1945年に滅びる日本を救って欲しいであります(未来知識チート) 作:火焔+
シナリオ開始から10年経過したので
閃きシナリオから少し離れて日本の今(1841年)を覗いて見るであります。
市井を覗くわけじゃなくて、現状のパラメータ的な感じであります。
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●人口
先ずは人口からであります。
1830年の時点で3200万人でありました。
米の増産や栄養剤、医療の向上で人口増加率は1.5%~3%になったであります。
1841年時点では【3900万人】になっているであります。
この中で、ロシア居留地の元ロシア人は1万人未満
サラワク州に居たマレー系やダヤク族は25万人(サラワク州、サバ州、ブルネイ帝国の合計で75万人程度らしい)
ロシア系とマレー系は日本人口の0.6%未満であります。誤差でありますな。
この時代、ロシア帝国がヨーロッパでもっとも多く5000万人超(ロシア連邦部分は3800万人)
フランスで3600万人、ドイツ諸侯で3300万人、イタリア2400万人、イギリス2200万人、スペイン1400万人だったそうです。
現時点で日本はロシアを上回っているでありますな。
既に人口はロシアに匹敵しているでありますな。
後年、西欧人から日本の兵士は水田で採れるとか言われそうでありますな(しかも強い)。
因みに清の人口は4億人、インドは2億3000万人……
購買力が西欧の1/10でも十分なマーケットであります。
イギリスが熱中するわけでありますな。
●経済力
次に経済力でありますな。
こちらの世界の日本は凡そイギリス本土の40%くらいの購買力を持っているであります。
一人当たりのGDPがイギリスの1/4くらいであります。
それでもフランスの1/2くらいなので、相当文明化していると思ってくれて問題ないでありますよ。
【植民地抜きならスペインを超えてる】と思ってくれて構わないであります。
つまり人件費はイギリスの1/4以下で生産力は数倍。
そりゃ、製品価格もお安くできるでありますな。
しかもスペイン以上にモノを買ってくれる。
イギリスが手を出してくるのも無理ないでありますな。
「オランダばかりがそんな恩恵を受ける?
あり得ませんね。」
「アンタ……
清とインドの利権あるじゃない。」
「だからといって、日本のマーケットが要らない理由にはなりませんよ?」
「いや、まぁそうなんだけど……」
●軍事力
次に軍事力であります。
陸軍は無煙火薬を使用した有坂銃であります。
野砲、大砲は駐退機を使用した【M1897 75mm野砲】相当。
まぁ、次回ワープ進化して今の情報は陳腐化するのでこの辺りにしておくであります。
海軍に関しては、防護巡洋艦秋津洲が最高戦力であります。
中身は史実よりハイスペックでありますが……
蒸気タービンと斉射できる統一された艦砲
三笠のモンキーモデルという認識でOKであります。
秋津洲と建造中の3隻でスペインと総力戦を行う予定でありますよ。
●貿易
次は貿易であります。
大体↓の様な感じであります。
【輸入】は日本が主に輸入している品目。
【輸出】は日本が主に輸出している品目であります。
●オランダ
輸入:様々な西洋物資
輸出:鋳鉄、絹製品、綿製品、工芸品など様々
●イギリス(大量)
輸入:様々な西洋物資、鉄鉱石、石炭
輸出:鋳鉄、絹製品、綿製品、工芸品など様々
●日露貿易
輸入:毛皮、木材、石炭、ウォッカ、鉄鉱石
輸出:焼酎、日本酒、ウォッカ、穀物、火縄銃、絹製品などの日本製品
●朝鮮
輸入:鉄鉱石、石炭、銅、銀、金
輸出:鉄製品、洋紙、贅沢品、穀物
●清(琉球貿易)
色々あるらしいけど不明
●ブルネイ
輸入:砂糖、海産物
輸出:穀物、絹製品や工芸品など、火縄銃
鉄鉱石に関しては次のような輸入量であります【イギリス>朝鮮>清>ロシア】
イギリスはオーストラリアがあり、朝鮮は日本の口車に乗ってくれているであります。
清は密貿易でありますな。
ロシアは鉄鉱石がヨーロッパ地方にしか主な鉱脈がないので少ないであります。
貿易の取引量は
【イギリス>>>>オランダ>>清>>>朝鮮>ロシア】
という感じであります。
史実ではオランダより清の方が2倍の取引があったでありますが、
こちらではオランダの方が1.5倍ほど多いであります。
それよりもイギリスの方が多いでありますが……
じゃあ、日本と取引してないフランス、ドイツ、イタリアが割り食ってるかというとそうでもないであります。
「日本の工芸品とか輸入しましたよ~
(大量に仕入れたので)お安くしておきますよ~
後、紡織機もね!」
「極東から運んでるのに、フランスより安くて助かるよ~
こっちからはイタリア服飾や雑貨、
チーズの王様パルミジャーノ・レッジャーノを筆頭にワインや食料加工品がご要望だよね?
ベニスから裏ルートでヴェネツィアンガラス製品も手に入れておいたよ!」
「プラダ、グッチ、アルマーニはまだ出来てないけど、
イタリアブランドは最高だって証明してあげるよ」
「助かります。
そういうの、日本人に良く売れるんですよ。」
「イタリアの素晴らしい文化は世界に発信する義務があるからね!
