タイマーストップ:ディアベルが死亡している状態で「なんでディアベルはんを見殺しにしたんや!」を含むキバオウのメッセージウィンドウが閉じた瞬間
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なんでディアベルはんを見殺しにしたんや! RTAはーじまーるよー。
というわけで今回やるRTAはクソ長ほんへではなく一口RTAです。
古くはペトルス殺害RTA、グウェンちゃんもぐもぐRTAなど、ストーリークリアとは全く関係ない場所をゴールとする形式のものですね。
ほんへRTAに疲れた時に休憩として三十分もあれば余裕で走れてしまうので結構人気な一口RTAですが、SAOの一口RTAの中では長めであまり人気がない本レギュレーションを選んだ理由ですが、先駆者のガバガバレギュレーションの穴を突いてタイムを大幅に縮めることが可能であると判明したからなんですね。
とはいえ、揚げ足取りのようなものですので、こういう抜け道や考え方もあるよというのを発表するために軽く走ったものです。走者が私以外にいないため洗練されている訳でもないですし、解析なども詳しくできているわけではありません。
つまり誰でも更新できるってことだな!
というわけでレギュレーションを説明します。
先駆者様のものと一切変更点はありません。
タイマースタートはキャラクリ後の暗転明け。
バージョンは最新版。
過去作からの引き継ぎ禁止。周回要素禁止。DLC禁止。他ROMとの通信禁止。原作キャラとの人脈の事前設定禁止。チート禁止。バグ禁止。
まあつまり一般的なRTAと同じようにソフトを買ってきた直後の状態で誰でも走れるようにする制限事項ですね。
最後に、タイマーストップ条件ですがディアベルが死亡し、キバオウのセリフである「なんでディアベルはんを見殺しにしたんや!」というメッセージウィンドウが閉じた瞬間とします。
それじゃあゲームに移りましょう。
ニューゲーム、ロードゲーム、オプション、キャラクタークリエイトの選択肢のうち、当然ニューゲームを選択します。
あ、今回は主人公の容姿などを詳しく設定する必要が無いので即座にニューゲームを選びましたが、キャラクタークリエイトでガチガチにモデリングすることも可能ですよ。タイマースタートはこの後ですので。
ニューゲームを押すと使用するキャラクターを選ぶように言われますが事前に用意しているキャラクターがない為自動でキャラクリに移ります。
この時、右下の時間設定を36倍にしておきましょう。
というのも、記録には関係ないですがこれを設定しないとタイマースタートまでに時間がかってしまうからですね。
実は、と言わなくても既プレイ兄貴たちはご存知でしょうが、ニューゲームを選択した瞬間からゲーム内のアインクラッドの時間が動き始めます。
本RTAでは茅場のチュートリアルが始まる直前にアインクラッドに降り立つ、つまりタイマースタートするのが一番早いので、タイマースタート前に時間を調節するってわけですね。
同じく右下に表示されている超スピードなゲーム内時間が午後五時を回ったらキャラクリを終えるといいでしょう。
ちなみに、今回の主人公ですがちっちゃめな女の子です。
身長は多分百六十センチないくらいで、顔の造形は弄ってないので普通に可愛いキャラクターですね。
今回のチャートでは子供キャラの方が簡単に遂行できます。男の子と女の子では迷ったのですが、男の子だとロールプレイをミスするとチャートから外れることが多かったので女の子を選択しました。
名前はどうでもいいのでホモちゃんかユリちゃんにしようと思ったのですが、カラスウリとしておきます。意味は無いです。
んでもって初期武器は短剣にしました。
斬撃属性かつ、片手剣でないならなんでもいいです。
あ、今更説明する必要も無いと思いますが、本ゲームはフルダイブゲームとなっています。
自由な操作に自由な行動と自由な発言、一般的な対話型AIを積んだNPCとの楽しいお話ができるゲームですのでロールプレイはしっかりしましょうね。
選択肢式のレトロゲーとは違ってそこら辺の自由度の代わりにめんどくささが増していますので。
そろそろゲーム内時間が迫ってきましたね。ということでリンクスタートです!
