A.みれば一目瞭然じゃないか?
俺、リヒト・アインシュタールは転生者だ。
今から十五年前にこの異世界に転生した俺は、生まれた時からあるチート能力を所持していた。この能力のおかげで、俺はこの世界でも最強を誇る力を手に入れることができた。
俺が転生したこの世界には「十二英雄」と呼ばれる、英雄たちがいる。そいつらは他人とは隔絶した圧倒的な強さと、持ち前の正義感から、大陸の平和を守るために日夜活動している。
英雄とはいうが、なんというか実態は戦隊ヒーローみたいな感じで、何を隠そう、俺もその一人なわけだ。
俺は強くてイケメン(当社比)なので、それはとても当たり前の事実なわけだが、そんな俺にも悩みがある。
それは、どういうわけか俺がモテないということだ。
十二英雄第六位階、リヒト・アインシュタール。
位階というのは、十二人の英雄の中に置ける序列だ。十二英雄最強と目される俺ではあるが、序列はちょうど真ん中あたりでウロウロしている。この序列が何で決まるかというと、単純に人気だ。
最強でイケメン(当社比・自己評価上の下)な俺が、どういうわけか六位でとどまっているのは納得が行かない部分があるが、それでも十二人の中で平均程度の人気があるのだ。
それなのに、モテない。
決して女の子と仲良くなれないわけではない。俺の知り合いには昔から仲良くしてくれる女の子はそこそこいるし、英雄として不幸のどん底にある女の子を救い出したことは一度や二度ではない。
それなのに、モテない。
顔だって決して悪くはない、なにせイケメン(当社比・自己評価上の下・よく知り合いにリヒトくんって顔は悪くないけど何か地味だよね、と言われる)だし、身だしなみだって、十二英雄になってからは(面倒だけど)気を使っていて、清潔感はそこそこだと評判だ。
それなのに、モテない。
何故だ。
何故なのだ。
周囲の女子に聞いてみれば、「リヒトはそういう対象じゃないから」と言外に言われ、仲のいい友達でいようね、と暗に付き合えないと宣言される。
周囲の野郎どもに聞いてみれば、「それはお前がアホだからだ」と言われ、そもそも相手にすらされない。
一様に、皆が俺がモテないことを嘆くと、アホを見る眼でため息を付く。理不尽だ。モテない理由が何一つないのに、そんな眼で見られることは納得が行かない。
原因はわからない、だが一つだけ心辺りはある。
俺自身に問題はないのに、モテないということは、つまり外部に問題があるということだ。そして、その外部の問題というものに、俺は一つだけ心当たりがあった……
☆
「そこまでだ!」
街の往来で、複数人の男が、一人の少女を囲んでいた。どうやら見たところ、少女は男の服を汚してしまったみたいで、そして少女を囲む男たちは全員ゴロツキ風の装いを身に纏う連中だった。
これはもう、完全にギルティである、俺の出番というわけだ。
「あぁ!?」
俺が声をかけると、ゴロツキ風の男は、いかにも三下然とした様子で振り返り、舐めた眼でこちらを睨みつけてくる。
「オイオイ、ここは子供の遊び場じゃあないんだぜ!? 俺たちに何のようだよ糞坊主!」
ぎゃははは、と下卑た笑みを浮かべる男に、囲まれた少女は縮こまる。彼女を危険にさらしてはいけない、速やかに救出しなくては。
だが、その前にやることがある。
「お天道様の日のもとに、悪事はびこる末法の世、直して歩くが俺の定めだ」
朗々と、格好をつけて見得を切る。
「あ? 何いってんだ?」
小馬鹿にするようなゴロツキの、呆れた顔を尻目に、俺は決め顔でこういった。
「俺の名はリヒト・アインシュタール。十二英雄が第六位階。”最強”のリヒトとは俺のことだ!」
同時に、後方(人がいないことを確認し、安全に配慮しています)で爆発が起こる。決まった……と悦に浸る俺を他所に、ゴロツキたちがおののいた。
「り、リヒトだぁ!? あの十二英雄の!? お前が!?」
「馬鹿言うなよ! こんなクソガキが十二英雄なわけ!」
「で、でもよぉ、後ろで爆発したぞ!? 噂じゃリヒトってガキは、必ず成敗の前にああいうアホみたいなことをするって聞いたぞ!」
「まてよ、かっこいいだろう!?」
思わず叫ぶ。ちょっとまて、最後のそれは聞き捨てならない。
かっこいいだろ!? ヒーローの登場は気合の入った名乗りと、後方の爆発って相場が決まっているだろ!? 戦隊ヒーローなら基本五色で爆発するじゃないか!
