師匠みたいになりたいので防御力に殆ど振りたいと思います。【完結】   作:兎秤

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 続け!(願望)


防御特化憧れと第3回イベント

ロータス

 

Lv29

HP 140/140〈+330〉

MP 62/62〈+30〉

 

【STR 0〈+10〉】

【VIT 170〈+150〉】

【AGI 0〈+10〉】

【DEX 0】

【INT 0】

 

装備

頭 【黒鬼の角】

体 【疫鬼の鎧】

右手 【刹鬼の小刀】

左手 【邪鬼の盾】

足 【疫鬼の鎧】

靴 【疫鬼の鎧】

装飾品 【クイックリング】

【パワーリング】

【命の指輪】

 

スキル

【絶対防御】【大物喰らい(ジャイアントキリング)】【瞑想】

【挑発】【シールドアタック】【大盾の心得Ⅵ】

【体捌き】【攻撃逸らし】【天邪鬼】

【HP強化小】【MP強化小】【MPカット小】

【MP回復速度強化小】【光魔法Ⅱ】【ヒール】

砂漠の王(ファラオ)】【フォートレス】 【カバー】

【カバームーブ】【不屈の守護者】【十字架の祈り】

【極悪非道】

 

 

 第三回イベントが始まった。今回のイベントは普通のステージ上に特定のモンスター(牛)が現れ、倒したこと得られるアイテムでポイントを得ることが出来、そのポイント数で報酬が変わってくるというものだった。

 AGIが遅いロータスは苦戦していると思われたが、【天邪鬼】の中の1つのスキルのおかげである程度、ポイントを稼げていた。

 

「今は230ポイントですか。よし、【天探女(アメノサグメ)】」

 

天探女(アメノサグメ)

自身を中心とした半径50m以内に存在する、指定した対象の位置を知ることができる。

 

 あまり見ない、探索系のスキルだ。通常はサリーの【蜃気楼】や姿を消すモンスターの位置を知るためのスキルなのだがロータスは違う使い方をしていたのだった。ロータスは対象のモンスターの位置をスキルを使って探していた。

 

「あっちの方が数が多いですね」

 

 スキルで見つけて倒すを繰り返していた為、他のプレイヤーよりは効率よくポイントを稼いでいた。まぁ、AGIは高くないため集める速度は遅いのだが・・・・・

 

 集めたポイントが500ほどになった時、ロータスは古びた教会を見つけた。この前、教会に行ってクエストを受けたなと考えながらその教会に入ると、突如足元に転移の陣が現れロータスは転移された。

 転移先は暗い洞窟だった。ロータスが急に転移された事で呆気にとられていると話しかけてくる人が1人居た。

 

「よもや、ここまで忌々しき十字架の教徒が追ってこようとは・・・・・その体に流れる血を全て吸い取ってやる!!」

「・・・・・血を奪う?私の血は猛毒ですよ?」

 

 こうして、吸血鬼と(ロータス)の戦いが始まった。

 

 吸血鬼はその長い爪を振り下ろしロータスに襲いかかる。ロータスはそれを冷静に盾で受け流し、小刀で反撃をする。今回の攻撃でついたのは、STR30%ダウン。いつもより強力な攻撃となった小刀が吸血鬼を切り裂き、さらにHPを奪った。

 

「ちぃ!」

 

 吸血鬼は素早く距離を取り、大量の蝙蝠を放ってきた。ロータスは蝙蝠のSTRは吸血鬼より下だろうと、気にせず突き進む。しかし、一気にHPが減少していった。

 

「もしかして、これ1匹1匹がHPドレインを!?【ヒール】【ヒール】【天稚彦(アメノワカヒコ)】!!」

 

 ロータスは瞬時に回復をし、遠距離攻撃無効化or反射を発動する。しかし─────

 

「効いてない!?」

 

 蝙蝠は1匹1匹自分で飛んで自分で動いているため、遠距離攻撃とされなかったのだ。結局、1匹1匹倒していくことになった。不幸中の幸いだったのは蝙蝠の防御力と体力がほぼ無く、ロータスの攻撃でも一撃で倒せたことだ。

 

「相手は殆ど回復してしまっていますね・・・・・」

 

 蝙蝠によりロータスのHPをかなりの量を奪われ吸血鬼は全回復の状態だった。しかし、ロータスにとって悪い事ばかりではなかった。

 

「速度低下が合わせて80%、攻撃力低下が合わせて100%ですか」

 

