師匠みたいになりたいので防御力に殆ど振りたいと思います。【完結】   作:兎秤

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 お久しぶりです!

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 ☆10:刹菜様 ☆9:7キル様、白焼様 ☆8:クソザコ連隊長様
 高評価ありがとうございます!


 以下、変更点。

【天邪鬼】
4つのスキルの総称→+‪αでリフレクター機能を付与
理由:リフレクターが欲しかった為

天稚彦(アメノワカヒコ)
遠距離全反射→20%の確率で反射、後は無効化
理由:全部反射は強すぎると思った為

【十字架の祈り】
回復期間を1時間
理由:ずっと回復してたら強すぎる為

吸血蝙蝠(ドレインバット)
見た目に変化なし→見た目の変化(小)
理由:修道女の格好で吸血鬼化とかさせたかった為




 それでは、どうぞ〜



防御力特化憧れと第4回イベント

ロータス

 

Lv32

HP 140/140〈+330〉

MP 112/112〈+30〉

 

【STR 0〈+10〉】

【VIT 185〈+225〉】

【AGI 0〈+10〉】

【DEX 0】

【INT 0】

 

装備

頭 【黒鬼の角】

体 【疫鬼の鎧】

右手 【刹鬼の小刀】

左手 【邪鬼の盾】

足 【疫鬼の鎧】

靴 【疫鬼の鎧】

装飾品 【クイックリング】

【パワーリング】

【命の指輪】

 

スキル

【絶対防御】【大物喰らい(ジャイアントキリング)】【瞑想】

【挑発】【シールドアタック】【大盾の心得Ⅷ】

【体捌き】【攻撃逸らし】【天邪鬼】

【HP強化小】【MP強化小】【MPカット小】

【MP回復速度強化小】【光魔法Ⅱ】【ヒール】

砂漠の王(ファラオ)】【フォートレス】 【カバー】

【カバームーブ】【不屈の守護者】【十字架の祈り】

【極悪非道】【吸血鬼】【カウンター】

【クイックチェンジ】

 

 

「情報によると師匠のギルドはこっちの方らしいですけど・・・・・」

 

 ロータスはメイプルのギルドの楓の木の拠点を探していた。既にイベントは3日目に突入しており、殆どのギルドは全滅している。残っているのはランク10位以内のギルドばかりで争いがほとんど起きなくなっていた。

 

 ロータスは声をかけられたギルドから過去のイベントでいい成績を残しているギルドを選出し、そこからくじ引きで選んだギルドに所属してイベントに望んでいた。

 1日目からメイプルと戦いに行きたかったが契約上そうはいかなかった。契約内容はイベントの前半半分、つまり3日目の12時までは拠点を防御するという事だった。ロータスは雇われている側なので特に文句は言わなかった。別にそれまでにメイプルが5回以上死亡し復帰できないなんて事はないと考えたのが決定打だったのだろう。それに、楓の木が何処に拠点を構えているかの情報を集めてもらえるという事なので迷うことは無かった。

 

「こっちの方から声が・・・・・見つけました!」

「皆さん!敵が来ましたよ!」

「1人だけかな?」

「よぉ〜し!やっちゃうぞ!」

 

 ロータスの襲来に初めに気がついたのはこの時間の監視をしていたのマイとユイ、そしてメイプルだった。

 

「【毒竜(ヒドラ)】!」

 

 メイプルはロータスに向かって、自分の代名詞の毒魔法【毒竜(ヒドラ)】を放った。このイベント中に毒耐性を持った炎帝の国と集う聖剣と既に戦っていたメイプルは相手に毒耐性があるか見極めるためにこの技を選んのだのだった。

 

「【悪鬼羅刹】!」

 

【悪鬼羅刹】

攻撃を2倍にしてそのまま返す。1日5回まで。

 

 メイプルの放った3つ首の毒竜はロータスの背後に黒色の鬼が出現し手首を捻る動きをした瞬間にぐるりと進行方向を180度変え、さらに6つ首になりメイプルにかえって行った。

 

「わっわっ!!?」

 

 メイプルには毒が効かないためダメージこそないが、【毒竜(ヒドラ)】を倍にして跳ね返されたことに少なからず驚き、ショックを受けていた。

 

「メイプル!どうしたの?!」

「あれは・・・・・鬼なのか?」

「おいおい。マジかよ・・・・・」

「ついに、来ちゃったわね」

「2人は彼女を知っているのかい?」

 

 戦闘中音に反応した残りのメンバーが慌てて出てくる。そして、ロータスを見てそれぞれ反応を見せた。

 

「イズさん!?楓の木のメンバーだったんですか!?なんで、教えてくれなかったんですか!?しかも、クロムまで!?」

「ごっめ〜ん。てっきり、知っているものだと思っていたわ」

「悪かったな。今回は敵だから容赦しないぜ!」

「望むところです!」

 

 そして、ロータス対楓の木が本格的に始まった。

 

