反逆者のヒーローアカデミア   作:レクレア

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久々に深夜のテンションで書き上げてしまった
そのうち読み返した時に支離滅裂なところがあったら修正加えます


現時点では…よく書けたと思ってるよ。うん

最近掲示板形式の作品をよく見るんですよ。ああいうやつ好きでして、なによりあの世界に自分も入り込みたいと思ってしまう


妖怪型の特異性

「ふむ…それでここに来たってわけねー…とりあえず、アナタの個性について、もっと詳しく教えてくれないかな?」

 

指で摘めるサイズの湯呑みを啜りながら、私の話を聞いている彼女…少名針妙丸は個性に関して質問してきた。

 

「詳しく、と言ってもなぁ…。個性は天邪鬼で異形型、ありとあらゆる物事をひっくり返せる、デメリットに自傷するか体力が消費される。これで十分か?」

 

「なるほどねー、それでアナタ…あー、正邪でいっか。正邪はそのデメリットの負担を軽くするために来た…確かに個性を使わざる負えない以上、ちょっと大きいデメリットよね」

 

むむむ…と腕を組み、両目をキュッと瞑りながら何か考えている。やはり相澤先生が言っていたように個性のデメリットは打ち消すのが難しいのだろう。だが予想に反して、針妙丸の返答は「無理だ」という言葉ではなく、さらに質問をするという形で返ってきた。

 

「正邪の個性は異形型の中でも、妖怪型の括りに入るわよね?」

 

急に何故そんな話をするのだろう。確かに私の個性は妖怪型に括られている。針妙丸は私の個性が妖怪型であると聞くと、やはり…という顔で話を続けた。

 

「正邪のその個性、使い方が間違っているのよ。だから能力の割に合わないデメリットが発生するの」

 

「使い方が…間違っている……だって?」

 

 

 

 

 

──────────

 

 

 

 

 

針妙丸が言うには他の個性には無く、妖怪型の個性にだけ共通するものが一つだけあるという。

 

 

霊力…分かりやすく言う所のMPのようなものであり、個性を使用する際、消費する事により割に合わないデメリットを受けずにいる事の出来るものらしい。霊力は他にも使用用途があるらしく、身体強化、再生能力、外見の人外化…これらの全てがこの霊力が体内に循環することによって起こるものらしい。

 

「…で、なんでお前がそんなのを知ってるわけ?お前の個性も妖怪型なのか?」

 

割愛はしたものの、現在の時刻は11時を過ぎている。この説明が始まったのが大体10時くらいであり、約1時間ほど長々と霊力に関して話されると気が滅入ってくる。ぐったりとしながら針妙丸へ質問を投げた。

 

「ええ、そうよ。と言っても妖怪って括りになるのって思っちゃうけどね」

 

そう聞くと、大方個性「小人」と安直な名前なのだろう。能力としては『小人っぽい事なら何でもできる』といったところか

 

「私の個性は『一寸法師』ね。能力は打ち出の小槌を霊力を使って精製する。さらに霊力を使って…色々出来るって感じかな?」

 

一寸法師…?ありゃ妖怪の類じゃないだろう。針妙丸にそう返すと、曰く「霊力が使われる個性は一括りに妖怪型になるのよ」だそうだ。

 

霊力に興味を持った私は、針妙丸にさらに詳しく霊力について聞くことにした。

 

 

 

「そうね…話すなら、ここからかしら?妖怪型って個性はね、本当は異形型に括られるべきでは無いのよ」

 

発動型でも、変形型でもないわ。そう言い、針妙丸は真面目な顔つきで話を続ける

 

「だってそうでしょう?外見が異形型なのに、発動型のような何かしらの能力を持っている…だから大まかな3系統の何処にも属せないのよ。それこそ、第4の系統として妖怪型と分類出来る程にね」

 

成程、しかしそうなると疑問が出てくる。何故私は個性を診断して貰った医師からは霊力についての説明を聞けなかったのか。何故異形型に分類されたままなのかという点だ。針妙丸に聞くと、真面目な顔から、今度は怒りに満ちた顔で話し出した。

 

「そうなのよ!そこなのよ!学会でも度々話題に上がるし、なんなら論文だって出てるわ!それなのに医学界でも個性を専門にしてる有名な教授は『霊力などというものは非科学的であり、存在しない』の一点張りなの!かつて個性が出現された時だって非科学的だって言われた、のによ!?」