◇――◆――◇
タイマースタート直後のスポーン位置は広場にです。
この時、既に強制転移が始まっていたら残念ながらタイミングミスです。やり直しましょう。
今回はまだ誰もいない……あ、転移してきましたね。タイミングはバッチしだったみたいです。
では、一万人が転移してきて広場がキツキツになる前に所定の位置につきましょう。
ディアベルさんとキバオウさんの二人が最も高い確率で転移してくる場所にほど近く、しかし直接会話できるほどは近くないところですね。
もしここに転移してこなかったらリセです。
今回は当然ここに二人が転移してきましたね。パーティメンバーの数は……ゼロですか。普段はディア×キバの他に二、三人いるのですが、今回は運が良かったみたいです。説得と言いくるめが楽になる程度ですが、嬉しいっちゃ嬉しいです。
広場ではログアウト云々という怒号が飛び交ってますが、ディアベルさんたちの会話を頑張って聞きましょう。内容は毎回ほぼ同じですがちょっとの差異で言いくるめが失敗する可能性があります。
口先のうまさに自信がある人はおうたを歌っていてもいいです。
親の顔より見た茅場晶彦によるチュートリアルは倍速します。必要ねーんだよ!
先駆者様たちはログイン時間を僅かに早めて事前に武器屋などに寄ったりしていましたのでここでアイテム整理をしていたりしますが、私には必要ありません(ストレージ空っぽ)。
はい、チュートリアルが終わりました。ディア×キバの二人は暴徒と化したプレイヤーに巻き込まれないように端っこに行きますのでついて行きましょう。
二人が足を止めて話し始めようとしたらそこに割り込みをかけます。待った!
「……あなた達、レベル幾つ?」
リピートアフターミー! できるだけコミュ障っぽく話しかけるのがコツです。
「なんやお前さん。いきなりレベルを聞いてくるなんてマナーが悪いにも程があるやろ」
「まあまあ、キバオウさん。この人にもきっと何か理由があるんだよ。それで、俺達になにか用かな?」
「わたし、ベータテスター。情報を持ってる。でも、人と話すのが苦手。強い大人にプレイヤーをまとめて欲しい」
ディア×キバの二人はそれは本当かい? と聞いてきますのでコミュ障ロールプレイを継続したまま続行しましょう。
現状、ディアベルさんのほうがベータテスターに対する警戒心は高いですが、その性格上特に問題は無いです。彼の目的とこちらの行動はマッチしていますので。
めんどくさいキバオウさんさえ攻略できればちょろいもんよ。
「纏めるには、強さが必要。弱者では纏められない。あなた達は狩りに出ていて、片手剣を持ってる。条件に合致」
「確かに俺達は強制転移前まで狩り出ていたけど。どうしてそれを?」
「盗み聞きしてた。ごめんなさい。でも、そのおかげであなた達が優しい人でゲームクリアを目指してることがわかった」
「んで、あんたさんはワイらに何をさせたいんや?」
「一層最強の片手剣を取りに行く。武器があればあなた達は早く強くなって早く纏めてくれる。そのあとも情報提供もする。その後にわたしと一緒に行動する必要も無い」
「君の言ってることはよくわかった。でも、俺達は君のことを知らない。こんな状況になった以上すぐには信用出来ないってことなんだけど……。まずその武器についての情報を教えてくれないか?」
はい、ルート確定です。あとはホルンカと森の秘薬クエスト、ペネントの森について話せばディアベルが「俺、知ってる! SNSで見たことある!」とキバオウさんを説得してくれます。
情報源はSNSじゃなくてベータテスターとしての実体験なんですけどね、初見さん。
「……急ぐ。着いてきて」
「ちょっと待って。先にパーティを組んでおこう」
ディアベルからパーティへの招待が送られてきました。加入すると、ディア×キバの二人以外にグレーアウトした名前がふたつ表示されました。
あっ……(察し)。ネームドモブ未満のキャラクターはチュートリアル前にランダムで消滅することがあります。
つまりは約二百人の犠牲者たちですね。その二人がこのパーティに含まれているとはたまげたなあ……。
ナーヴギアを脱がさないでってお歌をちゃんと聞いていなかった方が悪い。
