相手をねじ伏せる方法は何も腕力だけじゃ無い 作:赤いティントリップ (活動停止中)
「お婆ちゃん、お爺ちゃん、ちゃんと友人連れてきたよ」
一度、控え室により、財布とスマホのみ持って競技場の外で待ち合わせをしていた祖父母と落ち合う
「あらぁ、心理、男の子を連れてくるなんて、予想していなかったわ」
「話しかけてきたから、丁度いいと思って誘ったの、場外の飲食物持ち込み可能な特設場所あるし、そこに行こう」
特設コーナーでお弁当食べ始めるが、取り敢えずすごく目立つ
雄英の生徒がここで食べているのさえ珍しいのに、その上ここにいるのはに決勝進出を決めている私と爆豪くん
そして、一緒にいるのが老けていても分かる程上品で綺麗な老夫婦(身内の贔屓目が無いとは言い切れないが、超美形の女優の親だから不細工なわけはもちろん無い)正直目立つ要素しかない
屋台で買ったものを食べれる場所でもあるので、観覧者はもちろん、休憩中のヒーローからの視線も合わせて物凄く視線が突き刺さってくる
始めのうちはその視線1つ1つを個性を使い、悪意など無いかを確かめていたが、途中から処理が面倒になってやめてしまった
どうせここで悪意を持って事件を起こそうが、即刻取り押さえられる力が揃っているので、問題ない
居心地悪そうな祖父母を心配しつつも、お婆ちゃんの美味しいご飯を視線など知ったことかと言う態度の爆豪と共にどんどん食べていく
隣の席で私と同じように重箱から取り皿にちゃっちゃと取り分けては口に運ぶ爆豪は口にはしないが、思考から満足してることはありありと分かるので、お婆ちゃんに向かってニッと笑ってグッドマークを出す
そんなことをしていると、常時なら嫌そうに視線をよこしてくる上に脳内で暴言を吐いてきそうな所だが、美味しいご飯にがっついているので私の様子に気付きもしない
そんな勢いで2人で満足いくまで食べていく
祖父母も一応自分たちの取り皿を手に持ち、食べてはいるが、沢山食べるのをみる方が楽しい、どうせ自分達はほとんどお腹空いてないし、と言う気持ちで微笑ましく私達のことを見守っている
お婆ちゃんが作ってきた料理はかなりの量があったため、私と爆豪が午後のことも考え、腹八分目で食べ終えた後も、まだ全然残っていた
「残りは持って帰るから全然気にしないで、私とお爺ちゃんはまだここでゆっくりするけど、2人は準備運動とかもあると思うし、もう行っても構わないよ、午後頑張ってね、応援しているわ」
おっとりとした口調に優しい笑顔でそう言われ、私はもちろん、爆豪も軽く会釈して短く返事を返した
個性について(読解)
取り敢えず、名前なんですが…
この物語の主人公は、読解 心理
主人公母の名前が、読解 心音
そして、主人公の祖母の名前が、読解 心
ついでに読み方は上から順に
シンリ
ココネ
ココロ
です、まあ、なんのひねりもないんで分かりやすいと思います。
そして、肝心の個性なんですが、大雑把に言えば、祖母の個性は人が口にするものについて様々知ることができ、それによって栄養バランスの良い美味しく、見目も良い料理を作ることができます。
そして、その個性が少し変わり遺伝した母は、人自体のことが分かります、主にわかるのは強く大まかな心情のみですが、頑張れば細かく知ることができ、そこから体調などの情報も読み取ることができます。
そしてまた、個性が変わり、より強力に変化した主人公の個性は既に作中に出ている通り様々なものから様々な事を読み取れるというものです、心情把握はもちろん、空間把握もお手の物、怪我や病気まで確かめられる非常に有用性の高いものです。
そして、この3人の個性なんですが、繋がりを分かりやすいように言い換えると
祖母の個性は
私(人)が食べるものの事がわかる
母の個性は
私(人)が関わる人のことがわかる
主人公の個性は
私(人)が関わる全てのことがわかる
というふうに強化されていってます。
納得できない方もいらっしゃるかもしれませんが、この話の中ではこの考え方を、使わせてもらいます。
思い付きとなんとなくで書き始めたこの行き当たりばったりの小説が思いのほか多くの人に読んで頂けて本当に嬉しいです。
皆さんからの応援を糧にこれからも頑張らせていただきます、