「誰がアホだよ! 誰が!」
思わずそうやって叫んで、ゴロツキたちを威圧する。俺のただナラない雰囲気に、ゴロツキたちは気圧されたのか(はたまた、困惑とドン引きで対応に困ったのか)後ずさる。
そんな時だった。
「ア――ホ――は――――!」
はっきりと通る大きな声。
やかましいとしか感じられないそれは、遠くから俺の方へ向かって急速に近づいてきているのがわかった。
ああ、これは……いつものパターンだ。
「アンタよ! バカ――――!!」
絶叫とともに、俺へと突き刺さるドロップキック。避けられなかったのではない、避けなかったのだ。なぜなら避けたら、”避ける必要があった”と思われてしまうから。
あくまで俺は、このドロップキックを受けた上で、無傷だったと強がらなきゃぐほぉぉぉぉぉ
「ぎゃあああああああああああ!」
俺の絶叫が、町中に響き渡った。
☆
言い訳をさせてもらうと、俺が最強だということは事実だ。十二英雄の中で、俺に敵う者はいないし、未だに俺が敗北したことはない。
最強無敵、超絶チートのこの俺に、敗北の二文字はありえないのだ。
しかし、それはそれとしてくっそ痛いドロップキックをまともに受けて、俺は思っクソふっとばされた。その勢いでゴロツキたちを巻き込んで、結果喧嘩両成敗みたいな雰囲気の中、囲まれていた女の子は救出された。
その間、俺は自分が巻き込んだゴロツキたちをクッションに、俺の手柄を横取りしたそいつを、恨みがましい眼で睨んでいたわけだが……
現在、俺は助けた女の子が働いているカフェで、俺にドロップキックを食らわせた元凶と、顔を突き合わせて剣呑な雰囲気を醸し出していた。
「だから、何度言ったら解るのよ! あの程度のチンピラはほっといて、街の衛兵に任せなさいよ! ああいうのまで手を出してたら、どれだけ時間があっても足りないのよ!」
「そうは言うけどな、――イスミ。目の前で女の子が困っていたら、放っておけないだろ」
――眼の前の、金髪で、ド低身長で、ペチャパイで、きつい目つきのそいつ。
名前はイスミ・ミスティンシュタ。十二英雄第五位階、”連理”のイスミだ。
……そう、最強を名乗る俺にドロップキックを食らわせたこの女もまた、俺と同じく十二英雄なのだ。故に、バリ強い。いくら最強の俺とはいっても、十二英雄本気のドロップキックを食らっては、吹き飛ばされない道理はないのである。
「だとしても、よ。私達はたしかに十二英雄で、強いけど。その力はもっと大きな、多くの人を助けるために使われるべきなのよ。こういう細かい事件は、適所の人が何とかしないと」
「人々は、十二英雄に依存してはならない、か? ああはいはい、耳にタコができるくらい聞きましたよ、その言葉」
「だいたいね、あんたは適当に行動しすぎなのよ! 今回のことだって、周りの人たちは衛兵を呼ぼうとしてたじゃない。あの子に危害が及ぶ前に、彼らは十分間に合ってたのよ! そういうところを気にして、柔軟に行動してこそでしょ!?」
「けど、もしゴロツキが思ったより早く逆上したらどうするんだよ!」
「その時になったら助ければいいのよ! わざわざこっちから首突っ込むことはないじゃない!」
「結果が同じなら先に行動した方が手っ取り早い!」
