サブタイでネタバレだけど、それくらいはどの作品にだってあるさ。この作品だってそうだしね。でも、そんなことはどうだっていいんだ。重要じゃない。
……まぁ、原作に沿って書いてる作品なので、現状ネタバレもクソもありませんが。
それにしても、13章が追加されましたね……ストーリーをちゃんと読んでる人もそうでない人も、クリア時はUR確定チケットがもらえるので、やっとくことをオススメします。
UR歩夢欲しかったけど来なかったよ……
フェス追加はよ( _・ω・)_バンバン
04/04 読み返していて発見した明らかな誤字と、違和感有る箇所をサイレント修正。ほかにもあったらすみま千円。
「そんなわけで新しいメンバーが加わったぞ!ではどうぞ!」
「上原歩夢、2年生です。スクールアイドルの事はあんまり詳しくないですけど、一生懸命頑張るのでよろしくお願いします」
「うむ。彼女はスクールアイドルに関してはまだ入学したてのピッチピチな一年生だ。だが、真面目にコツコツと努力するひたむきな姿勢は秀でてる物がある。諸君もウカウカしていると抜かされてしまうかもだぞ?では!これにて解散!」
「いやいや待ってください。色々と聞きたいことありますし、出て行こうとしないでください」
出来る顧問を演出し、華麗に部室から退出しようとしたのだが、かすみに引き止められてしまった。
それっぽい事を言って後はご両人で親睦を深めて、どうぞ。作戦は失敗に終わった。
まぁ、そんなわけで見ての通りだが歩夢をスクールアイドル同好会に勧誘することが成功し、かすみとの顔合わせをしているわけですが……
「なんだねかすみ君。私はこの後ネットオークションにて転売しまくってる奴を通報しまくるという崇高な業務がだな」
「それは先輩がしなくても運営さんが対処してくれるので大丈夫です。……その人は?」
訝し気に歩夢を見る。なんか初めてかすみと出会った時にもこんな視線を向けられた気がする。
人懐っこい割には初対面の相手だと距離を測りかねるタイプなのかもしれない。
「幼馴染、新入部員、天使。OK?」
「最後なんかおかしい気が……え?この人が先輩の言ってた幼馴染の人?」
「そ。入部してくれそうで且つ人数合わせではなく最後まで頑張っていける人って誰かいないかと考えてたら、真っ先に彼女が思い浮かんだ。これはかなりの即戦力だと思うぞ」
「むぅ……先輩がそんなに信頼してる人なんですね。」
なにやら受け入れ難いと渋ってるご様子。じっと値踏みしてるかのようなかすみに対し、朗らかな笑顔を向ける幼馴染。
いい……笑顔です。
「どうだ?彼女のような努力家は貴重な人材だ。周りにも良い影響を及ぼしてくれるだろうし、スクールアイドルとしても輝ける原石じゃないかと俺は睨んでいるんだが」
この台詞なんかプロのスカウトマンっぽいよね。
あ、でも世間的にはあまりスカウトマンの印象って良くないんだっけか。路上での過剰な客引き行為、スカウトは禁止です!
「…………」
おや?俺が想像していた反応と違う。
ここは「やりましたね!さすがは先輩。この調子でどんどん集めて、あの生徒会長にぎゃふんと謂わせてやりましょ☆」といつものかすみんスマイルを浮かべると思っていたんだが。
俺の想像とは裏腹に、見るからにご機嫌ななめと言わんばかりに頬を膨らませていた。
これはアレだ。昔、歩夢ばかりと遊んでいて男友達との交友頻度が減ってきた小学生高学年の頃。
思春期入りたて特有のチヤホヤされたいけど素直になれないガキ大将的なアレ。周りには「女とばかりイチャついてんじゃねーよ」と囃したてられていたが、当時の俺はそんなしょーもない煽りに見事につられ「そっ、そんなんじゃねーし!」……ることはなく、幼馴染なんだから仲が良いのは当然だろ?と開き直っていた。
そんな冷めた反応しかしなかった俺に対し、気に食わなかったのか、クラスに一人はいるジャイアン的なポジションのガキ大将から「怖いのか?こいよ。女にケツ振ってるなよなよしたモヤシ野郎なんか上原に相応しくねぇ。プライドなんか捨ててかかってこいや!」と校舎裏に呼び出されて、一対一で喧嘩を売られたのだが、逆に泣かしてやった。
どうやったのかって?簡単だよ、トリックだよ。
ひたすら煽りに煽りまくり、血管が浮き出る程激情させ「誰がテメェなんか……テメェなんか羨ましくねぇ!!……やろう、ぶんなぐってやらぁああああ!!」と襲いかからせたところで、偶然にもあゆぽむ登場。
そっからは……言わんでもわかるだろ?
