師匠みたいになりたいので防御力に殆ど振りたいと思います。【完結】   作:兎秤

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防御力特化憧れと百鬼夜行

ロータス

 

Lv38

HP 140/140〈+330〉

MP 112/112〈+30〉

 

【STR 0〈+10〉】

【VIT 200〈+560〉】

【AGI 0〈+10〉】

【DEX 0】

【INT 0】

 

装備

頭 【黒鬼の角】

体 【疫鬼の鎧】

右手 【刹鬼の小刀】

左手 【邪鬼の盾】

足 【疫鬼の鎧】

靴 【疫鬼の鎧】

装飾品 【クイックリング】

【パワーリング】

【命の指輪】

 

スキル

【絶対防御】【大物喰らい(ジャイアントキリング)】【瞑想】

【挑発】【シールドアタック】【大盾の心得Ⅸ】

【体捌き】【攻撃逸らし】【天邪鬼】

【HP強化小】【MP強化小】【MPカット小】

【MP回復速度強化小】【光魔法Ⅱ】【ヒール】

砂漠の王(ファラオ)】【フォートレス】 【カバー】

【カバームーブ】【不屈の守護者】【十字架の祈り】

【極悪非道】【吸血鬼】【カウンター】

【クイックチェンジ】【悪食】【鬼魂】

【雪化粧】

 

 

 1月中旬に第5層が解放された。ロータスは、インフルエンザで欠席したメイプル以外の【楓の木】のメンバーとボスモンスターの狐を倒し、無事第5層へ足を進めていた。

 第5層は雲の世界だ。歩くことができる雲の上に街やフィールドが存在しており、足場が雲のせいか、若干不安定な階層だった。

 数日遅れて、メイプルも偶然出会った、【集う聖剣】のフレデリカのパーティに加わり、ボスモンスターを倒して第5層へと登ってきた・・・・・

 

 

 

 

 ────新たなスキルを得て。

 

「あぁ・・・・・そっち、行っちゃってたかー」

「そうだよー、今までで一番疲れたよ・・・・・」

 

 メイプルは初めにボスモンスターではなく、山頂の試練に間違えて挑んでいた。ボスモンスターはそこのモンスターだと勘違いしたのだ。その結果【百鬼夜行】というスキルを獲得していた。

 

「そういえば、私はまだ挑戦してませんでしたね」

「私もー」

 

 ロータスは、そこまで行く前に第5層へ行ってしまった為、サリーは、弱体化の方法が見つかってから行こうと考えていた為、まだ挑戦していなかった。

 

「それで、【百鬼夜行】ってどんなスキルなんですか?」

「あっ、それは私も気になる」

「えっとねー、1分間2体の鬼を呼び出せるスキルだよ。

その間、装備以外のスキルが全部【封印】状態になっちゃうけど」

「へー、鬼って言ったらロータスってイメージがあったけどメイプルもついに鬼の代名詞が付いちゃったかー」

「成程・・・・・師匠、私のアイデンティティを奪う気ですね?」

「えぇっ!?別にそんなつもりは無いよ!?」

「分かっていますよ。では、私は行ってきます」

「5層の探索?」

「いえ、鬼退治に」

 

 ロータスは、【百鬼夜行】を得る為に山頂を目指す。玖の鳥居をくぐると直ぐに次の鳥居があり、カスミの情報通りの立て札がたっていた。さらに、奥に進み紫の炎に照らされた階段を登っていくと、ぴったりと閉じられた襖があった。

 ロータスは、襖を開き中を覗いた。中は畳が敷かれており、特に何の変哲もない部屋だった。ただ、その奥に白い袴と着物を着た、白髪で額に2本の角を生やした鬼が鎮座していた。

 

「おぉ・・・・・?人間が来るとはな」

 

 白鬼は立ち上がりロータスを確認すると、ゆっくりとロータスに向かって歩いてくる。

 

「一応、持ってるか。ならついて来い」

 

 3つのキーアイテムを確認すると、ロータスに背を向けて、白鬼は元いた場所へと戻って行った。そして、地面に魔法陣を描き、それに乗って消えていった。

 

「・・・・・よしっ」

 

 ロータスは気合いを入れ直し魔法陣に乗る。ロータスが魔法陣に乗って辿り着いたのは、木の1本、岩の1つすら見当たらない荒野だった。

 

「あっさり引き継がせてやろうかと思っていたが・・・・・人間、気が変わった。俺を倒せ、出来れば次の主の座はお前にくれてやる」

 

 ロータスは、一瞬で神経を研ぎ澄まし戦闘体制に入る。白鬼の手には2m程の薙刀が出現し握られた。

 

「【砂漠の王(ファラオ)】【雪化粧】」

 

 ロータスはスキルを2つ続けて発動。その瞬間、ロータスの足下からは砂漠が広がり、ロータスの肌は真っ白になった。この【雪化粧】は第5回イベントで獲得したプレゼントから出てきたスキルである。

 

【雪化粧】

MPを消費してVITを+50する。ダメージを受ける度に+された分が-5される。クールタイムは10分。

 

 ロータスの戦いのスタンスは基本"待ち"だ。まずは、相手のAGIを奪い、自分のVITを上げる。そして、相手の攻撃をいなし続け、【疫病】の効果を重ねていくのだ。しかし、今回の敵はそんな悠長な事はしていられなさそうだった。

 

「くっ、一撃一撃が重い・・・・・っ!」

 

 重く素早い攻撃は、何度もロータスにダメージを与えてくる。盾や鎧も何度か欠けて再生し直していた。

 

「【悪鬼羅刹】!」

 

 ロータスは、連撃から逃げ出すために、攻撃を威力2倍にして返す。しかし、白鬼は怯む事はなく、休みを与える事無く攻撃を繰り返してくる。

 

