友『TSしたら?』俺『おk、人生やり直すわ』改稿版   作:二ツ井 五時

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お久しぶりです。初めましての方はお初。
二ツ井です。
エタってごめんなさい。ネタ切れしたんです。
なので今度はきちんと話続くようにペース落とし目でダラダラ長々適度に書いていきます。
第1話です。
では、いつものやりますか。

「カオス足りてる??」


本編
第1話 【TS】TSしてみたった【RTA】


ふと思った。

 

「俺の人生、辛くない?」

 

元々人付き合いが得意な性格ではないのもあって、ほんのひと握りの人間以外には煙たがられていた。

俺は社会的な発言権が黙殺されている様に思えた。

誰にも、俺の声は届かない。

今の社会は個性を伸ばすだのなんだの言ってるが、和を乱すのは個性とは認めず"害悪"だと決めつける風潮があった。

そんな生き辛い世の中でも友人は居た。

少ないながらも俺の個性を許容してくれる人達は確かにいた。

そいつらも言わば俺と同じ様に、言ってしまえばはみ出しものだった。

黙ってれば普通なのにどうしようもなく空気が読めないやつ。

広く浅くにしか付き合えず、そこまで他人と深く関わろうと出来ないやつ。

得意な事は凄いのに、それしか出来ないやつ。

色んなのがいたけど、誰も彼もが何かしら人に対して諦めていた。

そんな奴らとバカやって生きていくのも悪くないとも思っていた。

でも社会はそんな俺たちを許容しなかった。

多数が良しとされ、俺ら少数派は淘汰される。

そんな世の中をとてつもなく窮屈に感じた。

俺は思わず友達に愚痴ったらこんな回答が返ってきた。

 

「TSしたら?」

 

目から鱗だった。

というわけでTSしてみる事にしました!享年18歳!

手段は首吊り!よいこのみんなはマネしないでね!

ちゃんと遺書も残したし、クッソ親不孝なことを除けばやり残したことは無い。

今回の人生では親孝行しよう。

ありがとう旧母さん、旧父さん。

俺は今世で新母さんと新父さんにめっちゃ親孝行します。

弟よ、後は頼んだ!

ちなみに現在の俺の状況を説明すると、いや、TSしたしこれからは『私』って一人称にしよ。

俺は今ここで死んだのだ。

では改めまして。

私の名前はまだない。

生まれたてホヤホヤの女の子だよ!

生後0ヶ月なのに人の言葉を解するよ!

前世の記憶引き継ぎだったからね、仕方無いね!

え?赤ん坊はそこまで脳味噌発達してないって?

………。

転生力ぅ…ですかねぇ?

そこは気合だよ気合!

今私は看護婦さんの腕の中に抱かれている。

生まれた時ってほら回収されるじゃん?看護婦さんに、今そこよ。

でも、あれ?なんかおかしいな?

なんか周りがザワザワ動揺して…あ、そっか。

産声あげ忘れてた。

 

「おんぎゃぁ!おんぎゃぁ!」

 

おお、これは良い産声。

自己採点100点中120点満点だね。凄いぞ私。

私が産声をあげたので安心したのか、周りの動揺は収束していた。

看護婦さんが私を私の母に渡した。

母は私を恐る恐る受け取ると感極まったのか泣きながら私を優しく抱きしめた。

私の体は母の温もりに包まれた。

前世じゃあこんな事されたら恥ずかしくて突っぱねてしまったが、今この体だと突っぱねられないし、したくない。

腹を痛めながら産んでくれたのだ、そんな薄情をしたら罪悪感でもう1回転生をキメちゃう。

母は私に語りかけるように、私の名前を教えてくれた。

 

「生まれてきてくれてありがとう。貴女はミツキ。タカナシミツキよ」

 

と言う訳で私こと『タカナシ ミツキ』爆誕しました!

これから大事に育ててね母さん?

私、貴女の自慢の娘になるから!

 




〜遺書の内容〜
拝啓、前略、中略、後略。
追伸、兄人生辛くなったので転生します。
後は頼んだ、弟よ。頼りにしてるゾイ☆

弟「???????????」

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なんて事があったりするかもしれませんね。
次回もよろしくです。
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