「それが雑だって言ってんのよ、だいたいねぇ!」
ヒートアップしていく二人、イスミは俺の手にしている箸を指差して、ガミガミとまくしたてる。
「その箸の持ち方一つしてもそうよ! ちゃんと持ちなさいよテーブルマナーでしょ!?」
「いいじゃねぇかよここにいるのお前だけだぞ!? 誰が気にすんだよ!」
「アタシが気にしてるからこうやって言ってるんじゃないの! そもそもこういうところで普段からマナーを守れないから、会合とかで恥かくんでしょ!」
「俺よりマナーのなってないやつなんて十二英雄にもゴマンといる!」
「それは育ちとか、そういう事情があるでしょうが! あんたの場合普通に恵まれてる環境で育ったんだから、それ相応の気品ってものを持ちなさいよ!」
「そんなん気にしてる暇があったら困ってる女の子探すわ!」
「そんなんだからモテないのよ!!」
「誰のせいだよ!!」
――そうだ。俺がモテないのは、やはりイスミが原因だと思う。
こいつは、俺の幼馴染であり、一緒にいる事が非常に多い。そして、こいつが隣にいるせいで、こいつを怖がって女の子は俺に近寄ろうとしないのだ。
そう、そうに違いない。
そう決めつけながら、今は目の前のこいつとの言い争いに集中する。
あーでもない、こーでもない。
お互いに、やがて言い争いは、くだらないものへと繰り下がり、それと比例するように語気は荒くなっていく。
「だいたいねぇ! あんたこの間、燃えるゴミと燃えないゴミをわけずに出したでしょ! それが十二英雄のすることなの!?」
「お前こそこないだのドラゴン討伐、ショッピングに行ってて遅れて来たじゃねぇかよ! 人のこと言えるタマかよオイ!」
「それは突発だからでしょ! ちゃんと事前に言っときなさいよ、こっちにだって予定ってもんがあんのよ!?」
「昨日の夜には言ったじゃねぇか!」
「その時間はもう寝てたのよ! 起こしなさいよ!」
「扉にノックくらいしたわ! っていうか起こしたら全力で怒るじゃねぇかよ!! んで気を使ったら次の日起きたらいないしよぉ!」
「探しなさいよ!!」
「必要ねぇよお前が恥かくだけじゃねぇか!!」
ぎゃーすか、ぎゃーすか。
いよいよ持ってヒートアップした言い争い、もはや誰にも、その火を止めることはできない――――
「そこまでだよ、バカども」
その時、
ぽん、と二人そろって、頭の上になにか堅いものを落とされた。
「ぬお」
「わっ」
二人そろって、顔を見上げる。
「キャロンじゃない」
代表して、イスミが彼女の名前を呼ぶ。キャロン・キャロット。俺とイスミの共通の友人。いわゆる幼馴染、同郷出身の商人だ。
「カフェに人だかりができてるから何かと思って見に来れば、幼馴染同士が注目の的になっていた私の心境を述べてほしいのだけど」
「注目の的?」
ふと、言われて辺りを見渡すと、見れば周囲の視線が完全にこちらに集まっていることがわかった。老若男女一人残らず、おいそこのウェイトレス、仕事はどうした仕事は。
「…………」
剣呑に眺めているだけの俺の隣で、あわあわとイスミの頬が紅潮していく。こいつの考えていることは解る、”またやってしまった”、だ。
「ま、またやっちゃった……」
ほらな?