「それは、あの捻くれ者の技だな?面白い!」

「【ヒール】【ヒール】・・・・・MPが足りないっ、【真祖】!」

 

 ロータスは【真祖】を使い、空に逃げる。それと同時にイズに作って貰った〈疫病〉を解除するアイテムの使用も忘れない。これで、一安心と思ったロータスだったが次の瞬間、目を見開いた。白鬼がジャンプで飛行している位置まで跳び上がって来たのだ。

 

「っつ!!?【悪鬼羅刹】!!」

 

 突然の事に回避が間に合わず、防御にスキルを使ってしまった。ここまで跳べるのなら空中にいる意味はあまりないと、ロータスは地上近くまで降下し白鬼に向かっていく。

 

「【吸血蝙蝠(ドレインバット)】」

 

 ロータスは、白鬼に向って無数の蝙蝠を放つ。今回はHPを奪う事より、意識をそらすことに使った。白鬼の意識が蝙蝠に移った瞬間【霧化】を発動し消える。MPポーションを取り出して回復をしつつ、白鬼の死角から爪を突き立てようとした。

 

「ぬん!」

「なっ!?」

 

 しかし、それに反応した白鬼は器用に薙刀の柄で爪を防ぎ、そのままカウンターで蹴り上げ、流れるように薙刀で薙ぎ払った。吸血鬼ロータスのHPが0になりロータスが元の姿に戻り、地面を転がった。

 

「【ヒール】」

 

 ロータスは回復をしながら、白鬼のHPを見る。【疫病】の効果があってか白鬼のHPは半分を切っていた。

 

「貴様・・・・・中々やるなっ!」

 

 HPが半分を切ったところで、そう言い放った白鬼を中心に白く輝く光が渦を巻き、地面近くには風が吹き荒れた。

 

「さぁ・・・・・いくぞ!」

 

 白鬼は【疫病】の効果でステータスが下がっているはずが、さらに速度を上げ、赤く光る薙刀を振りかざしてきた。突然の変化と速度をアップについていけず【悪鬼羅刹】を使い一撃目を跳ね返すが、白鬼はやはり怯むことなく連撃を放ってくる。

 

「くっ、【悪鬼羅刹】【鬼魂:黒】」

 

 ロータスは、カウンターで出来た一緒の隙を使い黒鬼に変化し分身を作り出す。そして、2手に分かれて【鬼火】を放った。【鬼火】は確実に白鬼のHPを削っていった。

 

「その力は鬼のか!?まさか、人間に化けた同族だったとは・・・・・俺の目を欺くとは面白い!」

 

 白鬼は既にHPは残り2割程になっており、既にギリギリである。しかし、それはロータスも同様であった。

 

「いくぞ!黒鬼!」

 

 白鬼は、一気に距離を詰め薙刀を振り下ろす。ロータスは【悪鬼羅刹】で一撃を跳ね返し、白鬼のHPは1割を切った。しかし、白鬼の追撃でロータスのHPは全損したのだった────

 

 

「【カウンター】【シールドアタック】!!」

 

 

 ────鬼の分は。

 

 鬼装備に戻ったロータスは、【カウンター】で受けたダメージを上乗せし【シールドアタック】を放った。そして、白鬼のHPは0となったのだった。

 

 その後、無事に白鬼から杯を受け、ロータスは【百鬼夜行Ⅰ】を手に入れたのだった。

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

【NWO】ロータスちゃんを見守る会

 

 

673名前:名無しの魔法使い

メイプルちゃんが鬼を2体の召喚した

 

674名前:名無しの弓使い

ちょっと待って、訳が分からない

 

675名前:名無しの槍使い

大丈夫、俺も分からん

 

676名前:名無しの刀使い

何も大丈夫じゃなかった

 

677名前:名無しの双剣使い

いつも通りだな

 

678名前:名無しの大剣使い

説明頼む

 

688名前:名無しの魔法使い

ボスモンスターの攻略にたまたま一緒にいったんだけど、そこで2体の鬼を召喚してた

鬼の大きさは、ボスモンスターぐらい

 

689名前:名無しの弓使い

説明を聞いても分からん

 

690名前:名無しの槍使い

大丈夫・・・・・(以下略)

 

691名前:名無しの刀使い

そんなスキル取れる場所あるのか?

 

692名前:名無しの双剣使い

十中八九、あそこだろうな

4層の主

 

693名前:名無しの大剣使い

弱体化の方法が見つかったのか?

 

694名前:名無しの双剣使い

でも、メイプルちゃんだぜ?

 

695名前:名無しの弓使い

そのままで、勝ってきそう・・・・・

 

696名前:名無しの魔法使い

メイプルちゃんだしな・・・・・

 

697名前:名無しの槍使い

おっ、そうだな(慣れた)

 

698名前:名無しの大剣使い

にしても、メイプルちゃんが鬼のスキルか・・・・・

 

699名前:名無しの弓使い

ロータスちゃんじゃないんだな

 

700名前:名無しの刀使い

わかる

 

701名前:名無しの双剣使い

そのロータスちゃんですが、先程頂上に向って行きました

 

702名前:名無しの槍使い

多分、疲れてるんだよ

少し休みな

 

703名前:名無しの大剣使い

鬼が増殖・・・・・

 

704名前:名無しの刀使い

悪夢再来・・・・・

 

705名前:名無しの弓使い

メイプルちゃんとロータスちゃんが交差する時

 

706名前:名無しの槍使い

悪夢が始まる・・・・・って、やかましいわ!

 

 

 

何処のギルドの人?

  • 楓の木
  • 炎帝ノ国
  • 集う聖剣
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