……って、なんかすげー脱線してしまった。これは然程重要じゃないわ。結論からではなく過程から話しちまったよ。
出来るネゴシエーターは簡潔に結論から話すって何処かの見知らぬおじさんが言ってたのを知り合いから聞いたような聞かなかったような。
まぁ、色々ヤムチャしていた時期があったのだが、その後そこそこ仲の良かった男子友達から付き合いわりぃんじゃねーの?と言われ、たまには男子たちと何でもありのノールールサドンデススポーツに付き合うのも良いか。と歩夢をほっぽり出して、男子たちとサワヤカな汗を流していましたとさ。
結局はガキ大将君の思う通りになってしまったわけですが……
学校生活の8割は歩夢一緒に行動していたのだが、それがいつの間にか比率が逆転して6:4(歩夢と一緒:男たちと一緒)になっていた。
……アレ?今考えるとそんなに変わってなくない?
「サッカーやろうぜ!俺がボールな!」「何言ってんだ!ここは磯野がいるんだから野球に決まってんだろ」「磯貝です」とクラスの野郎が多数集まったものの、意見はバラバラで収束が付かなかったのだが、最終的には俺が口にした「キックベースで良くね?」が鶴の一声となり、放課後の時間を目一杯使って遊んだその日の帰り道。
泥だらけの状態で一人夕焼けをバックにし、家までの道を歩いていた時の事。
『フンフンフフーン。フンフフーン。かんっぜんにフルハウスーん……おっ、歩夢じゃねーか。どうしたん、そんなとこで?』
『……』
『うぉっ!?ど、どうした。急に。汚れてるから、あんま引っつかないほうがいいぞ?』
『そうくんは……』
『う、うん?』
『私のこと、飽きちゃったの?』
『……うん?』
『私よりも他の男の子を選ぶの?』
『待て、落ち着け。Waitだ。冷静になれ。その台詞なんかおかしい』
『おかしくないもん!最近そうくんってば私よりも他の知らない男狐と一緒に遊んでるじゃない!』
『なんだ男狐って……知らない男ってか、クラスメイトだからな?いったいどうした。なんか変だぞ歩夢』
『変じゃないよ!最近そうくんが構ってくれないって恋華ちゃんに相談したら、「それは浮気よ!浮気に違いないわ!!浮気なのは確定的に明らか!!!この雑誌にも書いてある通り、カレが素っ気なくなったらそれは浮気の予兆です(確信)仲橋君はきっと男の子たちとあんなことやこんなことを……キャーッ///」って言ってたもん』(プ○ンみたく頬を膨らませて)
『本田ァ!歩夢に何吹き込んでんだァ!』
もう何年も前の記憶だと言うのに、印象深い出来事ってのは割と覚えてるもんなんだな。あの後、俺に抱きついたせいで汚れ一つなかった歩夢のワンピがいたる所に泥が付着してしまい、歩夢のお母さんから「あらあらあら〜二人仲良く泥んこまみれになっちゃって。ほらほら、二人ともお風呂に入っていらっしゃいな。総悟ちゃんは大丈夫?一人でぬぎぬぎ出来る?おばさんが手伝って上げようか??」……なんて小学生高学年男子に向ける態度じゃない接し方をしてきたのだ。
めっちゃ恥ずかしかったけど、日頃から良くしてもらってたから特に抵抗せず、されるがままだったよな。
……それに便乗して歩夢も参戦して来た時はさすがに焦ったが。止めましたが何か?
