なろう風味素人味ふりかけ
用法要領を守って使ったり使わなかったりしてください

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この小説を開いてくれてありがとうございます
最近人の文才に嫉妬し始めた竹輪です


最近マジシャンの妹が付き纏ってくるだがどうすればいいだろうか?

 

 

 まず俺には一つ下で文武両道才色兼備なパーフェクトなのだが少々無口な妹がいる。

 冬休みの中盤に差し掛かったころ、妹からストーキングされるようになってしまった。

 妹がストーキングを始めた原因は1週間前の夕方、部活帰りの俺がトラックに轢かれかけた時のことだと思う。子供を庇って飛び出したのはいいが、自分のことを考え無かった所為で轢かれかけた。トラックの運ちゃんが華麗なドライブテクニックで避けてくれなければ、出来の悪いミンチになっていただろう。

 

 

 

 その時たまたま一緒に帰ってきた妹からしたら衝撃的な光景だったと思う。

 正直申し訳なかったと思い謝ったが「大丈夫、救えたから」何処か含みのある言葉を返され、ストーキング行為もあり困惑している。

 

 

 あれから1週間経ってストーキング行為に並行して不思議なことも増えてきた。

 例えば、突然夢の中で神様と名乗るものに話しかけられたり、足元に魔法陣らしきものが現れたり、玄関のドアを開いたら草原が広がっていたり、やり込んだゲームのモニタに吸い込まれそうになったり、いろいろあって頭が混乱している。

 

 

 まあそのたび、妹に起こされたり、妹が魔法陣を踏み消してたり、妹にドアを閉められたり、妹とファイトイッパツして乗り越えて来たのだが。

 

 

 でも流石におかしい当時も思って手を握り引っ張り上げてくれている妹様に聞いたのだが、目を逸らしながら「……まじっく…….私の……」と申し訳なさそうにいうので妹に聞くのはやめた。

 

 

 それからもいろいろマジック? はあったのだがまだ直接的な被害は遭っていない。妹もいろいろ多感な時期で伸び伸びと成長させてあげたいのだが、マジックは置いておいてストーキングは気になる。どうにか出来ないでしょうか? 

 

 

 賽銭を入れて、二礼、二拍手、一礼

 神頼みは余りしないタイプなのだが今回ばかりは解決策が浮かばず、遠出したついでにお参りしていた。どうも地元ではそこそこ知られている神社なのだが、お昼だからだろうか、人がいない。

 

 

 雰囲気出るなぁと一人思いながら帰ろうと鳥居を出た瞬間猛烈な勢いで後ろに引っ張られた。

 

 あっこれ無理と思うまえに横の林からロープが飛び、体に巻きついてまた猛烈に引っ張られていた。

 

 

 今回はどうやら引っ張るのがお好きらしい。

 

 

 引っ張られていった先には木の幹に命綱を括り付けた妹がロープを引っ張っていた。額には汗が浮かび疲れた様子である。

 

 

「……今回はきつかった」

 

 

「あれだけ大掛かりなら疲れて当然だろ」

 

 

「……そうだね」

 

 

 なんだか煮え切らない様子だがこれだけ大掛かりな仕掛けは想像も出来ない苦労があったのだろう。きっと俺を驚かせるように頑張ったのだろう。

 

 

「すごかったぞ史織、とても驚いた」

 

 

「……ん」

 

 

 少し微妙な顔をしながらも撫でて欲しそうに頭を寄せるので妹を撫でていた。少し見ないうちに別品さんになったなぁ。俺と似なくて良かった。

 

 

 

 しばらくして二人で帰ろうとし、林を出たときに何となく神社の方を振り返る。

 真っ先に目に入ったのはこちらに音もなく倒れてくる鳥居だった。

 

 

 

「あれ、ここは」

 

 

「……はぁ……やられた」

 

 

 そこは丘であり、城下町と城がよく見えていた。

 




登場人物
主人公
ただの学生男
いろいろありすぎて妹の出任せを信じる。
和風ファンタジー世界に飛ばされて可哀想

妹(史織)
ちょっと超能力妹
様々な手、力を使い転移、転生を防いできたが兄の方に矛先が向き対応する。
が、最後に油断し兄と共に転移する。
少し兄に負い目を感じているかもしれない。


ここまで読んでくれた人おりゅ? 
もし読んでくれたら作者は太陽光浴びて死にます。

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