなかった。あくまでも外見はであるが

 

個性が発現して以降、今までならばする筈のない悪戯が唐突にやりたくなった。

初めは我慢し、耐えていたものの、魔が差して小さな悪戯をした。そこから私の友好関係や両親との関係が崩れていった。

 

急に性格の変わった私を見て両親は医者へ連れて行った。曰く「個性の発現のせいである」との事だった。

 

どうやら、妖怪型の個性が発現した人らは性格がその元の妖怪へ引っ張られていくのだそうだった。つまりこの性格は天邪鬼の性格である「悪戯好き」「捻くれ者」へ引っ張られているせいであるという。

 

どうやら現在、処置をする事は出来ないらしく、私は両親や友だちらに迷惑をかけないように距離を置いた。独りでいれば悪戯心は抑制出来るからだ。

 

友だちも私の考えている事を理解してくれ、仲はいいが気を遣ってあまり喋らず、遊びにも誘わないでくれた。悪戯心が抑えきれずに多少の悪戯をした時も許してくれた。

 

しかし、小学校へ入学すると同時に幼稚園の友だちとは自然と離れ離れになった。

数人は同じであった幼稚園の子はいるものの、それでも大半は知らない人間だ。

 

私は幼稚園の頃と同じく距離を置いた。他人に危害を極力加えたくない一心で。

だが周りは説明をしても理解が出来ないのか何度も何度も接触してきた。担任も友だちを作るように言ってくる。

 

それでも私は距離を置き、独りでいた。

すると周りは私のことを虐めの対象にし始めた。内容は非常に陰湿だった。靴を隠され、画鋲を入れられ、教科書をズタズタに、机も落書きだらけ、周りに人のいない時は殴る蹴るのオンパレード

 

まずは教師に相談した。だが何も改善してくれなかった。私の妄言とまで言ってきた。

次に両親に相談した。すぐに学校へ抗議に向かってくれたが教師らは私が妄言を吐いてると言って両親を言いくるめた。きっと時折悪戯をしてしまっていたからそれが理由で私を信じきれないのもあったのだろう。それから両親は私に対して冷たくなった。本当に私は何もしていないのに

 

それなのに何故私は引きこもらずに学校に行っていたのか。それは幼稚園の頃からの友人がいたからだった。

 

だがある日廊下を歩いていると教室から声が聞こえた。最悪な内容だった。

 

虐めの首謀者は、その友人と思っていたやつだった。

 

かつて私はヒーローになりたいと言った。

友人だったやつはその夢に賛同した。

 

それなのに、そいつは周りと共にその夢を貶し、罵り、馬鹿にした。

 

 

私は泣いた。自室で喉が枯れるまで、目が腫れ上がり、涙が出なくなるまで泣いた。

そして、何を言われようと数日の間、自室から出なかった。私の心は変わり始めていた。

 

人間は信用しては行けない…それが両親だろうと、友人だった人物だろうと……

 

そして、何がなんでもヒーローになってやると決めた。虐めてきた奴らを、教師を、両親を見返すために……

 

 

 

もう、私の中にはかつての他人を思いやり、感謝を貰いたいと思うヒーロー像はなく、復讐のため、見返すため、そしてなにより、私のためにヒーローになろうとしていた。

 

 

何をされようと虐められようと無視し、学力や個性を伸ばした。全てはヒーローになるため、雄英高校へ入るために、周りの全てを見返してやるために

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この私の物語は、凍ってしまった私の心が溶けていくまでの物語でもある。




どうしても文字数が稼げねぇ…
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