 そう、蝙蝠からの攻撃でデバフが溜まりに溜まっていたのだ。速度は1.8倍、攻撃力は2倍になっていた。そして、【天邪鬼】の1つのスキルを使用した。

 

「【反転世界】」

 

 相手の視界を上下か左右を反転させた状態にする撹乱系のスキルだ。慣れてしまえば対応出来ないことはないが、そしたら戻せばいいだけの話だ。視界が急に反転したことにより、攻撃の精度がガクンと落ちた。

 

「なんなんだ!これは!」

 

 しかし、まだ吸血鬼を倒すにはあと一押し足りなかった。致命的な攻撃力不足。ロータスの課題だった。

 

「吸血鬼・・・・・弱点は流水にニンニク、銀、十字架・・・・・十字架!!【十字架の祈り】!」

 

 ロータスのHPが一気に削られ、そして少しずつ回復する。そして、ロータスの後ろには輝く十字架がそびえ立った。急に現れた十字架に吸血鬼はダメージを受けた。

 

「ぎゃあああ!!」

「よし!思った通り!【シールドアタック】!」

 

 そもそも、この吸血鬼のクエストは【十字架の祈り】を持っているプレイヤーのみが出来るクエストだったのだ。

 吸血鬼はHPドレインをしようとロータスの首筋に噛み付こうとしたが、それよりも先にロータスが吸血鬼の肩を噛みちぎった。

 

「ぎゃあああ!?」

「うっ、不味・・・・・あっ、スキルを獲得しました。スキル名は【吸血鬼】、4つのスキルが1つとなった【天邪鬼】に似たスキルですか」

 

 吸血鬼を倒すと同時にスキルを獲得した。ついでに洞窟内を探索した結果。『銀の十字架』というアイテムを手に入れたのだった。

 

『銀の十字架』

【HP+10】

【十字架の加護】

 

【十字架の加護】

回復系統のスキルの回復率を1.2倍にする。

 

「とりあえず、【吸血鬼】スキルを1つずつ確認しますか。まずは、【吸血蝙蝠(ドレインバット)】」

 

 ロータスがスキル名を唱えると、ロータスの目の色が赤色に変わり犬歯が少し伸び背中に小さな蝙蝠の羽が生え、無数の蝙蝠が飛び出してきた。しかし、ロータスは自分の変化には気づかなかった。さらに、蝙蝠も襲う対象がいないためロータスの周りで留まってしまった。

 

「へぇ、1度出したら倒されるまでは居続けるのですか。元のHP吸収だけでなく撹乱にも使えそうですね。取り敢えず、これでモンスターを倒しに行ってみましょう」

 

 ロータスは洞窟を抜けて、モンスターに近づいて行く。すると、蝙蝠たちは勝手にモンスターの元へ飛んでいきHPをドレインし始めた。

 

「勝手に倒してくれるのは便利ですね。それに、ある程度離れると自動で帰ってくるみたいですし。次は【霧化】」

 

 体が靄がかかったようになり、外からは識別しづらくなる。実際に霧になる能力のようだ。

 

「奇襲とかには良さそうですけど・・・・・しっかり、見られるとバレそうですね。次は・・・・今は使えないのでパスして、最後ですね。【真祖】」

 

 すると、ロータスの装備が黒と赤のドレスのような見た目になり犬歯がさらに伸び、背中の羽が大きくなった。

 

「まるっきり、吸血鬼ですね。この翼は・・・・・おぉ!意思で動きます」

 

 ロータスは背中の翼を動かして空に浮かび上がった。普段ない器官の操作の為、フラフラとしていたが時期に感覚を掴んだのか自由に空を飛び回り始めた。

 

「凄いです!まさか、空を飛べるようになるとは思ってませんでした。しかも、早い!」

 

 AGIは()の速さの為、飛ぶ速さには影響していないのだ。まぁ、流石にサリーのような速度は出せないにしても、平均的な速度は出せるようになっていた。

 

「ふむ、HPが1000になって装備の効果が完全になくなるのですか。まぁ、装備の見た目も変わってますしそうですよね。STRとAGIとINTが全部+50とは攻撃に使えますね。あとは・・・・・HPが全てなくなったら、変身する前の状態に戻る。とても強くないですか?弱点は、水と光属性の被ダメージが20%上昇ぐらいですね」

 

 空をグルグル飛び回り、ロータスは上空から牛探しを始めたのだった。その途中でイズと出会った。

 

