バットマン:アイ・アム・バットマン・ウィー・アー・バットマン   作:一条和馬

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】登場人物など【

○ブルース・ウェイン/バットマン

 ブルース・ウェインはウェイン・テックの創業者トーマス・ウェインの一人息子で、現在は会社の大株主になる大富豪である。

 幼い日に目の前で強盗に両親を殺されたブルースはその日からゴッサムの悪を憎む様になり、己を鍛え、自分が苦手な蝙蝠を模した『畏怖の象徴』バットマンとして夜のゴッサムに舞い降り、鍛えぬいた肉体と、探偵の様な卓越した頭脳、そして金に物を言わせて開発したガジェットを武器に、街のゴロツキや凶悪犯罪者と戦い続けた。

 表向きは世間知らずで年中遊び回っている道化を演じながらバットマンとしての二足の草鞋の生活を送っていた彼だが、10年目にして一つの『歪み』が発生していた。

 

 

○アルフレッド・ペニーワース

 アルフレッドはトーマス・ウェインの頃からウェイン家に仕える有能な執事である。毎晩危険な『夜遊び』をするブルースのサポートもしており、彼なくしてはバットマンはあり得ないと言わしめた程。イギリス生まれの為か多少皮肉の籠った言葉使いをする事があるが、誰よりもブルース・ウェインの身を案じている人物。

 

 

○ジェイムズ・ゴードン

 ゴッサム市警本部長のゴードンは、バットマンが信頼を置く数少ない人物の一人だ。彼には親しみを込めて『ジム』と呼ばれるが、ゴードンはバットマンの正体がブルースである事は知らない。彼の娘バーバラ・ゴードンはバットマンのサイキック、バットガールとして共にゴッサムを守る事になるのだが、それは少し未来の話でる。

 

 

○ルーシャス・フォックス

 ウェイン・テックのCEOであるルーシャスは、バットマンの使用する数々のガジェットを生み出した、影の協力者の一人だ。

 

 

○ハービー・ブロック

 ブロックはゴードン本部長が新米刑事だった頃からの相棒で、部下となった今も隣で支え続ける大切な友である。昔は犯罪に片足を突っ込むゴッサムにはありふれた刑事だったが若く正義に燃えるゴードンと共に進む事で正しい『警官の姿』を思い出した。

 

 

○ジョーカー

 バットマンの宿敵であるヴィラン。

 常にピエロの格好をし、常におどけてみせるジョーカーには本名や、ゴッサムに来るまでの過去を知る者はいない。

 ただ彼はバットマンと戦う事に人生の意味を見出し、その為に多くの血を流す事を厭わないシリアルキラーである。

 そんな関係を10年続けてきたジョーカーだが、ここにきて一つのマンネリ、倦怠期を迎えてきた事に恐怖し始めていた。

 

 

○ペンギン/オズワルド・コブルポット

 会員制クラブ『アイスバーグ・ラウンジ』の経営者であるオズワルド・コブルポットはゴッサムの裏社会を牛耳る死の武器商人ペンギンとしての裏の顔がある。

 その名の由来にはいくつもの俗説が飛び交うが、有力なのはやはり、ペンギンの様な歩き方をする事だろう。最も、それを指摘した者は既に息絶えたか、行方知らずのどちらかであるが。

 

 

○エド・キリュウ・スターク

 日系大企業の社長であるエドは、ゴッサムから遠く離れた日本に生まれ育ちながら、バットマンの大ファンを公言する変わった男だ。

 ウェイン・テックとの技術競合により、よりゴッサムを安全で、住みやすい街にするとも言っており、その考えにブルースとは意気投合した。

 

 

○ボブ

 ボブは『バットマンズ』の一人だが、正しく己の正義を貫いた珍しい男である。

 スラム街で育った彼はバットマンの姿を見て育ち、そして大きな憧れも持っていた。ストリートで培った身体能力はバットマンを唸らせる程だが、どこか抜けている所があるのが彼のチャームポイントだ。

 

 

●ゴッサム・シティー

 ゴッサム・シティーは恐らくアメリカで一番治安の悪い街である。

 元々は二つの強大なギャング・ファミリーが互いの勢力を削りつつ、それでいて他者の入る余地がない事で街の均衡が保たれていたが、大富豪トーマス・ウェインの死を皮切りにバランスが崩壊。『悪党のルール』を持たない無法者が闊歩し出した。

 彼らのほとんどは謎の男バットマンの登場によって刑務所に送られたが、犯罪者の量も、質も、日に日に増すばかりである。

 

●ウェイン・テック

 『ウェイン産業』とも言う、ウェイン一家が築き上げたゴッサム1の大企業。

 表向きの活動は幅広く、多くの事業に手を出し、それぞれで大成功を納めている。また、ゴッサムの中央を貫くモノレールは先代ウェイン家当主、トーマス・ウェインが貧困層の多いゴッサムでの移動を手助けする様にと開発されたもので、低価格でゴッサム・シティー内を移動できる貴重な移動手段である。

 

●ゴッサム市警

 ゴッサム・シティーを守る警察官達の本部。

 ギャングが幅を利かせている時代は汚職警官も多く、信頼度も低かったが、正義の心を持った刑事、ジェイムズ・ゴードンが本部長に就任した際に改革が進み、今では街の安全を守る立派な組織となった。最も、彼らの戦うヴィランには常識を超えた連中が多いので、未だバットマンに頼らないといけないのが現状である。

 

 

●アーカム・アサイラム

 ゴッサム・シティーにはブラック・ゲートという刑務所が存在するが、アーカム・アサイラムは郊外に存在する、刑務所を併設した精神病院である。

 その主な目的は患者の『更生』にあるが、その方法を知る者は少ない。

 

 

●キリュウ・セントラル・カンパニー支社ビル

 日系大企業『キリュウ・セントラル・カンパニー』は突如ゴッサム・シティーのウェイン・テック本社ビルの対になる場所に支社を建築した。

 

 

 

●バットマンズ

 バットマンズは正確には組織ではなく、ゴッサムに現れた大量の『バットマン』を総称したものである。中にはバットマンの様に悪と戦う者もいるが、そのほとんどは彼に恨みのあるものがバットマンに扮し、彼のヒーローとしての名声を落とそうと画策している者達である。

 

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