相手をねじ伏せる方法は何も腕力だけじゃ無い   作:赤いティントリップ (活動停止中)

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なんか、毎回毎回お久しぶりですって書いてますね!

本当にすみません!

長らくお待たせしました、こんなにも長い期間をあけてしまっても投稿話を読んでくださる方がいて、本当に嬉しいです

これからもどうか愛想を尽かさずによろしくお願いします

もう、本当にお願いします!ほんとにほんとにお願いします!


長いこと更新してないゴミのくせに図々しくてすみません、けど、皆さんに愛想つかされたらマジで、どうしようもないです、はい


第45話

 

 

 

side ・上鳴

 

 

 

「私が筋肉痛めたのは何となくもう分かってるとは思うけど、B組の馬鹿に迷惑をかけられたからなの」

 

 

 

そう心理ちゃんは彼女を背負った心操に急に話しを始めた

 

 

 

「あの、宣戦布告をしに行った時に突っかかってきた金髪ボーイとサイドテールガール覚えてる?」

 

 

 

髪型と性別しか特徴を挙げられてないが、突っかかってきたB組が多かった訳じゃ無いっぽく、直ぐに2人の顔が浮かんだみたいだ

 

 

 

「ああ、さっきブラドキング先生が言ってた物間と拳藤って言う名前の人達だったよな、確か」

 

 

 

「そう、その2人組、その内の1人に、物間が私の結構重たい私の個性をコピーして、キャパオーバーとかで自爆した」

 

 

 

なんというか、ザックリとした説明だな

 

 

 

「え、自爆って死んだのかよ…マジか、それ、え?」

 

 

 

心操はその心理ちゃんの雑な説明を聞いて驚いた様子で足を止めて、振り返り、心理ちゃんとの顔の距離感に照れてすぐに前を向きなおした

 

 

 

「いや、死んではないよ、けど結構やばかった今も気絶してる」

 

 

「ああ、ならよかった、たとえ自爆でも心理の個性で誰かは死んでほしくないから」

 

 

 

あっさりとした否定に対して胸をなでおろした様子は物間が死んでしまったかもしれなかった事より、心理ちゃんが殺人に関与したかもしれなかった方を気にしていたようで心操の中の明確な区別が分かる

 

 

まあ、人死にが出たかもと言う表現で焦っていたから物間がどうでもいいわけでは無いだろうけど

 

 

 

「うん、私も死んでほしくない、けどね、自爆の度合いは、下手すれば重度の熱中症のような症状で死亡しててもおかしくないくらいでさ、結構危なくて焦ったー」

 

 

「軽く言うけど、それかなり危ないよな」

 

 

 

 

語尾を伸ばしたのんびりとした口調で告げられたびっくりな事実、そうか、死ぬかもしれない可能性があるのは食堂で心理ちゃんが叫んでたから知ってたけど、そういう感じに死ぬ可能性があったんだ

 

 

 

「そう、結構危なくて、元々食堂で倒れたんだけど、人気のないところに運ばないと私の個性の副作用強いからさっき私がいた仮眠室に運んだの」

 

 

「あー、人が多いと情報を取り込む量が多くてより脳に負担を強いるとかか?」

 

 

 

ちょっと考えただけでその答えにたどり着いた心操はやっぱり心理ちゃんと仲がいいんだな

 

 

 

「そう、そんな所」

 

 

「…………もしかして男1人無理に運んだから筋肉痛めたとかか?」

 

 

 

まさかなー、なんて乾いた笑い声を小さく漏らした心操、それに対して、軽く肩を揺らして心理ちゃんは笑ってる

 

 

 

「あったりー、そうだよー、この私が、この腕で、倒れた奴を抱えて、この足で、食堂から仮眠室に、運んだんだ」

 

 

「わー、えっと、お疲れ様でいいのか?」

 

 

「うん、労って自分より重たい男を運んだの、お姫様抱っこで」

 

 

 

苦労の伺えるセリフを本当に疲れた声で言って、深いため息をついている

 

 

 

「それは、大変だな」

 

「ほんとにね、もうヒロシの格好も無駄になっちゃったし」

 

「結構気に入ってたのに残念だな、どうする今度は妹のヒトエとかにするか?」

 

 

 

まさかの兄をした次に妹をシレッと提案するとは思ってなかった

 

 

思わず、吹き出してしまうと、俺と同じタイミングで切島や瀬呂、それに控えめだが、爆豪まで珍しく吹いた音がした

 

