がっこうぐらし!RTA ゴリラチャート   作:ランガー

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日常系にシリアスなんて必要ねえんだよ

《4月5日》
ウ ン チ - ジ ャ ン プをいくつかクソデカ文字にしました。


おくじょう

 パーフェクトゴリラじゃなくてもゴリラはゴリラなRTA、はーじまーるよー。

 

 

 いきなりですが、外が騒がしくなりました。騒動が始まったようです。

 

 さて私は今、どこにいるでしょ~か?

 

 こっこで~す! ここここ!

 

 正解は、近所のコンビニでした!

 

 

 ……はい(急に冷静になるスタイル)。

 これがGC版がっこうぐらしのチョーカールート最初にして最大の壁です。

 

 なんとこのKBS、騒動開始時に学校にいません。モールにもいません。

 部活サボって何やってんだコイツ……。

 最近の作品なら学校内にいたりしますが、(この時代はそんなサービス)ないです。

 

 他走者兄貴は前日に武器を準備していますが、このルートでは無意味です。準備していても学校に入った時のマップ読み込みで消えます。

 だから前日準備する必要がなかったんですね。

 

 操作可能になったら、まずはコンビニを出てダッシュでホームセンターに向かいます。途中でかれらに遭っても戦いません。武器がないので逃げ一択です。

 陸上部パワーで走り続けましょう。

 

 ちなみに初期スキルにジャンプがない場合はコンビニ内のモップを武器に戦います。どれだけ経験値を稼ぐか、どれだけジャンプスキルにポイントを割り振るかは走者の腕前次第ですね。

 私も初期スキルがジャンプじゃなかったら、最低限のスキルポイントで神プレイをお見せできたんですけどね~。いや~残念だな~(棒)。

 

 さて、ホームセンターに着くまではただ走って逃げるだけなので、

 

 

 み な さ ま の た め に ~

 

 

 なぜこの時に学校にいないのがヤバいのかについて説明します。コイツ前回から説明しかしてないな。

 

 まず初日合流は基本できません。高校もモールも大学もフツーに遠いです。

 そして肝心のチョーカーさんですが、メインキャラでないからか生存条件が厳しめです。

 具体的に言うと、場所は学校のトイレのどこか、日にちはたったの三日。

 しかも三日というのは最大であって、運が悪いと秒で消えます。

 

 いつもならダメでも『救出必須のレギュじゃないから仕方ないね♂』で済ませるのですが、今回チョーカー姉貴は幼馴染。

 幼馴染システムを利用するとスタート時にボーナスがかかるのは説明した通りですが、失った時の損害も大きいです。

 かれらになった幼馴染に遭遇すると正気度激減&ゴリアピより長い硬直で氏ゾ。遭遇しなくても他キャラの好感度激減でやっぱり氏ゾ。

 

 しかも最悪めぐねぇが感染する雨の日にすら間に合いません。

 幼馴染&めぐねぇがいないとなると生存組の好感度&正気度は激落ち君です。ゆきちゃんとは貴依繋がりで、くるみとは陸上部繋がりで知った仲ですが、そんなん誤差にもなりません。

 最初はなんとかなってもたいていみーくんパワーでりーさんが爆発してアア、オワッタ・・・・・・・・!です。

 

 だからバーサー化して皆頃しルートや一人で生きルートでもない限り、かれらがはびこる中最速で行く必要があります。それでもダメだったらリセです(無慈悲)。

 

 さらに合流までの寝床や食料の確保、学校までのルート構築、道中の戦闘など心労は盛りだくさんです。

 こんなルートで走るなんてよっぽどの変態だぜ。

 

 

 説明してる間に着きましたね。

 ホームセンターに着いたら早速中に――は入りません!

 ここに来たのは武器回収のためですが、中ではすでに生存者が立てこもっているので入れてくれないんですね。交渉するだけ無駄です。

 

 ならどうするか。

 不法侵入します!

