目が覚めたらオビ=ワンになっていたがアナキンがどこかおかしい件について(白目) 作:トロロ将軍
あれから10年・・・
アナキンを
現在俺達は評議会からアミダラ議員の護衛を命じられ、元老院アパート・ビル最上階のナブー大使館へ向かうためエレベーターに乗っている。
「緊張しているのかアナキン?」
「10年ぶりに会うんです。忘れられてたらどうしようかと」
俺は隣でソワソワしているアナキンに話しかける。どうやらアナキンはパドメに忘れられていないか不安らしい。俺は「大丈夫だ」とアナキンの肩を叩き、最上階への到着を待った。
「オビー!久しぶりネ!」
最上階のナブー大使館に到着すると、ビンクスが出迎えてくれる。初めてあった時はグンガンの都を追放されていた彼も、今ではナブーの準惑星代表だ。
互いに再会の抱擁を交わすと、奥からパドメが現れる。
パドメは俺に一礼した後、アナキンに視線をやる。そのまま数秒アナキンを見つめるパドメだったが、ふと「アニー?」と呟くと、その表情は満面の笑みに変わり、アナキンに近寄って行った。
それから2人は再会の抱擁と会話をしていたが、このままでは話が進まないため、俺は申し訳なく思いながらも会話を中断させ、席へと促す。そこで改めて、俺達が評議会からパドメの身辺の護衛に派遣されたことを伝える。
「ご安心くださいアミダラ議員。議員の身体に傷一つ負わせません」
アナキンもそう言ってやる気を見せる。議員のことをパドメではなくアミダラ議員と呼んだあたり、公私の区別はできているらしい。本当に良く育ってくれた。
「私の護衛もそうですが、お2人には何としても襲撃者の逮捕をお願いしたいのです。共和国軍創設の投票は間近です。不安の種は減らしておくに越したことはありません」
しかしパドメは護衛ではなく、犯人の逮捕に力を注いで欲しいと俺達に告げる。そのまま話は平行線を辿ったが、最終的に何か事が起きた際は犯人の追跡に力を注ぐことに決定した。
「彼女は最初僕のことがわからなかったみたいです」
パドメが去った後、アナキンが俺に呟くように言った。しかしパドメに落ち度はない。アナキンは10年前と比べてとても女性らしく成長した。髪型こそショートヘアのままだが、その他の部分が変わり過ぎている。恐らく誰が見てもアナキンだとは瞬時に気が付けないだろう。
「お前があまりにも綺麗に成長したからだよアナキン。それに議員もすぐにお前だと気づいただろ。気にするな」
そう言って肩を叩いてやると、アナキンは少し嬉しそうに微笑んだ後、護衛の為にパドメの後を追って行った。
その夜。
アナキンはパドメの寝室で直接護衛を、俺は部屋の外で警戒を強めていた。原作通りなら今晩仕掛けてくるはずだ。しかし襲撃者がどんな方法でパドメを襲うかが思い出せない。10年経って俺の原作知識も薄れてきている。大きなことは覚えているが、小さなことになるといくつか抜け落ちてしまっている。
「爆弾とかの大規模なものではなかったはずだけど・・・何だったかな?」
うーん、思い出せない。まぁアナキンが寝室にいるから大丈夫だとは思うが・・・。
その時、寝室から若干のフォースの乱れを感じる。何かが起きた!
俺は急いでパドメの寝室へ向かい扉を開けた。
寝室には上半身裸でライトセーバーを構えるアナキンとタオルを持ったパドメがいた。・・・どういう状況?
いや、そんなことはどうでもいい。今は犯人の追跡が最優先だ。部屋を見渡すと窓の外に小型の飛行ドロイドが浮いているのを発見する。ドロイドは見つかったのを悟るとその場を離れようとするが、逃がさん!
俺は窓を破ってドロイドに掴まる。アナキンが「
俺はフォースを使用し、ドロイドから振り落とされないようにしながらコルサントの夜空を飛ぶのだった。