師匠みたいになりたいので防御力に殆ど振りたいと思います。【完結】 作:兎秤
by林檎兎
ロータス
Lv57
HP 140/140〈+340〉
MP 112/112〈+30〉
【STR 0〈+50〉】
【VIT 255〈+1970〉】
【AGI 0〈+50〉】
【DEX 0】
【INT 0】
装備
頭 【黒鬼の角】
体 【疫鬼の鎧】
右手 【刹鬼の小刀】
左手 【邪鬼の盾】
足 【疫鬼の鎧】
靴 【疫鬼の鎧】
装飾品 【鬼神札】
【銀の十字架】
【命の指輪】
スキル
【絶対防御】【
【挑発】【シールドアタック】【大盾の心得Ⅹ】
【体捌き】【攻撃逸らし】【天邪鬼】
【HP強化小】【MP強化小】【MPカット小】
【MP回復速度強化小】【光魔法Ⅱ】【ヒール】
【
【カバームーブ】【不屈の守護者】【十字架の祈り】
【極悪非道】【吸血鬼】【カウンター】
【クイックチェンジ】【悪食】【鬼魂】
【雪化粧】【百期夜行Ⅷ】【誘惑の芳香】
【伸縮蔦】【鬼神】【餓者髑髏】
第7回イベントが始まった。イベント内容はダンジョン攻略型で【楓の木】はメイプルとサリー、チームとその他のチームに別れて攻略をしていた。
ダンジョンは10の階層からなっており、ロータス達は遂に10階層への魔法陣までたどり着いたのだった。
「みんな、打ち合わせ通りいくぞ!」
「「「はい!」」」「えぇ!」「「あぁ!」」
クロムの指揮の下、10層へ上がる魔法陣の前で最終確認をし、そして10階へと転移する。転移した先はドーム状の石造りの広間だった。その中心には外からの光を浴び輝く銀の全身鎧を身にまとった人間がいた。
ロータスは打ち合わせ通り、この階まで上がってきたフォーメーションでボスに向かう。前衛にロータスにユイとマイ、後衛にカナデとイズ。後衛の守護にクロム。そして、遊撃にカスミだ。
「【雪化粧】【挑発】!ユイちゃん!マイちゃん!師匠と違って全部は守れないから前に出すぎは注意してね」
「は、はいっ!」
「頑張りますっ!」
ボスはロータスに狙いを定め、速度を一気に上げてロータスの構えた盾を避けるように側面から斬り掛かる。ロータスは冷静に盾をスライドさせ剣の力を横に逃がした。
「「【飛撃】!!」」
間髪入れずにユイとマイがそれぞれ2つの大槌を振り下ろし、衝撃波を飛ばす。しかし、ボスの姿は一瞬で消え、次の瞬間にはユイとマイの後ろから斬り掛かっていた。
「【カバー】【シールドアタック】!」
「「ロータスさん!」」
剣と盾がぶつかり合う。STRの差が出た為か、ロータスは吹き飛ばされる。ボスは、そのままユイとマイに攻撃を繰り出そうとするが、このパーティーは3人ではなかった。
「【ファイアボール】!」
「【七ノ太刀・破砕】!」
後衛のカナデからの援護射撃に加えて、カスミの攻撃が加わる。カナデの攻撃を避けたボスだったが、カスミの攻撃までは避けることが出来ず【七ノ太刀・破砕】の効果のノックバックにより後方へ吹き飛んだ。
一連の流れから後衛に狙いを変えたボスだったが、クロムに攻撃を防がれ、イズの爆弾によりダメージを受け、更に後ろからユイとマイの【飛撃】が飛んでくるため、一時撤退をした。
AGIが高い為、中々ダメージを重ねられずいたが少しづつ積み上げていき、ボスのHPが半分を切った時だった。それまで、忙しなく動いていたボスがピッタと動きを止めたのだ。
「動きが止まりましたっ!」
「追い討ちをかけますっ!」
ユイとマイが止まったボスに向かって走り出した。ユイとマイがある程度近づいたところで、ボスは地面に剣を突き刺した。そして、ボスを中心として赤色の魔法陣が広かった。
「【カバームーブ】!」
異変に気がついたロータスがユイとマイの前へ飛び込み、2人を無理矢理盾で魔法陣の外へ吹き飛ばした。次の瞬間、ロータスの目の前は炎に包まれ物凄い勢いでHPが減少していった。外から見たらボスを中心として炎の柱が立っているように見えるだろう。
「【鬼神】!」
ロータスは炎から耐え忍ぶために【鬼神】発動する。咄嗟に発動したため、ボスや味方の立ち位置を確認していないので動くことはできず、1分間を過ごした。【鬼神】が解消されると炎は弱まっていた。
「ロータスさん!」
「ごめんなさいっ!私達が突っ込んじゃったから」
「気にしないで下さい。【ヒール】」