 

 まず上手くフェンスに登ります。

 足場がかなり狭いので落ちないように微調整しながら、次はカーポートの上によじ登ります。下手にジャンプすると壊れて落ちるので注意(1敗)。

 この先行ける場所がないように見えますが、位置を調節して…………

 

 

 ウ ン チ - コ ン グ っ て 知 っ て る ?

 

 

 わし(掴む音)。

 

 と、このようにゴリラパワーとジャンプスキルを活かした大ジャンプで屋上に登れます。

 だからジャンプスキルを取る必要があったんですね。

 

 前述の『走者の腕前次第』というのはこのウ ン チ - ジ ャ ン プのことです。

 基本的にジャンプガバ=リセなので安定を取るのがいいでしょう。

 

 こんなことまでしてなぜ屋上に来たのかと言うと、これです。

 屋上にポツンと置いてある『バールのようなもの』。

 『バール』ではなく『バールのようなもの』です。

 

 一見何の変哲もない普通のバールですが、これはバールよりもはるかに攻撃力が高く、錆や損壊しないという高性能仕様です。

 特に攻撃力に関しては、筋力値も合わせて戦闘スキルなんて必要ねーんだよ状態になります。サイッキョ。

 

 初心者救済にしてはわかりにくい&取りにくいところにあるので、スタッフのお遊びかデバッグ用でしょう。

 でも、バグやチートじゃないならオッケーです!

 使わない手はないぜ。

 

 

 さて、武器を入手したので早速学校組に合流します。さすがにくるみ覚醒には間に合いませんが、就寝までに間に合えばチョーカーさん救出に希望が持てます。

 

 『初日合流はできないって言ってたじゃないか。やっぱりホモはうそつき』とお思いの方もいらっしゃるでしょう。

 

 確かにゴリラパワーに最強武器があると言っても、この距離はいやーキツいっす。

 特に初日の夜まではモブの生存者も多いので路上はかなり混乱しています。

 スマッシュブラザーズや交通事故に巻き込まれたら最悪即氏ゾ。

 そのため普段なら簡易拠点を作る→頃合いを見て進行→また簡易拠点を作る、という安全ルートで行くのが定石でしょう。

 

 普段ならね。

 

 もちろんRTAでそんなチンタラやってられません。

 では、どうするか。

 まずはセーブしまして……

 

 ウ ン チ - コ ン グ っ て 知 っ て る ?

 

 はい。このようにウ ン チ - ジ ャ ン プで屋根を乗り継いで行きます。

 

 空や屋根にかれらはいません。空中に混雑も何もありません。

 たぶんこれが一番早いと思います。

 

 屋根は意外と足場判定が広い上に場所も多いので、そんなに難しくはありません(3敗)。

 慣れればノンストップで行けます。(私はでき)ないです。

 

 ウ ン チ - コ ン グ っ て 知 っ て る ?

 

 

 ウ ン チ - コ ン グ っ て 知 っ て る ?

 

 

 

 ウ ン チ - コ ン グ っ て 知 っ て る ?

 

 

 

 

 

 ウ ン チ - ジ ャ ン プを使いこなせば学校なんてあっという間です。

 しかしいくらウ ン チ - ジ ャ ン プが有能と言ってもこれだけで学校の屋上まではいけません。

 校舎そのものが高いのに咥え、近くに高い建物がないのでせいぜい二階までしか届きません。

 つまりここからは陸路で行く必要があります。

 そのための右手。あとそのためのバールのようなもの?

 

 校庭にいるかれらをウ ン チ - コ ン グ っ て 知 っ て る ?で乗り越え、いざ校舎にイクゾー(カーン)と言いたいところさんですが、ここで一つ注意。

 

 一階から行きます。いくらウ ン チ - ジ ャ ン プがあるからと言ってショートカットはキャンセルだ。

 

 なぜかと言うと、ここで合流する前にチョーカーさんを助けちゃうからです!

