よっしゃ!戦争だ!暴れるぜ!
と行きたいんだが、
「先生、次頼む」
「先生、次お願いします」
ただいま、姫路と回復試験の真っ最中。
くそ、放送の所とか俺も居たかったんだがなぁ。まぁ、しかたないか。外の様子は、
『さぁ来い! この負け犬が!』
『て、鉄人!?嫌だ!補習室は嫌なんだっ!』
『黙れ!捕虜は全員この戦闘が終わるまで補習室で特別講義だ!終戦まで何時間かかるかわからんが、たっぷりと指導してやるからな』
『た、頼む!見逃してくれ!あんな拷問耐え切れる気がしない!』
『拷問?そんなことはしない。これは立派な教育だ。補習が終わる頃には趣味が勉強、尊敬するのは二宮金次郎、といった理想的な生徒に仕立て上げてやろう』
『お、鬼だ!誰か、助けっ──イヤァァ──(バタン、ガチャ)』
容赦ない地獄が繰り広げられていた。っていうか鉄人?それって『洗脳』って言うんじゃ?
「先生、次をお願いします」
おっと、少しぼ~っとしてしっまったな。俺も続けるか。
『全員突撃しろぉーっ!』
…明久…狙ったのか?よし、テストやるかと思った瞬間叫びやがって。その場面思い出して思わず吹いちまうところだったじゃねぇーか。…まぁいいや。さて続きを…
『ちょっと!いい加減ウチのことは諦めてよ!』
『嫌です!お姉さまはいつまでも美春のお姉さまなんです!』
『来ないで!私は普通に男が好きなの!』
『嘘です!お姉さまは美春のことを愛しているはずです!』
『このわからずや!』
…お前らは揃って!俺にテストをやらせないつもりか!?後島田、同情するぜ。清水の勘違いも迷惑はなはだしいな。また本編進んだらどうにかしといたほうがいいかな?…できるかな?
(まぁ、それは後で考えるか)
そうして俺は、ようやくテストができてきた。
ピンポンパンポーン
≪連絡致します≫
来たか…
≪船越先生、船越先生。吉井明久君が体育館裏で待っています≫
「…く」
俺は腹を抱えて笑いをこらえている。
≪生徒と教師の垣根を越えた、男と女の大事な話があるそうです≫
「・く…くく」
「あれ、神上君。大丈夫ですか?」
姫路が心配したのか聞いてきた。俺はそれに首だけを縦に動かして返事をした。
やべぇ、生で聞くとマジで笑える。
『須川ぁぁあああああっっ!』
この声を合図に俺は大爆笑してしまった。…姫路や先生がこっちを見ていたのはまた余談である。
そしてまた時間が過ぎ、
ガシャァァン!
『うわっ!島田さん!そんな物をどうする気だよ!』
…やったな、明久。島田よ、お前は今男子の好感度が下がり、女子の好感度が上がった。
…ドンマイ。
そして明久、お前の待つ未来は絶望だ。まぁ自業自得だが。でも、骨は拾ってやる。
『島田さん、キミはなんてことを!』
…見捨ててもいい気がしてきた。
「さて、それでは私はもう行きますね」
「ああ。お疲れさん」
そして姫路は戦争に行った。もうこんな時間か。結構点数稼げたし、俺も終わるか。
「んじゃ、先生、俺も行くわ」
「はい。お疲れ様でした、神上君」
そして俺も戦場に行くと、
『うぉぉーーっ!』
Fクラスの勝利で終わっていた。
…俺、今回何もしてないじゃん。