少女のつくり方 〜艦隊これくしょん〜 作:山田太郎
なんか長くなっちゃったね(・ω<) テヘペロ
そして最後は妙にあっさりしちゃった。
クイズでもよく出てくる啓蟄って季節くらいから山に入りたくなってそわそわする。虫がはい出る季節って意味だ。そして季節は清明へ。4月の頭を指す言葉で、アニメ氷菓のCMに入る前に表示されるアイキャッチがこの二十四節気ってやつ。立春とか秋分とかだね。
清明は氷菓第1話で流れる。入学の頃だしちょうど今時分の季節なんだね。
このシリーズは、いつか誰かが視ている夢の内容なんだって妄想すると悲しいかもしれない。
タラの芽は山菜の王様と言われるが、特にレアなわけではない。
こういった田舎を走っていると、そのガードレールの向こう側や小川に沿って並ぶ木の中、また池の隣やその山の木々の間など至るところで目にすることができる。言うなればレアリティコモンに分類されるありふれた木なのだ。
慣れると車に乗ったまま走っているついでに探すことまでできるヤツ。親しみやすい王様だな。
ただ、だいたいの場合で背が高いので、一人で採るのはちょっと大変。できれば二人以上で赴き、一人が枝を引っ張って木の頭を下げさせ、その間にもう一人が新芽を摘み取るのがいいだろう。
簡単に採れるところのタラの芽は鹿によって全滅していることが多いので、必然的に手の届かない辺りの芽を狙うことになるのだ。
注意してほしいのはアレだ、人間は鹿じゃない。あればあるだけ採るのは止めよう。1本の木から全ての芽を採ってしまうと枯れてしまうので、ちゃんと残すようにしないと来年採れなくなる。
「痛っ、トゲで指刺したー!」
そう言って騒いでるのは白露。姉さんよぉ、注意事項として棘に注意しろと言ったばかりじゃね? ちゃんと聞け。
そうなのだ、タラの木には多くの場合で棘がある。そして棘のないタラの木もあるから判断に迷う。
迷ったならば止めておけ、タラの木と同じような時期、同じ場所に生える木にウルシがあるからだ。
聞いたことくらいあるとは思うが、ウルシに触ると
山菜採りの基本は、分かる草木以外に手を出さないことだ。
「この毒々しい色、これはウルシだね」
「いや、それは見るからに美味しそうなタラの芽だ」
時雨が指差す赤紫に色付いたのはタラの芽。しかし緑のまんまのタラの芽はある。ドヤ顔が恥ずかしいぞ、時雨。
「じゃあこっちのもタラの芽?」
「それはウルシだから触るなよ」
同じように赤紫に染まった新芽を指して言う村雨。同じような色をしたウルシが山にはいらっしゃる。
「この棘のないそっくりさんはウルシっぽい?」
「その棘のないヤツは食べやすいほうのタラの芽だ。採ってこい」
うーんと悩ましい夕立。
条件で見るんじゃない、魂で感じるんだ。
ずっと見てると見分けがつくようになるんだけどな、芽や葉、枝っぷりなど全体で見たほうが分かるかもしれない。
棘の有無だけで判断すると、ウルシは避けられても棘のある似た木を避けられないからな。
こればっかりは数を見て経験を積むくらいしか方法はないのかもしれない。
まぁちょっと田舎に行けばそこらじゅうでお見かけするタイプの木だ。完璧に見分けがついたタラの芽だけ集めても結構な数が採れると思う。
ただ、まったく知らない田舎で乱獲するのは避けたほうが無難かも。これ、育ててる人も結構いるのでね。見ず知らずの土地に生えてるタラの芽を採ると問題になるとも思う。
川べりや公園なんかの池付近、山道沿いに生えてるやつについてはノーコメントだ。
止めはしないが、あんまり大っぴらにして採るものではないだろう。昨今のギスギスした情勢的に……。
ここらは地元民しか来ないような田舎で、さらに俺たちがその田舎の住民化しているからな。タラの芽がありそうなポイントも町のおっちゃんたちが教えてくれた。まず問題の起こり得ない状況なわけだ。
身内的ポジションにさえ立てば、案外と田舎は生きやすい。
ビニールに2袋分ほどタラの芽を採ったわけだが、ウチは大所帯だからこれでも大量に採りすぎ、というわけではない。しかしこれ以上は採りすぎになるから止めておこう。
季節は始まったばかりだから、欲しくなればまた採りにこればいいのだ。
帰ったら今日の夕飯は天ぷらだな。抹茶塩で食べるタラの芽の天ぷらは最高なのだ、ぜひみんなにも味わってもらわねばならない。山菜の天ぷらが美味しいと思えるころ、人は
天ぷら粉のコツは冷やすこと、そして混ぜすぎないことだ。小麦がグルテンを形成するとカラッと揚らないので、粉が混ざり切っていないくらいでちょうどいい。小麦は冷蔵庫で冷やしておき、混ぜる水は冷水が理想だ。裏技的にはマヨネーズを先に冷水で溶いておくのもお勧めだ。
明日のためにタケノコの
山菜と言えばツクシだって? あんな草のどこが美味いのかまったく分からん。お浸しの類もそうだが、それだけ味付けしたらもうなんだって構わないんじゃないかと思えてくる。同じ理由でウナギに対してもそう思ってる。そもそもウナギの旬は冬だ。なぜ1番不味い時期にウナギを食べようとするのか、やるな平賀源内。
そう、これも食べられるよ! なんて求めていないのだ。食えるだけのもので良かったならスーパーで買う。そこには様々な美味しい物で溢れているんだから。美味しいからこそ選択肢に山菜が入るのだ。それを忘れてはいけない。
次回は、今回逃したイタドリやクレソンでも探しに行こうかな。
ともあれまずは、マダニに喰われてないことを祈りながら夕食前に汗と土を落とすとしようか。
そうして、助手席でニコニコ顔をしている時雨にお疲れ様と声を掛け、俺たちは家路につくのだった。
フィニッシャーは時雨だ。
ちょっとドヤ顔で助手席に乗る時雨はかわいい。
ところで千反田さんって白以外の下着が似合わなさそうだよね。少なくともJKしてる間は。
ちーちゃんは文句ない美少女だが、抱いて楽しいのは摩耶花ちゃんのほうだろう。下世話な話的に。
氷菓でよく出てくる薔薇色だが、カラーコードで言うと#E73275。RGBだとR:231 G:50 B:117。
少女のつくり方的にはムラサメピンクと名付けたい。
ZIPパーカーの中身である。
私は叫ぶ