ということでディア×キバの二人を引き連れてホルンカへ向かいます。
道中ではフレンジーボアとエンカウントしますが、無視して進みましょう。
なお、ファーストエンカウントではディア×キバの二人は倒そう剣を抜きますので、一度無視をした後に反転してフレンジーボアの首裏の弱点を攻撃して一撃で撃破しましょう。
「雑魚に構う時間はない。経験値も同時に稼げる。急ぐ」
「随分と強いんだね……」
「けっ……」
こうすることでディア×キバが以降のエンカウントを無視するようになるのと同時、プレイヤーの強さを認識して戦闘で頼ってくれるようになります。
頼ってくれないと見殺しにする前に勝手に死なれたり、もうダメだぁ……とペネントの森から逃げてしまいますので。
はい、ホルンカにやって来ました。森の秘薬クエストのおうちに行きましょう。
ノックもせずに家にあがり、速攻で椅子に腰掛けます。
「二人も座って。クエストを受ける」
ええ……。という感じの表情をする二人ですが、もう一度急かせば大人しく座ります。
それでは家主のオバサンに話しかけてきてクエスト受注用の会話を発生させましょう。
「これから入る森に出てくる的の情報を教える」
「え、この人の話聞かなくていいの?」
「必要ない。話し終わったタイミングで返事をすればいいだけ」
「……なんなんやこの嬢ちゃん……」
ということで親の声より聞いた娘の不幸話をBGMにディア×キバにリトルペネントの情報を話します。
とは言っても攻撃モーションと実付きと花付きのことを教えるだけですが。
「ソードスキルは《ホリゾンタル》以外不要。むしろ事故に繋がるから禁止」
「ほんなら、実付きはワイが相手するわ。嬢ちゃんのことを信用し切ったわけじゃあらへんからな」
「問題ない。目標は日が落ちきるまでに《胚珠》を二つ入手すること。わたしの分も落ちたらアニールブレードはあげる」
はい、娘の不幸自慢中に説明を終えることが出来ました。ロスはゼロだな!
ということで三人でクエストを受けてペネントの森へイクゾー!
ここからはどれだけ早く実付きとエンカウントできるかの勝負です。
……はい、皆さんそろそろお気づきかと思いますが、ここが処刑場となっています。
初めて走った方が一層のボスフロアに如何に早く到達するかという理念で走ったため後続の走者方も同じルートを選択していましたが、このレギュレーションはディアベルが死んでてキバオウさんが特定のセリフを言えばタイマーを止められるんですね。
とはいえボスフロア以外だと中々例のセリフを言ってくれないので言ってくれる状況を探し当てるのは結構苦労しましたが。
ちなみに、ペネントの森で「なんでや!」する条件はキバオウさんにプレイヤーが実力、人格ともに認められている事です。
これまでのロールはほとんどキバオウさんのポイントを積み上げるものでした。
とはいえ、まだ目標値に達していないため、実付きとのエンカウントまでに実力を見せつける必要があります。
それでも的確に弱点を攻撃していけばいいだけなので簡単ですけどね。
ちなみに、実付きと花付きは最初にPOPする場所が決まっています。ログインした瞬間から時間をかけなければかけないほど二体が移動する距離が短くなるため、見つけやすくなります。
RTAとの相性もバッチリですね。
はい、第一エンカウントはノーマルペネントです。
短剣で弱点をグサグサっとやりましょう。
一度では倒しきれないので攻撃をグレイズしてカウンターで仕留めます。
「倒し方。分かった?」
「あはは……」
「二人でやってみて。来た」
ディア×キバの二人に戦わせてみます。
ネームドキャラだけあってやっぱり強いですね。しっかりノーダメで倒してくれました。
「倒せば倒すほどPOP率が上がる」
こう言うと二人は張り切って戦い始めます。もっと疲れてくれよな~。
途中、二体以上のペネントが出てきた時は分担しようと持ちかけてその間に石ころを何個か拾っておきましょう。
ついでにスキルにも投剣を装着しておきます。
それが終わったらあとは実付きの初期ポップ位置へと祈りながら向かいます。
実付きと花付きが一緒にいなかったらリセです(二敗)。
それじゃあ見つけるまで倍速です。
◇――◆――◇
大発見!