 

 彼女は一階から三階にいくつかあるトイレのどこかに隠れているので、登るついでに探してしまおうというわけですね。

 まだ初日ですので生存している可能性は高いです。

 日も暮れかけで薄暗いのでかれらが少ないかつ、まだ真っ暗ではないので明かりがいらないのもベネ。

 

 では一階から総当たりでイクゾー(デッデッデデデデ大王)。

 

 

 

 

 

 あれーおかしいねー。誰もいないね。

 

 かれらにもチョーカーさんにも会わないまま三階に来ました。やっぱりショートカットした方が速かったんじゃないか!

 でもかれらとの戦闘もなかったので、(トータルではロスじゃ)ないです。

 

 あ、もちろんここにもいなかったらもうこの世にいないので再走です(無慈悲)。

 

 祈りながら呼びかけます。

 

 オナシャス! センセンシャル!

 

 …………お、音がしましたね。生存確定です。

 

 チョーカーさんはメンタル死にかけ状態なので声をかけたのがKBSだと気づいてません。かれらが来たものだと思って息を潜めます。

 なので音を頼りに隠れている個室を探して、

 

 すいませーん、KBSですけどー。

 

「えっ、三雄……?」

 

 KBSです(鋼の意思)と言いたいところさんですが、安心させるのが先なので『そうだよ』を選びます。

 

「三雄……!」

 

 はい、確保ー。

 

「あのっ、なにが起きてるのか分からなくて隠れるしかなくて……!」

 

 あ、そういうの後でいいから(鬼畜)。

 

 助け出したとは言えまだ安全圏ではありません。ここで襲われてゲイ♂ムオーバーもあり得ます。

 じゃけん急ぎましょうねー。

 

 先駆者兄貴はショタパワーで落ち着かせていましたが、KBSなら必要ありません。

 問答無用で背負います。

 

 通常くるみ以外が人間を担ぐと移動速度がメガトンコインして、かれらに見つかれば即氏のオワタ式になってしまいます。

 

 さて、ここでKBSのスキルを思い出しましょう。そう、『持ち運び』です。

 ものの持ち運びにおけるデメリットがなくなります。

 

 『もの』の持ち運びにおけるデメリットがなくなります。

 

 『もの』は『物』でも『者』でも可、はっきりわかんだね。

 

 そういうわけでチョーカーさんを背負ってもスピードは落ちません。かれらに会うとチョーカーさんが腰を抜かしてしまいますが、背負ってるので何の問題ですか? 何の問題もないね。

 

 無事チョーカーさんを回収したのであとは屋上に避難するだけです。

 もちろんこの状態では戦えないので全逃げです。

 あとついでに正気度キープのために適当に会話もしておきましょう。

 

 無事で良かったゾ~。タァイムも大丈夫そうですね。

 

「……ありがと」

 

 貴重なチョーカー姉貴のデレシーン来ましたねぇ!

 

 幼馴染補正も合わせて救出さえすればイチコロダオレです。チョーカー好き兄貴はぜひプレイ(意味深)して、どうぞ。

 

「ってか、よくアタシを見つけ出せたな」

 

 出そうと思えば(王者の風格)。

 一階から総当たりしたんだから、当たり前だよなぁ?

 

 あっ、あんまり喋ると見つかるかもだからそろそろ黙って(自分から話しかけておいて無理矢理話を打ち切る人間の屑)。

 

 

 

 

 今回エンカ運いいですねぇ!

 校舎inから屋上までなんとノーエンカです。バールのようなものも取り出してすらないぜ。

 

 経験値的にはデメリットですが、幸いゴリラ主人公ならいつでも戦いに行けます。

 だから大丈夫だって安心しろよ~。

 

 屋上の扉は完全に閉まっているのでめぐねぇにでも開けてもらいましょう。

 

 ノックしてもしも~し。

 

 …………。

 

 あれ?

 

 ノックしてもしも~し!(キレ気味)

 

 …………。

 

「誰もいないんじゃ……?」

 

 いいや! いるね!(チャートガン見)

 

 まだ屋上組と関わっていないので原作通りになっているはずです。

 

 すいませーん、KBSですけどー。(開けるの)まーだ時間かかりそうですかねー?

 

 ……あれ、ホントにいない?

