友『TSしたら?』俺『おk、人生やり直すわ』改稿版   作:二ツ井 五時

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感想が来て嬉しかったです!
待ってる人がいるんだなぁ…
完結したら褒めてください。


第21話 【戦う相手を】対決!佐藤少年【間違えた】

さて、要件も済んだしこのまま帰ってもいいんだけど、それだときっと今後彼との関係はギクシャクする。

というか、多分会ったら凄い悪態を突かれると思うので、彼の気が済む方法で鬱憤を晴らしてあげよう。

まあね!これも年長者の務めってやつですよ!(同い年)

 

「佐藤くん、ちょっと外で遊ばない?」

「やだよ、なんで女と一緒に遊ばなきゃなんねぇんだよ」

 

だと思った。

で、こういう奴に限って案外安い挑発に乗ってくれるんだよね。

そうと決まればやっすぅい挑発をして焚き付けてあげよう。

 

「あれー?私のこと怖いのかなぁー?そうだよね〜私の幼なじみにボコボコにされたザコだもんね〜私のこと怖くても仕方ないかぁ〜ww」

「んだとぉ?!」

 

ほーら乗ってきた。

 

「佐藤くん、勝負しよう」

「あ?」

「私とかけっこで勝負しよう。私が勝ったら私と仲良くして欲しい」

「嫌に決まってんだろ」

「佐藤くんが勝ったら私の事手下にしてもいいよ?女子を手下にした〜って友達に自慢できるんじゃない?」

「…チッ、いいぜ。やってやるよ」

 

チョロいなぁ〜

きっと今の私はかなり悪い笑みを浮かべてるんじゃないかな。

ところで、今の私の服装はまぁ走るのに向いてない訳なんだけど、ご安心ください。

実はこの下、短パンなんですわ。

乙女のスカートは鉄壁でしてよ〜!!!

靴はサンダルだけど、まぁハンデでしょ。

多分私、佐藤くんより足速いし。

表出なよ。

 

──────

 

はい、所変わって公園です。

本当は公園に行くまでを競争にしようかなとも思ったんだけど、道路で遊ぶと車が怖いからね。

え?車くらい何とかするだろって?

私は良くても佐藤くんは無理でしょ(真顔)

ルートは公園の入口から出口までの一直線を突っ切るコース。

この公園、小学生の私達から見ればかなり広く感じるんだよね。

だからまぁ20mくらいは距離あるんじゃないかな。

そういえばかけっこって途中で徒競走になったけど、徒競走の徒ってなんだろうね。

話が脱線した。

私はスタートラインを足で引いて、佐藤くんの方を向く。

 

「こっからスタートね。別に線からはみ出てもいいよ?」

「ズルじゃん。かっこわりぃ」

 

どうやら彼の行動基準はカッコイイかどうかが基準らしい。

…やっぱり単純なんじゃなかろうか。

さあ、肩を並べてスタートラインに立つ。

 

「合図はそっち出しなよ。それでズルだって言われたくないし」

「わかった、じゃあ位置について」

 

おっといきなりか。

私は急いで走る構えを取る。

体を前に倒して両足の踵を浮かせる。

本来ならクラウチングスタートする所だけど、ここは佐藤くんにズルって言われない為にもしっかり彼と同じ姿勢を取る。

小学生が普通知ってる訳ないもんね。

 

「よーい…ドン!」

「ふっ!」

 

その合図と共に私の体は跳ね飛んだ。

つま先に力を集中させるイメージで、地面を蹴る。

ただサンダルだからすげぇ走りにくい。

脱げそうになるのがめちゃくちゃ気になる。

家に帰ったら足洗わないと土まみれだろうなぁ。

佐藤くんはと言えば私のちょっと後ろの方を走っている。

ただ、このまま走れば距離はどんどん離れていくだろう。

そうこうしているうちに、ゴールに到着。

しっかり彼と差を開いたまま、私は彼との勝負に勝った。

 

「はぁっ…!はぁっ…!くそっ」

 

息も絶え絶えと言った様子の佐藤くん。

そうだよねー、僅差だったら俺の方が速かった!って言えたけどこの差じゃねぇ。

しかもこっちサンダルだしねぇ。

彼の目からは文句のひとつでも言ってやりたいって意思が伝わってくるけど、何も言えない状況なのでただ佐藤くんは歯噛みするだけだった。

 

「私の勝ちぃ!」

「まだだ!」

 

え?

まだ?

佐藤くんは膝に手を付きながら今度は公園のジャングルジムを指さした。

 

「あれの1番上に…!登れた方の勝ち!」

「うん、いいよ」

「は?」

 

私はそこから助走を付けて、走り幅跳びの要領でジャングルジムに飛びつく。

そしてパイプに脚をかけて外側から、悠々と壁を走るように天辺へと登っていった。

 

「私より速く登れるなら登ってみてよ」

「……は?」

 

あらら、ポカーンとしてらっしゃる。

まあ井の中の蛙だったし仕方ない仕方ない!

上には上がいるもんだ。

 

「で?次は何で勝負するの?何でも受けて上げる!全部私が勝つけどね!」

「…っ!なら次はコイツだ!」

 

その後、私と佐藤くんはめちゃくちゃ勝負した。

ブランコから飛んだり、シーソーから飛んだり(危ないからみんなは止めようね!)砂場を無限に描き出したりした。

空が赤くなってきて、そろそろ帰ろうってなった時に

 

「次は負けねぇから」

 

と、言ってきた佐藤くんに対して思った事は。

デレたな。

その一言である。

佐藤くんはそのまま家に帰るらしいので、お母さんにお邪魔しましたって伝えてと言っておいたが、まぁ伝えないだろ。

私も私で家に帰る。

湊士くんにバレて拗ねられたけど。

どうして君が拗ねるんだい…?

 




投稿時間ブレブレなのはまぁ空き時間見つけて書いてるからでっせ
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