「みんな!鬼が出てる時は遠距離攻撃は効かないから気をつけてくれ!あと、メイプル並に硬いから!」

「何それ!?」

「倒せるんですか!?」

「とりあえず、前衛は攻めるよ!集う聖剣がメイプルにやっていた事を思い出して」

 

 事前に戦ったことがあるクロムが全員に注意を促す。それにマイとユイが弱気になるが、サリーが直ぐにフォローを入れた。ロータスが来る前に集う聖剣がやってきてメイプルに貫通攻撃を続けて受けさせHPを削っていったのだ。それを真似して、サリー、カスミ、マイとユイは攻撃を開始し、メイプルは【身捧ぐ慈愛】を発動させた。

 

「【砂漠の王(ファラオ)】」

「なっ!?」

「くっ、AGI低下か!」

 

 負けじとロータスが、【砂漠の王(ファラオ)】を発動させた。元々AGIのないマイとユイは問題ないが、サリーとカスミは足を取られていた。

 

「はぁ!」

「てい!」

「「やぁ!」」

 

 サリーとカスミの攻撃はロータスを掠めたがマイとユイの攻撃は外れた。いや、外されたのだった。それから、何度も攻撃を繰り返すがサリーとカスミの攻撃は掠るだけで決定打にはならず、マイとユイの攻撃は躱され続けた。途中から鬼が消えた為、スキを見てサリーとカナデは魔法による攻撃をしていたのだが、それは全て石壁に阻まれてしまった。

 

「私達の攻撃が・・・・・」

「全然、当たりません・・・・・」

「いや、私達の攻撃はわざと当てさせていたみたいだ・・・・・」

「そうね・・・・・」

 

 サリーは自分のHPバーの下についた状態異常に目を向けながら答えた。攻撃を当てているというより、最低限当てさせて、HPはあまり減らさず状態異常を付けさせるというサリーの回避技術顔負けの事をロータスはやっていたのだ。

 

「状態異常が付いたんだけど、何か知らない!」

「そう言えば、攻撃をする度デバフが重ねられていくんだった」

「クロム!そう言うことは早く言っておきなさいよ」

「忘れてたんだよ!」

 

 イズとクロムの言い合いを聞き流しながらサリーは考えていた。そして、ある事に思い至った。サリーとカスミの攻撃は受けるのに何故、マイとユイの攻撃は躱すのか。それは、少なからず攻撃特化の2人の攻撃力を警戒してのことでは無いかと。

 

「マイ!ユイ!あの人は2人の攻撃はやっぱり怖いみたい。当てられれば戦況が変えれる!」

「でも・・・・・」

「当たらないのです・・・・・」

「・・・・・そうだ!メイプル!シロップを使って、あの人の動きを一瞬止めて!」

「うぇぇえ!?そんないきなり言われても・・・・・あっ!そうだ!シロップ【大自然】」

「なっ!?」

「今!」

「「はい!」」

 

 シロップの【大自然】により、地面から木の根が伸びロータスの足元を崩していった。ロータスのバランスを崩した所にマイとユイが飛び込み、2つづつ計4つの大槌を振り下ろした。

 

「っ!!【悪鬼羅刹】!!」

「「きゃぁぁぁ!!?」」

「マイ!ユイ!」

「なんで!」

 

 ただでさえ強力な攻撃が2倍になって返した為、マイとユイはポリゴンとなって姿を消した。その光景に、ありえないものを見たと楓の木は驚いていたが、その時ロータスも驚いていた。理由は今のを防いだことで【悪鬼羅刹】のストックが無くなったからだ。

 

「まさか、武器1つ1つに反映されるとは・・・・・」

 

 【天邪鬼】を【毒竜(ヒドラ)】で1回、マイとユイの攻撃で4回使ってしまいロータスは使用回数を使い切ってしまったのだった。

 

「もう怒ったよ!【捕食者】!【滲み出る混沌】!」

 

 マイとユイがやられたこの事に怒った(本気では無い)メイプルが悪魔のような顔が付いた蛇のような化け物を召喚する。もし、これがVRMMOではなく現実だったらSAN値チェック(1/1D4)待ったなしだろう。

 化け物は素早くロータスを弾き、噛みつき着々とHPを削っていった。そして、メイプル自身の攻撃では無いためメイプルには全くデバフが付かなかった。

 

「【霧化】【十字架の祈り】【クイックチェンジ】!」

 

 HPが勢いよく削られるのに危機感を覚えたロータスは【霧化】で攻撃を透過し、【十字架の祈り】を発動した。さらに【クイックチェンジ】で武器と盾を変更する。そして、【霧化】の効果時間内に装備を全て変更した。

 メイプル達から見たら、急に靄になったと思ったら鬼がシスターになったように見えただろう。

 