 

 学園生活部初日全滅はまずいですよ! 主人公無関与全滅エンドなんて新しいな(白目)。

 

「ひっ、み、三雄……」

 

 おっと、チョーカー姉貴からのアプローチがきたのでノックを止めます。

 

 チョーカーさんはゆきの友人だけあって直感力が高いです。対するKBSは……ナオキです。

 だから一緒にいるとKBSより先にチョーカーさんが気づいて教えてくれます。

 コミュニケーション的中間管理職もできる、レーダー役もできる、ビキビキビキニ1・2・3。

 やっぱりチョーカー姉貴を……最高やな!

 

 視点を変えればかれらが階段を登ってくるのが見えました。

 まだ屋上組が残っている前提で話しますが、ここで屋上の扉が開くと全滅エンド一直線なので一応開けないように言っておきます。

 

 だからよ、開けるんじゃねぇぞ……。

 

 かれらは一体だけなので対処は楽ティンティンです。

 

 ピョーン。

 

 このようにジャンプで乗り越えるだけです。こっちは階段の上にいるのでウ ン チ - ジ ャ ン プなしでも飛び越えられます。

 相手はノロいので余裕でしょう(1敗)。

 

 さて、かれらから逃げるのはいいですが、なんとか屋上に行きたいところ。

 どうするか、もうおわかりですね?

 

 チョーカーネキ、しっかり捕まってろよ~。

 

「え? う、うん……」

 

 廊下の窓開けてー、

 

 

 ウ ン チ - コ ン グ っ て 知 っ て る ?

 

 

 

 

 

 

 

 『良い先生』の条件とはなんだろうか。

 

 優しい先生? 威厳のある先生? 生徒と同じ目線に立ってくれる先生? 困った時に助けてくれる先生?

 

 いろいろあるだろう。私だってその答えは見つかっていない。

 私自身良い先生になれるように努力しているが、教頭先生によく注意される。でも他の先生方は『生徒たちにあんなに親しまれているなんて羨ましい』と言ってくれる。

 

 でも一つだけ。一番重要で、最低限守らなければならないことは。

 

 生徒を見捨てないことだ。

 

 

 だから、私は……

 

 

 最低の教師だ。

 

 

 

 始まりは何だったか。

 校庭から聞こえた悲鳴だったか。慌てた様子の神山先生からの電話だったか。

 

 全く状況がわからなかったが――いや、未だ正確に理解できていないが――とにかく非常事態ということはわかった。

 

 補習の関係で一緒に屋上にいた丈槍さんと園芸部の若狭さんに残っているように伝え、確認のために階下に降りようとしたところで、卒業生を背負った恵飛須沢さんに会った。

 その口から語られたことは、到底信じられないことだった。今だって信じたくない。人が人に食らいつくなんて。

 

 でも、恵飛須沢さんの後を追うように歩いてくる『かれら』を見れば、嫌でも真実だと理解させられた。

 虚ろな表情、焦点の合っていない目、力なく垂れ下がった腕、……血まみれの口。

 正常でないことは一目瞭然だ。

 

 だから私は恵飛須沢さんたちと屋上に戻り、扉を閉めた。

 鍵を掛け、園芸部のロッカーをバリケードにし、若狭さんと二人で押さえて完全に封鎖した。

 

 

 仕方なかった。

 

 ここは屋上。唯一の通路である階段から『かれら』が来たのだから、中に入られたら逃げ場がない。

 だから、校舎や校庭から悲鳴が聞こえても、開けるわけにはいかなかった。

 

 

 仕方なかった。

 

 私は若狭さんとロッカーを押さえていたのだ。二人がかりでもいつ突破されるかわからないくらい、『かれら』の扉を叩く力は強かった。私がロッカーから離れたら間違いなく突破されていただろう。

 だから、恵飛須沢さんに食らいつこうとする卒業生の子に対応できなかったのも、恵飛須沢さんが手を汚すことになったのも、仕方ないことなのだ。

 

 

 