「イズさ〜ん」

「もしかして・・・・・ロータスちゃん?」

「はい」

「メイプルちゃんもなかなかだと思っていたけど・・・・・あなたも相当ね」

「はい?」

 

 意味がわからないという反応をロータスは返しつつも、本題に入る。

 

「装備の進捗どうですか?」

「あ〜、それがね。パーティの子のも作っててあんまり進んでいないのよ」

「なら、逆にちょうど良かったです。これを素材として使ってください」

 

 そう言って渡すのは先程手に入れた【銀の十字架】だ。使い道が決まらなかったので装備に使ってもらおうと考えたのだ。

 

「これは、装備の素材として使うより、普通に装備した方がいいわ」

「わかりました。では、出来たら連絡してください」

「わかったわ。出来たら連絡するから」

「お願いします」

 

 ロータスは夜の空へ羽ばたいて行った。

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

【NWO】第三回NWOイベント

 

 

567名前:名無しの槍使い

やっぱり、吸血姫の目撃情報は結構あるな

 

568名前:名無しの魔法使い

まぁ、神秘的だったしな

赤と黒のドレスに銀髪が似合ってた

 

569名前:名無しの弓使い

それに、妙に顔に見覚えがあるんだよな・・・・・

 

570名前:名無しの大盾使い

確認取れたぞ

やっぱり、ロータスちゃんだった

 

571名前:名無しの槍使い

ま た お ま え か

 

572名前:名無しの大剣使い

もはや、メイプルちゃんよりもおかしくなって来てないか?

 

573名前:名無しの弓使い

メイプルちゃん

要塞→浮遊要塞→天使→羊

ロータスちゃん

鬼→吸血鬼

 

メイプルちゃんの勝利

今後に期待

 

574名前:名無しの槍使い

おい、そんな事言うと更におかしくなっていくフラグが

 

575名前:名無しの魔法使い

どう考えてももう既に手遅れです

はい

 

576名前:名無しの大盾使い

次にメイプルちゃんに会うのが怖いんだが

どんな進化を遂げているのか・・・・・

 

577名前:名無しの大剣使い

そう言えば、ロータスちゃんってギルドに入っているの?

 

578名前:名無しの槍使い

そう言うのは聞いたことないな

 

579名前:名無しの弓使い

特定のプレイヤーと仲良くしているのをあまり見た事がないな

それこそ、楓の木のメンバー以外に

 

580名前:名無しの大盾使い

でも、楓の木のメンバーではないぞ

 

581名前:名無しの大剣使い

おい、今俺ヤバいことに気がついた

 

582名前:名無しの弓使い

奇遇だな、俺もだよ

 

583名前:名無しの槍使い

大盾使いで1番おかしいと思われているメイプルちゃんと3番目ぐらいに強いんじゃないかと思われているクロムが同じギルドで、さらに2番目に強いと思われているロータスちゃんに関わりがあるのは、その楓の木だけ・・・・・

 

584名前:名無しの大剣使い

NWOの大盾のトップ3が全員楓の木のメンバーになったら本当に手がつけられなくなるじゃねぇか!

 

585名前:名無しの弓使い

そうと分かれば、早速俺の所のギルドに勧誘してくる!

 

586名前:名無しの槍使い

おい、ずるいぞ!

俺のところに入ってもらうんだ

 

587名前:名無しの大剣使い

俺のところだよ

 

588名前:名無しの魔法使い

俺は血を吸って貰いに行こう

 

589名前:名無しの大盾使い

みんな、程々にな?

無理やりはダメだそ?

 

 




【吸血鬼】
・【吸血蝙蝠(ドレインバット)
30体の蝙蝠を召喚し操ることが出来る。蝙蝠が相手に触れるとHPを1吸収する。
・【霧化】
靄になって姿を隠すことが出来る。この状態の時は攻撃を受けることもする事も出来ない。持続時間は1分間。インターバルは1時間。
・【ーーー】
・【真祖】
HPが1000になりSTR、AGI、INTが+‪50される。この時、装備の効果は全て外れる。また、HPが全て無くなっても変身する前の状態に戻る。この状態の時の攻撃は全てHPドレインとなり、減らしたHPと同じだけHPを回復する。さらに、飛行を可能とする。この状態の時、水と光属性の被ダメージが20%上昇する。12時間に1回。

第4回イベントでロータスが所属しているギルドは?

  • 集う聖剣(ペインの所)
  • 炎帝の国(ミィの所)
  • その他(上2つと楓の木以外のパーティ)
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