バカと楽しく過ごしてく   作:リミア

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続けてどうぞ


にじファンで書いた番外編2

「ふう」

 

風呂から出て、時間はまだ9時ちょいか。まだ寝るには早いしどうしようか。

 

まもり~たい♪まもら~れ~て~る~♪あえないと~きもず~う~と♪いちびょ~ずつわたし~た~ち~は~つよくなれ~るから~♪

 

ん?携帯が鳴ってる。明久からだ、ってなんかデジャブ。

 

「もしもし?」

 

『あ、真也?僕だけど』

 

「わかってるよ」

 

『え!?どうして?』

 

「携帯に表示されるからだ」

 

馬鹿だろこいつ?

 

『あ、そうだよね。てっきり超能力か何かで予知したのかと』

 

「すごい発想だな」

 

馬鹿と天才は紙一重と言うがこういう事か?

 

「で?なんだ?」

 

『あ、そうそう。明日暇かな?』

 

「ん?ああ。暇だな」

 

『じゃあさ、明日みんなでお弁当持ってピクニックに行こう』

 

「ピクニック?」

 

『うん。と言っても少し出かける程度だよ』

 

ふむ、ならいいかな?

 

『ちなみに、みんなにはもう言ってあるよ』

 

「みんなって?」

 

『姫路さんに美波に葉月ちゃんに秀吉に雄二、ムッツリーにも呼びかけてあるよ』

 

まぁ、お馴染みの奴らか。

 

『あと、(雄二には内緒で)霧島さんにも声かけたよ』

 

「今なにか入らなかったか?」

 

『気のせいだよ』

 

絶対気のせいじゃない。

 

『後は、木下さんと工藤さんも来るかもしれないし』

 

「あぁ、霧島が声をかけるのか」

 

『よくわかったね!やっぱり予知?』

 

「お前、まだ言うか」

 

しかしピクニックか。う~ん…まぁいいか。姫路の料理の腕どれだけ上がったか知りたいし。

 

「わかった。俺も行くよ」

 

『ホント?それじゃ真也もお弁当作ってきてね」

 

「わかったよ。お前の大切なカロリー摂取のチャンスだもんな」

 

『…やっぱり超能力か何かあるでしょ』

 

「マジかよお前」

 

まぁ、なんとなくそうなんじゃないかと思っていたが。でも、こいつの思惑に乗るのもなんか癪だな。

そうだ。

 

「お前明日家に来い。食材使わしてやるからお前もなんか作れ」

 

『ゑ?』

 

「それはもういい」

 

久しぶりだな、そのネタ。

 

『ホントにいいの?』

 

「構わん。それに、お前の料理食べたいしな」

 

これは本音だ。

 

『うん。わかったよ』

 

「何時くらいに出かけるんだ?」

 

『だいたい10時くらいかな?」

 

アバウトだな、おい。

 

「わかった。なら8時くらいに来い」

 

『うん、わかった。それじゃあ、おやすみ』

 

「ああ。おやすみ」

 

さて、今日も遅くならないうちに寝るとしますか。

明日重箱持っていこうかな?

 

 

 

 

翌日

 

ピンポーン

 

「はーい」

 

ガチャ

 

「おはよう、真也」

 

「よう、明久。おはよう」

 

挨拶をして台所に向かう。

 

「んじゃ、早速はじめますか」

 

「うん」

 

そう言って料理を作った。材料はあまり別々では使いたくないが、同じ料理を作るのも味気ない。まぁ材料はほぼ一緒で違う料理を作ればいいか。

 

 

「できた!」

 

「俺もだ」

 

こうして無事弁当を作れた。作ってる最中「あれ取って」「これ取って」があった。・・・それで明久が「なんか夫婦みたいだね」って言った時殴ってやったが。

時間は9時30分過ぎ。いい頃合いだな。

 

「んじゃ、行くか」

 

「そうだね」

 

 

 

 

 

そうして目的地の公園に着いた。そこにはもう姫路と島田に島田妹がいた。

 

「あ、神上君、吉井君。おはようございます」

 

「アキ、神上おはよう」

 

「姫路さん、美波おはよう」

 

「バカなお兄ちゃん、おはようです!」

 

明久が二人にあいさつした後島田妹が明久に飛び込んだ。

 

「うん。おはよう。葉月ちゃん」

 

「おはよう。早いな」

 

ん?こういう時はムッツリーニもいると思ったが、まだなのか?

 

「…………おはよう」

 

『うわ!』

 

何時の間に後ろに!?驚いた!

 

「お、おはようございます」

 

「ちょっと土屋!びっくりするじゃない!」

 

「…………すまない」

 

素直に謝った。盗撮とかもこれくらい素直に認めたらな。・・・いや、それはそれで問題だな。

 

「お前にしては遅かったな」

 

「…………少し寄り道をしていた」

 

「…ムッツリーニ。まさか、また写真を?」

 

「…………(ブンブン)」

 

おそらく「あれな写真を撮っていたのか」という質問だろう。しかしそんな明久の質問をムッツリーニは否定した。

 

「本当に?」

 

「…………(コクコク)」

 

「明久、おそらく本当だ。そういう時のムッツリーニの否定は激しくするからな」

 

「…………!!(ブンブン)」

 

「な?」

 

「そうだね」

 

「…………!!(ブンブン)」

 

いや、もういいって。そんなに首回したら痛くなるぞ。

 

「おお、みんな。待たせたかのう」

 

お、そうこうしている間に秀吉が来た。

 

