クワイ=ガンside
私の弟子のオビ=ワンが次々とドロイドを倒している。
ドロイドは彼に任せておいて大丈夫だろう。私は通商連合総督のヌート・ガンレイの捕縛に専念しよう。ガンレイのいる司令室は現在防壁で閉ざされているが、ライトセーバーの前では紙に等しい。
私はライトセーバーを防壁に突き刺し溶解させる。ふと弟子を見ると迫りくるドロイドを切り伏せ、フォースで吹き飛ばしている。彼は弟子になった時から真面目で修業に熱心だったが、1年程前からより修業に打ち込む様子が見られている。いったい彼に何があったのだろうか?
そんなことを考えていると防壁が厚くなったのを感じる。無駄なことを。私はよりライトセーバーを押し込み追加の防壁を溶解させていく。
「師匠、新手です!」
弟子の声に反応し通路を見ると2体のドロイドがシールドを展開している。ベテランのジェダイでも苦戦するデストロイヤーだ。
扉の溶解を中断して弟子と共闘し、ドロイドのブラスターを跳ね返す。しかし跳ね返したブラスターはシールドに阻まれる。やはりシールドは厄介だ。
私が弟子に目配せすると頷き返してくる。阿吽の呼吸というやつだ。ドロイドの射撃が止んだ一瞬の隙をついてこの場を撤退する。このまま奴とやりあってもこちらが不利だろう。
そのまま弟子と二人でドロイドをかわしながら上陸艇らしき物が発進準備を進めている格納庫にたどり着いた。
「師匠の言う通りでしたね。交渉はすぐ終わりました」
弟子が私を見てそんなことを言い出した。生意気な弟子だ、誰に似たのやら・・・私か。
そんなことを考えつつ私と弟子はそれぞれ別の上陸艇に忍び込みナブーで合流することを決める。
ドロイドの目を盗み上陸艇に忍び込み、いざ出発というところで私はあることに気が付いてしまった。
着陸場所が別だったら合流できないのでは?
そんな私の疑問と共に上陸艇は通商連合の戦艦から発進し、ナブーへ向かうのだった。
オビ=ワンside
上陸艇に忍び込んでナブーに上陸することに成功した。
オビ=ワンに憑依してから初めての戦闘だったが、何とかなるものだな。修業の成果が出ていると思いたい。残念ながら1年でソレスは身につかなかった。次の機会までには習得しよう。
「しかし、ここは何処だ?」
上陸艇から降りると森の中だった。フォースを使用し師匠の位置を探る・・・こっちか。
フォースの示す方向へ走ると丸っこい飛行ドロイドに見つかった。いたなこんなやつ。
素早くライトセーバーを起動し放たれるブラスターを跳ね返していくが、なかなか当たらない。バトル・ドロイドより小さいこのドロイドに跳ね返すのは今の俺の技量では難しいようだ。
このままだとドロイドに当たらないことを悟った俺は背を向け走り出す。近くに師匠がいるのはわかっている。代わりに倒してもらおう。原作でもそうだったはずだ、原作通りだから大丈夫!
「師匠!」
少し走ると師匠と珍妙な生物を見つけた。確かグンガンとかいうナブーに生息する種族だったはずだ。
師匠は俺の声に反応すると放たれたブラスターを跳ね返し、いとも簡単に飛行ドロイドに命中させた。やはり経験と技量の差だろう。
師匠と合流してから話はトントン拍子に進んだ。
師匠と一緒にいたグンガン『ジャー・ジャー・ビンクス』・・・言いにくいな、『ビンクス』にしよう。そのビンクスの案内でグンガンの水中都市に向かう。
水中都市でグンガンのボスに通商連合と闘う協力を求めるも結果は拒否!どうもナブーの人間との確執があるらしい。その代り師匠の交渉でグンガンの水中乗り物とビンクスの協力を得ることができ、星の中心を通ってナブーの首都『シード』へ向かうことになった。この間俺の出番なし!全部師匠がやってくれました。流石師匠!
ちなみに海底の巨大生物は怖かったです。原作で存在は知っていても実物を見るとヤバいね・・・。
そんなこんなで首都シードに到着した俺達は運よくドロイドに連行される女王とその側近に出くわすことができた。
師匠と目で合図して飛び出すタイミングを図る。
「今だ!」
師匠の声と共に俺達はドロイドに飛びかかる。戦艦の時と違いそこまで数はいないため師匠と二人で一瞬で蹴散らしてしまう。
ドロイドを片付けた後師匠は女王と話をしている。確か「助けに来ました」とかなんとか言ってたシーンだったはずだ。そのまま師匠は女王一団を先導し、宇宙船のおいてある格納庫へと向かう。
師匠の活躍がすごいなぁ。まぁ原作のep1でもメインはクワイ=ガンだったし、オビ=ワンは最後のダース・モール戦まで目立った活躍がなかったし仕方ないね・・・。
そんなことを考えながら俺は女王一団の殿として後方の警戒につくのだった。