で、その後仕事から帰ってきた母さんから歩夢ちゃんを心配させんじゃないよ!と頭に一発拳を叩き込まれたんだっけな……前者のインパクトが強すぎて、こっちの方は詳しく思い出せないんだけどな。
ゲンコツもらったというのにね。
ここまでの体感時刻は約3秒!回想シーン中はどんなに長くても、現実での時間はほんの数秒なのは良くあること。負けフラグとか尺取りすぎだとか言われてる回想シーンさんだけど、貴方がいないと作品によってはキャラやストーリー掘り下げができないからね。
俺は応援しています。多分。
「かすみんだってがんばれますもん」
やっぱりね(確信)
これが鈍感系主人公なら、お得意の難聴スキルで聞き逃すんだろうけど、これはノンフィクション。現実救いはないね。
俺の地獄イヤーならどんなにちっこいdB(デジベル)でも聞き取ってみせますよ。
「心配すんなって。かすみの頑張りは見て無くとも、わかるさ」
頭の上に手を置き、そのままゆっくりとなぞるように撫でる。
……おぉ、ちょうどいい高さに手が置けるせいか、なんか撫でてるこっちが楽しくなってきた。
一つ年下とはいえ、歩夢以外の異性の頭を撫でるなんて初めてだったが、振払われたりはしてこないので、嫌ではないみたいだ。
「部室を奪われそうになっても一人で居座り続ける根気も。部員が一人になろうともめげずに練習に打ち込むやる気も。俺が手を貸す要因にもなってるんだ。かすみなら一緒に頑張れるってな」
「そ、そうですかっ。わかってればいいんです!」
ふんすっと胸を張る。うん、機嫌は戻ったみたいだ。
あの時も撫で続けていたら、歩夢のふくれっ面も落ち着いていたしな。撫でるってしゅごい。
でもやる相手とやり方を間違えるととんでもないことになると思うんだ。
節度と頻度を護って適切に使用しましょう。
「ふふっ、やっぱりあなたって凄いなぁ」
「え、そう?先輩後輩の間柄だし、こんなもんじゃねーの?」
何が凄いかよくわからんが、かすみとじゃれ合うとこを見てたくらいだし仲の事を指しているとは思うんだが……歩夢は何処か誇らしげにしつつ微笑みを浮かべていた。
「そうかな?誰とでもすぐに打ち解けちゃうのは総くんの魅力だと思うな。後輩の子も総くんを慕ってくれてるのがその証拠だよ。それに昨日スクールアイドル同好会を見に行くって言って、廃部を防ごうと頑張ってるんだもん。すごい行動力だよ!」
「もちろんです、副会長ですから」
すげぇべた褒めの嵐である。真っ直ぐこっちの目を見ながら言ってくるから、気恥ずかしくなり、ドンパチB級映画に登場する大佐の台詞を口走ってしまう。
いやぁ……あの作品は名言だらけでしたね。
「もしかして……照れてる?かーわいい♪」
なんてことも目の前の幼馴染にはお見通しだったようで、頬を人差し指でつついてくる。
「ぐぬぬぬ……これが幼馴染の余裕というやつですか……強い!」
くっ、なんだこの羞恥プレイは。後輩に見られてるというのに、気にも止めず連続攻撃を続けてくる歩夢。
俺の事を凄いとかなんだの言っているが、歩夢の方がやっぱすげぇよ。略してあゆすご。
「えぇい!そんなことより!誘っておいてなんだけど、本当に良いのか?実は勢いで頷いちゃいましたーとかじゃなく?」
ではここから再度回想シーンスタート!ほわんほわんほわわーん(セルフエコー)
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昨夜、俺は家が隣同士であるのを良いことに、自室のベランダから歩夢の部屋へと何時ものように飛び移り、頼みたい事があるんだとお邪魔させてもらった。
ちゃんと玄関からお邪魔しなさいとか夜遅くになにしてんだとか言いたい事があるだろうが、そんなことはいいんだ。重要じゃない。
この手段は昔から使っているし、今まで失敗して落ちたこともない。
一応念の為お互いの両親が、落ちた時の事を考えて互いの敷地内に人つづマットは敷いてあるしね。
何か用がある時は相手の窓に向かって、ベランダの脇に置いてある熊手でコツンと叩くのが、俺と歩夢ならではの合図。
