バカと楽しく過ごしてく   作:リミア

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はい、どん亀更新ですみません。
リアルの忙しさや自分のモチベーション(こっちが大きい)など有りなかなか書かずにいました。少し書き方が変かも。
こんなダメ作者ですがよろしければお付き合いください。



では、どうぞ。


21話・・デートって楽しいかな?自分は1人の方がいいな。べ、別に羨ましくなんかないんだからね!

週末、俺(とついでに明久)は待ち合わせ場所に向かっていた。明久は先ほど「これはデートだ!デートなんだ!!」と言って浮かれている。そんなに良いもんかね。

 

「あ、姫路さんだ」

 

「早いな…ん?」

 

よく見ると姫路の手に手紙を持っている。ラブレターだな。それを見て明久はOrzしている。

 

「何やってるの、アキ」

 

声がした方を見ると島田と木下姉がいた。

 

「おはよう、神上君、吉井君」

 

「ああ、おはよう」

 

「神上、おはよう」

 

挨拶を交わし2人はこっちに来た。

 

「で、アキはなにしょぼくれてんの?」

 

「人生の不条理に打ちのめされてたんだよ」

 

いつものことじゃん。

 

「あ、おはようございます。神上君。吉井君」

 

「おはよう」

 

姫路もこちらに気づき、挨拶をしこっちに来た。

 

「おはよう、姫路さん。その服に合ってるわよ」

 

「そうね。可愛いね」

 

「2人とも、ありがとうございます。でもこの服選んでいたら遅刻しそうになっちゃいました」

 

「ウチもさっきまで何着てくるか迷っててね。去年のブラウスまだ着れてラッキー」

 

ガールズトークだな。華やかな会話って感じだ。

 

「へ~。それはつまり去年から全然膝の関節があらぬ方向に曲がろうとしてってまだ何も言ってないのに~!!」

 

「言いたいことはわかってるからいいの!!」

 

明久が余計なことを言おうとして島田に元祖サソリ固めをくらった。

 

「あらあら。ところで神上君?」

 

「ん?」

 

「アタシのは、どう思う?」

 

「え?」

 

「!!」

 

いきなり木下姉に感想を聞かれるとは。(後なんか姫路が見開いてこっちを見ている)

木下姉が着ているのは、白いシャツにオレンジの…コート?水着の時などで上に着るものだ。(作者もうといものでなにもわかっていません)下は緑の短パンだな。

 

「うん、似合ってると思うぞ。明るい感じで」

 

「ふふ、ありがとう(久々にちゃんとしたの着たけど良かった//)」

 

少し顔を赤くして木下姉はお礼を言った。気にしているなんて、やっぱり女の子なんだな。

 

「か、神上君!私のはどうですか!?」

 

「え!?に、似合ってると思う」

 

「そうですかぁ。良かったです//」

 

何が良かったのだろうか?明久に見せるのにか?というかさっき2人に似合ってるって言ったのに。

 

「ふ~ん・・・」

 

ん?木下姉がなんか姫路を見てるけどなんだろ?

あれ?そういえば明久と島田は?

 

「ふぬぅぅぅぅ!!」

 

「ロープ!ロープ!!」

 

「おお。YES!!YES!!」

 

まだやってたのかよ。というかムッツリーニもいるぞ。

 

「なんでムッツリーニがここに?」

 

「自主トレ」

 

なんのだよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず最初に来たのは映画館だ。

 

「お2人は何を見たいですか?」

 

「今日は2人が決めていいわよ」

 

姫路と島田が提案してくれるが、正直俺はあまり見たいと思わないんだよなぁ。

 

「明久お前が決めていいぞ」

 

「僕が?それじゃあ、値段はどれも同じなんだよなぁ。それじゃあ長い映画のほうが得かなぁ」

 

「ちゃんと中身も考えろよ」

 

つい口出ししてしまう。ほんとに大丈夫かなぁ。

 

「雄二。何見たい?」

 

『!?』

 

この声は霧島――

 

「俺の希望は・・・叶えられるのか?」

 

と雄二、また手枷はめられてるのか。

 

「じゃあ、戦争と平和」

 

「おい、それ7時間4分あるだろ!」

 

やはりというべきか、雄二の希望は叶えられなかったようだ。

 

「2回見る」

 

「14時間8分も座ってられるか!」

 

そこかよ。いやまぁ、そうかもしれないけどさぁ。

 

「退屈なら、隣で寝てていい」

 

バチバチバチバチ!!