ま、任せてよ!」
「何でウチがイタリアの次なんだよ」
「高額商品買ってくれますからね。
上客を優先するのは基本ですよ。
別にイタリアに値引きするつもりは全くないですよ?
如何です?お安くしますよ?」
「買うに決まってるだろ!
紳士とか言いながら、恩着せがましい奴め!」
「相変わらずナチュラルに皮肉が出ますね。
ま、買ってくれるならお客様に変わりありませんしね。」
「ウチからはエルメスっていう最近できた(1837年創業)とても素晴らしい馬具のブランドがあるんだけどさ。
ま、アジア人に使いこなせるか分からないけど少しくらい卸してもいいよ。
後はイタリアより優れたチーズの皇帝カマンベールチーズを筆頭に
ボルドーワインやブルゴーニュワイン、それからそれから~~」
「品目はここに記したものでお願いします。
あと、エルメスの馬具も数セットお願いしますね。」
「チッ!せっかちなジョンブルめ。
人の(自慢)話を最後まで聞かないなんて恥知らずな。
そんなんだからパリの様な文化が育たないんだ。」
そういいつつもしっかりと用意はするフランス。
「プロイセンのビールは良いぞ!
ソーセージもワインも美味しいぞ!」
「勿論買いますよ!
後、家具もお願いしますね。」
「任せてくれ!
我がプロイセンの家具をお望みとは、なかなか分かっているな」
「さぁ、日本!
いろいろな西欧製品を持ってきましたよ!
たくさん買って、たくさん売ってください!!」
こんな感じでイギリスも富を独占するわけじゃなく
他国もそこそこ利益が出る様にうまいこと調整しているわけであります。
一番儲けているのはイギリスでありますが。
全方位から嫌われても、決して戦端を開くにまでは至らない、
こういう調整能力はイギリスから学びたいところでありますな。
もちろん、イギリスが仕入れてきた品物は日本でバカ売れしているであります。
皆様も西欧ブランド品やチーズ、ワイン、ビール、オリーブオイルとかパスタとか購入される方は多いですよね?
こちらの世界の日本人も勿論そうであります。
娯楽が皆様の世界より少ないでありますからな。
余計に美食や西欧ブランド品を喜ぶでありますよ。
すき焼きやトンカツ、カレーライスなどの洋食はそろそろあってもいいでありますね。
「ちょっと待ってください!
カワイイボクの事を忘れていたりしませんか?」
「…………忘れているはず無いでありますよ。
大トリを飾ってもらおうと思っただけでありますよ。」
(大したネタ無いでありましょうに)
「フフーン!
それならば納得です。
ボク以外に有終の美を飾れる国はありませんからね!」
「で、何かあるので?」
「なんか塩対応っぽいですけど……
ま、ボクはカワイイので許してあげます!
開いた口が塞がらないほどのスゴイ事ですからね!!!」
「なんと!
鉄鉱石の輸出量が前年比の150%になったんですよ!!」
「えぇっ!!
ホントに大事であります!
何があったんでありますか!?」
(輸入出の収支報告書にもそう書いてあったであります!)
「フフーン!
ボクは天才ですからね!
朝貢貿易の下賜品を鉄鉱石にして貰ったんです!
それを日本に売った方が儲かる事がわかったんです!!」
「どうです!
スゴイでしょう!」
「恐れ入ったでありますよ
いや、本当に凄いであります。」
(朝貢貿易じゃなくて、真っ当な貿易で利益を上げるなんて――――
立派になったであります)
「もっと褒めてくれてもいいんですよ!
ボクはスゴイですからね!」
「たくさん頑張ってくれたので
金細工(賄賂)を贈らせてほしいでありますよ
似合うと思うでありますよ!」
「ありがとうございます。
ステキなボクがプレゼントを贈られちゃうのは仕方ないことですね!」
(よし、鉄鉱石の供給元を少しずつ分散出来てきたであります
調達リスクを回避するのは大事な事でありますよ)
●日本→他国への感情
大雑把でありますが、貿易(密貿易含む)している国との親密度であります
・国家感情
オランダ>>>>>ブルネイ>>イギリス>>ロシア>>>>朝鮮>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>清
・国民感情
オランダ>>>>>ブルネイ>>ロシア>>イギリス>>>>朝鮮>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>清
100年以上の友好でオランダがTOPは確定で
土地くれたブルネイが2位
イギリス、ロシアが3~4位
5,6位は御察しであります。
国家感情でイギリスがロシアより上位の理由は
貿易でガッツリ儲けさせてくれているからであります。
アヘン戦争でビビってもいますが、
潜在的な脅威である清をボコってくれているのもプラスであります。
国民感情でロシアが上位なのは
ロシア居留地で日本人とロシア人(非スラヴ)の夫婦が存在すること
酒飲み仲間として居留地での民間交流が(特に酒飲みが多い薩摩などの九州)多いこと
(イギリスはビジネスだけの交流)
が理由であります。
この辺りも、イギリスの暗躍で変動はありそうでありますな。
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と、こんな感じでありますな。
10年という折角の節目なので、作ってみたでありますよ。
これらのパラメータをここで挙げたという事は
ストーリーにとって意味を持つと思ってくださって問題ないでありますよ。
それでは、次回はWW1相当の陸軍兵器であります。
確実に最初期の自動小銃は登場するであります!
さらば有坂銃であります。