ちょっと今から会いに行ってもいいかな?と小さい頃二人で決めた秘密の合図。
昔、歩夢が両親に叱られて夜遅くに泣いていた所を、俺が隠れて歩夢に会いに行ったのが切欠だった。
歩夢のベッドに二人で潜り、一晩中歩夢が目を閉じるまでずっと喋っていた。
最終的には翌朝俺を起こしに来た母さんが、もぬけの殻となっていた部屋を見て、両家巻き込んで騒然な騒ぎとなったが。
なんて危ない事するんだって、母さんはもちろん、おじさんにおばさん全員にしこたま怒られたっけな。
なんでこんな事をしたのかと聞かれ、母さんのゲンコツ食らって、痛みに耐えながらも理由を答えたら許してもらえた気がする。
二度とこんな事するなと言われたのだが、その後日からさっき軽く触れた、マットが敷かれていたもんだから、俺がまた同じ事をするんだろうと見越していたんだろうな。
今では歩夢も飛び越えてるしな……
『熱心に勉強してるところ悪いな』
『大丈夫。ちょうど切りが良くなったところだから。何か用事?』
『あぁ。ちょっと歩夢に頼みたいことがあってな――――そこの問4、途中から計算がずれてるぞ』
『えっ?…………あ、ほんとだ。ここ足さなきゃいけないのに引いちゃってる』
『良くあるケアレスミスだな。なんかわからないとこがあったりするか?こう見えても学年の主席にいるんだ。サクサクっと高速周回みたく手軽に教えますぜ』
『いいの?なにか用があったんじゃ……』
『急ぎでもないしな。今なら時間外でも無料で教えれる、優秀な講師がここにいるぞ?』
『……それじゃあお願いしようかな。よろしくお願いします。先生♪(えへへ……私だけの専属家庭教師かな?ちょっと眠かったんだけど、眠気に負けないで頑張ったかいがあったなぁ)』
『……それでだな。歩夢。頼みがあるんだg』
『いいよ。なんでもしちゃう』
『……まだ何も言ってないし、そう男の頼みを易易と引き受けるもんじゃないぞ』
『あなたの頼みだもん。変な事を言うわけがないし、総くんの前でだけだし、変な事でも総くんのなら受け入れるよ?』
『そ、そうか(なんか最後変な事言ってたが……気のせいだよね?)実はだな、スクールアイドルに――――』
―――――――――――――――――――――――――
「昨日も言ったでしょ?総くんの頼みならどんなことだって。確かにスクールアイドルをしてみないって言われた時は不安を感じちゃったけど、総くんが側にいてくれるなら大丈夫かなって」
回想シーン終了。
そしてこの幼馴染の鋼鉄の意志である。
いやまぁ、個人的には話が楽でありがたいんだけどね?なんだろうか。この言い知れぬ感じの不安は。
……この先選択肢にミスったらどうしようもないBADENDに辿り着くか、NiceBoatも震え上がる壮絶な修羅場に陥り悲しみの向こうへと進行しそうな……アレ?どっちもBADENDな上に、やけに具体的じゃね?
「まぁ、(部員が揃うまでは)やるからには全力でサポートするさ。……ん、入部届確かに受け取ったわ。これを提出さえすれば歩夢も晴れて正式な部員だな」
「うんっ。これからは放課後も一緒に過ごせるね。私、総くんの為にも精一杯頑張るから、側で応援しててね!」
「あぁ。歩夢なら大勢の人を笑顔にできるさ……これからもよろしく頼む」
「私こそ、あなたの事いっぱい頼っちゃうかもしれないけど、よろしくね」
今後ともよろしくの意味を込め右手を差し出すと、大切なものを取るように下からそっと両手で包み込むように握られた。
歩夢の笑顔を見ていると心が温かくなるような安心感がある。
それは優しく暖かな心を持つ彼女だからこそなのかもしれない。
幼馴染補正も入っているだろうが、この似たような気持ちをスクールアイドルとして届けることができれば、大成するんじゃなかろうか。
個人的には顔も知れぬ不特定多数の人間に振り舞うって考えると、多少イラつきにも似た感情が湧いてくるが、それよりも大きな舞台に立つ歩夢の姿を見てみたいという気持ちが勝る。
「俺もスクールアイドルに関しては新米のペーペーだ。スタートはほぼ0からだが……」
「一歩一歩、一緒に進んでいこうね」
