ダンガンロンパ 絶望エクスプレス 〜希望駅8時発 絶望行き急行列車〜 作:MOGIぴー
ダンガンロンパの二次創作です。また、作者は文章力がありません。そして、悲しいことにストーリーつくりも決して上手ではありません。内容が薄かったり、無理矢理だったりするかもしれません。暴力的・流血シーンも多数存在します。本家様のネタバレが含まれている可能性もあります。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
次ページから始まります。
Prologue『絶望列車、発車します』Ⅰ
「お前そんなん書いてんのか、きっも」
「あんたみたいなやつに小説は書けないよ」
「はやく金よこせよ!」
「あぁん? 力もない奴がヒーロー気取ってんじゃねぇぞ」
「空閑、お前こんな問題も解けないのか?」
「なんだよ、中二病かよ」
「近寄らないで、貧乏が伝染するわ」
「…99点!? バカ野郎、すべてのテスト満点取れってあれほどいっただろ!」
「あなたなんて……生まれてこなければよかったのに……」
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「…ん?」
等間隔に体が揺れる。とても心地がいい揺れだ。
その揺れと同時に金属音が、これもとても優しく耳の中に飛び込んでくる。
「あぁ…」
意識がはっきりしてきたみたいだ。
僕はひとつ欠伸をして、辺りを見渡した。
「そうか。僕、列車に乗ってたんだったな…」
揺れと音を感じながら、僕は眠る前までの映像を頭の中で再生した。
…それにしても、何だろう。夢でも見ていたのだろうか。体がとても疲れているようだ。そうか、疲れているせいで眠くなったのか。でも、朝はちゃんとコーヒーも飲んだし、結構シャキッとした気がしたんだけどなあ。まさか寝てしまうなんて。
振り返っていると、ふと気がついた。
「あれ、他の人がいない…」
たしかにこの列車に乗った時に、他の乗客もいたはずだ。
僕が眠っている間に全員途中の駅で降りてしまったのか。
こういう状況になると、ミステリー脳の僕としては何か事件に巻き込まれたんじゃないかとか、もう僕は死んでるんじゃないかとか、いろいろ考えてしまう。僕の悪いところだなぁ。
まぁ、普通に生活してて事件なんてそう簡単に起きることはないと自分では思ってる。
だけど、どうやらその簡単に起こるはずのない事件が起きてしまったと気づいたのは、車窓を目にした時だった。
「ま、窓に鉄の板がはめられてる…」
自分の席だけではない。この車両全体の窓が塞がれている。
さすがに異常だと思った。窓を鉄の板で塞いで走る列車がいるはずがない。やはり、他の乗客がいないのも関係があるのか。それにまだ学園には着かないのだろうか。
腕時計を確認しようと手首を見ると…。
な、無い。僕の腕時計が…。誰かに盗まれたか? たしかに左手首にはめてきたはず…。
…なんだ。どうなってるんだ、この列車は…。本当にこれが学生の希望を象徴する「ホープエクスプレス」なのか?
僕はすぐに立ち上がって、もう一度車内を見渡す。
やはり人っ子一人いない。まさか僕は監禁でもされたのか。それとも誘拐?
頭の中で言葉が次々と生まれ、そして消えていく。
「そうだ…。他の車両にはまだ人がいるかもしれないな…」
その可能性に賭けてみることにしよう。そう、まだこの列車に乗っているのが僕一人だけと決まったわけじゃない。
この列車は結構長かったような気がする。少なくとも、十両編成はあったはず。僕が乗っているこの車両はその10のうちの1だ。まだ、人がいる可能性は大だ。
おそらく進行方向になっている方面へ進んでみよう。
「う…」
隣の車両へ通じる扉を開けた瞬間だった。
突如、眩しい光が僕の視界を覆いつくした。しかし、その光はすぐに消えていき、やがてきらきらと煌めいているものを写し出した。
「し、シャンデリア…?」
大きなシャンデリアだった。列車内にシャンデリアがあるなんて、どんな豪華列車なんだ…。自分がいた車両とは雰囲気がまるで違う。
「おい、お前」
不意に声がする。声のする方に目を移すと、そこには十数人もの人間がこちらを見ていた。
「お前か!? オレたちをここに閉じ込めたんは!!」
「え?」
「とぼけるんじゃねぇぞお前、今すぐ八つ裂きにしてやらぁ」
「ちょっとやめなよ。決めつけるのは良くないよ」
「まぁ、せっかちそうな顔してるもんね」
「あぁ!?」
いきなり怒られるから何かと思ったけど。今の僕と同じ状況下にあると見ていいみたいだ。どうやら、あのロン毛の人が言うには、閉じ込められてるみたいだな…。
「あ、もしかすればもしかすると、わしらと同じく閉じ込められてるんちゃう?」
「え、あぁ…うん。そうみたいだね」
ん? よく見るとここにいる人たち、僕と同い年くらいの人ばかりだ。まさか…。
「もしかして、みんなって叶能学園の生徒…?」
「じゃあ君もボクらと同じなんだね!」
「生徒だって…? ワイはまだ信じないぞ…。簡単に人間を信用したら痛い目に遭うんだ」
「ちょっとお前、人間不倫すぎねぇか?」
「不倫じゃなくて不信でしょ」
「はーい、オマエラちゅうもーく!」
何だろう。この耳障りな声。なんだか、無性に腹が立ってくるというか、イライラするというか、妙に神経に障る何とも言えないこの声。その声質が何かを企んでいるような感じがして、僕はとても落ち着かない。
「あれ、オマエラどうしたのさ、ボクを物珍しそうな目で見てさ。そんな目で見ても何も出てこないよ」
「ぬ、ぬいぐるみがしゃべってるぞ…」
「ぬいぐるみじゃない!!! ボクはモノクマ、この列車の車掌であり私立叶能学園学園長だよ」
「が、学園長って人間じゃないのな…」
「中に人工知能でもいれてあるんでしょう」
「えー、車掌ならちゃんと外を確認しないと…ボクでもできるよ」
「いちいち言うことに文句つけなくていいの!」
「それよりさ、モノクマとやら」
自分の意志とは反して、僕の口は勝手に動いていった。
「どうしてまだ学園につかないのかな」
「え~? 着くわけないじゃん」
「え?」
「だってだって~」
「今から~」
「オマエラには~」
「ワックワクで~」
「ドッキドキで~」
「エクストリームな~」
「コロシアイをしてもらうからね!」
≪次回へ続く≫
どうも。
前の創作論破が頓挫した感じになったので、新しく始めました。よろしくお願いします。