「よう、おはよう秀吉」

 

「うむ、おはようじゃ。真也」

 

「うわ~。お姉さん、おめかしして来たですか?」

 

ん?言われてみると少し化粧がしてあるな。

 

「本当だ。かわいいよ秀吉」

 

「…………!!(パシャパシャパシャパシャ!)」

 

明久はとち狂ったことを言い、ムッツリーニはカメラのシャッターをすごい勢いで切っていた。

 

「う、うむ。出かけ用で少しな。どうじゃ真也?」

 

え?ここで俺に聞くの?まぁ普通に答えるか。

 

「ああ、似合ってる。綺麗だぞ」

 

「そうか!よかった」

 

そう言ってほほ笑む秀吉。やばい、本当にかわいいって思っちまう。

 

「…………!!(パシャパシャパシャパシャ!)」

 

またムッツリーニがチャンスと言わんばかりに鼻血を出しながらシャッターを切っている。明久も鼻血を出している。

 

「うう~。私もおめかしして来れば良かったです」

 

「ウチも…。もう、アキのばか」

 

女子高生組は色々悩んでいるみたいだ。

 

そして、またしばらくして

 

「あ~き~ひ~さ~!!」

 

雄二が(霧島と一緒に)登場した。

 

「やぁ雄二。今日は清々しい良い天気だね」

 

「俺はその清々しい笑顔を殴ってやりたい」

 

会って早々なんて会話だ。

 

「てめぇ、翔子も誘ってやがったのか」

 

「こういう楽しいことはみんなで楽しまないとね」

 

いいセリフだな。明久が言うと胡散臭く聞こえるが。

 

「吉井。今日は誘ってくれてありがとう」

 

「うん。霧島さん今日は楽しんでいってね」

 

霧島が楽しむ=雄二が苦しむ、なんて事が頭の中で作られていた。

 

「やっほ~代表!」

 

「ごめん。遅くなっちゃった」

 

またしばらくして工藤と木下(優子)が来た。

 

「これでみんな揃ったね」

 

そう言って仕切る明久。

 

「それじゃ、ちょっと早いけど、お弁当食べようか」

 

『おう!』

 

そう言ってみんなで食べ始めた。

 

「うん。うまいな」

 

「ホント。おいしいね」

 

「おいしいです」

 

「ホント。おいしいわ」

 

「おいしいです~」

 

平和に食べる組

 

「雄二。あ~ん」

 

「やめろ。一人で食える」

 

「…あ~ん」

 

「頭ごと押えつけながらすることじゃねぇ!」

 

「秀吉!それよこしなさい!」

 

「嫌じゃ!姉上も取ればいいじゃろう!」

 

「ふん!」

 

「あ、姉上!手を捻って奪うのは卑怯」

 

苦労(男が)している組

 

「ほら、こうして口で咥えながら食べると・・」

 

「…………くっ!(ボタボタボタ)」

 

「舌の上でこう転がして・・・」

 

「…………なんて食べ方をっ!(ボタボタボタ)」

 

お前ら食うなと言いたい組と色々あった。

 

「神上君、どうですか?私のお弁当?」

 

とここで姫路が聞いてきた。俺に聞くのか?まぁ以前言ったのも俺だし、当然か。

 

「ああ、うまかった。ちゃんと作れたな。やればできるじゃん」

 

そう言うと

 

「あ、ありがとうございます!」

 

といい笑顔で言ったもんだから、こっちまで嬉しくなっちまった。

 

「ア、アキ?ウチのお弁当はどうだった?」

 

「え?もちろんおいしかたよ」

 

「そ、そう。良かった」

 

「バカのお兄ちゃん。葉月のお弁当はどうでしたか?」

 

「うん。おいしかったよ」

 

「えへへ~」

 

向こうはアピール中か。というか姫路向こうに行かなくていいのか?

 

「雄二。お弁当どうだった?」

 

「ん?ああ、うまかったぞ」

 

「そう。よかった。これならこの先、多少変な味になっても平気かな?」

 

「待て。変な味になる理由を言え」

 

とっておきの調味料でも使う気かな?

 

「そういえば・・・」

 

霧島がこっちを見てきた。

 

「吉井と神上のお弁当の材料がほとんど一緒だった」

 

 

 

 

ピシ

 

 

 

 

よく見てんな~霧島の奴。ってあれ、なんか温度が低く。

 

「アキ、どうしてかな?」

 

「神上君?詳しく聞かせてください」

 

「真也?どういうことじゃ?」

 

「詳しく聞かせてね?」

 

あれ?どうしたのかな君たち?どうして禍々しいオーラを出してるんだい?

というかなんで俺に言うんだ姫路?あとなんで君たちも言うんだい木下姉弟?

 

「もしかして二人とも一緒に作ったのかな?」

 

工藤が正解を言った。

 

「うん。そうだよ」

 

「まぁな」

 

 

 

 

 

ピシピシ

 

 

 

 

 

あれ?また温度が

 

「ア・キ」

 

「か・み・じょう・くん?」

 

「「ふふふ」」

 

怖い。

 

「ちょっと待って!どうして怒ってるの美波!?」

 

「待てお前ら!別に普通に作っただけだぞ!」

 

『OHANASI、しましょ?』

 

そうだ。こういう時は何を言っても無駄だった。

 

「明久」

 

「真也」

 

「「散開!」」

 

こうして俺達は食後の地獄の運動をした。

 

結論 このメンバーではどんな行事でも落ち着く事ができない

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