バカと楽しく過ごしてく   作:リミア

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5話・・・俺の戦い(執筆)はここからだ

「明久。宣戦布告はしてきたな?」

 

俺達は屋上で試召戦争の話を始めた。

 

「一応今日の午後に開戦予定と告げて来たけど」

 

「それじゃ、先にお昼ご飯ってことね?」

 

「そうだな。明久、なんか食えるものは持って来てるか?」

 

「・・・・・」

 

持って来てないな、この反応は。

 

「えっ?吉井君ってお昼食べない人なんですか?」

 

姫路が驚いた風に言う。

 

「いや。一応食べてるよ」

 

「……あれは食べていると言えるのか?」

 

雄二の横槍が入る。

 

「何が言いたいのさ」

 

「いや、何がも何も・・」

 

「お前の主食って──水と塩だろう?」

 

俺は呆れ、雄二の哀れむような声。

 

「きちんと砂糖だって食べているさ!」

 

明久、反論にすらなってないぞ。

 

「あの、吉井君。水と塩と砂糖って、食べるとは言いませんよ……」

 

「舐める、が表現としては正解じゃろうな」

 

「塩水と砂糖水なら飲む、だけどな」

 

みんなの優しさを受けて、ますますへこむ明久君。

 

「ま、飯代まで遊びに使い込むお前が悪いよな」

 

「し、仕送りが少ないんだよ!」

 

「お前、仕送り何万もらってたっけ?」

 

確か、普通に生活してもゲームソフト1、2個買えたと思ったが。

 

はぁ、しょうがないな。

 

「だったら、俺が弁当作ってきてやんよ」

 

「「「!!」」」

 

「ゑ?」

 

「…それに俺はどう返せばいいんだ?」

 

と言うか、今約3名ほど目を見開いたような。姫路とか島田とか秀吉とか・・・て何で秀吉も!?

 

「本当にいいの?僕、塩と砂糖以外のものを食べるのなんて久しぶりだよ!」

 

…本当にこいつ、どうして生きていられるんだろう。

 

「あぁ、今日すでに色々あったからな。それでご褒美とか。まぁ、色々だ」

 

姫路の料理のフラグ潰しとか。

 

「あ、あの、私も良かったらお弁当作ってきましょうか?」

 

「「ゑ?」」

 

…なん、だと。

 

て、俺も明久みたいになってしまった!

何故に!?Why!?明久に食べてもらいたいと言うのか!?対抗心燃やしまくり!?

っと、冷静になれ。姫路には悪いが、リーサルウエポンを食べることなんて無理。よって断ろう。

 

「神上君も。私も作ってきますから。1人より2人の方がいっぱい持ってこれますからね」

 

俺への配慮もあり!?くそ。だ、だがやはりここは断ろう。

 

「ああ…姫路、作ってきてくれるのはありがたいが、遠りyもが「姫路さんも作ってきてくれるの!すごく嬉しいよ!!ぜひお願い!」もがーーーーーー!!(こらーーーーーー!!)」

 

明久、貴様!!何ということを!!ふ、だがまだ被害は明久のみ

 

「……ふーん。瑞希。それって吉井だけに作ってくるの」

 

「あ、いえ!その、皆さんにも……」

 

島田ーーーーーー!!お前ええええええ!!何て奴だ。鬼、悪魔、人でなし!

くそ!!みんなの反応は?

 

「俺達にも?いいのか?」

 

「はい。嫌じゃなかったら」

 

「……お手並み拝見ね」

 

「わしも料理ができたらのう。真也に…」

 

「それじゃ、皆に作ってきますね」

 

駄目だ!!原作と一緒(秀吉は何故か下を向いてごにょごにょ言っている)になってしまった。

く、しかたない。食べて姫路にちゃんと真実を伝えるか。たとえ傷つけても、その方が本人の為だ。と言うか食べ続けたくないしな。

 

「姫路さんって優しいね」

 

「そ、そんな……」

 

明久に褒められ赤くなる姫路。

 

「今だから言うけど、僕、初めて会う前から君のこと好き──「おい明久。今振られると弁当の話はなくなるぞ」──にしたいと思ってました」

 