 これは、ロータスが生み出した流れだった。まず、【霧化】により1分の間、相手も自分も互いに干渉が出来なくする。その間に【十字架の祈り】を発動させ【クイックチェンジ】とタッチパネル操作で装備を変える。先に【十字架の祈り】を発動することでデバフを全て消しさることが出来ており、装備を変えても問題ない。さらに、最初の最大HP量と変更した装備での最大HP量には1050もの差がある。これにより、最初に減ったのは470の10%の47だが、1分間で増えるのは1520の3%の46なのだ。これにより、素早い回復を可能とした。

 

「【真祖】!」

 

 ロータスの背中に生えた蝙蝠の羽がロータスを包み込み、そして次の瞬間にはロータスは深紅のドレスを身にまとった吸血鬼になった。通常のギルドだったら物凄く驚くだろう。しかし、ここは魔境の楓の木だった。驚きはするもすぐに落ち着いた。それもそのはず、もっと凄いのを知っているのだ。

 

「変身した!よし!私も【暴虐】!」

 

 メイプルは盾に包まれ、しばらくすると巨大化して出てきた。しかし、その姿は人ではなかった。その体は5m以上あり、全身は鎧のような装甲に覆われている。昆虫のような造りの手は4本もあり、腰には爬虫類のような尻尾が伸びていた。顔には目や口などはなくただ凶悪な口のみが存在している。頭から伸びる鬣はまるで返り血で染まったように真っ赤に染まっていた。現実で遭遇したらSAN値チェック(1D10/1D100)のち発狂するだろう。発狂はしなくてもトラウマになるレベルの悪魔が存在していた。

 そんな、悪魔を前にしてもロータスの考えは一定だった。

 

「流石、師匠です。こんな変身があるとは・・・・・」

『行くよ!』

「はい」

 

 その後、吸血鬼ロータスは悪魔メイプルに普通に倒されたのだった。STRもAGIも大差ない勝負だったが、完敗した。

 

 後に、ロータスはこう語った。

 

「重さもリーチも違って勝てませんね。次は、巨大化するスキルを目指します」

 

 ロータスは、この事から体格差の大切さを学んだのだった。

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

【NWO】第4回イベント

 

 

459名前:名無しの槍使い

うちのギルド全滅したわ

 

460名前:名無しの大剣使い

うちもだ

 

461名前:名無しの弓使い

激戦だったな

 

462名前:名無しの双剣使い

ところで、メイプルちゃんVSロータスちゃんは実現したのかな?

 

463名前:名無しの魔法使い

少なくともメイプルちゃんVS炎帝ノ国と楓の木VS集う聖剣はあった模様

 

464名前:名無しの槍使い

kwsk

 

465名前:名無しの魔法使い

いや、あったってことしか知らん

 

466名前:名無しの弓使い

使えねぇー

 

467名前:名無しの魔法使い

うるせぇ

 

468名前:名無しの双剣使い

まぁ、それは置いといて

ロータスちゃんがメイプルちゃんに仕掛けないのは変だわな

 

469名前:名無しの大剣使い

だいぶギルド間の戦闘が収まってるみたいだからな

死んだやつの情報が入ってこなくなってきた

だから、まだわからんぞ

 

470名前:名無しの弓使い

メイプルちゃん対ロータスちゃん

ぶっちゃけ、どっちが強いと思う?

 

471名前:名無しの槍使い

メイプルちゃん(俺らが知ってる範囲)

要塞→浮遊要塞→天使→?

ロータスちゃん(俺らが・・・・・以下略)

鬼→吸血鬼→修道女→?

 

472名前:名無しの大剣使い

ぶっちゃけ、ロータスちゃんはまだしもメイプルちゃんがそこで止まってるとは思えないんだな・・・・・

 

473名前:名無しの双剣使い

それな

 

474名前:名無しの魔法使い

わかる

 

475名前:名無しの弓使い

流石ロータスちゃんの師匠

 

476名前:名無しの槍使い

なお、未だに非公認である

 

477名前:名無しの大剣使い

まぁ、ロータスちゃんの異常さはメイプルちゃんから来てるってことは間違いないけどな

 

478名前:名無しの双剣使い

2人とも色々おかしいからな

 

479名前:名無しの刀使い

2人の共通点をまとめたら強さの理由が分かったり?

 

480名前:名無しの大剣使い

分かったら苦労しない

 

481名前:名無しの弓使い

2人の共通点

防御力がおかしい

プレイがおかしい

スキルがおかしい

 

482名前:名無しの刀使い

つまり、全部おかしい

 

483名前:名無しの魔法使い

おい!2人とも美少女ってのを忘れるな

 

484名前:名無しの槍使い

メイプルちゃんは素朴な可愛さ

ロータスちゃんは幻想的な綺麗さ

 

485名前:名無しの弓使い

タイプが違う美少女だよな

 

486名前:名無しの刀使い

わかる

 

487名前:名無しの大剣使い

わかる

 

488名前:名無しの魔法使い

わかる

 

489名前:名無しの双剣使い

わかる

 

490名前:名無しの弓使い

まぁ、見た目弄れるけどな

 

491名前:名無しの槍使い

夢のない話やめろ

 

 

 

 

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