相手をねじ伏せる方法は何も腕力だけじゃ無い   作:赤いティントリップ (活動停止中)

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お久しぶりです。長い間更新しておらずすみません。
この後の展開を完全にオリジナル路線を突っ走るか、ある程度原作から情報が届くまで待機にしようか永遠迷い続けてました、というか、現在進行形で迷ってます。
ほんと、どうしたらいいんですかね?
そんな感じに続きを考えているので、話が進むのにはまだ時間がかかりそうです。



この話はあまりにメインストーリを進められないので、書きました。





今後の進め方に悩み続けながら手持ち無沙汰に書いた閑話

 

 

 

「人使、人使って目の下のクマ凄いよなそのせいで人相悪く見られがちだし」

 

 

 

休み時間、相変わらずの男装姿で隣に座っていた心理は顔面をジッと見ていたかと思うと急にそんな事を言い出した

 

 

 

「ああ、だが、十分な睡眠を取っても、もう跡になってるから取れねぇんだ」

 

 

「そっかー……まあ、染み付いたクマはなかなか取れないよな……それもそうだよな…」

 

 

 

納得しつつも、何かを考えている様子の心理だったが、心理が何かを考えてるのはいつもの事なので、その時は特に気にしなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜翌日〜

 

 

 

 

「よし、じゃあ人使、椅子に座って、斜め上45度の方向を向いて目を瞑って動かないで」

 

 

 

朝登校するなり、そう言われ、首をかしげるが、心理がいい笑顔で無理矢理席を勧めてくるので、特に抵抗もせずに大人しく座って言う通りにする

 

 

 

 

「よし、じゃあまずは化粧水からいきます、スプレーかけますね」

 

 

 

 

プシュッと顔に液体がかけられる

 

 

 

 

急にそんな事になり、慌てて、目を開くと、心理は化粧道具が沢山入った小物入れを持ち、既に俺の周りにはギャラリーが出来てきた

 

 

 

「……は?」

 

 

「次は下地を塗っていきます、目を瞑ってください」

 

 

「いや、待てよ、心理、何する気だ」

 

 

「今になってそれ聞く?」

 

 

「いや、まあ、確かに俺は素直に心理の言う通り椅子に座ったが、まさか化粧されるとは」

 

 

「今からすることが化粧ってわかってるじゃん、人使、クマがあるままでも十分カッコイイんだけど、そのクマを怖がる人もいるから綺麗に消そうって思ってね、私、いろんな人に人使の良さを知ってもらいたいからさ」

 

 

 

手に何かのチューブを持ちながらそう照れたように笑う心理

 

 

 

彼女は本当にずるい、そんな言い方をしたら俺がNOといえない事を知っていて、そんな言い方をしてくる

 

 

 

 

「分かった、好きにしてくれ、ちゃんとかっこよくしてくれよ」

 

 

 

目を瞑り、そうお願いすると、任せてと彼女は言い、優しい手付きで俺の顔にクリームを塗り始めた

 

 

 

それから、目を瞑ってる間に顔に何かをペタペタと塗られる感触がした後に、髪の毛を弄られた感触がして漸く目を開ける許可が出た

 

 

 

 

恐る恐る目を開けると、心理がいい笑顔で触れた鏡を渡してくるので、それを受け取り、そっと自分の顔を見てみると、最早誰だと言いたくなるほどいつもの自分とは違っていた

 

 

 

「クマが完全に消えてる上に、髪が逆立ってない、血色も良くなってるし、眉毛も少し弄ってるのか?」

 

 

「後は、ちょっと唇の血色も良く見えるように薄いリップを塗ってた、うん、我ながらよく出来て良かったよ、元がいいからかも知れないけど、本当にカッコイイ、しかも万人ウケする系のカッコイイ」

 

 

 

満足そうな様子の心理の横や後ろから興味津々にクラスメイトが俺の顔をジロジロと見てきている

 

 

 

 

いつもは個性のせいで近寄ってこないタイプの奴も不躾に視線をよこしてきていて、いつもならうざったく感じるが、心理にカッコイイと言ってもらえて機嫌のいい俺には全く気にならない

 

 

 

 

「あんまり顔を触らないように、一応落ちにくようなメイクにしているけど、触りすぎると流石に取れるから」

 

 

「ああ、分かった」

 

 

 

 

俺のメイクが施された顔を見て、羨ましそうな視線を向けてくる女子がかなりの数いて、思わず目線を落とす

 

 

 

 

顔に穴が開くんじゃないかという程見つめられ、思わず助けを求めるように心理を見ると、ニコッと笑顔を返された

 

 

 

 

「ジャンケンして勝った人1人だけ」

 

 

 

 

 

 

女子を見渡してそう軽く笑って言うと、女子の全力のジャンケン大会が始まった

 

 

 

 

「ほんと、人使、連れて歩くのが楽しい見た目になったな」

 

 

「そう言うお前はメイクしてるのか?」

 

 

俺と同じく、それはもう最高に連れて歩くのが楽しそうな見た目の心理の整った面を見て、それももしかして俺が気付いていなかっただけで実はメイクをしてその顔なんじゃないかと聞いてみる

 

 

 

「してるわけないじゃん、ノーメイクだよ、いつも」

 

 

 

そうか、しないでその整った面か

 

 

 

俺、素から万人ウケする美形なの、とウィンクしてくる心理に思わず溜息を深くついた

 









駄作者はメイクド下手勢です、作者名メイク用品名にしてるくせに、不器用すぎてアイラインで目を突いてしまったり、口紅を唇からコースアウトさせます。
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