 

なんだコイツは、急に熱く語り出した。

その様子を見て若干引く私。それを見て頭が冷えたのか、針妙丸は1つ咳払いをした。

 

「…ごめんなさい。つい、やっちゃったわ。私が雄英に入った理由の一つだったから、つい…」

 

「理由だって…?」

 

聞くと、針妙丸は一部の妖怪型個性を持つ教授が、医師が論文を提出しても認められない界隈を変えたいために雄英高校に入学をしたらしい。

 

「妖怪型の個性持ちの人間は霊力の扱いを知らない。知らないせいで死んじゃってる人が大勢いるの。私は、そんな残酷な世界間違ってると思うの」

 

段々と寂しそうな顔へとなっていく。それはこいつ、針妙丸の問d─────

 

 

 

 

 

 

 

━━━━━━━━━━

 

「さあ、弱者が見捨てられない楽園を築くのだ!」

 

──────────

 

 

 

 

 

 

 

唐突に頭の中にノイズが走る。

 

知らない

 

違う

 

これは、私の記憶じゃない

 

なのに何故こんなにも懐かしく感じるのだろうか

 

 

 

何故こんなにも寂しく感じるのだろうか

 

 

 

何故こんなにも……

 

 

 

 

 

 

 

…………じゃ

 

 

 

 

 

 

 

 

………いじゃ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「正邪や!どうしたのよそんなにぼーっとして」

 

針妙丸の声が耳に入る。なにか大切な事を考えていた筈だったのだが、忘れてしまった。

 

「ああいや、何でもない。それで、お前の目的が教授になるためなら、何でまたサポート科にいるんだ?」

 

そう、教授になるのなら勉学に専念の出来るであろう普通科に入るのがベストだろう。態々サポート科に入ったのだろうか

 

「それは、単純に私の個性が有用に扱えるから。それに、そういうモノを作るのが好き…だからかな?」

 

 

 

暫く針妙丸と話していると午前の授業が終わったチャイムが鳴った。昼を食べるために私は席を立ち、教室から出る。そして去り際に一言

 

「また顔を出すよ。その時はお前作のサポートアイテムの一つ二つ、見せて欲しいね」

 

そう告げた。

 

 

 

昼食を取りに学食へ向かう。何時ものように日替わり定食を購入し、着席。ゆっくりと食事を堪能する。すると私が目に入ったのか切島鋭児郎、上鳴電気等の1-A男子数人が声を掛けてきた。

 

「よー、正邪じゃん!お前なんで学級委員決める時教室にいなかったんだよー、飯田がうるさかったんだぞ?」

 

どうやら学級委員は緑谷と八百万の2人で決まりらしかった。てっきり飯田のやつがやると思っていたのだが、投票で決定したらしい。

 

「あんな時間の無駄な役職、私がやると思うか?嫌だね。それなら昨日の戦況を分析して色々やってた方が遥かに有意義だ」

 

そう言って私はそれから黙々と飯を食べる。

 

「ストイックだなー、そんな轟との対決で負けたのが悔しかったのか!くぅ〜〜っ!アッツイ漢だなぁぁ!!!」

 

女なんだけど…なんてツッコミはしない。男たちが昨日の戦闘訓練の話題で盛り上がっていると、唐突にサイレンが鳴り響いた。

 

 

『セキュリティ3が突破されました。生徒の皆さんは速やかに避難してください』




少名針妙丸
個性:一寸法師

霊力を使って打ち出の小槌を出現させるぞ!
さらにその打ち出の小槌と霊力を使用することで様々な事が出来る!
一番の使用方法は霊力を全て消費することで、その消費に応じた願いが叶う!但しどんなにしょぼい願いでも消費した霊力は帰ってこないし、その逆で消費した霊力以上の願いは叶えられない上に、やはり霊力は帰ってこない!
さらに、自分の霊力や他人の霊力を打ち出の小槌を利用して道具に振り分けることが可能!自我を持ったり、特殊な力を持ったりする!
さらにさらに、打ち出の小槌を経由する事で他人に霊力を分ける事も可能性!



と、少名針妙丸の個性についての解説でした。
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