おまわりさーん。ここにド変態がいまーす。というか弁当雄二の言うとおりなしになればよかったのに。ないだろうけど。

 

「明久。それでは欲望をカミングアウトした、ただの変態じゃぞ」

 

「明久。お前はたまに俺の想像を超えた人間になるときがあるな」

 

それ絶対褒めてないよな。

 

「だって……お弁当が……」

 

どんだけ食ってないんだよ。

 

「さて、話がかなり逸れたな。試召戦争に戻ろう」

 

本当にかなり逸れたな。

 

「雄二。一つ気になっていたんじゃが、どうしてDクラスなんじゃ? 段階を踏んでいくならEクラスじゃろうし、勝負に出るならAクラスじゃろう?」

 

「そういえば、確かにそうですね」

 

「まぁな。当然考えがあってのことだ」

 

「考えって?」

 

俺も会話に参加する。

 

「色々と理由はあるんだが、とりあえずEクラスを攻めない理由は簡単だ。戦うまでもない相手だからな」

 

「ああ。確かに」

 

俺はなるほど、といった態度をとる。

 

「でも、僕らよりはクラスが上だよ?」

 

「明久、ちょっとは考えろ。今のメンバーを見てみろ」

 

「えーっと……」

 

辺りを見渡して

 

「美少女2人と馬鹿が2人と異常者が1人とムッツリが一人いるね」

 

「誰が美少女だと!?」

 

「ええっ!?雄二が美少女に反応するの!?」

 

「…………(ポッ)」

 

「ムッツリーニまで!?どうしよう、僕だけじゃツッコミ切れない!」

 

原作通りだな、そして

 

「明久?異常者って誰だ?」

 

新しく出てきたのは俺しかいないよな?

 

「な、なんでもないよ」

 

「まったく、次ぎ言ったら弁当なしだな」

 

「誠に申し訳ありませんでした」

 

早!しかも土下座!?

 

「まぁまぁ。落ち着くのじゃ、真也に代表にムッツリーニ」

 

俺は落ち着いてるぜ。

 

「そ、そうだな」

 

え、雄二?今のマジだったの?

 

「いや、その前に美少女で取り乱すことに対してツッコミ入れたいんだけど」

 

確かに。が、

 

「ま、要するにだ」

 

いつも通り無視で話を進める我等が代表。

 

「姫路と真也の問題がない以上、正面からやり合ってもEクラスには勝てる。Aクラスが目標である以上はEクラスなんかと戦っても意味が無いってことだ」

 

「?それならDクラスとは正面からぶつかると厳しいの?」

 

「ああ。確実に勝てるとは言えないな」

 

まぁ、俺たちだけでDクラスほぼ全員に勝ては、さすがに無理だな。そんな力押しでは。

 

「だったら、最初から目標のAクラスに挑もうよ」

 

「初陣だからな。派手にやって今後の景気づけにしたいだろ?それに、さっき言いかけた打倒Aクラスの作戦に必要なプロセスだしな」

 

つまり、今Aクラス打倒は無理か。

 

「あ、あの!」

 

「ん? どうした姫路」

 

「えっと、その。さっき言いかけた、って……神上君と吉井君と坂本君は、前から試召戦争について話し合ってたんですか?」

 

「ああ、それか。それはついさっき、姫路の為にって明久に相談されて──」

 

「それはそうと!」

 

と大声で遮る明久。恥ずかしがらなくてもいいのに。

 

「さっきの話、Dクラスに勝てなかったら意味がないよ」

 

「負けるわけないさ」

 

と言って笑う雄二。

 

「お前らが俺に協力してくれるなら勝てる。いいか、お前ら。ウチのクラスは──最強だ」

 

ふ、言うじゃねぇか。

 

「いいぜ。お前に従おうじゃねぇか」

 

「いいわね。面白そうじゃない!」

 

「そうじゃな。Aクラスの連中を引きずり落としてやるかの」

 

「………(グッ)」

 

「が、頑張りますっ」

 

「そうか。それじゃ、作戦を説明しよう」

 

さぁ、戦争開始だ!

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