 

 

「どーしよ、けど、一回心操の兄弟やっちゃってるからバレやすいし広まりやすいだろうから、別の人の方が良いかな」

 

 

そう言いながら、品定めするようにチラッと俺らの方を向いてきた心理ちゃん

 

 

 

「俺はテメェと兄弟とか死んでもごめんだ!!!!」

 

 

「そっかー、なら、意表をつけていいね、同中も緑谷しかいないからバレにくそうだし、赤いカラコンつければなんとかできそう」

 

 

 

見た目を寄せれば、もう彼女の演技力でどうとでもできるだろう

 

 

 

 

「兄弟なんかいねぇ!!!」

 

 

「私…お兄ちゃんに嫌われてるの……強い個性のお兄ちゃんに比べて私、没個性だから………」

 

 

 

うっわ!ヤベェ、なんか、兄弟っぽい!

 

 

 

「黙れ上位互換ほぼ無しの強個性女が!!テメェの兄とか寒気がするわ!!」

 

 

 

そう怒鳴る爆豪を見てみると、意外なことに律儀に畳んだ心理ちゃんの服を丁寧に持っていて、予想外の優しさに、なんというか感動らしきものを覚える

 

 

 

「んー、だよねー、私やっぱり兄にするなら優しい方がいいから、人使にする」

 

 

「自由か!!」

 

 

 

 

服を持ってない方の手で抗議に合わせて一度爆発を起こしてる、火花が燃え移ったりとかしないか不安だが、爆豪はそういうとこ気にするタイプなので大丈夫だろう

 

 

 

 

「うん、今後母親次第でできる可能性のある義理の兄の選択権は私の自由じゃ無いし架空位いいでしょ?」

 

 

「オールマイトに連れ子はいねぇ!」

 

 

「推しカプ固定の過激派かよ、まあ、私に義理の兄ができるとしたら、それこそ結婚相手に上の兄弟がいるっていうの以外無いと思うけどね。

 

私としては母にはあんな金髪野郎の事は忘れて新しいいい人と一緒になって欲しいけど」

 

 

 

そう言った心理ちゃんがあまりに悲しくて、寂しそうで、そして切実な願いが込められてることが分かる声と雰囲気だったから流石の爆豪も怒鳴りながらの即レスはしなかった

 

 

 

 

「それこそ、テメェが決めれる話じゃねーだろ」

 

 

「まあね、人の心が読めるだけで、それを変える術は私は持ってないからね、もし変えられるなら躊躇いなく変えるけど!」

 

 

「させねぇよ!」

 

 

「止めてみろよ!」

 

 

「心理、耳元で怒鳴るのはやめて貰ってもいいか?」

 

 

「あ、ごめんね」

 

 

 

 

そんなことを話している間に保健室に着いた

 

 

 

 

「思ったよりも遅かったな」

 

 

「しょうがないじゃ無いですか、この学校無駄に広いんですから」

 

 

「心操も増えたのか」

 

 

「切島君たちが連れてきてくれました」

 

 

 

心操に抱えられたまま先に保健室にいた相澤先生の質問に答えている

 

 

 

「人使、ここまで運んでくれてありがとう、私重たいし疲れたでしょ、本当にごめんね」

 

 

「全然大丈夫、心理軽いから」

 

 

 

 

そう言って、相澤先生が無言かつ視線で示したベッドに優しく、壊れ物を置くように心理を降ろした

 

 

そして、その横に服など一式を爆豪が雑に叩き置いた

 

 

 

「爆豪ありがとう」

 

 

「チッ!」

 

 

 

爆豪が舌打ちとはいえ、お礼に返事しただけいい方なのだろう

 

 

 

 

「読解、さっき軽くなら聞いたが、詳しい説明をして欲しい、俺やリカバリーガールはもちろん、もうすぐで校長やハウンドドッグ先生が来るから、集まった先生全員の前で」

 

 

「分かりました」

 

 

 

そう返事をしてのんびりと欠伸を噛み殺している

 

 

 

 

「眠たそうだな」

 

 

「まあ、身体を無理に使った上に私もそれなりに個性を発動させたんで」

 

 

「そうか、だが、まだ寝てもらったら困る」

 

 

「わかってますよ」

 

 

 

眠たいそうに目をこすって、頭を軽く振ってなんとか起きようとしている姿はこんな時だけど、とっても可愛いなと思ってしまった

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