 しばらくすると、扉を叩く音が止んだ。

 『かれら』が諦めたのか。それとも活動を停止したのか。

 

 

 それからは、静かだった。

 

 至るところから聞こえていた悲鳴はいつの間にかなくなっていた。

 

 明るい丈槍さんも、しっかり者の若狭さんも、元気いっぱいの恵飛須沢さんも、私も。

 誰も、一言も喋らなかった。

 

 一体何が起こったのか。どうしてこんなことになったのか。

 ……私たちはどうなるのか。

 

 いくら考えても何もわからない。

 

 

 ドンドン、と再び扉が叩かれた。

 突然のことにビクッと体が震える。

 

 丈槍さんと若狭さんは疲れからか眠っている。

 気づいたのは私と恵飛須沢さんだけだった。

 

 ……また『かれら』が来たのだろうか。

 

 そんな考えはすぐになくなった。

 

『おーい、誰かいませんかー』

 

「えっ、木橋……?」

 

 扉の向こうから聞こえた声に、最初に反応したのは恵飛須沢さんだった。

 私もこの声の主を知っている。

 

 木橋三雄。

 丈槍さんと同じクラスで、陸上部の男子生徒。

 

 恵飛須沢さんが扉を開けようとロッカーに近づいた。

 

「……めぐねぇ?」

 

 恵飛須沢さんに言われて気づいた。

 

 私が、恵飛須沢さんの腕を掴んでいたことに。

 

「どうしたんだよ……?」

 

 なぜ……?

 いや、自分のことだ。わかっている。

 

 もし、木橋君の他に『かれら』もいて、一緒に入ってきたら?

 もし、木橋君が招き入れた後で『かれら』のようになったら?

 

 そうなったら、今度こそおしまいだ。

 

 私はこの子たちを守らなくてはいけない。

 

 だから、だから。

 

 いや、何を言っているんだ。

 

 私は大人で、教師だ。

 大を取って小を切り捨てる、そんな教師がいていいはずがない。

 

 でも。なのに。

 

 私の腕は離れてくれない……。

 

「めぐ……ねぇ……!」

 

 恵飛須沢さんも私の葛藤に気づいたのか、泣きそうな顔をしながらも私の手を振りほどかないでいた。

 

 

 すぐに『扉を開けるんじゃねぇぞ……』という声がして、木橋君の声は聞こえなくなった。

 

 

 私はその場にへたり込んだ。

 

 

 やってしまった。見捨てた。私が。木橋君を。

 

 木橋君はいつも明るくて、一生懸命で頑張り屋な子だった。丈槍さんの次に補習の常習犯だったけど、サボったことはなかった。とてもいい子で、死んでいいはずがなくて。

 最期の扉を開けるなというのも、私たちを思ってのことだろう。

 

 それを、私は。

 『三人を守るため』という大義名分と『自分が直接手に掛けたわけじゃない』という逃げ道まで用意して。

 

 ――殺したんだ。

 

「めぐねぇ! そんな顔しないでくれ……! アイツは……仕方なかったんだ…………!」

 

 やめて、私に優しい言葉を

 

 

「ウ ン チ - コ ン グ っ て 知 っ て る ぅ !?」

 

 

「うわあああああああああ!!」

 

「きゃあああああああああ!!」

 

 謎の雄たけびが聞こえて、私と恵飛須沢さんは思わず悲鳴を上げてしまった。

 

「って木橋!?」

 

「木橋君!?」

 

 振り返ると、そこにいたのは涼しい顔でフェンスを乗り越える木橋君と、真っ青な顔で彼に背負われている柚村さんだった。




シリアス「じゃあ俺、ギャラ貰って帰るから」

めぐねぇ視点だけで日曜潰れました(半ギレ)。
他者視点難しすぎるゾ……。

勢いまかせで書いているので次からは不定期投稿です。

文字が動く系の特殊タグ(振動含む)ってあったら読みづらい?

  • 動いて何の問題ですか?何の問題もないね
  • んにゃぴ……ない……方がいいですよね
  • 好きにすればいいだろお前成人の日だぞ

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