何もかもが初めてだらけの事だろうが、歩夢なら……いや、俺たちならどんな困難でも大丈夫だろう。
諦めず一歩一歩堅実に、少しづつでも歩みを止めなければきっと夢は叶うのだから。
「……いつまでお二人の世界を作り出しているんですかぁ!かすみんもいる事を忘れないでくださいよぉ!」
「あっ、ご、ごめんなさい。つい……」
「遅いぞかすみ。何時になったら割り込んで来るのかと待っていたんだからな。次はもっと早く自己主張するように」
「す、すみません。…………あれ?なんで私が謝っているんだろ?」
俺はちゃんとかすみの事を認識していたぞ?素で謝ってる感じ、歩夢は忘れていたっぽいが。
「さっきも言ったが、俺と歩夢はスクールアイドルに関してはまだまだひよっこだ。学年はこちらが上でも、スクールアイドル歴ではそちらが先輩。頼りにしてるぞ、かすみ」
「そ、そうですか?仕方ないですねぇ〜。先輩にそう言われちゃいましたら、かすみんお役に立てるように張り切っちゃいますよぉー」
不機嫌そうな顔から一転、甘ったるい声を出し右手を上げ左手を頬に当てて、片足を曲げてポーズを取る。
いわゆる、がんばるぞーポーズなのだろうが、ぶりっ子感が半端ないとはいえ普通にかわいいもんだから何も言えない。
そんでもってチョロい辺り、それを差し引いてもかわいい(確信)
「後輩ちゃんもよろしくね。えっと、お名前は……」
「そういえば自己紹介がまだでしたね。私は中須かすみって言います。新入生で一番かわいいと噂されていますが、何を隠そうそれは私のことだったのです!」
「(えっと……そうなの?)」
「(しっ、取り合えず頷いておくんだ)」
かすみに聞こえないようなボリュームで聞いてきた歩夢に、アイコンタクトで返事をする。
長年一緒にいたせいか、それだけで歩夢には通じたようだった。
「そうなんだ。中須さんってそんなに有名なんだね」
「もう、歩夢先輩。これからは一緒に頑張ってく仲間なんですから、そんな堅苦しくしないでかすみんって気軽に呼んでくださいよ〜」
「え、でも同好会では中須さんの方が先輩だし……」
「そんな些細なこと気にしないでいいですってば。フレンドリーにいきましょうよー」
「フレンドリー……うーん、あだ名とか?中須かすみちゃんだから……かすかす?」
……それは一番呼んじゃいけないあだ名だと思うぞー、歩夢よ。
「ギャーー!なんで昔のあだ名を知っているんですか!?なしです!そのあだ名だけは絶対に禁止です!!」
猛烈に拒否反応を示すかすみ。やっぱり過去にそう呼ばれていたのね。俺も初めて名前を聞いた時はかすかすって呼ばれて弄られていたんだろなーって思ったし。
呼びやすいとはいえ、カス呼ばわりされているみたいだし良い気分はしないわな。
ていうか……
「あだ名はかすみんのままでいいだろ。難易度が高そうなら名前呼びでいいんじゃないか?」
「そ、そうだね。ごめんねかすみちゃん。なんか嫌なこと思い出させちゃったみたいで」
「だ、だいじょうぶです。かすみんこんな事じゃめげませんからっ」
「そういうわりには涙目になってんぞ」
「な、なってませんし!」
なってんじゃん。
「……ま、なんにせよこれで部員は3人だ。会長が指定してきた人数にはまだまだ足りないが、それでも1人増えたんだ。数字としては小さいかもしれんが、これはスクールアイドル同好会にとっては大きな一歩となるだろう。この調子でドンドン同好会勢力を拡大してくぞ!」
「「おー!!」」
同好会なんざじゃ満足できねぇぜ!目標は部への昇格!
恋華ちゃん 本田恋華ちゃん。 小学生でのお友達。親が所持する恋愛♂小説に影響されてこんな年から腐ってしまった子。こんなんでも清楚系の美少女である。
プリン ふうせんポケ○ン アニメ初出は街の人たちが眠れないとかなんとかの会だった気がする。当然ながらこの作品で実物が出ることはない。
歩夢は原作通り純情で従順な優しい子です!
かすかs――――かすみんは変わらず慕ってくれるかわいい後輩です!
歩夢のおかあさんって絶対歩夢似の温厚そうで優しく癒やしてくれそうなおっとり系だと思うんだ(願望)