「ほらなじゃないが」
「人の思考を読むな、キャロン」
「はっ倒すよ」
ぽん、となにかパンフレットのようなもので頭を叩かれる。俺たちの頭を叩いたのはコレか、それをどけるついでに手にとって見ると、キャロンは手を離してわたしてくれた。
「用はこれか?」
どれどれ、と中身を見てみる。
顔を赤くして縮こまったままのイスミも、それを受け取ってみる。
映っていたのは、えっちえちな兎耳のバニーガール少女だった。
おっぱいが大きい。
お尻も大きい。
露出も大きい。
全部大きいとしか言いようがない、バニースーツの兎耳(自前)少女。どうやらこのパンフレットは、新しくオープンする店の宣伝のようだった。
そして、俺はこの少女のことを知っていた。
「ラビじゃねぇか!」
「ラビじゃない!」
同時に、イスミも声を張り上げる。
イスミもまた、この少女、ラビのことを知っていた。
簡単に言うと、昔俺とイスミが助けた女の子だ。
「ねぇ、これいかがわしいお店のパンフレットじゃない……? 中に女の子を紹介するページがあるんだけど……」
「なぁこれ、ラビのやつ騙されてるんじゃ……」
そして、ラビという少女は、簡単に言うと天然で騙されやすく、そして色々と疎かった。
「私もそうなんじゃないかと思って、一応持ってきた」
キャロンは、そう言って事情を説明してくれた。
キャロン・キャロットは腕利きの商人だ。女だてらに――と言っても、この世界であまり性別は重視されないが――若いのに各地に顔の効く新進気鋭の商人。
そんな彼女の情報網に、これが引っかかったらしい。
「行かなきゃ!」
「応ッ!」
イスミと同時に立ち上がり、顔を見合わせる。
これはもう、行かなくてはなるまい。いや、なるまいどころではない、行くのだ。なぜなら俺は、英雄なのだから。
そう、十二英雄が一人、最強のリヒト・アインシュタールは、常に弱きを助け強きをくじく、か弱い女の子の味方なのだ!
「……ああ、いやしかしダメだぞラビ、そんな格好ははしたないぞ…………」
「あぁぁぁぁ、違うのよラビ、そっちはそういう用途に使うんじゃ…………」
「不埒な妄想をする前にさっさと動きなよ」
ぽん、ぽん。
かっこよく決めた俺たちの頭に、何故かもう一度パンフレットが振り下ろされた。
☆
「いやぁ、まさか本当に普通のバニーガールカフェとはなぁ……」
「みんなエッチで可愛かったけど、とっても健全だったわね……」
「店長さんめっちゃいい人で、しかも俺たちの大ファンだって……」
「ラビのことも、私達が助けたことを知ってて、どうしても起用したかったって……」
「悪いことしちゃったな……」
「悪いことしちゃったわね……」
帰り道、反省会真っ最中……
そう、俺たちの判断は間違っていた。あの店は、本当にただの健全なバニーガールカフェだったのだ。俺たちは二軒続けてカフェを満喫してしまっただけだった。
キャロンのやつが情報を間違えるとは思えないが、何かしら意図があったのだろうか……とはいえ、健全なバニーガールカフェというのはいいものだ。
大きいおっぱいがいっぱい。ふふふ。
「私思うんだけどね」
「聞こう」
「バニースーツって、実は貧乳のほうが映えるんじゃないかって」
「いやいや、どう考えても胸を露出させるための服じゃないか、何いってんだ」
「私もそう思ってたんだけど、胸を露出させた女の子が手を上げて振ってる。この時、あんたならどこを見る?」
「胸」
「それが小さかったら?」
「肩」
「そこよ。バニースーツって、体のラインは出すけど、水着みたいにお尻やおヘソって露出しないでしょう? タイツつけてたら」
「つまり、胸と肩を見るための衣装ってことか」
「でも、胸が大きかったら、肩って見ないじゃない」
「見ないなぁ」
「でも、胸が小さかったら……?」
「胸も見るし、肩も見る」
「そういうことよ」
「そういうことかぁ」
「じゃあ着てみるか?」
「あんたアタシの胸が小さいって言った?」
「言った」
「上等だこの野郎ォ!!」
そして、流れるように口論の第二ラウンドが始まった――
