目が覚めたらオビ=ワンになっていたがアナキンがどこかおかしい件について(白目)   作:トロロ将軍

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ナブー脱出!タトゥイーンへ

宇宙船格納庫は当然ながらドロイドに占拠されていた。パイロット達も数名捕まっている。俺達の目的は格納庫中央に停泊している銀色の宇宙船『ロイヤル・スターシップ』だ。名前にロイヤルとついているから女王専用の宇宙船なのだろう。

 

師匠(マスター)は警戒中のドロイド達の中を悠々と歩いて行き、宇宙船昇降口を警備するドロイドに「コルサントに向かう」と言い放った。映画を観ていた時から思ってたけど、どうかしてるぜ師匠(マスター)

 

当然ながらこちらの要求を拒否して攻撃してくるドロイド達。師匠(マスター)は成功の見込みがあったのだろうか?

 

師匠(マスター)が宇宙船周辺のドロイドを片付けている間に俺はパイロット達を解放していく。通常のバトル・ドロイドなら朝飯前だ。

 

粗方ドロイドを片付けた後はナブーからの大脱出だ。助けた女王一団とパイロット達を宇宙船に乗せ格納庫から出港する。しかしコルサントに向かう前に越えねばならない難所がある。ナブーを封鎖している通商連合の艦隊だ。宇宙船がナブーを出てからすぐに艦隊の砲撃にさらされる。ファイターと違い宇宙船に砲弾をかわし続ける機動性はない。パイロットの技量で何とかかわしてはいるが、それでも船体への命中弾は少なくない。

 

「シールドが持ちません!」

 

パイロットからの悲痛な叫びが聞こえる。彼の叫びと同時に宇宙船のシールドが消失する。このまま攻撃を喰らえば宇宙の藻屑だろう。

 

だが大丈夫。原作ではアストロメク・ドロイドの『R2-D2』がギリギリで修理を完了しジェダイ一行が脱出できるのだ。今までずっと原作通りだった。今回だって大丈夫なはずだ。そう自分に言い聞かせる。そう思わなければ耐えれない。この状況で俺にできることなど祈ることくらいしかないのだから・・・。

 

「シールド回復!チビがやりました!」

 

祈りが通じた!いや、原作通りといった方がいいかもしれない。ともかく俺達の宇宙船は封鎖艦隊を突破し一路コルサントを目指す。

 

しかし問題が発生する。先ほどの攻撃で船のハイパードライブが損傷しハイパースペースに入れないのだ。

 

仕方なく俺達は近くにある無法の惑星『タトゥイーン』に向かう。当初女王の側近や警備隊の面々はタトゥイーンへ向かうのに難色を示していたが、女王の一言でタトゥイーン行きが決定したのだ。

 

銀河共和国に加盟していない惑星タトゥイーン。スターウォーズシリーズでは何かと登場するこの惑星は法の通じぬ無法地帯だ。原作では特に何ともなかったが実際はどうかわからない。まぁ俺は原作通り宇宙船を守る役目につくだろう。ワトーとのやり取りやポットレースは全部師匠(マスター)がやってくれるさ。

 

そんなことを考えていると正面にタトゥイーンが見えてくる。ここでは最後にシス卿の『ダース・モール』に襲われるはずだ。原作では師匠(マスター)が1人で闘っていたが、俺が参戦すればこの星でダース・モールを討てるかもしれない。そうすれば後のナブー戦でもこちらに余裕が生まれるはずだ。

 

未来を変えるポイントの1つがこの惑星にある。

 

そう考える俺は無意識に腰に下げているライトセーバーを強く握り締めていたのだった。

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