友『TSしたら?』俺『おk、人生やり直すわ』改稿版 作:二ツ井 五時
いやーもうちょっとだ…改稿作業も楽じゃない…
ではどうぞー
いっちねーんせーになったーら♪
いっちねーんせーになったーら♪
とっもだっちひゃっくにんでっきるっかな♪
はい、大きなお友達のみんなー!元気かなー?
小鳥遊 深月だよ!
道場に通い出してから早数ヶ月、私と湊士君は無事幼稚園を卒園しました。
卒園式の時凄かったなぁ。
同級生の女子がね、案の定湊士君に殺到したんだわ。
小学校どこ行くの?とか、お家に遊びに行ってもいい?とか。
ちなみに男子も湊士君のとこ行こうとしてたんだけど、女子が湊士君に集まってるのを見て、またアイツか、仕方ねぇなみたいな感じで比較的落ち着いてた。
おい男子大丈夫か。
そんな幼いうちから諦めなくても良いんだぞ?もっとがっついていこうぜ…
その後湊士君が、
「ねぇ?僕、深月ちゃんと帰りたいんだけどいいかな?」
という爆弾ぶっ込んだが為に、私に女子の羨望と嫉妬の視線が突き刺さりまくり、私は胃を痛めながらお家に帰る羽目になった。
湊士君、君のせいで私は夜道で背中を気を付けなきゃいけなくなったよ。
もっと自分の容姿に自覚を持って…ってまだ6歳だし無理だよなぁ。
いや、湊士君頭良いからその辺分かってそうだとは思うんだけど…
とまぁそんな事があった訳だが、皆さんお待たせしました。
いよいよ私、小学校入学します!
ここまで長かった!
もうね!今からウッキウキよ!
新しいランドセルも買ったし、通学路も確認済み。
深月〜ここからこう行くのよ〜って教えられたけど、ざっと見た感じルートを短縮できそうな所が多くあった。
これは帰宅RTAのタイム短縮に欠かせないね。
それとやっぱりね、人生やり直すのはこっからだと思うのよ。
小学校でやった事って意外と覚えてるものでしょ?
しかも勉強の基礎を学べる。
つまり、今後の人生、勉強も運動も出来る超絶優等生に成れるかはここで決まる。
前世の私はここの5年生でつまづいた。
図形とか苦手なのにハードなサッカークラブに入って体力カツカツのまま授業を受けるとかいう高校生ムーブをかましたせいで、当時のテストはなかなか酷かったものだ。
同じ過ちを繰り返すつもりは断じてないので、剣道をやりつつ体力作り。
家に帰ったら復習してきちんとその日のうちにやった事を覚える。余裕があったら予習する。
それで行こう。大丈夫。2週目じゃないと出来ないけど、2週目だからきっと出来る。
私は深窓の令嬢を決め込むつもりも乱暴者になるつもりも無い。
弱きを助け、強きをパワーで捻り潰す。
私が同じクラスになったからにはイジメなんて起こらないと思え(ドヤァ)
「じゃあ、お母さん!行ってきまーす!」
「行ってらっしゃい。登校中は危ないから塀を飛び越えたり、他人の家の屋根に登ったりしちゃダメよ〜」
「そんなことするわけないけどはーい!」
相も変わらず注意する所が少しズレてる私の母であった。
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結論から言おう。
やはり湊士君は湊士君だった。
持ち前のクールイケメンっぷりを無自覚に周囲へ振りまいていった彼は、入学式に訪れたお母様方から絶大な人気を獲得し、同学年の女子を魅了した。
わけがわからん。
初日だよ?まだ名前もわかんないでしょ?素性すらもわかんないでしょ?
どんだけみんな面食いなのさ。
世の中顔かよ!ふざけんな!
顔が良い奴はそれだけで得だよなぁ!
前世ではイケメンになって生まれたかったぜ!
嘘ですごめんなさい、産んでくれてありがとうお母様。
「はぁ…」
「どうしたの?」
湊士君のモテっぷりに今後の身の振り方で頭を悩ませていると、その悩みの種が心配そうに顔を覗き込んできた。
どうもこうも君の事で悩んでるんだよ、と言えたらどれだけ良いだろうか。
しかし、本人だってモテたくてモテてる訳じゃないのは知ってる。
だから、まあ、私は人差し指で湊士君のおでこを突っついて、
「あう…何するのさ」
「知らなーい」
と、湊士君へのちょっかいで矛は収めてあげよう。
本心?
そりゃくたばりやがれ下さいだよ、このコミュ障イケメンが。
どこか不服そうにしながらも、湊士君はやり返すことなく私の後を着いてきた。
後ろに沢山の追っかけ女子達を引き連れながら。
「湊士くん、今日だけごめんなさいだけど1回私から離れてお願いだから」
「………!?」
ガーン、という効果音が聞こえてきそうなくらいに落ち込む湊士君。いやだってさ、後ろの女子達の視線に私は刺殺されそうだったもん。針のむしろだよ針のむしろ。
しかも幼稚園の頃よりもみんな知恵が付いてきているもんだから何されるかわかったもんじゃない。
勿論コテンパンに穏便にやり返すつもりだけど、無いなら無いに越したことはない。
この時期あたりからだよなぁ〜変にスクールカースト出来始めたの。
こう自分より下の人間を見ることで自分がマシに見えるとかっていう酷い価値観から出来上がるその謎カーストは一種の小政治みたいで息苦しい。
出来れば今世ではそんなスクールカーストなんて物は廃止にしたいものだ。
そのためにも我が幼馴染様には色々頑張ってもらうことにしよう。
そんな事を考えながら、私は先生の学校で暮らす上での注意などを聞き流すのであった。
いかがでしたでしょうか?
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では次回もまたよろしくどうぞー
訂正:並び順を間違えたので直しました。申し訳ありません。