少女のつくり方 〜艦隊これくしょん〜   作:山田太郎

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「この素晴らしい世界に居座るTSド変態野郎にも祝福を」という小説を発見した。

面白かった。
山田さんの好みの女性ランキングに、新たにカナデちゃんがランクインした。




軍艦の墓場に咲く5

無事に鈴谷を艦隊に迎え、作戦に参加するリンガ艦を集めてのブリーフィングが行われている。

 

いやぁ鈴谷ってすごいね。

取らぬ狸のじゃないが、この作戦が無事に終わっても手放したくない。

演習でその実力は見せてもらったし、話してみることで本人の人柄にも魅せられた。

 

面白いやつだし、なんとしても欲しいねー。

特にどこの基地に所属してるってこともないようだし、誘えばほいほい着いて来てくれそうな気がしなくもないんだが、そこんとこどうなんだろう。

 

「鈴谷を尻軽みたいに言うなー!」

 

さてしかし、まずは作戦を成功させることからかな。

 

 

 

「海戦ではウチが遊撃部隊となって敵を引きつける。同時に本隊の護衛もするわよ、被撃沈をできる限り防いで」

 

結局、始まってしまった海戦でできることなど限られているのだ。

敵は沈める。そして友軍は沈めさせない。

それは当たり前のことで、理想のこと。

 

霞の方針に対し、早速鈴谷が「はーい」と手を上げて発言をした。

 

「作戦目標の分散は賛成しかねるなー」

 

「部隊を分ける。それぞれ敵艦隊撃破と友軍護衛を最優先目標に、それで問題ないわ」

 

 

寡兵を二分する用兵にも賛成できないが、彼女もそれを理解している。なら言っても詮なきことだ。

ここは無理を通してでも押すべきポイントなのだろう。鈴谷はそれ以上の口を挟むのをやめた。

 

私に求められているのは戦術行動だ。戦略に関して手を出そうとは思っていない。ウチらをすり潰す使い方をしないのであればそれでいいと、そう思う。

 

 

「鈴谷さんは攻略部隊の指揮を執って。護衛は阿武隈、アナタの隊よ」

 

続く霞の発言。

肯く阿武隈とは違い、慌てたのは鈴谷だった。

 

「ちょ、鈴谷でいいわけ?」

「守るより攻めに向いていると加藤司令官から聞いてるわ。ウチの司令官も同意見。コマンダーとしての資質も十分だと言ってた」

 

特に問題があるとは思えない。霞からはそんな風に返されたが、鈴谷が問題にしているのはそういった能力の話ではなかった。

 

「ルーキーに任せて戦える? 最低限の信頼もない戦場では死神が肩に止まるかもよ」

おどけた調子で言うが、決して茶化したつもりはない。戦場で信頼できない友軍は万の敵にも勝るのだ。

 

「問題ないわ、同じ艦隊で死地に立てばそれはもう仲間よ。ウチの子たちは仲間の信頼を裏切らない。好きにやってちょうだい」

 

それはさも当然で、決まりきったことだという自信。面白い艦隊だ。

これだからここの艦娘は強いのだろう。

そんな彼女たちに認められるのであれば、それは誇らしいことだと感じた。

 

そして、霞はこうしめくくる。

 

「全体指揮は現場でワタシが執るわ」

 

艦娘でありながら艦隊指揮を任される司令艦として名高い駆逐艦霞。死を告げる妖精のお手並み拝見と洒落込むことにしよう。

 




短い……。
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