 

また持ってきているのか、スタンガン。

 

「それ卑劣だろ、あばばばば!!ノー、ノーモア!!」

 

「大丈夫、ずっと一緒なのは同じだから」

 

だったら喫茶店とか、最低家でいいじゃん。手枷とスタンガンしてまでここで長時間いるよりよっぽどいいと思うぞ。

 

「学生2枚。2回分」

 

「はい、学生1枚、また気を失った学生1枚、無駄に2回分ですね」

 

前回と同じ人なのかな?

 

「はっきり気持ちを伝えられる人って羨ましいです」

 

「憧れるよね~」

 

「あんな風になりたいわね」

 

「短いのにしよう、映画」

 

「そうだな」

 

女子のことには同意できないが、明久の言葉には賛成した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アキは食べないの?」

 

「美味しいですよ?」

 

「もったいないわねぇ」

 

この中で唯一クレープを食べていない明久に対して女性は言った。

 

「いやぁ、実は僕食べ物にうるさくて。クレープは口に合わないんだよ」

 

塩水とか砂糖水、挙句にはサラダ油を飲んでるやつが言うセリフかよ。道端の食べかけのパンも食おうとしたくせに。素直に金がないって言えばいいのに。・・・今この状況でそれを言うのもあれか。

 

「ふ~んそう。ウチのバナナクレープ多いからちょっと食べてもらおうと思ったのに」

 

「え!?」

 

あ~あ。だからもう少しマシな嘘つけばいいのに。

 

「ほら、ちょっとだけ食べてみる?」

 

「え?」

 

「美味しいわよ~」

 

そう言ってフォークでクレープを刺して明久に持っていく。

 

「しょ、しょうがないなー」

 

内心いろんな意味で嬉しいくせに。

 

「なるほど、そっか~」

 

何か木下姉がつぶやいていると思ったらフォークにクレープを刺して

 

「はい、あ~ん♪」

 

俺の前に持ってきた。

 

「・・・なぜに?」

 

「ほら、食べ比べとかあるじゃない」

 

「だったら自分で食うよ」

 

「細かいことは気にしない」

 

おいおい。・・・まぁ、本人がいいんならいっか。少し気恥ずかしいけど。

 

「か、神上君!私のも食べてください」

 

って、え!?今度は姫路か!?てか明久はいいのか?

 

「姫路さん、こっちを先に食べてもらってからね」

 

「先とか後とかの問題ではないと思います」

 

「「はい、あ~ん」」

 

「いや、2人とも?」

 

なんでそんなムキに?と思っていたら

 

「いけません!お姉さま!」

 

いきなりフォークが横から飛んできて木下姉や姫路、島田のフォークを弾いた。って今のまさか

 

「ひどいです!お姉さまの甘い甘いクレープをその口をつけたフォークごと薄汚い家畜に与えるなんて、美春は許せません!!」

 

やはり清水か。てかひどい言い草だな。どんまい明久。

 

「これ以上豚が、図に乗って狼藉を働かないよう・・・」

 

「豚・・・?」

 

うん、多分お前のこと・・・ってまずいかも!

 

「今、この場で成敗します!!」

 

「ええ!?僕!?」

 

やっぱりか!

 

「ちっ!逃げるぞ!」

 

そう言って俺たちは店を出た。(ちなみに金は最初に払ってある)

ていうか俺は逃げる必要ないよな。

 

ヒュッ!

 

くそ!もう遅いか!俺まで狙ってやがる!!

 

 

 

 

 

さて、逃げてるけどどうしよう。ってあれは久保か。

 

「わぁ~~!どいてどいてどい」

 

ドカッ!!

