Fate/Cross Heart   作:十六夜翼

1 / 1
初投稿です、よろしくお願いいたします
見切り発車でデジモンとFGOをクロスオーバーさせています。のんびり投稿していくので、見てくれたら本当に嬉しいです(`・ω・´)

それではどうぞ


プロローグ

 《デジモン》。デジタルワールドと呼ばれる世界に住む、多種多様な姿をとる不思議な生命体。

デジタルワールドは時に人間が住む世界、リアルワールドに繋がり、ゲートを通じてデジモン達がリアルワールドにやって来てしまう。互いの世界の境界線が曖昧となり、混沌としたデジタルワールドをジェネラルと呼ばれる人間と共に救い、デジモン達の王となった一匹のデジモンが居た。

 そのデジモンの名はシャウトモン。彼が再び共に闘ったジェネラルに再会する時、パラレルワールドも又、物語が始まった。

 

 

 

 

 ――――――――――あの闘いから数日が経った。シャウトモンは俺に別れを告げて、デジタルワールドへ戻っていった。

これでもうデジモン達も俺達の世界に来る事は無い、そう思ってたけどそんな事は無かった。ゲートと呼ばれる出入口は今も開く事があり、デジモン達も前より頻繁に来るようになっていた。俺達の世界で度々不可思議な事件が度々起こるのもデジモン達の仕業だ。

 以前のようにシャウトモンと共にデジモン達と闘う事が出来ない為、助けを求められても何も出来ない。出来る事とすれば、後輩の明石タギルが何か取り返しのつかない事をしないよう見守るくらいだ。クロスローダーは今も肌身離さずに持っているが、その中にかつて共に闘った最高の仲間達は居ない。そう思っていた。

 

 

 ――――――――――あの日が来るまでは、少なくともそう思っていたんだ。あの日までは。

 

 

 タギルが相棒と共にデジモンとの戦闘に入った時、タギルの後を追った俺はシャウトモンと再会した。もう会えるとは思ってなかった為、俺は嬉しかった。後から聞けば、自分の弟分であるガムドラモンが心配だったらしい。然し、シャウトモンがこちらに来たのは何もそれだけではなかった。

 

「今までとは違うゲート…?」

 

「嗚呼。そこからバケモンが出たっていう話はねぇし、今んとこは何もねぇが、デジタルワールドのあちこちに出没しやがる。そんな報告が後を絶たなくてな。俺だけだと手に余る問題だから一度タイキにも見てもらいてぇんだ」

 

「分かった。困ってるなら助けるよ。行こう、シャウトモン」

 

「助かるぜタイキ! こうなりゃ善は急げだ!」

 

 意気揚々とデジタルワールドに帰っていくシャウトモンの後を追い、俺は再びデジタルワールドへと足を踏み入れる。それが新たな物語の始まりだとは知る由もない。

 

 

 デジモンと人間、二つの生きる存在が居る世界とは打って変わって魔術が広く伝わっている世界。俗に言うパラレルワールドの一つ。その世界は、人類滅亡の危機に瀕していた。《人理焼却式ゲーティア》。魔術王ソロモンの死によって遺された原初の呪いにして人理焼却を行った者。

 然し、彼の者の目論みは唯ひとつ遺された組織と人類最後の魔術師の手によって叶わぬものとなる。組織の名は()()()()()()()()()()()()()()、人類最後の魔術師の名は()()()()。カルデアは人理修復の為に世界に七つある特異点を藤丸立香と共に修復し、ゲーティアの待つ最後の特異点にして最終決戦の地に降り立った。そこから先は藤丸立香、そして縁を結んだサーヴァント達の闘い。

 新年を迎える前、今まで共に闘った仲間の一人の正体とその身を賭けた攻撃によって遂にゲーティアを倒した藤丸立香とサーヴァント達。ゲーティアが居なくなった後、ゲーティアの膨大な魔力によって創られていた空間は崩壊を始め、別れを惜しむ暇すら無いままその空間から退却。焼却された人類史は元に戻り、これで全て終わった。

 

 

 ――――――――――かに思われた。

 休む間もなく質問とは程遠い尋問攻めを受けているカルデアのスタッフ達と藤丸立香は謎の集団からの襲撃を受け、その上謎のサーヴァントによってカルデアスは機能停止ともいえる氷漬けにされる。更に不幸は続き、所長代理を務めていたダヴィンチちゃんことレオナルド・ダ・ヴィンチは言峰綺礼と名乗る神父によって、人に当たる心臓の辺りを手刀で一突きにされ、力尽きてしまう。

 またもや仲間を失ってしまったカルデアは敵の手に落ちたカルデアを抜け、虚数空間に潜航する事を半ば強引に決行。追っ手から逃れる事に成功した。だがしかし、落ち着けるのはそこまでだった。逃げる際に垣間見た地上は真白くなっており、生き物の姿はなかった。またもや人類滅亡の危機と判断したカルデアは謎の集団との縁を頼りに地表へと出る。そこで待ち受けているのは何だろうか。

 

 

 別の世界にて人類滅亡の危機に瀕している、そんな事を知る由もなく再びデジタルワールドに戻ったタイキはシャウトモンがいう謎のゲートの前へと来ていた。ゲートはデジモン達が通るものとはあまり変わってない印象を受ける。

 

「見た感じ、何の変哲もない唯のゲートだな…」

 

「やっぱそうか…。よし、入ってみっか!」

 

「得体の知れないものには変わりないし、流石にやめといたほうがいいんじゃあ……」

 

「なーに、命の危機に瀕したりしねぇだろ。多分」

 

「尚更やめといたほうがいいよ、シャウトモン…」

 

「まぁまぁ、こういうのを解決すんのも王様の役目だろ? さ、行こうぜタイキ」

 

「……仕方ないか。行こう」

 

 

 ゲートを潜る一人と一匹。彼等が別の世界に入った時、別の世界の住人も又、彼等と出会う。だがしかし、それはまだ先の話である。




稚拙な小説を読んでいただきありがとうございます。
次回は藤丸立香と工藤タイキの二人が出会うところからになります。
(藤丸立香は本小説では女性の方で進めさせていただきます。)

それでは、また次回お会いしましょう…
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。