「見つけた。実付きいるけど……」
「行こう。キバオウさん、俺たちは速攻で倒すからそれまで耐えてもらっていいかな?」
「ワイがしっかり抑えとくで」
という事でラストバトルスタートです。
注意点はキバオウさんを生かすこと、キバオウさんに投擲がバレないこと、ディアベルを見殺しにすることです。
今回は嬉しいことにノーマルペネントくんも三体いるため、こいつらを引き受けると宣言しましょう。
そうすれば多少まごついていても問題ありません。ディア×キバは懸案事項の実付きと討伐対象の花付きを処理してくれよな~。
三体のペネントをあしらいながらキバオウさんの戦闘を観察しましょう。
彼は基本的に攻撃をしない安全策を取っていますが、たまに攻撃後の大きな隙に反撃を行います。
その瞬間に石ころを投げて実を割って無限にペネントくんを召喚します。
請け負ったペネントくんたちにはダメージを蓄積させておきますが倒さないようにしましょう。
最終的にペネントを倒す数が増えてしまいますので。
誘引されるペネントは付近のペネント全員ですが、エリア事の湧き制限があるため生かしておくと誘引する数が減るんですね。
お、来ました。キバオウさんの模擬刀の先制攻撃(カウンター)です。
タイミングを合わせて石を投げて実をパーンしましょう。
「なっ……! ディアベルはん!」
「キバオウさん……! 撤退だ!」
▶しかし まわりこまれてしまった!
というか、既に誘引の効果で包囲されてるだけなんですけどね。
自分が請け負っていたペネントを殺して元実付きをさっさと撃破しましょう。
早く倒さないと誘引の効果が延長されます。
「すまん、嬢ちゃん」
「……倒せばいいだけ」
よし! これは石ころぽいっちょバレてないですね。パニック状態だからね、仕方ないね。
あとはディアベルはんを見殺しにしつつ、キバオウさんを庇ったりサポートしながらペネントを滅ぼせばいいです。
ということで倍速かけます。
お、ディアベルが六体くらいに囲まれてますね。
あ、キバオウさんが背後からペネントに攻撃されそう! 助けなきゃ(使命感)。
「ワイよりディアベルはんのサポート行ってくれ!」
ペネントぶっ倒したらキバオウさんにそう言われてしまいました。
ということでディアベルを囲んでいるペネントに攻撃!
あ、キバオウさんが三体に囲まれてる! 助けなきゃ(使命感)。
え? ディアベル? 何体かペネント倒して四体まで減らしたし平気でしょ。
「ちょ、何処に……!」
何も聞こえなかった。いいね?
キバオウさんを囲んでるペネントに攻撃!
「助かるわ……ってディアベルはんもっとヤバイやないか! 戦犯のワイはほっといてディアベルはんを助けたってな!」
仕方ないなあ……キバ太くんは。
ディアベルペネントを攻撃!
キバオウさんがイエローバーまで落ち込んでる! 助けなきゃ(使命感)。
え? ディアベル? 赤い体力してるけど大丈夫でしょ。
◇――◆――◇
ペネントを全て倒しました。
NKT...
「ディアベルはん……」
キバオウさんが戦闘の疲れからか黒塗りの地面と追突しましたね。はよ、セリフはよ。
「大丈夫?」
ヨツンヴァインなキバオウさんの肩に左手を置いて問いかけます。
すると、顔だけガバッと上げてこちらをにらみつけてきます。
「なんでや! なんでディアベルはんを見殺しにしたんや! ワイなんか――」
「ここでタイマーストップ!」
はい、例のセリフがメッセージウィンドウに表示されたらキバオウさんを攻撃してセリフをキャンセルしましょう。すると自動的にメッセージウィンドウが閉じます。
ここでタイマーストップ!
記録は先駆者様方のタイムを十分以上更新してWRですね。
ちなみに、攻撃しないで最後までセリフを聞いて自動でウィンドウが閉じるのを待つのはロスなので本レギュレーションの先駆者たちも最後の締め方は同じことをやっていますね。
ディア×キバは二人とも死にます。
完走した感想ですが……ほんとにこの記録でええんか?
いくらレギュレーションの不整備を見つけたからってこんなタイマーストップはあかんやろ……。
まあスピードランドットコムには元々投稿されてないルールですし、多少はね?
ちなみに、このデータをそのままぶっ続けで走った一人ぼっちの攻略組トロフィー獲得RTAの録画もあるのですが、途中で閃いたオリチャーのせいで性格が変わってしまった原作キャラのせいで一人ぼっちになれませんでした。強すぎ。
そもそも一層の時点でオレンジなので序盤でかなりロスしてますしね。
ということでそちらはボツです。
それでは中時間のご観覧ありがとうございました。