ロータスはHPを回復させ、ボスを見る。ボスの後ろには5本の燃える剣が浮いており、フィールド全体が燃えていた。
「ここからが本番って訳か・・・・・」
「そのようですね。カスミさんは回避が出来るとして、ユイちゃん、マイちゃんは私から離れないでください。流石に【カバームーブ】でのダメージ2倍はキツそうです」
「はい!」
「分かりました」
「行きますよ!カナデさん!援護をお願いします!」
「うん、【ウォターランス】」
水の槍と炎の剣が衝突する。それと同時に前衛組が動き出した。炎の剣はボスの支配下にあるので【
「ユイちゃん!マイちゃん!」
「「はい!」」
ロータスの後ろにいた2人は飛びだし、ボスに攻撃をする。しかし、それよりも早くボスの攻撃が2人を襲いかけた。
「【鬼魂:赤】【伸縮蔦】」
ロータスが炎に包まれ赤い着物の鬼となる。そして、地面から蔦を伸ばし、ユイとマイを捕まえ少し後ろにさがらせた。ちなみに、【伸縮蔦】は第6回イベントで植物を食べた際に得た、蔦を伸ばすスキルだ。
ボスの攻撃は突然下がった2人に当たらず空を切る。そして、空を切って無防備になっているボスに2人の攻撃が叩き込まれた。
「やったっ!」
「あっ!でも、まだHPがっ!」
2人の攻撃を受けてなお、ボスはギリギリの所でHPを残していた。そして、目の前の2人に今にも襲いかかろうと剣を振り上げる。
「すまないが、トドメは貰うぞ?【終ワリノ太刀・朧月】!!」
【超加速】により接近していたカスミの12連撃をくらいボスはポリゴン片となって消えた。こうして、【楓の木】のメンバー全員は見事、塔を攻略したのだった。
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【NWO】第7回イベント
700名前:名無しの弓使い
なんなの?ボス強すぎない?
701名前:名無しの槍使い
どのランク?
702名前:名無しの弓使い
最高ランク
703名前:名無しの大剣使い
それは、確かにきつい
704名前:名無しの刀使い
あれは、人外じゃないと無理だろ
705名前:名無しの双剣使い
例えば【楓の木】とか
706名前:名無しの大盾使い
|ω・`)よんだ?
707名前:名無しの弓使い
マッテマシタァ>L(゚∀゚L)
708名前:名無しの大剣使い
どうだった?
709名前:名無しの大盾使い
一応全員クリアした
710名前:名無しの双剣使い
バケモノぉー
711名前:名無しの刀使い
よくクリアしたな
712名前:名無しの大剣使い
あれ?そう言えばメイプルちゃんとサリーちゃんは別に攻略してたんだよな?
713名前:名無しの槍使い
流石、あの二人はやべぇな
714名前:名無しの弓使い
あの二人もな?
そこ重要だから
715名前:名無しの大剣使い
で、どうだった?大変だった層はあったか?
716名前:名無しの大盾使い
2層かな・・・・・
717名前:名無しの双剣使い
あれ?そんなに難しかったけ?
718名前:名無しの槍使い
そこまでだったと思う
719名前:名無しの刀使い
あっ・・・・・(察し)
720名前:名無しの大剣使い
2層・・・・・あぁ、アイツか・・・・・
確かに、【楓の木】なら大変そうだな
721名前:名無しの双剣使い
えっ?なになに(゚Д゚≡゚Д゚)?
722名前:名無しの大剣使い
ほら、2層のボスさ
スキルを奪ってくるだろ?
723名前:名無しの双剣使い
あっ・・・・・(察し)
724名前:名無しの槍使い
あっ・・・・・(察し)
725名前:名無しの大盾使い
その通り!
ロータスちゃんのスキルがいっぱい取られて大変だった
726名前:名無しの弓使い
確かにそれは大変だ
727名前:名無しの槍使い
大変どころか大惨事じゃね?
728名前:名無しの大剣使い
そう言えば、第7層が近々出るみたいだな
729名前:名無しの魔法使い
ちくわ大明神
730名前:名無しの双剣使い
今度はどんな層だろう?
731名前:名無しの槍使い
楽しみ
732名前:名無しの刀使い
だれだいまの
さて、そろそろロータスにも相棒が欲しいところ・・・・・
次のアンケートはズバリ!ロータスのメイプルにとってのシロップの立ち位置の動物はどうするかっていうアンケートです!
ご協力、お願いします。