目が覚めたらオビ=ワンになっていたがアナキンがどこかおかしい件について(白目)   作:トロロ将軍

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前回出てきて終わったアナキン。

今回はきちんと会話させます(;^ω^)


アナキン・スカイウォーカー

目の前にいる少年は綺麗な瞳をしていた。とてもこの少年が1人の女性の為に銀河に絶望をもたらすとは思えない。

 

そんな少年はチラチラと俺を見てはモジモジと身体をゆすっている。容姿も相まって可愛らしい姿だ。

 

「やぁ、私はオビ=ワン・ケノービ。君はこの店の従業員かな?それにしては少々若すぎる気がするけど・・・」

 

「・・・僕はアナキン・スカイウォーカーです。僕は、その、従業員みたいな、もの、です」

 

俺が話しかけると彼は一瞬身体をビクつかせ、たどたどしく返事を返してくれる。

 

おかしい・・・。彼はパドメと話すシーンで強気な様子を見せていた。それがどうだ?今目の前にいる少年は頬を赤らめて緊張した様子で俺と会話しているではないか。もしかして別人か?しかしアナキンと名乗っているから本人なのだろう。うーむ・・・。

 

その後も俺はアナキンに話しかけた。別の惑星から来た事、宇宙船が故障してしまった事。もちろん俺がジェダイであることなどの重要なことは伏せてある。

 

会話中最初は消極的だったアナキンも話が進むにつれて積極的に質問してくるようになった。俺の緊張も話が進むにつれて解けていった。これでファーストコンタクトはバッチリだ。アナキンからの質問の8割程が俺についてのことだったことには少し違和感を覚えたが、元々このシーンはパドメが会話をするシーンなのだから多少の変化があってもおかしくないだろう。

 

そんなこんなでアナキンと二人で会話を楽しんでいると奥から師匠(マスター)とパドメが戻ってくる。表情からして交渉は失敗したのだろう。知ってた。

 

「待たせたなオビ=ワン。一旦帰ろう」

 

これから対策を考えたいのだろう師匠(マスター)が俺を呼んで店を出る。それに続こうと席を立つとアナキンが俺の手を掴んできた。そんなにお話しの続きがしたいのだろうか?

 

「大丈夫だよアナキン。また店に来ると思うから、その時にまたお話しよう」

 

そう言って俺はアナキンの頭を撫でる。するとアナキンは顔を真っ赤にして俯いてしまった。流石に9歳の子に頭を撫でるのはやり過ぎたかな?9歳といえば頭を撫でられる歳でもないだろうし。

 

そんなこんなでワトーの店を後にした俺達一行だったがその表情は暗い。

 

「何とか宇宙船のパーツを手に入れなければコルサントへは行けん」

 

「しかしタトゥイーンで流通している貨幣を手に入れなければパーツは手に入りません。まずはお金を手に入れなくては」

 

道の端で師匠(マスター)とパドメが眉間に皺を寄せて話し合っている。最悪宇宙船に置いてある備品を売れば多少のお金にはなるだろうがパーツを買うには到底足りない。

 

最終手段としてライトセーバーを売るという手がある。ライトセーバーはジェダイが自ら作る武器であり、当然市場には流通していない。任務で殉職したジェダイのライトセーバーは誰かが拾って市場に流しているだろうが、この広い銀河からしたら微々たる量だ。(ブラスター)が発達した世界ではあるが、マニアからしたら喉から手が出るほど欲しい代物だろう。

 

この最終手段を師匠(マスター)に提案しようとした時、右腕の袖が誰かに引っ張られる。

 

そちらを見ると先ほどワトーの店で別れたアナキンが俺の袖を引っ張っていた。

 

「やぁアナキン、さっきぶりだね。仕事はどうしたんだい?」

 

俺はしゃがんで目線を合わせるとまだ仕事中のはずのアナキンに話しかける。

 

アナキンは顔を赤らめて俺から目をそらすも「仕事は終わったんだ」と返してくれた。そういえば原作でも仕事を早上がりしたアナキンは師匠(クワイ=ガン)達と昼間に出会っている。

 

「あのねオビ=ワンさん、もうすぐ砂嵐が来るんだけど何処かでやり過ごすアテはあるの?」

 

俺にそう聞いてきたアナキンに師匠(マスター)は宇宙船に戻ると答えるが、アナキンはそんな時間は無いと返す。タトゥイーンの砂嵐は強烈らしく、このまま外にいては俺達はやられてしまうとのことだ。

 

「行くところが無いなら僕の家に来なよ」

 

師匠(マスター)達と対策を話し合っているとアナキンが魅力的な提案をしてきた。確かポッドレースの話はアナキンの家で聞いた筈だしここでこの提案に乗らない手はない。

 

師匠(マスター)、考えている暇はないようです。ここは彼の提案に乗りましょう」

 

俺はアナキンの提案に賛成すると、師匠(マスター)も他に手がないのか賛成してくれた。

 

しかし師匠(マスター)とパドメが俺を見て何か言いたげな表情をしていたのが気になる。いったいどうしたのだろうか?

 

ともかく俺達は砂嵐を回避すべくアナキンの案内で家に向かうのだった。

 

・・・しかしアナキンは何で俺の服の袖を離さないのだろうか?

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