友『TSしたら?』俺『おk、人生やり直すわ』改稿版 作:二ツ井 五時
めっちゃ嬉しかったです。
感想返すのあんまりしないんで基本はGood付けてます。
なのでGood付いてたらあ、読んだんだなって思ってください()
では、どうぞー
小学校に入学して、そろそろ教室の雰囲気にも慣れ始めてきた今日この頃。
私と湊士君はとある問題に頭を抱えていた。
「どうしよっか湊士君…」
「僕は深月ちゃんが居れば別に」
失礼、私だけだった。
友達が!居ないんだ!
皆さんお忘れだと思うのでもう一度言っておくと、私は『元』男だ。
女子の友達の作り方なんてこれっぽっちもわからない。
その上私の前世はオタクコミュ障とかって言うコミュニケーション能力が壊滅的な状態であった。
ぼっちじゃなかっただけマシかぁ…無理やりぼっちにされかけた事はあるけど。
で、まごまごしてる間の湊士君と言えば、男子に誘われても断固として私の傍から離れようとしない。
人見知りかと言えばそうじゃなくて、多分私が遊んでないからだと思う。
だから私に気にしないで遊んでいいよ?と、伝えてもやっぱり離れない。
お陰で湊士君にも友達は居ない。
…湊士君のコレは依存なのだろうか?
将来メンヘラとかヤンデレの道に進ませないように気をつけなくては!
依存ダメ、絶対。
話が逸れましたごめんなさい。
とにかくだ!
男でも女でも誰でもいいから友達を作らなくちゃ!
班で別れて活動する時に、話せる人が1人も居ない時の気まずさは私が1番知ってるだろ!
何とかしなきゃ。
と、私はみんながドリルを一生懸命やってるなか、1人そんな事を考えていた。
あ、授業中です。
さっきの会話はアイコンタクトでやってました。
え?ドリルをやれって?
いや、全部家でやっちゃったからやる事ないのよ。
湊士君も同様ね。
仕方ないからノートに同じ事書いてるよ。反復練習は大事だからね。特に算数系は。
今のところ計算って言っても四則演算。しかも掛け算割り算じゃなくて足し算引き算の話だからこれといって困ることは無い。強いて言うなら余裕ぶっこいてすらすらすらーっと解答書いて、計算ミスって間違えるくらい。
なーんで3+5を6って書いたんですかねぇ(頭抱え)
しっかり直しました。
あとゲームかなんかの話題出せたらいいんだけどね。
でも、小一の頃なんてゲーム機持ってる奴の方が少ないでしょ?
ましてや私、女子ですし。
女子で小一からゲームやる猛者っているのだろうか…
そして今世に転生してからめっきり触らなくなったよゲーム。
周りにやる人居ないとホントにやらないよねーゲームって。
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昼休み。
「ねぇねぇ!何お話してるの?」
「えーと?」
「私、深月!よろしくね!」
私は女子が集団で話をしてる所にケツイを固めて参加してみた。
聞いてると、土崎さんという方はピアノのお稽古をしているらしく、最近新しい曲を弾けるようになったとか。
田沢さんは何キュアがカワイイとか。
アイドルがどうとか、あの子が何してたとか。
正直に言おう。
無理だぁ!(涙)
アイドルとか何キュアだとか私テレビあまり見ないし!
ピアノのお稽古とか私そんな優雅な習い事してないし!
さすがお喋り大好き女の子。
全く話に着いてけない。
これについて行くには聖徳太子並の情報処理能力が必要だ。
あ、実際にはいなさそうなんだってね聖徳太子。聞いた時おったまげたわ。
だから私は仕方ないので、
「へぇー、凄いね土崎さん!将来はピアニストだね!」
「えー?そーかなぁ」
「うんうん、やっぱり○○キュアはカワイイよね!しかも強いし!」
「そうだよね!私はピンクが好きー!」
「あ、私も私も!」
「アイドルのダンス踊れるの?凄い!やっぱ大嵐のメンバーはカッコイイよね!」
「うん!アリサ、小野くんが好きなのー!」
と、話を聞いた情報だけで上手くよいしょしてました。
もう少しテレビを見ようと思いました。
しかもそれで終わればいいのに、どんどん人が集まる集まる。
何話してるのー?私も混ぜてー!
あーでもないこーでもない。
待って、私はそんな上辺だけで繋がるような感じじゃなくてもうちょっと踏み込んだ感じの友達を…
あーもうメチャクチャだよ!
私のお目目はぐるぐる混乱状態。
流石にこれは私の手に負えないです。
助けて欲しいなーと湊士君に視線を送ると、湊士君が何やら口パクで何事か伝えようとしてくる。なになに?
「が、ん、ば、れ?」
喧しいわ!
いや、口パクで話してたから喧しくは無いんだけど。
いいから助けてよ!
来るだけでいいから!
来ればモーセの海割りの如く女子掃けてくと思うから!
そんな切なる思いが通じたのかようやく湊士君が重い腰を上げてこちらに近づいてくる。
中々に不機嫌そうな顔をしながら歩いてくるが、そんな彼を認識した女子が1人、また1人と私から離れていく。
案の定、湊士君が近づいてきたら女子が割れた。
私への1本道が出来た。
湊士君は左右を見てひとつため息をつくと私に向かってこう聞いた。
「…こういう時、僕はどうしたらいいの?」
それに対して親指を立てながら私はこう答える。
「笑えばいいと思うよ」
湊士君の乾いた笑いが印象的だった。
いかがでしたでしょうか?
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では次回もまたよろしくどうぞー