 

「「・・・・・・・・・」」

 

明久は見事にその場に歩いていた久保にぶつかった。

 

「おい、大丈夫か2人とも?」

 

「いたた。ああ、クレープが!」

 

そこかよ!

 

「まだ30秒以内」

 

「んな事してる場合か!?」

 

ヒュッ!

 

「ほら来た!」

 

「うわああああ!」

 

「待ちなさい豚野郎ども!」

 

やばい。本格的に俺まで標的になってる。

 

「やめなさい、美春!」

 

「なんでこんなことに」

 

「待ってくださいみなさん」

 

俺、明久、清水の後を島田、木下姉、姫路が追いかけていている。

 

 

 

 

 

「どうして僕がこんな目に!?」

 

「俺だってそうだよ!」

 

なんとか逃げていると、島田、姫路、木下姉も追いついた。

 

「あの子は特別だから」

 

「特別?」

 

いろんな意味でそうだろうな。

 

「おお、真也。皆も何をしているのじゃ?」

 

ん?秀吉か。ってまずい!

 

「秀吉!こっちに!」

 

「うわあ!なんじゃ!?」

 

俺はとっさに秀吉を連れてみんなと草むらに隠れた。

 

「豚野郎!!」

 

くそ。もう追いついてきやがった。

 

「どこに行ったのです。お姉さまに家畜の匂いを移そうものなら、直ちに火炙りにしてやります!」

 

「ひぃ!」

 

明久は清水の発言にビビっていた。

 

「な、なんでウチを避けるのよ!」

 

「いや、だって火炙りって言うから・・・」

 

大変だな、2人とも。・・・もしかして俺もか?

 

「よくわからんが、お主らは追ってから逃げているのじゃな」

 

「ああ、そうなんだ。何か逃げ切るいい方法はないものか」

 

秀吉に状況を言う。あいつ足速いし、このままというのもまずい。

 

「せめて、召喚獣が使えればいいんだけど」

 

「学園を離れると、召喚システムが使えないですよね」

 

「う~ん」

 

どうしたものか。

 

「そうじゃ。今ちょうど演劇部の衣装を持っておる。これを着て変装するのはどうじゃろうか」

 

と秀吉は提案するが、そんなのうまくいくのか?

 

「まぁ、一応してみたら?」

 

木下姉も言っている。まぁ何もしないよりマシか。

 

 

着替え中・・・

 

 

「って、男物じゃないの?」

 

「部員がわし用と言っておったので、てっきり男物だと思ったのじゃが」

 

「なんで俺まで・・・」

 

俺、明久、秀吉はピンク色のメイド服に着替えた。・・・いや、着替え中に言ったよ?メイド服だって。でも「何もしないよりいいでしょ」と木下姉が笑顔で言ってきてな。途中だったし最後まで着てしまったんだ。

 

「秀吉用が男物の訳ないじゃん」

 

ひでぇな、おい。

 

「なんだかすごく可愛いですけど・・・」

 

「何この敗北感・・・」

 

知るか。ん?木下姉は・・・

 

「はぁはぁ・・・」

 

やばい。BL系に考えてないだろうなあれ。

 

「困っちゃうんだけど~」

 

「はう~~~」

 

呑気だな、おい。

 

「見つけましたわ!」

 

あ、忘れてた。

 

「大人しく・・・何ですかその格好?」

 

ごもっとも。

 

「聞かないでよ、答えにくいから!」

 

「くねくねすんな」

 

気持ち悪い。

 

「不潔です!不純です!女の格好をすればお姉さまが好きになると思ったら大間違いです!!」

 

「いや、君が大間違い・・・」

 

おお、明久が呆れてツッコんだ。

 

「ウチは普通に男の子が好きだから・・・」

 

島田、頑張れ。

 

「神聖な美春たちの中を冒涜する豚め。決して許しません!」

 

神聖?ってそんなこと考えてる場合じゃない!