☆
――この大陸には、十二人の英雄がいる。
彼らは、それぞれが一騎当千、一人で軍を軽く屠れるだけの力を有し、大陸の安全を守っている。彼らが相手するのは、伝説に登場するようなドラゴン、魔王、そして悪の帝国だ。
彼らの前には無数の危機があり、けれども彼らは臆することなく挑んでいく。なぜなら彼らは英雄、彼らの前にあるのは危機であると同時に、冒険だった。
対価は、人々の賞賛と、助けた者たちの笑顔。
古くから、そんな英雄たちが存在するこの大陸では、英雄たちは言ってしまえばエンターテイメントの一つだった。
人々は彼らをアイドルかなにかのように扱い、その動向を常に楽しんでいる。
英雄たちもまた、そんな彼らの日常の潤いとなるべく、日夜正義とそれから”楽しいこと”に全力だ。
そんな彼らをサポートする者たちがいる。
リヒト、イスミにとってはキャロンがそうであるように。そして、彼ら英雄の活躍を大衆に伝える記者たちもまた、彼らをサポートする者たちの一員だ。
そんな記者の一人が、リヒト、イスミのサポーター、キャロンに対して単独のインタビューを行っていた。
これはその内容の一部である。
――よく、リヒト氏は自分がモテない、モテないと嘆いていますが。
キャロン:
(はぁ――――と非常に深い溜息)
そうですね。
――リヒト氏を知る方に聞くと、概ね皆さんそのような反応をなさいます。これは一体どういうわけなのでしょうか。
キャロン:
幼馴染として、彼の人柄を良く知る人間として言わせてもらうけど、彼は決して女の子にモテない性格をしているわけじゃない。ちょっと子供っぽすぎるキライはあるけど、年齢もそうだし、愛嬌として見られる事が多いね。
――ですが、同時に周囲の人に聞くと、「リヒト氏と恋仲になるのはありえない」とおっしゃいます。
キャロン:
私もそうだよ。彼はとてもいい人で、まぁ確かにスケベだけど、誠実であることに間違いはない。流石に、十二英雄トップの人気を誇る”あの四人”には敵わないけど、一般的に、リヒトは十分十二英雄でも人気な方だよ。
――大衆の女性人気はある、と。
キャロン:
そうだね、結構いわゆる……ガチ恋勢ってのも、少ないけどいるし、大衆人気は間違いなくある。特に子どもたちはリヒトが大好きだね。何だかんだ言って、最強っていうのは魅力的だからね。
――どんな戦闘も、彼が参加していれば最終的にはなんとかなるだろう、という安心感が強みであるということですね。
キャロン:
まぁ、それが女性人気につながるかというと話は別なんだけど……
――大衆人気はあっても、女性人気はない、というと。
キャロン:
本気で彼を追っかけても、意味がないって解りきってるからね。好ましいけど入れ込まない、くらいの人が多い。
――原因は、
キャロン:
……あの二人を見れば一目瞭然じゃないか。
――はい。
キャロン:
ただし、これは二人のことを知っている人間でも、ごく一部しか知らないことなのだけど……本人たちいわく、二人は恋人関係ではないらしい。
――えぇ……あの、リヒト氏とイスミ氏のお二人は同棲していらっしゃいましたよね?
キャロン:
そうだね。
――つまり、リヒト氏が女の子にモテないと嘆いているのは……
キャロン:
うん、イスミと付き合っていないからだとか、ほざくせいらしい。
――あいつら……
キャロン:
口調、口調。でもまぁ……うん、私も同じ気持ちかな…………
リヒト(15)
超強いチート能力を持っているこの作品の主人公。
とってもつよい。スケベなことが好き。
イスミとは付き合っていないと言い張っている。
イスミのことが好き。
イスミ(15)
リヒトからとある方法でパワーを挿入され、とっても強くなった普通の女の子。
ツンデレ金髪ド貧乳。スケベなことが好き。
リヒトとは付き合っていないと言い張っている。
リヒトのことが好き。
ラビ(15)
おっぱいが大きい
キャロン(15)
被害者、おっぱいが大きい。
記者(27)
被害者、おっぱいが大きい。