 

「なんでそうなるの~!」

 

俺たちは再び逃げた。

 

 

 

「どうしよう、まだ追いかけてくる」

 

「仕方ないわ、4方に別れましょ」

 

「ちょっと待て、それ俺か明久に来るじゃねえか!」

 

多分明久に行くだろうが、可能性はないわけじゃない。

 

「そうだ。いい方法があります」

 

「何?姫路さん」

 

「文月学園に逃げましょう」

 

『学園へ?』

 

!そうか。学園に行けば先生がいる。つまり召喚獣が使える。

 

「はぁはぁ・・・いた!」

 

先生発見!

 

「竹内先生は現国よ。ウチ全然戦力にならないんだけど」

 

「今は贅沢を言ってる場合じゃない」

 

「そうだな、今は召喚獣を出すことが先決だ」

 

そう言って俺たちは先生の元についた。

 

「はぁはぁ。竹内先生、模擬試召戦争をやりたいんです」

 

「え?あ、はい。承認します」

 

木下姉が言い、なんとか承認を得た。

 

「良し!試験召喚獣、召喚<サモン>!」

 

現国

Fクラス 姫路 瑞樹 345点

     島田 美波 16点

     吉井 明久 68点

     神上 真也 398点

Aクラス 木下 優子 302点

俺たちは召喚獣を召喚した。

 

「ああ!ひどい!私の愛を邪魔する気ですか!召喚<サモン>!」

 

Dクラス 清水 美春 132点

 

清水も召喚獣を召喚したか。

 

「こっちにはこれだけいるんだ。この勝負、勝てる!」

 

明久がそう言い、お互いの召喚獣を前に出した。

 

「清水さん、ごめんなさい!」

 

「そうはいきません!」

 

そう言って、清水は姫路の剣を飛んで避けた。

 

「え、ウチに!?」

 

狙いは島田か!だけど

 

「させるか!」

 

ガキィ!

 

「なっ!?」

 

俺は召喚獣の剣で清水の剣を防いだ。

 

「今だ!木下姉!」

 

「了解!」

 

ズドッ!

 

木下姉の召喚獣のランスが清水の召喚獣を刺した。

 

「そんな!?」

 

WIN

 

なんとか島田を守って勝ったか。まあ、当然だな。

 

「戦死者は補修ーーーー!」

 

「そんなぁ!!せめてお姉さまと一緒に!!」

 

にっしー先生が飛んできて清水を連れて行った。

と思ったら足を止めて

 

「神上、吉井。お前ら・・・目覚めたのか」

 

「「え?」」

 

自分の格好を見てみる。

フリフリのピンクのメイド服、ヘッドドレスを着けている。

 

「「誤解です!!」」

 

俺たちはきっぱりと言い切った。

 

 

 

 

「ふう、しかしとんだ目にあったな」

 

そう言って屋上で走りつつけた体を休めた。

 

「そうね。・・・あのさ」

 

「ん?」

 

木下姉が何か言いづらそうにしている。

 

「ホントは迷惑じゃなかった?」

 

「え?」

 

何を急に言っているんだ?

 

「急に誘ってさ、こんなことになっちゃって。来なければよかったって思ってる?」

 

「・・・・・・」

 

「あの!」

 

俺が黙っていると姫路も声をかけてきた。

 

「私も、強引に誘ってしまって・・・その」

 

「そうだな・・・」

 

ビクッ

 

俺がそう声を出すと2人が体を震わせた。

 

「確かに疲れたし、散々な目にあったな」

 

そう言うと2人ともうつむいてしまった。

 

「でも・・・」

 

俺は続けて言う。

 

「迷惑じゃないよ」

 

「「え・・・」」

 

「散々な目にあったことは、2人が責任を感じることはないって。それに嫌だったら最初から断ってるよ。だから、その」

 

「楽しかったよ」

 

ああもう、恥ずかしいな!

 

「「神上君・・・」」

 

そう言って2人は笑顔になった。

 

「じゃ、また今度誘うわね!」

 

「木下さん、ずるいです!今度は私が」

 

そう言って言い合う2人。程々にしてくれよ。

ちなみに明久と島田は別のところで話をしていた。しかも明久は無傷でいた。




超疲れた。気づけばもう外が明るくなってる。
また更新が遅れて、いつになるかわかりませんが、どうかよろしくお願いします。
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